クセルクセス

デジタル大辞泉

クセルクセス【Xerxes】

読み方：くせるくせす

［?〜前465］ペルシア帝国第4代の王。在位前486ころ〜前465。ダレイオス1世の子。エジプトの反乱を鎮定、また、ギリシャにも遠征して第3回ペルシア戦争をおこしたが、サラミスの海戦で敗れて帰国。

ヘンデルのオペラ。イタリア語名セルセ。全3幕。1737年から1738年にかけて作曲。1738年初演。が弟アルサメーネの恋人を奪おうと奸計を弄するも、失敗に終わったいきさつを描いた作品。第1幕のアリア「オンブラマイフ」が有名。

中央がナグシェロスタムのクセルクセスの墓

外国人名読み方字典

クセルクセス

名前 Xerxes

ウィキペディア

クセルクセス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/05/22 18:44 UTC 版)

クセルクセス、あるいはクセルクセース（Xerxes, Ξέρξης）は、古代ペルシア語によるペルシア王名のギリシャ語形で、2人のアケメネス朝ペルシア王の名として知られる。古代ペルシア語の原型はクシャヤールシャー（xšayāršā < xšaya- + ṛšan-）で、「英雄を支配する者」を意味する。一見この王名の派生形に見えるギリシャ語形ペルシア王名のアルタクセルクセスは古代ペルシア語ではアルタクシャサー（Artaxšaçā）であり、クセルクセスの派生形の人名ではない。

• クセルクセス1世（在位：紀元前486年 - 紀元前465年） - もっとも著名なクセルクセル王。旧約聖書エステル記のアハシュエロス王は、彼に相当するとされる。
• クセルクセス2世（在位：紀元前424年）

アケメネス朝の影響を受けた地域における王族人名

• クセルクセス (アルメニア) - アルメニア王。紀元前212年、セレウコス朝のアンティオコス3世に殺された。
• ポントス国王ミトリダテスの息子の名。

その他

• クセルクセス（イタリア語名：セルセ） - ペルシア王クセルクセス1世を主人公とするゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルのオペラの演目。第1幕第1場の中のアリアが、オンブラ・マイ・フ。
• (7211)クセルクセス - 小惑星。
• w:Xerxes (Dune) - フランク・ハーバートの作品デューンシリーズのキャラクター。

関連項目

• セルセ（曖昧さ回避）

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クセルクセス

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「アサシン クリード オデッセイ」の記事における「クセルクセス」の解説

回想でダリウスによって暗殺される。

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「クセルクセス」の例文・使い方・用例・文例

• 紀元前401年に起こった、アルタクセルクセス二世が、王位を奪おうとした彼の弟を破った戦い
• 紀元前444年の私がリーダーになったアルタクセルクセスの法廷のバビロニアのCaptivityの後にエルサレムを再建しているユダヤ人の職員をどのようにかに言う旧約聖書の本
• ペルシアの王子で、自身の兄弟であるアルタクセルクセス2世によって打ち負かされた（紀元前424年−401年）