動物に対する効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/11 05:06 UTC 版)
チョコレートに含まれるテオブロミンの量は、人間にとっては害になるほどの量ではないが、犬や猫や鳥類のようにテオブロミンの代謝速度が遅い動物にとっては害になりうる。小型犬で50 g程度、中型犬で400 g程度のチョコレートを摂取すると、犬はチョコレート中毒を起こし、消化不良、脱水症状、過度の興奮、心拍数の増加などの症状が表れる(製菓用チョコレートなど、カカオ含有量の多い製品では、これよりもずっと少ない量で症状が出る)。酷くなるとてんかんのような発作を起こして死に至ることもある。 アメリカグマがチョコレートを摂取して心不全で死亡した事件が何例か報告されている。
※この「動物に対する効果」の解説は、「テオブロミン」の解説の一部です。
「動物に対する効果」を含む「テオブロミン」の記事については、「テオブロミン」の概要を参照ください。
- 動物に対する効果のページへのリンク