動物による生薬利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 02:24 UTC 版)
ボルネオ島に住むオランウータンは、鎮痛作用をもつ植物ドラセナ・キャントレイ(英語版)を口で磨り潰して患部に塗り付けるほか、他の霊長類ゴリラ、チンパンジー、ボノボなどにも、寄生虫対策、止血、下痢止めなどに薬用植物を利用する様子が見られる。 チンパンジーには傷口に虫を磨り潰したものを塗り付ける様子が確認された。 チンパンジー、オウム、ウシ、コウモリ、ネズミ、ゾウには、土を食べる習性があり、ミネラルの吸収以外にも寄生虫対策、胃腸障害の改善などの効果が仮説として挙がっている。
※この「動物による生薬利用」の解説は、「生薬」の解説の一部です。
「動物による生薬利用」を含む「生薬」の記事については、「生薬」の概要を参照ください。
- 動物による生薬利用のページへのリンク