おもな登場人物
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「失われた時を求めて」の記事における「おもな登場人物」の解説
私〈語り手〉(Narrateur) 物語の主人公。姓・名とも物語中では不明。パリの裕福なブルジョアの家庭に生まれた男性。父親は高級役人。母親と祖母(母方)の愛情を一心に受けて育った。身体が弱く繊細。読書好き。兄弟はいない。祖父は株式仲買人であった。 母 語り手の母親。幼い語り手がベッドで眠る前に、おやすみのキスをする習慣がある。幼い語り手にはそれがないと耐え難い。ある晩は遅くまで眠らずに、両親が来客のもてなしを終えて2階に上がって来るまで待ち続け、足音がすると階段まで飛び出していってキスをねだったこともある。その時母は一晩中、語り手のベッドに寄り添い、ジョルジュ・サンドの『フランソワ・ル・シャンピ(フランス語版)』(孤児フランソワ)を読み聞かせる(義母と息子の恋愛部分は飛ばして)。語り手が成長したある冬の寒い日に、外から帰ってきた息子に紅茶とプチット・マドレーヌを出す。 レオニ叔母 コンブレ―にいた親戚。語り手の大叔母の娘。灰色の古い家に住む。裏手に庭に面したところに語り手一家が滞在するための別棟がある。幼い語り手は、レオニ叔母の家で、紅茶やシナノキの花のハーブティーに浸されたマドレーヌを食べた思い出がある。 祖母(バチルド)(Bathilde Amédée) 語り手の母方の祖母。孫の語り手に深い愛情を注ぐ。少年の語り手を連れてノルマンディーの避暑地バルベックにバカンスに行ったことがある。語り手が成長後には、体調がすぐれない中、語り手と一緒に出掛けたシャンゼリゼ公園で発作を起して重篤になり、死去する。 ゲルマント公爵(バザン) 由緒ある大貴族の生まれ。夫人は従妹。「フォーブール・サンジェルマン(フランス語版)」の最高の地位にある家柄。結婚の翌日から浮気をし、次々と愛人を作ったが、美しい妻が社交界で発揮する才気(エスプリ)が自慢で、その引き立て役を喜んで演じている。知り合いの侯爵の訃報を聞いても知らなかったことにして、晩餐会や仮装舞踏会を優先する。 ゲルマント公爵夫人(オリヤーヌ)(Oriane de Guermantes) 貴族社交界のスター的な存在。夫のゲルマント公爵は従兄。美しく才気があり、辛辣な警句や大胆な言葉を他者に言ったりする。痛烈な観察眼でその場にいない人を毒舌的に嗤い者にする振舞いが社交界の人々に受けて喝采を浴びている。語り手は夫人に憧れて親しくなったが、その後は、夫人の社交場の批評だけの生活が不毛なものに見え、社交生活と本当の社会活動や仕事との関係を「批評と創作の関係」になぞらえる。夫人の主要モデルは、グレフュール伯爵夫人(フランス語版)だが、プルーストの同級生だったジャック・ビゼーの母親のストロース夫人(フランス語版)(作曲家ビゼーの妻で、夫の死後に銀行家ストロースと再婚)が才気な会話のモデルとなっている。ストロース夫人はユダヤ人家系のアレヴィ家出身。 シャルリュス男爵(パラメード)(Baron de Charlus) ゲルマント公爵の弟。母親はバイエルン公爵夫人。深い教養を持っているが尊大で無礼な態度を見せる。実は同性愛者。フランスへの愛国心がなく、第一次世界大戦の最中でも壮絶で倒錯的な性の快楽を求めている。大戦後は、脳卒中となるが回復し老いさばらえた姿となる。見下げていた二流貴族の婦人からも憐れまれるが、昔の愛人ジュピヤンに支えられながらパリの街を若い男を求めて歩く。モデルはロベール・ド・モンテスキュー伯爵。 ゲルマント大公(ジルベール) ゲルマント公爵夫妻の従兄。大戦後に夫人を亡くし、同じく未亡人となっていたヴェルデュラン夫人と再婚してシャンゼリゼ近くに豪邸を構える。 ゲルマント大公夫人(マリー) バイエルンの高貴な家の出身。 ヴィルパリジ侯爵夫人(Madame de Villeparisis) ゲルマント公爵夫妻の叔母。語り手の祖母とは、サクレ・クール(聖心女学院)時代の友人。 ロベール・ド・サン=ルー(サン=ルー=パン=ブレー侯爵)(Robert de Saint-Loup) ゲルマント公爵夫妻の甥。若い軍人。スワンの娘ジルベルトと結婚するが、大戦中に死去する。 ヴェルデュラン夫人(Madame Verdurin) 称号を持たない裕福なブルジョワの夫人。夫は元美術評論家。ブルジョワ社交界の女主人としてサロンを頻繁に開いている。貴族を「やりきれない連中」と言いながらも、内心では羨望している。第一次世界大戦中に夫を亡くし、戦後にゲルマント大公と再婚する。モデルはプルーストと親しく庇護者でもあったマドレーヌ・ルメール夫人。ルメール夫人は独裁的で嫉妬深くもあった。 スワン(シャルル)(Charles Swann) 裕福なユダヤ人。美術や文学に造詣が深く、フェルメール研究している美術品蒐集家。貴族の上流社交界にも出入りしている。父親は株式仲買人で、語り手の祖父と親しかった。のちに不治の病を宣告される。 オデット・ド・クレシー(Odette) スワンの恋人(のちに妻となる)。ヴェルデュラン夫人邸で主催されるサロンの常連だった。元は粋筋の女(高級娼婦)。会話に片言の英語を交えるくせがある。モデルはプルーストが熱愛したレイナルド・アーン。 ジルベルト・スワン(Gilberte Swann) スワンとオデットの娘。幼い語り手の初恋相手。金髪で黒い目。サンザシのような少女。のちにロベール・ド・サン=ルー侯爵と結婚する。モデルはプルーストの初恋であったポーランド貴族の娘マリー・ド・ベナルダキ(フランス語版)。 ベルゴット(Bergotte) 高名な作家。スワンと親交がある。語り手は尊敬する作家。まだ若くぎくしゃくした小柄で逞しい近眼の男。カタツムリのような赤鼻で黒い顎鬚の第一印象。語り手はベルゴットに会う前は、白髪の優しい老作家をイメージしていた。フェルメールの展覧会場で『デルフトの眺望』を見ながら倒れて死んでいく。 ラ・ベルマ ベルゴットが賞讃している大女優。語り手はラ・ベルマへの期待を膨らませていたが、オペラ座での実際の舞台を観て特に感動もなく終わる。 エルスチール(Elstir) 高名な画家。避暑地バルベックの近くにアトリエを構えている。印象派的な不思議な港の絵に、語り手は惹かれる。 ヴァントゥイユ 老ピアノ教師。語り手の祖母姉妹にピアノを教えていたことがあり、コンブレ―近くのモンジューヴァンに住んでいた。妻と死別し、地味で風采の上がらない謙虚な人物だが作曲もしていた。ヴァントゥイユの作ったソナタ(Sonate de Vinteuil)は、スワンや語り手を魅了する。ヴァントゥイユは娘の非行に悩まされて悲嘆のうちに死んでゆく。 ヴァントゥイユ嬢 ヴァントゥイユの娘。レズビアン。父親に反抗的だが顔は父と瓜二つ。少年の語り手はモンジューヴァンで、ヴァントゥイユ嬢の同性愛の場面を目撃する。ヴァントゥイユ嬢はそれを父親の遺影の前で行い、遺影に唾を吐きかけていた。彼女の同性愛の相手がその後、贖罪の念からヴァントゥイユの遺作「七重奏曲」を解読して仕上げる。 ジュピヤン(Jupien) チョッキの仕立て職人。同性愛者のシャルリュス男爵と出会い恋仲となる。その後、第一次世界大戦中には、シャルリュス男爵が執事に命じて購入した宿(男娼窟)で管理人をする。 モレル(Charles Morel) 若い美貌のヴァイオリニスト。ヴェルデュラン夫人がノルマンディーに所有する別荘のラ・ラスプリエール荘で催すサロンの常連。シャルリュス男爵に愛される。演奏家としては優れているが、倫理観が乏しく人を騙して利用する厚顔無恥な性格。 コタール(Docteur Cottard) 権威ある医学部教授で名医。ヴェルデュラン夫人のサロンの常連。おどおどした滑稽な小人物であるが、語り手の病気を的確に診断する。 アルベルチーヌ・シモネ(Albertine Simonet) 語り手の恋人。「花咲く乙女たち」の1人。両親を亡くし親類の世話になっている。バラかゼラニウムのように赤く官能的な花を思わせる女性。主要モデルはプルーストが恋した青年アルフレッド・アゴスチネリ(フランス語版)で、その他、外交官のベルドラン・ド・フェヌロン(フランス語版)もいる。 アンドレ 「花咲く乙女たち」の1人。アルベルチーヌの友人。 ボンタン夫人 アルベルチーヌの叔母。戦時下では、ヴェルデュラン夫人と共に社交の場で女王のように君臨している。 ブロック(Albert Bloch) 語り手の年長の悪友。語り手に悪所(売春宿)通いを教える。下層出身のユダヤ人。語り手にベルゴットの小説を読むように勧めた友人。高踏派詩人のルコント・ド・リールに心酔している。育ちが悪く小生意気で人の気持を逆撫でするようなことを言う。のちに社交界に出入りし、戦後は作家として成功してジャック・デュ・ロジエと名乗るようになると、控え目な性格に変貌する。 ラシェル 元娼婦。ユダヤ人。語り手がブロックと行った売春宿で働いていた。サン=ルー侯爵の恋人となり、前衛的な女優となる。 フランソワーズ(Françoise) 語り手の家の女中。コンブレ―のレオニ叔母の近隣の農家の出。語り手の祖母の世話をする。病身のレオニ叔母の世話をしていたこともある。料理が得意。語り手の家に夕食に招かれたノルポワ侯爵はフランソワーズがつくった「牛肉のゼリー寄せ」を絶賛する。 デュ・ブールボン医師 有名な脳神経科の医師。語り手の母親の友人。ベルゴットの熱狂的愛読者。体調を崩していた祖母の病気を、この「名医」が誤診し外出を勧めたため、ホームドクターから安静にしているべきと診断されていた祖母がシャンゼリゼ公園に出掛けることになった。語り手はわざわざ母に頼んで、自分がブールボン医師を呼んだことに自責の念を覚える。 ノルポワ侯爵(Marquis de Norpois) 外交官。語り手の父親と親しくしている。ベルゴットの人間性を酷評し、その文学も低評価する。 ルグランダン 週末だけコンブレ―に来るパリのエリート技師。立派な風采と洗練された物腰。スノビスムを罵倒しながらも、自身もスノブである。同性愛者傾向があり、秘かに少年愛を持つ。少年の語り手を夕食に招こうとする。バルザックを愛読している。 サン=ルー嬢 ジルベルトとサン=ルーの娘。
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おもな登場人物
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葉山 M中学校の寄宿舎の学生の葉山。栗岡の奇怪な行動を目撃する。 栗岡 葉山の同室者。4月1日の深夜に鮮血に染まったシャツと短刀を行李に詰め込む。これを見ていた葉山に訴えられ、小崎殺しの容疑者となるが、予審では黙して何も語ろうとしない。 小崎 寄宿者の一人。4月1日の深夜に何者かに殺された。 速水 学生の一人。彼のみ陪審に加わらなかった。 表 話 編 歴 横溝正史由利麟太郎シリーズ 小説真珠郎 - 仮面劇場 - 蝶々殺人事件 映像作品 石坂浩二版蝶々殺人事件 吉川晃司版探偵・由利麟太郎 金田一耕助シリーズ 小説 長編本陣殺人事件 - 獄門島 - 悪魔が来りて笛を吹く - 死仮面 - 夜歩く - 八つ墓村 - 犬神家の一族 - 迷路荘の惨劇 - 女王蜂 - 不死蝶 - 幽霊男 - 悪魔の手毬唄 - 三つ首塔 - 死神の矢 - 支那扇の女 - 悪魔の寵児 - 仮面舞踏会 - 白と黒 - 悪霊島 - 病院坂の首縊りの家 短編百日紅の下にて - 車井戸はなぜ軋る - 黒蘭姫 - 蝙蝠と蛞蝓 - 暗闇の中の猫 - 黒猫亭事件 - 殺人鬼 - 女怪 - 人面瘡 - 鴉 - 幽霊座 - 湖泥 - 睡れる花嫁 - 花園の悪魔 - 廃園の鬼 - 蜃気楼島の情熱 - 首 - 七つの仮面 - 華やかな野獣 - トランプ台上の首 - 貸しボート十三号 - 悪魔の降誕祭 - 香水心中 - 霧の山荘 - 猫館 - 雌蛭 短編集金田一耕助の冒険 未執筆女の墓を洗え - 千社札殺人事件 パスティーシュクロスオーバー僧正の積木唄 - 金田一耕助VS明智小五郎 映像作品 片岡千恵蔵版三本指の男 - 獄門島 - 獄門島 解明篇 - 八ツ墓村 - 悪魔が来りて笛を吹く - 犬神家の謎 悪魔は踊る - 三つ首塔 石坂浩二版犬神家の一族(1976年版) - 悪魔の手毬唄 - 獄門島 - 女王蜂 - 病院坂の首縊りの家 - 犬神家の一族(2006年版) 古谷一行版横溝正史シリーズ - 横溝正史シリーズII - 名探偵・金田一耕助シリーズ 愛川欽也版横溝正史の吸血蛾 美しき愛のバラード 渥美清版八つ墓村 西田敏行版悪魔が来りて笛を吹く 鹿賀丈史版悪霊島 小野寺昭版土曜ワイド劇場版 片岡鶴太郎版昭和推理傑作選・横溝正史シリーズ 豊川悦司版八つ墓村 上川隆也版迷路荘の惨劇 - 獄門島 稲垣吾郎版稲垣吾郎の金田一耕助シリーズ 長谷川博己版獄門島 池松壮亮版シリーズ・横溝正史短編集 吉岡秀隆版悪魔が来りて笛を吹く-八つ墓村 加藤シゲアキ版犬神家の一族-悪魔の手毬唄 パロディクロスオーバー金田一耕助の冒険 - 明智小五郎VS金田一耕助 - 金田一耕助VS明智小五郎 人形佐七捕物帳シリーズ 小説人形佐七捕物帳 映像作品 若山富三郎版人形佐七捕物帖(映画) 林与一版人形佐七捕物帖(1971年テレビドラマ) 松方弘樹版人形佐七捕物帖(1965年テレビドラマ) - 人形佐七捕物帖(1977年テレビドラマ版) 要潤版人形佐七捕物帖(2016年テレビドラマ) その他恐ろしき四月馬鹿 - 髑髏検校 - 鬼火 - びっくり箱殺人事件 - 女が見ていた 関連項目横溝正史館 - 横溝正史ミステリ大賞
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おもな登場人物
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私 本名は山下陽一。鳥取県鳥取市出身で地元の高校卒業後、東京の大学に進学してそのまま東京に就職。現在は都内のデザインスタジオで働く。 父 本名は山下武。物語冒頭で亡くなり、以後は思い出として語られる。戦後の鳥取で山下理髪店を営んでいたが、鳥取大火で店を焼失。陽一たちの実母・清子とは離婚し、後妻の鶴子と暮らしていた。 母 本名は山下清子。陽一や春子の実母。父とともに山下理髪店を営んでいたが、鳥取大火後、店の再建に打ち込む父との間に溝が生じ、離婚して倉吉に去る。 伯父 本名は大石大介。「私」の母・清子の兄で鳥取で造り酒屋を営む。武が清子と離婚した後も、何かにつけて一家の面倒を見ていた。 姉 本名は山下春子。主人公・陽一の姉。継母の鶴子を支えて一家を切り盛りしていた。 継母 本名は太田鶴子。鳥取の漁港・賀露の漁師の娘。子供を産めない体になって実家に戻されていた。のちに父と再婚し、陽一や春子に愛情細やかに接する。
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ドクタア・デーヴィッド・マレー 文部省督学監。大森貝塚の発掘をモースが最初に相談した。モースの日光への旅に同行。 外山正一 東京大学文学部教授。専門外ながら江ノ島での採集に協力。 松村任三 第1回訪日時のモースの助手。のち植物学教授。 矢田部良吉 東京大学植物学教授。1878年の北海道への旅に同行。 高嶺秀夫 モースの第2回訪日の船に偶然同船し、以後交流。東京師範学校校長。1878年の北海道への旅に同行。 佐々木忠次郎 特別学生。1878年の北海道への旅に同行。のち農学部教授。 松浦佐用彦(佐与彦とも) 特別学生。モース2回目の訪日時に脚気で死亡。モースは英語で墓碑銘を書いた。 竹中成憲 第2回訪日以後交流した医学生。英語は弟の宮岡恒次郎から教わった。モースの甲山訪問時に通訳をした。 蜷川式胤 京都出身の陶芸の専門家。陶芸に関する知識をモースに提供した。日本の有名な「好古者」(好古家、antiquarian)として言及される。 アーネスト・フェノロサ モースの募集で来日した東京大学哲学政治学の教授。日本美術の再発見の貢献で有名。1882年の西日本の旅に広島まで同行。 ウィリアム・スタージス・ビゲロー モースの3回目の訪日の同行者。西日本への旅にも同行。「腕足類は棄てて置いても大丈夫だ。いずれ誰かが世話をするにきまっている。君と僕とが40年前親しく知っていた日本の有機体は、消滅しつつある(中略)我々の年齢の人間こそは、文字通り、かかる有機体の生存を目撃した最後の人である」 と述べ、この著作を書く事をすすめたと、モースの緒言にある。
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「放課後アトリエといろ」の記事における「おもな登場人物」の解説
高橋 寧々(たかはし ねね) 6月21日生まれ。血液型O型。好きな教科:美術。嫌いな教科:数学。趣味:小物集め 本作の主人公の1年生。入学式当日に学校へスリッパで登校してしまうほどのドジで天然な性格。物を捨てられない性格で、小学生の時の弁当箱を未だに使用していたり、使用後の絵の具も保存している。運動はあまり得意でなく、勉強も成績が悪いわけではないが、中二のときから高校受験のための勉強をしていたなど、やり方に若干問題がある様子。 華村 香(はなむら かおり) 10月25日生まれ。血液型A型。好きな教科:全教科。嫌いな教科:特になし。趣味:写真 もう1人の主人公の1年生。寧々とは違いしっかり者。入学式当日に寧々を見かけて放っておけなくなり声をかけたのがきっかけで2人は友達となった。中学の時は写真部に入っていた。普段はコンタクトをしているが勉強する時などたまにメガネをかける事もある。 小早川 成(こばやかわ なる) 美術部部長の3年生。背が小さく、(主に凛より)「ちびっこ」と言われたり、子ども扱いされることを非常に嫌うが、ちょこまか動いていたり、何かあると後輩のふみにお菓子をねだるなど実際はかなり子どもっぽい所がある。常にオーダーメイドのヘッドホンを身に着けている。美術部で唯一パソコンを使って絵(CG)を描いている。非常に背の高いハーフの父を持つため、本人はクォーターとなる。 藤乃 彩子(ふじの あやこ) 美術部副部長の3年生。普段は物静かだが怒ると怖い。また、絵を描く時はは非常に集中しているせいか、絵の具で制服が汚れていしまうこともよくあり、机もごちゃついている。自宅の部屋も汚いが、一方で廊下や教室、部室内が汚れているのは気に入らない模様。 犬飼 ふみ(いぬかい ふみ) 2年生。若干スキンシップが激しいところがある。動物好きだがセンスや描く絵は独特な所がある。自宅はペットショップを経営していて、部室に動物を持ち込むことがある。巨乳持ち。 霧島 凛(きりしま りん) 8月24日生まれ。血液型AB型。好きな教科:数学。嫌いな教科:国語。趣味:ものづくり 2年生。人見知りなところがあり、寧々たちと初めてあった時は成の後ろに隠れていた。成によくちょっかいを出しては怒らしている。ふみから貰った帽子をいつもかぶっており、何かかぶっていないと落ち着かない。絵が非常に上手。左利き。 葛城 すみれ(かつらぎ すみれ) 5月9日生まれ。血液型B型。好きな教科:歴史・公民。嫌いな教科:科学。趣味:カメラ 1年生。香とは中学の時の同級生で部活も同じ写真部だった。香とはその時から仲がよかったが、高校に入ってから寧々と親しくなるのを見て寧々に嫉妬してしまう。そのせいか、寧々に厳しくあたることが多々ある。 及川 静(おいかわ しずか) もうひとつの美術部(実はこちらが正式な美術部)の部長。成と同じぐらい背が小さい。ある理由で成を嫌っている。彩子に対して憧れを持っている。 森 響子(もり きょうこ) 美術部顧問。お酒が入ると泣き上戸になる。
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「歴史 (ヘロドトス)」の記事における「おもな登場人物」の解説
( )内の数字は主に活躍する巻・節 クロイソス (1.26-91) リュディアの最盛期・最後の王。富を誇ったが、ペルシアのキュロスに滅ぼされた。クロイソスは火刑にされかけたが、アポロンが助けたとヘロドトスは書く。 キュロス (1.71-214) アケメネス朝ペルシアの初代王。紀元前550年にメディア、紀元前547年にリュディア、紀元前539年に新バビロニアを征服し、ペルシアを大帝国にした。 アマシス(英語版)(イアフメス2世)(2.162-3.10) エジプト第26王朝末期の王。ペルシアが侵入する直前に死んだ。その子プサンメニトス3世(英語版)がペルシアと戦い敗北。 カンビュセス2世 (3.1-66) ペルシア王。キュロスの長男。紀元前525年にエジプトを征服。しかしエチオピアへの遠征に失敗し、狂気となり、大腿の傷により死んだ。 ダレイオス1世 (3.70-7.4) カンビュセス死後のペルシア王。各地の反乱を制圧。イオニアの反乱をきっかけに、ギリシア遠征を開始したが、マラトンの戦いで敗北。 アリュアンデス (4.165-203) ペルシア治下のエジプト第27王朝太守。リビアへ遠征した。ダレイオスから謀反の疑いで処刑された。 ヒスティアイオス (5.11-6.30) ミレトス僭主だったが、メガバゾス(英語版)がダレイオスの側近に推薦。次のミレトス僭主の、娘婿のアリスタゴラスに反乱をすすめた。反乱が鎮圧された後に処刑。 アリスタゴラス (5.30-126) ミレトスの僭主。ナクソス島の占領に失敗し、紀元前499年にイオニアの反乱を起こした。結局反乱は鎮圧されたが、アテナイを同盟国にした事がペルシアのギリシア遠征の原因になる。 クレオメネス (5.39-6.84) スパルタの王。アテナイの民主化(ペイシストラトス一族の追放)に貢献。アリスタゴラスの同盟要請を拒否した。マラトンの戦いの後に発狂し、監禁されて自殺した。 アルタプレネス(英語版) (5.25-6.42) ダレイオスの腹違いの弟で、サルディスの総督。つまり対ギリシア外交を担当。イオニアの反乱を征討。その息子の名もアルタプレネス(英語版)で、紀元前490年のギリシア戦役の将軍 (6.94-119)。 ダティス(英語版) (6.94-119) ペルシアの将軍。紀元前490年のギリシアへの戦役をアルタプレネスとともに指揮。上陸した地、マラトンの戦いでアテナイ軍に敗北。 ミルティアデス (6.103-136) ペルシアの支配地トラキアから、アテナイに帰った将軍。マラトンの戦いを指揮し勝利。翌年パロス島の攻撃に失敗して告発され、足の傷により死亡。 クセルクセス1世 (7.2-9.116) ダレイオスの子、ペルシアの王。紀元前480年にギリシアへ自ら遠征したが、サラミスの海戦の敗北で撤退。 レオニダス1世 (7.204-225) クレオメネスの弟のスパルタ王。クセルクセスの侵攻から防衛するために選んだ狭地、テルモピュライの戦いで戦死。 テミストクレス (8.4-125) アテナイの平民出身政治家。アテナイ海軍の育ての親。紀元前480年にサラミスの海戦を指導し勝利。後年、陶片追放によってアテナイを追われ、ペルシアに亡命。 マルドニオス ペルシアの将軍でダレイオスの娘婿。紀元前492年にも遠征をしたが、嵐で軍艦が難破し退却 (6.43-45) 。紀元前480年のクセルクセスの親征ではペルシア陸軍を指揮。しかし紀元前479年のプラタイアの戦いで敗北、戦死。(8.97-9.64) パウサニアス (9.10-88) レオニダスの甥でスパルタ国王の後見人。紀元前479年のプラタイアの戦いで勝利した。後年、ペルシアとの密通の嫌疑で殺された。
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おもな登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 14:59 UTC 版)
「くにおくんシリーズ」の記事における「おもな登場人物」の解説
登場人物の解説において触れる頻度の高い作品については、上記 くにおくんシリーズ#くにおくんシリーズの作品の作品名末尾に付記した略称(…『○○』)で表記する。 くにお(声:堀川亮(くにおのおでん、くにおの熱血闘球伝説等)佐藤浩之(CDサッカー編)杉田智和(乱闘協奏曲)村上聡(イカすぜ!小林さん)古川慎(RCG2)、演:大野拓朗(ドラマ)溝口琢矢(舞台)) シリーズの主人公。全作品に登場する。姓については設定されていない。熱血高校2年、あるいは3年(作品によって異なる)。身長175cm。誕生日は11月27日。血液型はAB型。ドッジボール部に所属。好物は和食と焼肉、嫌いなものはピーマンで、学業も苦手としている。 「伝説の不良」と称されるほどの喧嘩の実力を誇りながらも、弱い者いじめや理不尽な暴力を嫌う熱血漢であり、その人柄をして「熱血硬派」の通り名を持つ「正義の不良」。困っている人を見捨てられない義理人情に厚い性格だが、可愛い女の子に弱いのが玉に瑕。スポーツにおいても非凡な才能を持ち、様々な競技でその道の猛者達に比肩するパフォーマンスを発揮する。 「熱血硬派シリーズ」や「ダウンタウンシリーズ」では熱血高校の番長として、他校の不良から海外マフィアに至るまで、様々な輩に狙われ襲われたり、陰謀や抗争に巻き込まれるが、それらを真っ向から叩き潰し、伝説を打ち立てている。「スポーツシリーズ」では、ドッジボール部のキャプテンとして世界中の猛者を相手に活躍する傍ら、様々な運動部に助っ人として参加し活躍する。ドッジボール部に入部したきっかけは、こうじからの勧誘とあわせて、『第1作』でりきやさぶを倒して喧嘩相手がいなくなった事による運動不足解消の為とされている。 熱血高校のNo.1のみが着用できるという白の学ランを着用している。実写ドラマ版では前釦を全て外して赤色のインナーが見えるスタイルであり、『行進曲AS』以降のゲーム作品でも反映され、他の生徒達と視覚的な差別化がなされている。 代表的な必殺技は「マッハキック」と「ナッツシュート」。『行進曲』等のステータスが決められている作品では、高水準の万能さと最高レベルのキック力を持つ傾向にある。『時代劇』では主人公の「くに政」として、『魔法物語』では「クーニー・ヴァルフォード」として登場する。『格闘伝説』では格闘家タイプで登場。『行進曲AS』のDLCや『乱闘行進曲』では、「熱血ドッジ部チーム」のキャプテン「闘球くにお」として別キャラクター扱いで参戦している。『RCG』では、本編を一度クリアすることでプレイアブルキャラクターとして使用できる。 りき(声:林延年(熱血物語)岩永哲哉(熱血行進曲)大倉正章(くにおの熱血闘球伝説)小林千晃(RCG2)、演:滝口幸広(ドラマ)寺山武志(舞台)) くにおのライバルにして親友。『第1作』に始まり、ほぼ全ての作品に登場。姓については設定されていない。花園高校3年(1年留年)で、同校の番長。身長180cm。誕生日は5月5日。血液型はO型。アメリカンフットボール部に所属。青い髪にリーゼントが特徴。好物はパフェ。キャラクターのモデル及び名前の由来は、岸本の不良時代に地元で最も恐れられていた人物。 喧嘩の実力や運動神経はくにおと双璧を成し、肩書きは『すぺしゃる』では「神速連打」、実写版、『乱闘協奏曲』以降の作品では「連拳伝説」。義理人情に厚いところはくにおと同様だが、楽天家で大雑把な一面もあり、同校内の不穏分子の企みすらもあまり気にしておらず、その人柄をして仲間や後輩から慕われている。サラシがトレードマークでもあり、実写ドラマ版では前釦を全て外してサラシが見えるスタイルで登場し、『熱血物語SP』以降のゲーム作品にも反映されている。 くにおと出会う前はとある巨大組織に所属し「マッハパンチのりき」の異名で恐れられる孤高の存在だった。『第1作』では第1ステージのボスとして登場し、くにおとは完全な敵対関係だったが、くにおに敗北したことで彼の中で何かが変わり始める。時系列上の後日譚である『熱血物語』にて、くにおと初めて手を組む姿が描かれ、以降は「マブダチ」にして良きライバルとしてのキャラクターが確立・定着した。「スポーツシリーズ」でも『ドッジボール部』をはじめ、様々な運動部に助っ人として登場し、くにお達と競い合っている。 『すぺしゃる』及びその前日譚『りき伝説』にて、それまでの設定がリファインされ、かつてはサッカー部のエースストライカーだったが、試合間近に部員たちが相手校に襲われたために単身で報復に殴り込み、それが原因で除名処分の末に留年を味わったことになった。腐っていた日々を送る中で花園の番長となり、わたるに唆されるままに全国制覇へ動き出した矢先、暴走族「武赦紋漸(むしゃもんぜん)」と衝突するも単身で壊滅させ一躍名を上げるが、くにおとの出会いと敗北によって目を覚まし、仲間を思いやる良き番長となるに至っている。 「熱血硬派シリーズ」と「ダウンタウンシリーズ」でそれぞれ違う彼女と付き合っているが、「最終的にどちらと結ばれるのか?」という質問に対して、岸本は明言を避け「りきはもてるので今後更に新たな恋人が現れる可能性がある」と語っている。 代表的な必殺技は「マッハパンチ」と「アッパーシュート」。『行進曲』等のステータスが決められている作品では、くにおより素早さは劣るものの体力で勝り、最高レベルのパンチ力を持つ傾向にある。『時代劇』ではくに政の助っ人「力五郎」として、『魔法物語』では「リッキー・ブレイグ」として登場する。『格闘伝説』ではマーシャルアーツタイプ(FC版)、カンフータイプ(アプリ版)で登場。『RCG』ではくにおと同じく、クリア後にプレイアブルキャラクターとして使用できる。 以下、初登場した作品別に登場人物を紹介する。
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おもな登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 04:47 UTC 版)
スブやん 35 - 38歳。エロ事師。豚のように肥っている。あだ名の「スブやん」は酢豚の略。表向きの名前は「喜早時貴」。戸籍名は警察公安課だけが知る。母親は17年前に神戸空襲で死亡。父親も戦死。戦後の闇市の時代に様々な職を経た後、三流金銭登録機のセールスマンとなり、その過程でエロ写真を欲しがる客の要望に答えるうちに、それが本業になる。10月10日生まれ。 伴的 エロ事師。スブやんの相棒でカメラマン。滑稽なほど短い脚。元は、元町の帽子屋の倅だったが、写真道楽の末、女房と揉め、モデルと駆け落ちして親から勘当された。今は大阪城東区の大宮町に侘び住いの身。 お春 38 - 39歳。スブやんの妻(未入籍)で、3歳年上の元未亡人。床屋の店を張る。夫と死別し、5年前から二階の一部屋を人に貸しており、そこへスブやんが来て半年後に内縁関係となった。肺に影が写っていると診断され、身体が衰弱。スブやんの子を妊娠するが5か月で中絶。その後喀血して衰弱し病院で死亡。 恵子 16 - 18歳。お春の娘。菊水女子高に通う女子高生。母親が死んでから、やっとスブやんを「お父ちゃん」と呼ぶようになる。 「処女屋」のおばはん 50歳くらい。芦屋に居住。娼婦を育てている「エロ事師」。演技の上手い女を「処女」と偽り、客に宛がう。集めた女は、上は28歳から下は21歳までいる。戦前は大森で連込み宿を経営していた。よくしゃべる肥えたおばさん。 安子 自称23歳。「処女屋」のベテラン娼婦。実はおばはんの娘で、年を6歳ほどごまかし、1年半後の時点でもうすぐ30歳。母親の手配で、15歳の時に50年代の土建屋の県会議員に処女を買われた。 広告代理店の重役 42歳。妻と3人の子持ち。何の不足なく世を渡って来たが、自分の妻が処女でなかったと思い込み、これまでの人生で、自分が「初めての男」だという処女との交際がないことを悲しんでいる。スブやんの客。 ゴキ 48 - 50歳。ブツ(ブルーフィルム)の運び屋。大阪市内のブルーフィルム収集家から、フィルムを借り出すのが今の商売。以前はこの道で名の知れた「エロ事師」だったが去年引退した。門真市のはずれの蓮池のほとりにある番小屋の汚い6畳の部屋に住み、箱の中にゴキブリを飼い、その色艶を鑑賞しながら焼酎を飲み、春日八郎を聞くのが幸せ。実家は代々神社の神主で、弟が継いでいる。 東山幸楽 60歳。往年の弁士。今は梅田で名刺屋をやっている。ゴキの紹介でブルーフィルムの弁士をする。歳より若々しい。 モデルの女 ブルーフィルムに出演する女。天狗のお面の漆が剥げてカブれ、大事なところが腫れる。治療代をスブやんに請求。 クロ 白黒ショーの男。お座敷専門にまわっている素人。元漁師。妻に先立たれる。 シロ(理恵) 白黒ショーの女。美人だが白痴。育ちざかりに脳膜炎で知恵遅れとなった。父(漁師)の留守中に、村の若者に襲われ、その後淫乱となり、村の若衆の慰み者になる。実はクロとは父娘の関係。 カキヤ 元エロ本書き。ブルーフィルムの台本を書く。関目駅近くのペンキ屋の二階の四畳半住い。六尺二寸の巨大漢。不感症だった亡き母が創作の母体だと言う。その後、オナニーの最中に心臓麻痺で死亡。本名は阿部保。実は母親は健在だった。 兼坂 30代前半。事務所を構えているコピーライター。スポンサーへの接待用のエロ本を買ったり、エロショーを依頼。自分も乱交パーティーに参加する。 松江 新興宗教の信者。札幌出身の家出女。働いていた靴下工場が倒産し困窮。集会に潜入したスブやんが目をつけ、商売に利用し、コールガールになる。 玉子 松江の友人。同じ靴下工場で働いていた。看護婦くずれ。松江の紹介でコールガールになる。 六甲山麓の外科医 45、6歳。インテリ教授風の面。玉子が以前勤めていた病院の医者。退職金や月給をろくに払わない稀代のケチ。六甲山に別荘を持ち、趣味で変態物のブルーフィルムを製作している。200巻所蔵。手くせが悪く、新しい看護婦に手をつけモデルに使う。神戸の暴力団と親しい。 運転手 六甲山麓の外科医に雇われている運転手。貧相な小男。ブルーフィルム撮影を手伝っていた。スブやんの仲間には入らずに故郷に帰る。 ポール 外科医の元事務長。とっちゃん坊や風の若者。ブルーフィルム撮影を手伝っていた。スブやんの仲間になり、コールガールの助手となる。神戸出身。東京の大学を2年で中退後、証券会社の投資信託セールスマンとなり、外科医に出入りするうちに、事務長に誘われた。 ジュネ ゲイバー「コクトオ」のおかま。恵子たち処女の女学生たちの大胆なおしゃべりに負かされる。 カボー 美青年。団地の屋上のタンクそばで野宿して逮捕された勾留所の新入りで、そこでスブやんと知り合う。TVタレントを目指している。ギターをかかえるポーズでジョンジョンと口で調子をとる。男前だが童貞。継母に抱きつかれ、気色わるくなり家出した。 重役 満員電車に乗ったことがない。スブやん指南の痴漢入門に興味を示し実行するが、触っていたのはスブやんの尻。勘違いしたままそれで満足。 化粧品メーカーの宣伝部長 スブやんの客。若い女学生とデートしたがる。彼女らが水着に着替えた後の、脱いだ下着を被る。 女学生たち カボーとポールに誘われ志摩半島に遊びに来る。真珠養殖の社長になりすました化粧品メーカーの宣伝部長とチークダンスを踊る。
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おもな登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 02:49 UTC 版)
デクスター [Dexter] 声:喜田あゆ美/英:クリスティーン・カヴァナー→キャンディ・ミロ 本作の主人公。頭脳明晰で野心家の天才少年で、幾分ながら虚栄心の高い面を見せている。小学生にして時代の先を行く科学知識・工学知識を有する。自宅の地下に巨大な秘密のラボラトリーを所有しそこで日夜研究をしている。ラボや発明品は頻繁に姉のディディに破壊される。どんな問題でも自らの発明品で解決してしまうが、欠陥品だったりドジを踏んで失敗する事も多い。また、一般常識に疎いところがあり、その方面では間違った知識や価値観を持ってしまっている。 普段から白衣と黒いブーツ・紫のグローブを着用。スポーツ嫌いで身長が小さい事を気にしている。喋り方が特徴的。その天才ゆえ時々クラスメイトに嫉妬されるが、ダグラスという唯一の親友がいる。 スーパーヒーローのグローリー少佐とアクションスターのアクションハンクの大ファンで、グローリー少佐のパートナーを選ぶオーディションやアクションハンクのファンクラブに入会した事もあった。 彼のラボにはサルのモンキーがいて、後述するスーパーモンキーに変身して活動しているが、その事実は秘密にされており、デクスター自身もこのことに気付いていない。 ディディ [Dee Dee] 声:山川亜弥/英:アリソン・ムーラー→キャサリン・クレシダ デクスターより2歳年上の姉。いつも自由奔放かつ能天気でおバカ。ラボに侵入してはトラブルや破壊行為を繰り返す、いわゆるちらかし屋。しかし、デクスターを心配したり敵から守ったりと、弟思いで優しい一面もある。 デクスターと逆に手足は長く、身長も高い。デクスターのラボや発明品を素手で破壊するほどの並外れた身体能力を持ち、カンフーの要素を取り入れたバレエを得意とする。また、あることから突然変貌し暴走した彼を助けるためにパントマイムを習得したことがあり、以降はそれをも得意としている。 先述の通りにおバカではあるが、時折天才的にデクスター以上の知恵が回ったり、常識的な発言をすることもありデクスターを驚かせる。かたわら本編ストーリーにおいてデクスターから脳を別なものに交換された際には彼以上の天才ぶりを発揮し、逆に彼自身が嫉妬することとなった。 似た洋服を着たバレエ仲間のミィミィ [Mee Mee]とリィリィ [Lee Lee]という友人がいる。 ポニーパフプリンセスというキャラクターのファンで、ポニーパフを愛するが故にポニーパフのファンクラブに入会したこともあった。チューイングキャンディ、チョコチップクッキーが好物。 パパ [Dad] 声:山本尚弘/英:ジェフ・ベネット デクスター、ディディの父。楽天家で優しいが天然ボケで、デクスターのラボの存在には一切気づいておらず、愛車が破壊されボロボロな姿を見ても「洗車したかなぁ」などの反応しかしない。ゴルフ、野球、カーレース等スポーツ系の趣味に長け、それなりの実績も残していて息子のデクスターにそれを勧めることも多い。雪合戦は得意で強いが、ママに負けた過去がある。マフィンに目が無い。 家に居る場面が多く職業は不明だが、父兄参観でデクスターを喜ばせるためにスタントスターに扮し、凄腕を見せた事がある。 実はカツラを被っていて育毛剤の通信販売の番組を食い入るように見ていたことがある。 ママ [Mom] 声:山門久美/英:キャス・スーシー デクスター、ディディの母。極度の潔癖症でパパにもらった黄色いゴム手袋とエプロンを常に着用している。パパ同様デクスターのラボの存在には一切気づいていない。やや天然気味の心優しい温厚な性格だが、怒らせるととても怖い。「戦え!デクスター一家」においてはデクスター発明のスーパーロボに驚きつつも発電した電力に対し「余ったら家で使いましょう」と提案する冷静かつ堅実な面を見せた。 マンダーク [Mandark] 声:鈴木勝美/英:エディ・ディーゼン ロシア系の少年でデクスターのライバル。男子であるが本名は「スーザン・アストロノミノフ」。彼もデクスター同様に天才少年であるが、デクスターのものより巨大なラボを持っていて、さらにその上を行く科学知識・工学知識を有しており、魔法も習得している。自身の能力に絶対の自信を持ち、基本的に他人を見下した態度・言動を取る嫌味な性格。デクスターのラボを完全に破壊する事が目標だが、詰めが甘くいつも失敗する。笑い方が特徴的。 ディディに想いを寄せており、彼女にだけは優しく接し、不器用なアプローチを掛けているが全く気付いてもらえない上、一度彼女にラボを壊滅されてショックのあまりしばらく落ち込み続けていたことがある。 家族にヒッピー出身である父ウインドベアと母オーシャンバード、幼い妹のオルガが居る。他にマンダークのラボにアヒルのダッキーがいるが、月の光を浴びると悪のアヒル・クワッカに変身しマンダークの寝言による命令でデクスターのラボを破壊しに行く。そこではスーパーモンキーと戦う事があるが時には仲良くする事もある。 コンピューター [Quadraplex T-3000 computer] 声:佐藤ゆうこ / 英:キャス・スーシー デクスターのラボのメインコンピューター。ラボの管理や制御を統括しており、デクスターの指示に従って様々な設備をコントロールし、実験の補助からラボのセキュリティ及びメンテナンス、ラボ内の清掃、デクスターの身の回りの世話まで一手に担う。 機械でありながら人間と同様の感情を持ち、時に助手、時に恋人と、デクスターとは親密な関係を築いているが一度だけデクスターを諭す形で叱責したことがあり、対する彼が全く聞き入れない事やその際に飲食物を要求したことに怒って光線を放ち、彼をサンドイッチに変えてしまっている。
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おもな登場人物
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「DRIVER PARALLEL LINES」の記事における「おもな登場人物」の解説
キッド(TK) 本作の主人公。 1978年にニューヨークにやってきた18歳の青年。自身の持つドライビングテクニックを使い、危ない仕事をして巨万の富を手に入れようとするも、仲間の裏切りによる冤罪で、シンシン刑務所に28年間服役する羽目になった。その際は、コリガンに脚を銃で撃たれてしまう。出所後、46歳になった彼は5人の裏切者に対して28年前の復讐を始める。 レイ キッドの憧れの存在にして、パートナー。レイ・オートという自動車修理工場を経営。 2006年、キッド出所の際に彼を出迎え、復讐の出助けをするが、ストーリー後半でコリガンに殺害されてしまう。DRIVER 76の主人公。 スリンク レイの友人。パーティが大好きで、人を笑わせることが得意。クラブ「ファンキー・ラビット」を経営している。 2006年になってもその性格は変わらず、クラブ経営の傍ら映画産業にも進出していた。 最後はSUVで逃走するものの追いかけてきたキッドに殺害される。 DRIVER76にも登場する。 メキシカン いろんな意味でビッグな男。怖いもの知らず。 2006年には、ゲームセンターのキャッシャーで働いているもののアルコール中毒を患い何故かホームレス同様の姿に変わっていた。 2006年序盤のストーリーで高架鉄道で逃走して、遊園地に逃げ込んだがキッドに銃撃されて死亡する。遺体はコリガンの自宅に放置された。 キャンディー すばらしい計画力を持つ。極度の神経質。 2006年では、組織の大物となっていたがキッドに殺害される。 ビショップ 仕事は超一流。元軍人。 ニュージャージーに私邸がある。2006年には装甲車でキッドを襲撃するも返り討ちに遭い、装甲車もろとも爆発して死亡。 コリガン ギャングのリーダー。彼との出会いがキッドの運命を大きく変える。 表向きはギャングだが本職はニューヨーク市警の警察官。キッドを無罪の罪で刑務所送りにした人物。1978年当時の愛車はリンカーン・コンチネンタル・クーペ。 2006年にはNYPD本部長に出世していた。ストーリー中盤でレイを口封じで殺害した。ニューヨーク市長選挙に立候補予定だったが、ストーリー終盤でキッドに市警本部長室を爆破され、さらにニュージャージー州にある自宅を襲撃される。そして、同州の隠れ家にいることを突き止めたマリアからの依頼を受けたキッドに追い詰められてヘリコプターで逃走し、トンネルを爆破してまで殺害しようとするものの、脱出したキッドにヘリコプターを撃ち落されて身柄はマリアに引き渡された。 マルチネス コロンビア系のギャング。1978年にキッドに誘拐され、コリガンに殺害された。マリアの父。 マリア マルチネスの娘で2006年に登場。キャンディーの下で働いていた。コリガンに復讐するためキッドに様々な仕事を依頼する。最後は、コリガンをキッドから引き渡された。
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おもな登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 01:16 UTC 版)
私 場末の貧弱な下駄屋の二階の、ただ一間しかない六畳にゴロゴロしている無職の青年。 松村武 「私」の友人で、下駄屋の下宿の同居人。二銭銅貨に隠された暗号文を解読する。 紳士泥坊 新聞記者に化け、まんまと工場の給料を盗み出す。盗んだ五万円の在処を吐かずに刑務所入りとなる。
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おもな登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 08:02 UTC 版)
夏目鏡子 漱石の妻。8月17日には子供の避暑のため茅ヶ崎にいて、漱石吐血の電報を18日に知った。19日午後に修善寺到着。「思い出すことなど」には書かれていないが、8月20日に森成医師が「私は東京に帰ります」と言ったところ、鏡子は「こっちへくる前に胃腸病院へわざわざ行って、旅行してもいいかどうかを伺って快諾を得て来たので...私から言えば、お医者の診察違いとでも言いたいところだのに、その病人をうっちゃって帰るなどとはもってのほか」と詰め寄り翻意させる一幕もあった。8月24日から9月7日までの漱石の日記は鏡子の代筆。「思い出すことなど」の中で鏡子についての記述があるのは28章まで。 松根東洋城 本名は松根豊次郎。北白川宮の避暑に随行し8月6日修善寺へ行った。漱石は東洋城と同行する予定だったが、東洋城は汽車に乗り遅れた。東洋城ら北白川宮一行は菊屋別館に宿泊。東洋城は8月22日に東京に戻り、漱石の24日の危篤のことは知らずにいた。 森成麟造 8月17日の漱石吐血の報を受け、長与胃腸病院が送った医者。当時26歳。24日の危篤時には終夜漱石の手を握ったとある。9月に粥食を許可(26章)。漱石退院後の1911年4月、新潟県高田市(現上越市)に帰郷し開業。漱石は12日に自宅で送別会を開いた。 坂元雪鳥 本名は白仁三郎。旧制五高での漱石の教え子。東大を卒業し1907年7月東京朝日新聞社に入社。しばしば朝日新聞社と漱石の連絡役をした。1909年に退社。翌年8月17日の漱石吐血の報を受けて、東京朝日新聞は彼を臨時記者として依頼し修善寺に送った。8月24日の危篤時には30通以上の電報を東京に送った。25日以後は「思い出すことなど」に彼の記載はない。 杉本東造 長与胃腸病院副院長。8月24日夕に修善寺の菊屋に着。「さほど悪くない」と見立てた2時間後、漱石は吐血し危篤となった。一泊し25日に帰京。 長与称吉 長与胃腸病院院長。10月11日に漱石は修善寺から同院に帰った。それで挨拶しようとしたら、すでに9月5日に死んでいた(2章)。 野田洪哉 修善寺の大和堂医院の院長。「思い出すことなど」には本名は記されていない。8月17日に漱石が吐いたものは血であると指摘し、帰京を勧めた。24日の危篤時には杉本の指示で食塩水輸液を準備し、それが使われ、漱石の救命に貢献した。 渋川玄耳 東京朝日新聞社会部長。1909年11月に文芸欄が独立するまで、東京朝日の小説欄は社会部の担当だった。8月17日の吐血の連絡を受けて、坂元雪鳥に、森成医師とともに修善寺に行くよう依頼した。「思い出すことなど」には書かれていないが、8月20日に漱石を見舞い修善寺に一泊した。 池辺三山 東京朝日新聞主筆。1907年に漱石を朝日新聞社に招いた。漱石が修善寺から帰ったあと、長与病院に入院しながら「思い出すことなど」の原稿を書いていたら、余計な事だと叱りつけた(4章)。1911年9月、社内内紛から東京朝日新聞を退社。
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おもな登場人物
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「アクシズのハマーンさん」の記事における「おもな登場人物」の解説
各キャラクターの外見は『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』に準じているが、内面と言動はまったく準じていない。 ハマーンさん 小惑星基地アクシズで暮らす少女。同じくアクシズに身を寄せるシャア大佐に激しい恋愛感情を持ち、猪のようなただならぬ殺気とともにあの手この手でアタックを繰り返す。 新型モビルスーツの開発などにも参加しているらしいが、基本的にやることもなく、アクシズ内をいつもうろついており、先々で事件に巻き込まれたりする。 『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』でのハマーンの髪型変更にともない、途中で髪型が変わる。 ナタリー中尉 アクシズの女性士官。ハマーンの世話役にして親友。しばしばハマーンと行動をともにし、事件に巻き込まれたり、事件を起こしたりする。 つねにハマーンを支え続ける優しい性格だが、同じくシャアを激しく好いており、その点ではハマーンのライバルでもある。シャアと結ばれるためにハマーンを亡き者としようとする場面もある。 軍装のときだけ髪型をオールバックにする。 シャア大佐 通称「赤い彗星」。ジオン軍のエースパイロット。一年戦争終結後、アクシズの居候となる。 ハマーンの激しいアタックに追い回され、気の休まらない日々を送る。その美貌から、ハマーン以外にも多くの女性に好かれている。 マハラジャ提督 ハマーンの父にして、アクシズの一番偉い人物で、鼻と顎に髭をたくわえた、いかつい男。 しかし、とくに何もすることがなく、部屋で放心したり、ゲームをしたり、アクシズ内をうろついたりしていて、ときおり部下からも敬語を使われることもなく、非常にフランクな態度で接されている。 ハマーンを溺愛しており、シャアにライバル心を燃やす。 また、髭が本体らしく、くしゃみした反動で取れ、ゴキブリのように動きシャア大佐に取り付く場面がある。 セラーナ ハマーンの妹。普段はおっとりとした性格だが、実はハマーンよりしっかり者。やはりシャアに好意を持つ。 ハマーンと力を合わせれば通常の40倍の力が出るらしいが、理屈は不明。 オクサーナ サイド3からやって来た金髪の美女。女性キャラクターはデフォルメされた体型で表現されるこの作品の中で、唯一リアルな八頭身で描かれるほどの長身。 「でーす」など語尾を伸ばす、いわゆる外国人風の話しかたをする。やはりシャアに好意を持ち、ハマーンにライバル心を燃やし燃やされる。その巨体を生かした戦闘能力は凄まじく、ハマーンに「力自慢のオクサーナ」などと恐れられる。 エンツォ大佐 アクシズの二番目に偉い人物。攻めと革新の急進派代表として、守りと堅実の穏健派代表であるマハラジャに対抗心を持つ、いかつい男。ラカンとマルコとつるんでいることが多い。 健康第一の肉体派で、死に至るほどの筋力トレーニングを欠かさない。よく軍服を脱ぎその肉体美を見せつけたがるため、ハマーンさんたちには煩わしく思われている。 ファビアン少尉 モビルスーツのパイロット。大変な美形で、アクシズの多くの女性たちから人気がある。 しかしそれが理由で、嫉妬したマハラジャやエンツォから嫌がらせを受けることになる。シャアとは馬が合う様子で、嫌がらせの仕返しと言わんばかりに埋蔵金の話をでっち上げ、マハラジャを騙して泣かそうとするが、埋蔵金のことで狂気じみたマハラジャと、マハラジャには見られてはいけないものを先回りして処分せんと狂気じみたハマーンたちに追われるはめになり、シャアと共に怯えて泣きながら逃走する。 ミネバちゃん 一年戦争で戦死したドズルの娘。まだ生まれて間もないが、3歳にしてスーパーゲーマーという一面があり、マハラジャの案でアクシズゲームに出場するはめになったシャアを操縦し、マシュマーの操縦するアンディやセラーナの操縦するハマーンに勝利させる。 アンディさんとリカルドさん 一年戦争時代のシャアの部下。ハマーンをライバル視している。 自分たちこそがシャアに似合うと主張し、シミュレーションでハマーンに戦いの恐ろしさを思い知らせようとするが、ハマーンの駆るシュネー・ヴァイスに瞬殺され、あげくの果てには「百戦錬磨とか言う割には拍子抜けね」と罵倒される。 ジョルジュ・ミゲル ナナイ・ミゲルの兄。ナナイに「探偵みたいでかっこいい」と言われ、探偵に転職するが、エンツォたちに鍋を食べさせられ、すぐに転職する。
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おもな登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/24 20:07 UTC 版)
谷間田(たにまだ) 刑事巡査。歳は40頃のデップリ太った愛嬌顔、または茶化し顔のベテラン探偵(刑事)。勘と閃きを頼りに捜査を行う。 大鞆(おおとも) 谷間田の斡旋で署に入った新入りの探偵。24、5歳の小作りで如才ない顔つきの若者。英仏の探偵理学を洋書で学んだ理論派で、科学的分析で捜査を行い、谷間田を無学な奴と嘲る。 荻沢(おぎさわ) 本作の事件を監督する長官。 お紺 容疑者の女。
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おもな登場人物
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固有名詞等は中村妙子訳による。 ジョーン・スカダモア (Joan Scudamore) 主人公で、本作は彼女の視点で彼女の思索を辿りながら語られる。 生まれも育ちも現在の住まいも、クレイミンスターという田舎町。父は海軍の将官。ロドニーとは恋愛結婚で、ジョーンは現在もロドニーが自分を深く愛していると信じている。夫と長く離れたのは今回の旅行が初めて。また、子供の幸福を何よりも考えてきたと自負しており、夫や子供のことは誰よりも知っていると考えている。 ロドニー ジョーンの夫。クレイミンスターで弁護士事務所を開業し、世間からは成功していると見なされている。 弁護士事務所はもともとジョーンの伯父が経営しており、司法試験に合格したばかりのロドニーを共同経営者として迎え入れた。その頃のロドニーは弁護士は向いていないと考え、農場経営を夢見ていたが、ジョーンが説き伏せて弁護士事務所入りを納得させた。ジョーンはこのことでよいことをしたと考えている。 本作のエピローグはロドニーの視点で語られ、ジョーンが考えた「真実」の真相が語られる。 ブランチ・ハガード ジョーンの旧友。本作はイラクの鉄道宿泊所でジョーンとブランチが偶然再会するところから始まる。ジョーンはバグダッドからロンドンへの帰路、ブランチは現在の夫(鉄道技師のドノヴァン氏)が住むバグダッドへ行く途上であった。 ジョーンとは聖アン女学院の同級生。かつてはジョーン自身も含めた生徒たちの憧れの的であったが、その後はさまざまな恋愛事件を引き起こした。イラクでの再会時はすっかり老け込み、さらに彼女が語る奔放な人生の話から、ジョーンは彼女の零落を憐れむ。 バーバラとはジョーンの娘と知らず面識があり、バーバラについての彼女の見方と、バグダッドの社交界の噂をジョーンに語る。また、過去の離婚裁判を通じて、ロドニーとも面識がある。ブランチの言葉は、ジョーンが思索する糸口になる。 バーバラ(バブズ) ジョーンの末っ子で次女。夫のウィリアム・レイは、イラクの土木事業局で有力な地位についており、赤ん坊のモプシーがいる。ジョーンのバグダッド行きは彼女の急病を見舞うためで、回復期の病人と頼りにならない婿で混乱した家庭を采配し、万事ゆくりなく手当を行ったと考えている。 トニー ジョーンの初子で長男。農科大学を卒業、ローデシアでオレンジ農園を経営し、現地で家庭を築いた。 エイヴラル ジョーンの長女。冷ややかなまでに理知的な性格。かつては妻のある年上の男性と(ジョーンの見るところでは気まぐれで)激しい恋愛に落ち「両親に少なからず気を揉ませた」。現在は株式ブローカーと結婚してロンドンで暮らしている。 レスリー・シャーストン クレイミンスターの銀行家チャールズ・エドワード・シャーストンの妻。1930年に病死し、物語の現在時点では故人。ジョーンは「悲惨で気の毒な一生」と考えている。 シャーストン氏は横領事件を起こし、服役した。シャーストン氏の弁護に当たったのがロドニーであり、2人の幼子を抱えたレスリーの相談相手となった。親族から2人の子供を引き取るという申し出があったが、レスリーはこれを拒んだ。これは「前科者の子」という不名誉を負わせる選択であり、また子供たちに父親が刑務所に入っていたという事実を教えているという点も、ジョーンからすれば信じがたい点である。 レスリーは園芸農家として身を立て、たくましく生活基盤を築いた。その「勇気」についてはジョーンも認めるところである。 ホーエンバッハ・サルム公爵夫人(サーシャ) 物語の終盤で登場。砂漠の中のレストハウスでの立往生から解放され、鉄道の旅を再開させたジョーンが、アレッポからイスタンブールまで、トールス急行で一等寝台車の相部屋となった客。ロシア出身の公爵夫人で、多言語を操るコスモポリタン。ジョーンはレストハウスでの「回心」を打ち明けた。しかし、同行の旅の最後の頃には、生まれながらの貴族と田舎弁護士の妻という階級差を感じさせる彼女をジョーンは疎ましく思うようになった。
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おもな登場人物
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「ドラミちゃん ハロー恐竜キッズ!!」の記事における「おもな登場人物」の解説
ドラミ 声優 - 横沢啓子 ドラえもんの妹。 セワシ 声優 - 太田淑子 のび太の孫の孫。 ミエ吉 声優 - 山口勝平 セワシの友達。蝶ネクタイをしており、派手なパンツも着用。臆病だが恐竜に詳しい。 アントン 声優 - 桜井敏治 セワシの友達。大きな身体と優しい心の持ち主。 マイ助 声優 - 大谷育江 白亜紀でドラミたち一行が見つけた卵から孵化したマイアサウラの赤ちゃん。「キューイ」と声を出している。 ジュラノシン 声優 - 二又一成 白亜紀において、恐竜を恐竜ハンターから守る環境保護ロボット。
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おもな登場人物
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ある調査によれば、作中の人物は13,000人に達するとされている。以下はその一部を紹介する。 熊木伯典(くまき・はくてん)- 築城術赤針流の10代目。奸智に長けた人物で、富士山麓の調練城を巡る討論で佐藤菊太郎を陰謀で陥れる。赤針流の10代目を継ぐにあたって、何か不正なことをしたことが裾野篇で示唆されるが、真相は解明されないままで終わる。出生に関する書き付けが存在し、元は高貴な生まれであるとされるが、お染がその書き付けをすり替えてしまったため、ついに事実は不明のままとなる。 佐藤菊太郎(さとう・きくたろう)- 築城術賛四流喜運川兵部の高弟。清廉潔白な人物で築城家としても有能であるが、熊木伯典に陥れられ頭部に大けがを負い、長い間正気を失う。後に正気に戻ってお染を妻とする。 喜運川兵部(きうがわ・ひょうぶ)- 築城術賛四流の五代目で高名な築城家で菊太郎の師。お染の父。物語の開始時には既に死亡。 お染(おそめ)- 喜運川兵部の娘。菊太郎を慕い、調練城の論争の時に菊太郎に秘本を渡すために富士山麓にやってくるが、ふとしたことで熊木伯典に捕らえられ、腕に「帰伯典」(伯典に帰る)という刺青を入れられてしまう。後に刺青を消し菊太郎の妻となる。 お藤(おふじ)- お染につきそう侍女。 美濃屋竜吉(みのや・りゅうきち)- 江戸の花火師。調練城の論争で佐藤菊太郎を支援するが、熊木伯典に捕まって石牢に終生入れられてしまう。 三平、上田三平(さんぺい、うえだ・さんぺい)- 熊木伯典の手下の怪童。菊太郎に対する陰謀を実行する。長じてはお持砲蔵頭になり、手裏剣術の名人となる。日光霊城勝負でも暗躍するが、後に悪事がばれ幽閉される。 水野出羽守(みずのでわのかみ)- 富士山麓の調練城の建設についての幕府側の責任者。 玉置左内(たまき・さない)- 水野領茶園金花寮の守護役。佐藤菊太郎が射た弓で将軍家に献上する茶壺が割れてしまうが、菊太郎をかばって内密にしていた。それを伯典から水野出羽守に暴露されて切腹する。 松斎(しょうさい)- 砂村の医師。刺青を彫られたお染を診る。また、伯典の陰謀で怪我をした菊太郎を診る。 泰右衛門(たいえもん)- 裾野南村の世話役で、お雪の父親。 小里(お雪)(こざと(おゆき))- 富士の裾野南村の世話役泰右衛門の娘。熊木伯典に人柱にされかかるが、お染により救われる。長じて江戸に出て芸者になり、小里と名前を変える。熊木伯典の妻となる。 旭連(きょくれん)- 女占卜者(おんなうらない)。尼寺無現庵庵主。熊木伯典の出生の秘密に関わるお筆染を保持しているが、お染によって偽物にすり替えられる。 秦野義正(はたのよしまさ)- 喜運川門下の侍。佐藤菊太郎を助けに愛鷹山麓までやってくる。伯典が赤心流10代目を継ぐにあたって行った不正の証拠を携えてきたが、伯典の手下に斬り殺される。 大河内豊輔(おおこうちとよすけ)- 同上。 甲賀円蔵(こうが・えんぞう) - 御殿山の面師。小里の顔を面のモデルにしようとする。 八幡万次郎(やわたまんじろう)- 勘定奉行所書状頭。小里に惚れて茶屋に通い詰める。書状頭という職種から伯典の出生の秘密を知る手がかりとなるため、伯典と小里の両方から迫られる。 八幡文吾(やわたぶんご)- 万次郎の息子。小里に恋して小里を追いかけ回す。後に頼母木介堂の内弟子になる。 太田蜀山人(おおたしょくさんじん)- 江戸の狂歌師。 繁蔵(しげぞう)- 刺青の名人。伯典に藍竜の毒汁による刺青を教え、伯典はそれをお染への刺青に用いる。 佐藤兵之助(さとう・へいのすけ)- 佐藤菊太郎とお染の息子。お小姓組として頭角を現し、才気煥発で菊太郎のような人の良さによる隙がなく、熊木伯典ともよく渡り合うことができた。日光霊城勝負で熊木公太郎に勝利するが、その後伯典の娘であるお園と関係を持つようになる。自分の子供を宿したお園を斬り殺そうとするなど、冷酷な面がある。後に調連隊長となり、東北地方に逃げた公太郎と助一を追い、公太郎を殺すが自身も膝に銃弾を受け不具者になる。最後は、湯島天神で公太郎の息子の熊木城太郎により仇討ちで命を奪われる。 熊木公太郎(くまき・きみたろう)- 本作の主人公で、「主人公篇」より登場する。熊木伯典と小里の間に生まれた。明朗快活で真正直で、父親の伯典とは違い策を巡らせたりすることは不得意だった。子供の頃より「影法師」と呼ばれる謎の人物につきまとわれ、公太郎が名を成そうとすると、ことごとく邪魔された。日光霊城勝負では佐藤兵之助に負け、その後昌平黌の武術師範となるが、佐藤家との再対決での斬り合いが原因で昌平黌を辞める。助一が盗みをして首を斬られる所を助け、東北地方に逃げるが、調連隊長として追ってきた佐藤兵之助の手勢により鉄砲で撃たれ命を落とす。 助一(すけいち)- 猿回しだが、「裾野篇」で伯典と菊太郎が牛車勝負をした時に菊太郎側に付いた牛曳きの息子。公太郎がやくざ者に奪われた「ばくち猿」の仙公を取り返してくれたことから、公太郎と一緒に旅をした。 頼母木介堂(たのもぎ・かいどう)- 高名な兵学者で、房州清澄山にひっそりと暮らしていた。熊木公太郎を弟子にしようとするが、入門の儀式が二度まで「影法師」によって邪魔され、そのまま別れる。 一つ玉の国蔵(ひとつだまのくにぞう)- 清澄山の猟師で鉄砲の名人。後に筑波山に出て江戸から逃げてきた公太郎と助一に合流する。佐藤兵之助を鉄砲で撃ってその膝を砕く。 百寄燈明(ひゃくよせ・とうみょう)- 江戸から東北の興行物の総勧進元締め。お蓮を誘拐して自分の屋敷に閉じ込める。 お蓮(おれん)- 日光の遊女。百寄燈明に捕まっていたところを公太郎に助け出される。夜目の範七の娘。 夜目の範七(よめのはんしち)- 日光の土地に精通している。お蓮の父親。 伊川宗四郎(いがわ・そうしろう)- 日光霊城審議の審議頭。 玉置左乃助(たまき・さのすけ)- 玉置左内の子。熊木伯典を親の仇と思い、伯典の息子の公太郎に秘かにつきまとい、「影法師」として公太郎が名を成そうとするのをことごとく邪魔をする。日光霊城勝負で、賛四流のための証言を行い、伯典の陰謀を覆すが、上田三平の手裏剣を受けた傷で命を落とす。 お園(おその)- 熊木伯典と小里の娘で、公太郎の妹。美しく才長けた女性で、自身の才覚で佐藤兵之助と交渉しようと那須へ出かけていくが、そこで兵之助と男女の仲になり、結局その子供を宿す。兵之助に斬り殺されそうになるが、身を隠すことを条件に助けてもらい、一人で兵吾を育てる。 森義(もりよし)- 那須の温泉宿の塩見屋の倅で笛の名人。公太郎と親しくなる。 大田黒定通(おおたぐろ・さだみち)- 富士の麓での調練隊の隊長。 お六(おろく)- 牛曳きの源六の娘で伯典と菊太郎の牛合戦の時に伯典側についた。長じて花火師竜吉の岩牢の近くに住む。 文六(ぶんろく)- お六の子。ふとしたきっかけで富士の麓で公太郎と一緒に住む。 大井厳流(おおい・げんりゅう)- 元水野藩の軍学者で岩牢に入れられた竜吉の監視役。 岡部高行(おかべ・たかゆき)- 平田篤胤の門人。錦将晩霞に紅毛人サンダーを紹介する。 サンダー - 岡部亭に住む謎の紅毛人。錦将晩霞に洋琴で西洋の曲を弾いて聞かせる。 黒船兵吾(くろふね・へいご)- 佐藤兵之助とお園の一人息子。出生の経緯から武士を憎み、最初は船大工になることを目指し、鳥ノ居頼吉の弟子となる。しかし、頼吉が黒船を巡る論争で敗れ船大工を辞めたため、侠客の上冊吉兵衛の元に身を寄せる。後に、江戸で押しも押されもせぬ大侠客となる。 錦将晩霞(きんしょう・ばんか)- 熊木公太郎が那須の山の中に潜んでいた時に、隣に住んでいた音楽師で、須磨琴の名人。西洋琴の楽譜を入手し、それを弾きこなそうとする。熊木家と佐藤家の三度目の対決の際に、佐藤家側から紅毛人の家に出入りしたことを告発され自害する。 貢(みつぎ)- 錦将晩霞の妹。熊木公太郎の大らかな性格を愛し、その妻になる。 古島玄融(こじま・げんゆう)- 御殿医。頼母木介堂と伯典の最期を看取る。 初眉小市(はつまゆ・こいち)- 山城曲馬団の勧進元。佐藤兵之助に馬を売る。 佐藤光之助(佐藤城太郎)(さとう・みつのすけ(さとう・しろたろう))- 佐藤兵之助と正妻の息子。最初「城太郎」といったが、その名前が熊木城太郎と同じであるのを知り、佐藤光之助に改名する。最初は幕府のために品川砲台の建設現場で働いていたが、後に赤松浪士団の副隊長となる。しかし、お八重という女性を巡って総長の赤松総太夫と険悪になり、ついには浪士団を離れる。お八重を妻とするが、明治の御代になって職を得る上で苦労する。後に全国の忠臣の足跡を調べる事業であちこちを旅するが、実は熊木公太郎こそが理想的な人物だったのではないかと思うようになる。最終的に熊木城太郎に対し、もはや仇としては付け狙わないことを申し入れる。 お広(おひろ)- 佐藤兵之助の正妻。 藤江(ふじえ)- 佐藤光之助の妹。赤松総太夫の妻となる。 熊木城太郎(くまき・しろたろう)- 熊木公太郎の息子。躁鬱病のような所があり、勝ち番という調子の良い時と、負け番という調子の悪いときが不定期に入れ替わる。勝ち番の時は剣の腕は師範代をもしのぐ。佐藤兵之助に撃たれた父親の仇を取ろうと兵之助を付け狙い、一度それを果たしたかと思われたが、とどめを刺しておらず不首尾に終わる。その後赤松浪士団に参加し、佐藤光之助の下で働くが、やがて光之助から兵之助が生きていることを聞き、再度兵之助を狙い、湯島天神でとうとう兵之助を斬り殺す。その後明治になって、煙草商人の清兵衛がアメリカに行くのに助手として付いていく。 お君(おきみ)- 熊木城太郎の妹。 大竹源五郎(おおたけ・げんごろう)- 昌平黌における、熊木公太郎の同僚で親友。公太郎の死後、城太郎が佐藤兵之助を撃とうとするのを手助けする。しかしながら、公太郎の妻であった貢に恋した自分を恥じて自害する。 清川八郎(きよかわ・はちろう)- 浪士組を結成し、赤松浪士団と対立する。 山崎桂次郞(やまざき・けいじろう)- 赤松浪士団の団員。熊木城太郎を浪士団へ誘う。 お八重(おやえ)- 山崎桂次郞の妹で佐藤光之助の妻。美しいがわがままな性格。 赤松総太夫(あかまつ・そうだゆう)- 赤松浪士団の総長。お八重を佐藤兵之助と争う。 上冊吉兵衛(じょうさつ・きちべえ)- 江戸の侠客で、兵吾を自分の元に引き取って侠客稼業を仕込む。 水野忠邦(みずの・ただくに)- 幕府老中。黒船の構造について種田暗斎と鳥ノ居頼吉の二人に問いただす。 鳥ノ居頼吉(とりのい・よりきち)- 船大工として名人であり、兵吾を弟子としていたが、ある時黒船の構造について種田暗斎と論争して負けてしまい、それがきっかけで船大工を辞める。 清兵衛(せいべえ)- 煙草商人。熊木城太郎を助手にしてアメリカに渡る。 新門辰五郎(しんもん・たつごろう)- 有名な侠客で、黒船兵吾から頼まれて佐藤光之助に全国の忠臣の記録を調査するという役目を斡旋する。 杉浦星巌(すぎうら・せいがん)- 佐藤光之助の学問の師で国漢両学の大家で美佐緒の父。目と耳を悪くしている。 杉浦美佐緒(すぎうら・みさお)- 杉浦星巌の娘。職を求めていた佐藤光之助に対し、外国人教師ダラスに対し渡りを付けることで、開成学校の職を斡旋する。ヴァイオリンを古道具屋で買い、偶然錦将晩霞が使っていた西洋の楽譜を手に入れる。 ダラス - 開成学校の外人教師。杉浦美佐緒に佐藤光之助の職を頼まれるが、それをいい機会として美佐緒に手を出そうとする。松村介次郎が杉浦星巌のために作った補聴器をわざと壊し、介次郎から斬りつけられる。 お沢(おさわ)- ダラスの妾。 松村介次郎(まつむら・すけじろう)- 開成学校の生徒。杉浦美佐緒に恋しており、その父の杉浦星巌のために補聴器を作ろうとする。それは一応完成したが、ダラスのために破壊され、怒った介次郎はダラスに斬りつける。 菊一(きくいち)- 佐藤光之助の息子。 重次(しげじ)- 同上。
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おもな登場人物
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「大菩薩峠 (小説)」の記事における「おもな登場人物」の解説
机竜之助 - 武州沢井村出身の浪士。「音無しの構え」で知られる名うての剣客。連続辻斬り犯。失明してからは、ますます夜の通り魔殺人にのめり込む。 宇津木兵馬 - 竜之助に殺された甲源一刀流の師範・宇津木文之丞の弟。島田虎之助に師事し、竜之助を仇と狙って旅を続ける若者。 お松 - 大菩薩峠で竜之助に祖父を殺された娘。七兵衛に助けられる。 裏宿の七兵衛 - 大菩薩峠以来、お松を助け育てる男。実は盗賊。実在した青梅の義賊「裏宿七兵衛」がモデル。 お浜 - 甲州八幡村出身で、文之丞の内縁の妻。竜之助と出奔して江戸で同棲し、郁太郎をもうけるが、最後は竜之助に殺された。 与八 - 青梅万年橋の水車番。捨て子だったが、竜之助の父禅正に拾われ養われた。 郁太郎 - 竜之助がお浜に産ませた子。お浜の死後は、与八に育てられる。 島田虎之助 - 幕末にいた実在の剣豪。宇津木兵馬に剣術を指南する。 道庵先生 - 十八文を看板する町医者。いつも酔っ払っている。 神尾主膳 - 三千石の悪徳旗本。甲府勤番組頭に左遷となる。 お絹 - 旗本神尾家の先代の愛妾。お松を神尾邸に斡旋する。 芹沢鴨 - 新選組の初代筆頭局長。竜之助を味方に引き入れようとする。 近藤勇 - 新選組の局長。芹沢暗殺後、単独の局長として新選組を纏め、京の治安維持を担う。 お豊 - お浜に瓜二つの女。心中したが生き残り日陰の身となる。 藍玉屋の金蔵 - お豊に一目惚れし、しつこく言い寄る青年。 お君 - 伊勢間の山で「間の山節」を伝承する芸人・お玉。 宇治山田の米友 - 伊勢間の山の芸人でお君の幼馴染で槍の名人。 ムク - お君の忠実な愛犬。黒く大きな犬で強さと賢さを併せ持つ。 がんりきの百蔵 - 裏宿の七兵衛を兄貴分と恃む俊足の盗賊。竜之助に右腕を切断された。 お徳 - 行商が生業の山の娘の親方。竜之助を介抱し湯治をさせる。 忠作 - 甲州山中で砂金掘りをしていた少年。お絹の勧めで江戸へ出て、荒稼ぎを始める。 山崎譲 - 新選組の一員。密偵を専門とし、幕府側の浪士対策にあたる。山崎丞がモデル。 お角 - 娘軽業一座をまとめる鉄火肌の女親方。 駒井甚三郎 - 能登守。英学と砲術の研究に熱心な学者肌の旗本で甲府勤番支配。 藤原伊太夫 - 甲府有野村の馬大尽。 お銀様 - 伊太夫の娘。幼少時に顔に大火傷を負い、歪んだ性格になる。 南条力 - 勤王派の浪士。同志の五十嵐甲子雄と行動を共にする。 金助 - 甲府の小悪党の折助。お角や神尾のもとに出入りする。 慢心和尚 - 甲州恵林寺の和尚、丸い頭で自分の拳骨を口に入れるという妙技を持つ。 芳浜の茂太郎 - 安房生まれで鳥や獣と心が通う少年。お角の一座で見世物興行にされ、念仏教の中心に祭り上げられる天性のラッパー。 弁信 - 茂太郎の友人で盲目の少年僧。平家の琵琶語りをする。台詞が異常に長い。 お雪ちゃん - 上野原の月見寺に起居する娘。殺された姉・お若から引き継ぐ形で竜之助の世話をすることになる。 池田良斎 - 神楽師一行の領袖。万葉の国学者。介山居士の大乗仏教的分身といわれる。 北原賢次 - 神楽師一行の一人。池田良斎第一の門人。炉辺談話の狂言回し。 田山白雲 - 足利の武士で妻子持ち。貧乏絵師に身を窶している。後に駒井に誘われて行動を共にする。 浅吉 - 飛騨高山屈指の穀屋の後家さんの男妾。後家さんと共に湯治に来た白骨温泉で、後家さん共々、竜之助の魔手に掛かる。 仏頂寺弥助 - 兵馬の知り合い。それなりの剣客だったが、今は無頼漢と化し、街道筋を騒がせている。 丸山勇仙 - 仏頂寺の仲間。多少は医術の心得もある書生だったが、今では仏頂寺らと無頼の生活を送っている。 福松 - 江戸生まれの芸者。なぜか兵馬の旅の供となり、盛んに兵馬を誘惑する。 里見もゆる - 房州保田の岡部兵部の娘。一時精神に異常を来しており、後回復するが、男性にだらしない。茂太郎に姉のように慕われている。 金椎(キンツイ) - 駒井邸の使用人。中国人の少年で、聾唖者。キリスト教徒。 マドロス - 漂着したオランダ人水夫。空腹で駒井邸に侵入して取り押さえられ、駒井に造船夫として雇われる。 梶川与之助 - 脱藩した美少年の剣士。お角に助けられ、旅の供となる。 不破の関守氏 - 諸国修行をしていた物穏かな初老人。お銀様の胆吹王国の運営を任される。 青嵐居士 - 長浜の知善寺に寄留している浪人。胆吹王国の運営に参加する。 柳田平治 - 恐山で修行した居合い抜きの名手。白雲の勧めで駒井の一行に加わる。 轟の源松 - 江戸から来た岡っ引。終盤で竜之助に付き纏いだす。 大原寂光院の老尼 - 終盤で寺に転がり込んだ竜之助の世話をする。
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おもな登場人物
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複数の短編に登場する人物 寒川 心五郎(さむかわ しんごろう) 作家。作家生活は長いが、あまり売れていない。親戚から「売れない作家だ」と馬鹿にされている。新日本小説家協会の賞の候補になったことがあるが、連続で落ちている。 選考委員をしたこともあるが、編集者からは避けられている人物である。また、過去の人でもある。 熱海 圭介(あたみ けいすけ) 『撃鉄のポエム』で灸英社新人賞を受賞した新人作家。私立太平大学文学部卒、事務機器メーカ勤務。33歳。編集者からは面白おかしくもない経歴だと称されている。短編などを雑誌に掲載するなどして活動している。自らのことを「賞も受賞しているこの俺が」と言ったり、文壇パーティで目立ちたがるというような、ナルシストな性格である。編集者からは、過去の人であると称されている。 神田(かんだ) 灸英社の出版部に所属している編集者。寒川に一番期待を寄せていた数少ない人物であったが、今では寒川のことを避けている。 唐傘 ザンゲ(からさか ざんげ) 灸英社推理小説新人賞受賞作『虚無僧探偵ゾフィー』の作者。早くも過去の人となっている。
※この「おもな登場人物」の解説は、「黒笑小説」の解説の一部です。
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