根性論
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根性論(こんじょうろん、英: die-hard spirit, never-give-up spirit[1])は、苦難に屈しない精神=根性があれば、どんな問題でも解決できる・またはどんな目標にも到達できるとする考え方(不屈の精神)であり、フランス第1次世界対戦の精神論"エラン・ヴィタール"からきている。日本では第1次世界大戦後に戦勝国として陸軍は牟田口廉也を派遣。日本に導入がされた。精神論・精神主義の一つ。東京オリンピック(1964年)の女子バレーボール日本代表チーム(いわゆる『東洋の魔女』)を金メダルに導いた大松博文によって、根性論が社会に浸透したと考えられる[2]。
- ^ “根性論”. 2021年6月15日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i 岡部祐介「スポーツにおける勝利追求の問題性に関する一考察 : 〈勝利至上主義〉の生成とその社会的意味に着目して」『自然・人間・社会 / 関東学院大学経済学部・経営学部教養学会』第65巻、関東学院大学経済学部・経営学部教養学会、2018年7月、15-37頁。
- ^ 坂上康博『にっぽん野球の系譜学』青弓社、2001年7月、219頁。
- ^ 高橋亀吉「スポーツと根性について」『新体育』第34巻第11号、新体育社、1964年、130-135頁。
- ^ 浅川正一「体育の学習と精神力」『学校体育』第21巻第6号、日本体育社、1968年、22-25頁。
- ^ 大松博文『なせばなる!続・おれについてこい』講談社、1964年、104頁。
- ^ 岡部祐介「〈スポーツ根性論〉を再考する―1960 年代における「根性」の変容と「いま」および「これから」―(日本体育学会第 65 回大会浅田学術奨励賞・受賞記念講演報告)」『体育哲学研究』第45巻、日本体育学会体育哲学専門分科会編集委員会、2014年、69頁。
- ^ a b c 長島和幸「八田一朗の「根性」論の独自性に関する一考察:1960 年代の「根性」批判と「トレーニング」論の分析を通して」『スポーツ教育学研究』第39巻第2号、日本スポーツ教育学会、2020年、13-26頁、doi:10.7219/jjses.39.2_13。
- ^ 関春南「戦後日本のスポーツ政策:オリンピック体制の確立」『一橋大学研究年報経済学研究』第14巻、一橋大学、1970年、225頁。
- ^ 森川貞夫「「根性」論の歴史的・社会的背景」『女子体育』第16巻第5号、公益社団法人日本女子体育連盟、1974年、33頁。
- ^ 草深直臣『現代スポーツの構造とイデオロギー』青木書店、1986年、42頁。
熱血
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