特別措置法

新語時事用語辞典

特別措置法

読み方：とくべつそちほう
別名：特措法

特定の物事に関して、現行の法律では適切に対処できない場合に、特別に制定される法律。

特別措置法に関する法案は「特別措置法案」と呼ばれる。略称「特措法」から「特措法案」と呼ばれることも多い。

特別措置法は、主に、緊急の問題に対して時間や適用対象を限定して制定・適用される。大震災への対応を想定して1978年に制定された「大規模地震対策特別措置法」（大震法）、2001年の「9.11」（アメリカ同時多発テロ）発生を機に制定された「テロ対策特別措置法」、大規模な災害からの復興支援を目的とする「被災市街地復興特別措置法」、などのような例がある。

（2011年8月23日更新）

デジタル大辞泉

とくべつそち‐ほう〔‐ハフ〕【特別措置法】

読み方：とくべつそちほう

緊急事態などに際して現行の法制度では対応できない場合に、集中的に対処する目的で特別に制定される法律。大規模地震対策特別措置法・テロ対策特別措置法など。特措法。

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特別措置法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/03/28 23:10 UTC 版)

「措置法」の記事における「特別措置法」の解説

緊急事態などに際して現行の法制度では対応できない場合に、期間や目的などを限って集中的に対処する目的で特別に制定される法律。特措法と略される。

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「特別措置法」の例文・使い方・用例・文例

• 当社は租税特別措置法に基づき資産償却を行った。
• 商事調整特別措置法という法律
• 以前,特別措置法によって赤字からの再建を図った地方公共団体
• 地域改善対策特別措置法という,被差別部落に関する法律
• 同和対策事業特別措置法という法律