慢心
慢心とは、慢心の意味
慢心とは、いい気になること、おごり高ぶることである。英語では、自負心や虚栄心という意味の self-conceit と表現する。また、conceit、pride と表現することもある。慢心の類語として、過信、自負、傲慢などが挙げられる。自分を過大評価し、自信を持ちすぎていることや、おごり高ぶること、思い上がっていることを意味する。
対義語としては、虚心、謙虚、謙遜などが挙げられる。それぞれの細かい意味は異なるものの、素直であるさまや、自分の能力を低く見ること、素直に受け入れることなどの意味がある。
自信と慢心は似ているようで異なる。何かに直面した際に、直視をし、乗り越えることができると信じることは自信であり、直視することなく、根拠なく、ただできると漫然に思いこんでしまうことが慢心である。
慢心という言葉がよい意味で使われることはまずない。自分への戒めの言葉として使われることが多く、他人に向けて使うと悪口になってしまうことがある。
慢
(慢心 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/28 03:55 UTC 版)
慢(まん)とはサンスクリット語のMāna(マーナ)に由来し、仏教が教える煩悩のひとつである[1]。他人と比較して思い上がることを言う。慢は渇愛(タンハー)より生まれる[1]。 俗に我慢といい、我が身をのみ頼みて人を侮るような心を指す。
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- ^ a b c d e f g h i アルボムッレ・スマナサーラ 『原訳「スッタ・ニパータ」蛇の章』 佼成出版社、2009年6月、Kindle版、位置No.全2202中 920-992 / 42-45%。ISBN 978-4333023813。
- ^ These fetters are enumerated, for instance, in SN 45.179 and 45.180 (Bodhi, 2000, pp. 1565-66). This article's Pali words and English translations for the ten fetters are based on Rhys Davids & Stede (1921-25), p. 656, "Saŋyojana" entry (retrieved 2008-04-09).
- ^ See, for instance, the "Snake-Simile Discourse" (Majjhima Nikaya 22)
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