毒舌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/28 20:50 UTC 版)
毒舌(どくぜつ)とは、他人に対して言葉・悪口や厳しい皮肉を言うこと[1]。毒舌を振るう者は毒舌家(どくぜつか)とも呼ばれる。
(しんらつ)な媒体での毒舌活動
芸能人には、毒舌を売りにする者と、「毒舌」と世間から呼ばれる者とがいる。視聴者からは自分の思っていることを代弁してくれる存在として根強いファンが生まれる反面、批判された相手から侮辱罪や名誉毀損罪で訴えられたり、批判者のファンや支持者から逆に非難されることもある[注釈 1]。
毒舌タレントの種類にも、本心で言っているのではなくキャラ作りのために毒舌を利用しているタイプから、多大な批判を受けても「言いたいことを言って何が悪い、非難するのは逆に言論の自由を奪っている」と反論する根っからの毒舌家など様々である。
作家黒河小太郎(=田勢康弘)は、『総理執務室の空耳』(1994年(平成6年))の中で「日本の3大毒舌家」として、ビートたけし・宮澤喜一・京極純一を挙げている(ただし、これはあくまで執筆当時のもの)。
小沢昭一は「えぐったあとに笑いがくるのが毒舌。えぐるだけじゃあ駄目」と発言している[2]。
脚注
注釈
出典
- ^ “毒舌(どくぜつ)の意味”. goo国語辞書. 2020年12月3日閲覧。
- ^ 2007年(平成19年)10月19日「幸せって何だっけ 〜カズカズの宝話〜」(フジテレビ)
毒舌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 02:17 UTC 版)
黒田清隆内閣のとき、外相大隈重信はしばしば元老・大臣・次官・局長を晩餐に招いたことがあり、小村も何度か呼ばれている。ある晩、三遊亭円朝が落とし噺を一席披露した後、伊藤博文が床の間の席から円朝に盃をとらせると手招きをした。かしこまるだけで一向に前に進まない円朝に対し、小村は開口し、「このなかで一番偉いのは円朝だ。元老や大臣たちは死んだあとにいくらでも立派な後継ぎが控えている。しかし、円朝ほどの名人ともなると後継ぎがいようはずもない。だから、それほどかしこまらなくてよい」と大声で声をかけたという。大病をくり返し、風采の上がらない小村は実は毒舌と放胆な行動力の持ち主であった。
※この「毒舌」の解説は、「小村壽太郎」の解説の一部です。
「毒舌」を含む「小村壽太郎」の記事については、「小村壽太郎」の概要を参照ください。
毒舌
「毒舌」の例文・使い方・用例・文例
毒舌と同じ種類の言葉
- >> 「毒舌」を含む用語の索引
- 毒舌のページへのリンク