ゴーストライター
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ゴーストライター(ghostwriter)とは、書籍や記事、脚本などの代作を生業とする著作家のことである(以下、ゴーストと表記)。なお、変名を使い正体を明かさないまま作品を公表する覆面作家とは異なる。
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- ^ 堀江氏小説ゴースト問題、出版業界の慣習としてもルール違反のワケ〜透ける出版不況の深さ
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- ^ 「私はいつも内山文学士に頼んで自分の言葉を筆記してもらっているが」「出来上がると、必ず内田百閒氏に見てもらう。」(宮城道雄「夜長漫筆」)
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- ^ NHK大河ドラマ脚本家、「替え玉」だった - Ameba News 2011年5月18日
- ^ 「元秘書は見た! 『江』『篤姫』の田渕久美子さんを巡って飛び出した“仰天供述”NHK大河・脚本家は「替え玉」だ 衝撃裁判!」『FLASH』2011年5月31日号
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- ^ 本訴 平成17年(ネ)第10100号 著作者人格権確認等請求控訴事件 裁判所公式サイト内
- ^ 2審も「制作者は西氏」 万次郎像めぐり知財高裁 47NEWS(共同通信) 2006年2月27日
- ^ 「ジョン万次郎銅像事件」控訴審判決〜著作者人格権確認等請求控訴事件(知財判決速報)〜 駒沢公園行政書士事務所日記 2006年3月2日
- ^ BLOGOS編集部2014年12月26日 07:15「誰が作ったとしても『交響曲HIROSHIMA』が好きならそれでいいじゃないか」〜佐村河内事件をスクープしたノンフィクション作家・神山典士氏インタビュー
- ^ 龍膽寺雄「M・子への遺書」
- ^ 小谷野敦『川端康成伝』
- ^ 大森光章『たそがれの挽歌』p.107-109
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- ^ 書籍のゴーストライターというエコシステム
- ^ 矢崎泰久『口きかん わが心の菊池寛』
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- ^ 大森郁之助『「乙女の港」・その地位の検証 : lesbianismの視点ほか、または、八木洋子頌―』(札幌大学女子短期大学部紀要、1991年2月)
- ^ 内田静枝「解説」(文庫版『乙女の港 少女の友コレクション』)(実業之日本社、2011年)
- ^ 中嶋展子『川端康成「乙女の港」論―「魔法」から「愛」へ―中里恒子草稿との比較から』(岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要、2010年3月)
- ^ 「現代のベートーベン」佐村河内守氏のゴーストライターが語った!(週刊文春)
- ^ 『正論』1997年2月号。
- ^ 高平哲郎『今夜は最高な日々』新潮社、2010年、p.193
- ^ 長谷邦夫『漫画に愛を叫んだ男たち』清流出版、2004年、p.231
- ^ 「著者インタビュー 奥成達」『サンデー毎日』2009年8月9日号、p.102
- ^ 御厨貴、芹川洋一『日本政治 ひざ打ち問答 』日本経済新聞出版社、2014年
- ^ 参議院会議録情報 第084回国会 文教委員会 第16号
- ^ 「週刊誌記者匿名座談会」『噂の真相』1982年11月号、p.91
- ^ 『ゴースト・ライター』エフプロ出版、p.55
- ^ 水道橋博士『本業』文春文庫、2008年、p.26
- ^ 伊藤寿男『編集者ほど面白い仕事はない 体験47年出版の全内幕を明かす』テーミス、2004年、p.97
- ^ 吉田豪『新人間コク宝』コアマガジン、2010年、pp.133、151。長門裕之インタビュー。
- ^ ビッグダディ 最新刊「ダディから君へ」でゴーストライター使っていた!
- ^ 堀江貴文氏「拝金」の代筆問題について
- ^ 「佐村河内と同じく指示書を(笑) ホリエモン小説のゴーストを直撃」『週刊文春』第56巻第13号、文藝春秋、2014年4月3日、 国立国会図書館書誌ID:025354881。“55周年特大号。『ワイド特集 乱倫でいいかな?』コーナーより。当該号の目次一覧”
- 1 ゴーストライターとは
- 2 ゴーストライターの概要
- 3 ゴーストライター契約の有効性
- 4 参考文献
代筆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/04 14:34 UTC 版)
とあるバーで、加藤は気になる相手からもらったラブレターの返事をどうしようか悩んでいた。友人の太田に代筆を頼むも、いい返事をもらえずじまい。そんな加藤にバーのマスターがある男の話を始める。その男・行村は同じ会社で好意を寄せるOL・遥に送るラブレターの代筆を、同僚の啓子から紹介された代書人に依頼。初めは行村も大満足する内容が綴られていたが、何通も代筆を依頼するにつれ、次第に代書人の方が暴走し始めた。果たして行村と遥の恋の結末は?(第1 - 5話) 加藤 祐一〈31〉 演 - 北原雅樹 サラリーマンで、太田とは大学時代からの友人。大学時代には円周率研究会に所属。バーでマスターから偶然ラブレターの代書人の話を耳にする。 マスター〈40〉 演 - 嶋田久作 バーで加藤に代書人の話をする。 行村 智史〈27〉 演 - ヒライケンジ 情報管理部に勤務しているサラリーマン。代書人に遥へのラブレターの代筆を依頼。 水沢 遥 演 - KANA 行村と同じ会社に勤めるOL。行村が自分に好意を寄せていることを知り、代書人センターのチラシを啓子の家のポストに入れ、行村に代書人のことを教えるよう仕向けた。そして行村から依頼されたラブレターを代筆していく中で、徐々に行村を自分好みの結婚相手に教育していった。 波岡 啓子〈27〉 演 - 吉岡麻由子 行村と同じ会社に勤めるOL。遥のことで相談に乗り、代書人のことを行村に教える。
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代筆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 07:27 UTC 版)
幼いころに寺子屋に行くことを嫌い、「自分は一生字を書かない。他人に書かせる立場になる」と誓ったため、字が書けなかった。父の惣吉は「お前のために字を書く者がいるか」と怒ったが、後に裁判官、警察署長、陸海軍高官など社会的地位の高い人物が惣角の弟子、あるいは後援者となり、弟子達に代筆をさせていた。但し後に弟子による証言によると、文字を読むことは出来た様で、新聞を読むなど最新知識の取得に熱心であった。
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