代筆とは? わかりやすく解説

だい‐ひつ【代筆】

読み方:だいひつ

[名](スル)本人に代わって書くこと代書。「母の手紙を—する」


代筆

作者赤川次郎

収載図書踊る男
出版社新潮社
刊行年月1986.4


代筆

作者竹田まゆみ

収載図書海の見たい
出版社偕成社
刊行年月1988.7
シリーズ名偕成社創作


ゴーストライター

(代筆 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/03 21:07 UTC 版)

ゴーストライターghostwriter)とは、書籍や記事、脚本などの代作生業とする著作家のことである(以下、ゴーストと表記)。なお、変名を使い正体を明かさないまま作品を公表する覆面作家とは異なる。


  1. ^ ゴーストライターの名前は本のどこかに「構成」「協力」「編集協力」として出ている。「執筆」ではなく。”. 2014年2月23日閲覧。
  2. ^ a b c 塩沢実信『出版最前線』彩流社、1983年、pp.147-149
  3. ^ ゴーストライターの私はこう思う、新垣隆さんは「ゴースト」ではない”. 2014年2月26日閲覧。
  4. ^ 伊藤寿男『編集者ほど面白い仕事はない 体験47年出版の全内幕を明かす』テーミス・2004年、p.102
  5. ^ a b 松本伊代 「自分で書いたもん!」と主張ものちにゴーストライターの存在を告白”. 2014年2月26日閲覧。
  6. ^ 『ゴースト・ライター』エフプロ出版、p.17
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  8. ^ a b 『Business Media 誠』吉田典史 吉田典史の時事日想:約9割のビジネス書は、ゴーストライターが書いている
  9. ^ 竹中労『芸能人別帳』ちくま文庫、2001年、p.504
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  11. ^ 上阪徹『職業、ブックライター。』講談社、2013年
  12. ^ ゴーストライターというお仕事”. 2014年2月27日閲覧。
  13. ^ ゴーストライターがいるのは恥ではない:ぼくの本、半分くらい編集者が書いてますよ”. 2014年2月23日閲覧。
  14. ^ プロのブックライターが大勢生まれると、どんなにいいことが起きるか。”. 2014年2月23日閲覧。
  15. ^ 石 紀美子「でっちあげ冒険譚でヒーローになったアメリカの「偽ベートーベン」~大ベストセラーの“黒子”ライターは自殺」『JBpress(日本ビジネスプレス)』、2014年2月19日。2020年1月7日閲覧。「全4ページ構成。記事全文は現在インターネットアーカイブ内に残存(→P2P3P4)」
  16. ^ 『ゴースト・ライター』エフプロ出版、p.35
  17. ^ a b 塩沢実信『出版最前線』彩流社、1983年、p.145
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  19. ^ a b c 情報紙『有鄰』No.422 P3 - 有隣堂
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  21. ^ a b 犯された蜜獣
  22. ^ a b 江本孟紀ブログ 2007年12月28日(金)「日本のプロ野球を作った男たち!」
  23. ^ [『カッパ・ブックスの時代』(新海均・著、河出書房新社)]
  24. ^ 戦後のベストセラー史どうしてあの本は売れたのか - 神田雑学大学
  25. ^ 堀江氏小説ゴースト問題、出版業界の慣習としてもルール違反のワケ〜透ける出版不況の深さ
  26. ^ a b <佐村河内さん問題>ゴーストライターはどこまで許される?”. 2014年2月23日閲覧。
  27. ^ マスコミ業界で許容される「職業ゴーストライター」の線引きとは?”. 2014年2月26日閲覧。
  28. ^ 「私はいつも内山文学士に頼んで自分の言葉を筆記してもらっているが」「出来上がると、必ず内田百閒氏に見てもらう。」(宮城道雄「夜長漫筆」)
  29. ^ 稲葉稔「芸能人の収入」『別冊宝島396 芸能人という生き方 波瀾万丈!懐かしのスターたちが見た「天国と地獄」』宝島社、1998年、p.110
  30. ^ a b c 伊藤寿男『編集者ほど面白い仕事はない 体験47年出版の全内幕を明かす』テーミス、2004年、p.101
  31. ^ NHK大河ドラマ脚本家、「替え玉」だった - Ameba News 2011年5月18日
  32. ^ 「元秘書は見た! 『江』『篤姫』の田渕久美子さんを巡って飛び出した“仰天供述”NHK大河・脚本家は「替え玉」だ 衝撃裁判!」『FLASH』2011年5月31日号
  33. ^ あのモーツァルトも 今こそ学ぼう、偽作音楽史 「HIROSHIMA」の改名にも前例”. 2014年2月26日閲覧。
  34. ^ 芸能界では常識の声…ゴーストライターってどんな仕事?”. 2014年2月26日閲覧。
  35. ^ 作曲の真相について思う”. 2014年2月26日閲覧。
  36. ^ 「1曲5000円」で作曲 有名音大ではゴーストは実力の証し!?”. 2014年2月26日閲覧。
  37. ^ 偽ベートーベン事件、罪深い大メディアと業界の悪習慣 あまりに気の毒な当代一流の音楽家・新垣隆氏(3)
  38. ^ a b 吉田大輔『全改訂版著作権が明快になる10章』出版ニュース社、2009年、pp.345-347
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  41. ^ 本訴 平成17年(ネ)第10100号 著作者人格権確認等請求控訴事件 裁判所公式サイト
  42. ^ 2審も「制作者は西氏」 万次郎像めぐり知財高裁 47NEWS(共同通信) 2006年2月27日
  43. ^ 「ジョン万次郎銅像事件」控訴審判決〜著作者人格権確認等請求控訴事件(知財判決速報)〜 駒沢公園行政書士事務所日記 2006年3月2日
  44. ^ BLOGOS編集部2014年12月26日 07:15「誰が作ったとしても『交響曲HIROSHIMA』が好きならそれでいいじゃないか」〜佐村河内事件をスクープしたノンフィクション作家・神山典士氏インタビュー
  45. ^ 龍膽寺雄「M・子への遺書」
  46. ^ 小谷野敦『川端康成伝』
  47. ^ 大森光章『たそがれの挽歌』p.107-109
  48. ^ a b 木村徳三『文芸編集者の戦中戦後』(大空社、1995年)pp.78-79
  49. ^ 吉田豪『新人間コク宝』コアマガジン、2010年、p.252。ビートきよしインタビュー。
  50. ^ 本橋信宏『裏本時代』飛鳥新社、1996年、p.212
  51. ^ ターザン山本『「金権編集長」ザンゲ録』宝島社、2010年、pp.163-164
  52. ^ 書籍のゴーストライターというエコシステム
  53. ^ 矢崎泰久『口きかん わが心の菊池寛』
  54. ^ 「著者インタビュー 清水義範」『サンデー毎日』2008年11月9日号、p.121
  55. ^ 元木昌彦『週刊誌は死なず』朝日新書、2009年、p.186
  56. ^ 『ゴースト・ライター』エフプロ出版、p.14
  57. ^ a b 『薔薇十字社とその軌跡』p.35
  58. ^ 大森郁之助『「乙女の港」・その地位の検証 : lesbianismの視点ほか、または、八木洋子頌―』(札幌大学女子短期大学部紀要、1991年2月)
  59. ^ 内田静枝「解説」(文庫版『乙女の港 少女の友コレクション』)(実業之日本社、2011年)
  60. ^ 中嶋展子『川端康成「乙女の港」論―「魔法」から「愛」へ―中里恒子草稿との比較から』(岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要、2010年3月)
  61. ^ 「現代のベートーベン」佐村河内守氏のゴーストライターが語った!(週刊文春)
  62. ^ 『正論』1997年2月号。
  63. ^ 高平哲郎『今夜は最高な日々』新潮社、2010年、p.193
  64. ^ 長谷邦夫『漫画に愛を叫んだ男たち』清流出版、2004年、p.231
  65. ^ 「著者インタビュー 奥成達」『サンデー毎日』2009年8月9日号、p.102
  66. ^ 御厨貴、芹川洋一『日本政治 ひざ打ち問答 』日本経済新聞出版社、2014年
  67. ^ 参議院会議録情報 第084回国会 文教委員会 第16号
  68. ^ 「週刊誌記者匿名座談会」『噂の真相』1982年11月号、p.91
  69. ^ 『ゴースト・ライター』エフプロ出版、p.55
  70. ^ 水道橋博士『本業』文春文庫、2008年、p.26
  71. ^ 伊藤寿男『編集者ほど面白い仕事はない 体験47年出版の全内幕を明かす』テーミス、2004年、p.97
  72. ^ 吉田豪『新人間コク宝』コアマガジン、2010年、pp.133、151。長門裕之インタビュー。
  73. ^ ビッグダディ 最新刊「ダディから君へ」でゴーストライター使っていた!
  74. ^ 堀江貴文氏「拝金」の代筆問題について
  75. ^ 「佐村河内と同じく指示書を(笑) ホリエモン小説のゴーストを直撃」『週刊文春』第56巻第13号、文藝春秋、2014年4月3日、 国立国会図書館書誌ID:025354881。“55周年特大号。『ワイド特集 乱倫でいいかな?』コーナーより。当該号の目次一覧


「ゴーストライター」の続きの解説一覧

代筆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/04 14:34 UTC 版)

週刊 赤川次郎」の記事における「代筆」の解説

とあるバーで、加藤は気になる相手からもらったラブレター返事どうしよう悩んでいた。友人太田に代筆を頼むも、いい返事をもらえずじまい。そんな加藤バーのマスターある男の話を始める。その男・行は同じ会社好意寄せOL・遥に送るラブレターの代筆を、同僚啓子から紹介され代書人依頼初めは行大満足する内容綴られていたが、何通も代筆を依頼するにつれ、次第代書人の方が暴走し始めた果たして行と遥の恋の結末は?(第1 - 5話加藤 祐一31〉 演 - 北原雅樹 サラリーマンで、太田とは大学時代からの友人大学時代には円周率研究会所属バーマスターから偶然ラブレター代書人の話を耳にする。 マスター40〉 演 - 嶋田久作 バー加藤代書人の話をする。 行 智史〈27〉 演 - ヒライケンジ 情報管理部に勤務しているサラリーマン代書人に遥へのラブレターの代筆を依頼水沢 遥 演 - KANAと同じ会社勤めOL。行自分好意寄せていることを知り代書人センターチラシ啓子の家のポスト入れ、行代書人のことを教えるよう仕向けた。そして行から依頼されラブレター代筆していく中で、徐々に自分好み結婚相手教育していった。 波岡 啓子27〉 演 - 吉岡麻由子と同じ会社勤めOL。遥のことで相談乗り代書人のことを行教える。

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代筆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 07:27 UTC 版)

武田惣角」の記事における「代筆」の解説

幼いころ寺子屋に行くことを嫌い、「自分一生字を書かない他人に書かせる立場になる」と誓ったため、字が書けなかった。父の惣吉は「お前のために字を書く者がいるか」と怒ったが、後に裁判官警察署長陸海軍高官など社会的地位の高い人物が惣角の弟子、あるいは後援者となり、弟子達に代筆をさせていた。但し後に弟子による証言によると、文字を読むことは出来た様で、新聞を読むなど最新知識取得に熱心であった

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