同性愛者とは? わかりやすく解説

同性愛

(同性愛者 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/05 12:26 UTC 版)

同性愛(どうせいあい)、ホモセクシュアリティ: Homosexuality[注 1]は、男性同士または女性同士の間での性愛や、同性への性的指向を指す。同性愛の性質を持っている人のことを同性愛者(どうせいあいしゃ)、ホモセクシュアル: Homosexual[注 2]という。ホモセクシャルの略語であるホモが主に男性同性愛者に対して使われる場合があるが、差別的に使われてきた歴史的文脈から蔑称だとする考えもある[1][2][3][4]


注釈

  1. ^ ホモセクシャリティとも表記。
  2. ^ ホモセクシャルとも表記。
  3. ^ 同性カップルに関する認知制度が無いこととは、具体的には異性同士の婚姻者に認められているのと同等の権利がなく、パートナー死亡時にその遺産相続権もないこと。
  4. ^ 国連「性的指向と性自認に基づく差別の撤廃と人権保護の促進を求める」声明に賛同した66ヶ国中アジア圏で賛同した国は日本のみで、先進諸国の中でもアメリカは賛同しなかった(GAY JAPAN NEWS 2008/12/19「国連総会に人権と性的指向・性自認に関する声明提出=日本含む66カ国が賛同」 

出典

  1. ^ 伏見憲明・及川健二・松沢呉一, 『「オカマ」は差別か 『週刊金曜日』の「差別表現」事件: 反差別論の再構築へ』, (ポット出版, 2002), p. 61 伏見は「自分は90年代に差別意識への注意喚起の目的で『ゲイ』への言い換えを行っていたが、言葉自体が悪いわけではなく問題は文脈にある。東郷氏やゲイ雑誌の書き手がホモ、オカマという言葉を肯定的に用いて言葉のネガティブなイメージを払拭しようとしているのももう一つのやり方だ」と述べている。
  2. ^ 自由民主党政務調査会・性的指向・性自認に関する特命委員会, 『性的指向・性同一性(性自認)に関するQ&A』, 2016年6月, p. 12 配慮すべき言葉または蔑称として、男性同性愛者に対する「ホモ、おかま、オネエ」を挙げ「ゲイ」への言い換えを推奨している。
  3. ^ 日本経済新聞夕刊, 『LGBT「いる」前提で 職場の言動、慎重・丁寧に』, 2016年2月15日付
  4. ^ https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%83%9B%E3%83%A2/
  5. ^ 在日米国大使館「世界人権デーを記念するクリントン国務長官の講演」(2011年12月6日)
  6. ^ 法務省:性的指向及び性自認を理由とする偏見や差別をなくしましょう”. www.moj.go.jp. 2020年10月30日閲覧。
  7. ^ 日本経済新聞社・日経BP社. “LGBT「いる」前提で 職場の言動、慎重・丁寧に|出世ナビ|NIKKEI STYLE” (日本語). NIKKEI STYLE. 2020年10月28日閲覧。
  8. ^ 欧米の2006年の匿名調査で母数の20%の人が幾分かの同性愛感情を抱いたことを報告しているが、自身を同性愛者としてラベリングしている人は極僅かだった(McConaghy et al., 2006)
  9. ^ 五島雄一郎、1985、『現代「家庭医学」大事典』三訂版、講談社 ISBN 4062018810 pp. pp.824-825
  10. ^ 電通ダイバーシティ・ラボが「LGBT調査2018」を実施” (日本語). 電通. 2020年10月28日閲覧。
  11. ^ 「共生のための障害の哲学」 第11回研究会・シンポジウム「『性同一性障害』の行方」より。
  12. ^ Diaz-Machado, Edgar. “Lowdown: Tops & Bottoms”. 2011年12月1日閲覧。
  13. ^ : acceptance
  14. ^ a b オトコノコのためのボーイフレンド(少年社)P192ゲイボキャブラリー
  15. ^ 2013年1月29日英医学誌「サイコソマティック・メディシン」。
  16. ^ NHKオンライン | 自殺と向き合う - 生き心地のよい社会のために”. www.nhk.or.jp. 2020年10月30日閲覧。
  17. ^ キリスト教と同性愛参照
  18. ^ イスラム教協議会、同性愛をOKとする
  19. ^ geiro.com「宗教」(Religion)
  20. ^ 氏家幹人著 『武士道とエロス』 講談社〈新書〉、2000年、151-152頁 ISBN 978-4-06-149239-4
  21. ^ (Chapter2:9-3)
  22. ^ アメリカはオバマ政権で国連の「性的指向と性自認に基づく差別の撤廃と人権保護の促進を求める」声明に賛同する方針に転換した(産経2009/3/19)
  23. ^ UN urges India to decriminalise homosexuality
  24. ^ 【インド】同性愛者間の性交渉は合法:高裁判決
  25. ^ 日本法令索引 明治前期編
  26. ^ “ロシアで「同性愛プロパガンダ」禁止法が成立”. AFPBB News. (2013年7月1日). https://www.afpbb.com/articles/-/2953522?pid=10982531 2013年7月1日閲覧。 
  27. ^ 「ネット時代も小説は変わらない」ハイテク恐怖症の作家が語る - ITmedia News
  28. ^ a b c 『同性愛者における他者からの拒絶と受容―ダイアリー法と質問紙によるマルチメソッド・アプローチ 臨床心理学研究の最前線 1』石丸径一郎、ミネルヴァ書房、2008年
  29. ^ a b c 『少女マンガとホモフォビア』(佐藤雅樹『ユリイカ臨時増刊 クィア・スタディーズ96』)[要ページ番号]
  30. ^ Brain response to putative pheromones in homosexual men



同性愛者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 17:48 UTC 版)

ロイ・コーン」の記事における「同性愛者」の解説

コーンは同性愛者でもあったが、表向きは自らがゲイであることを否定し同性愛者の権利拡張反対した。「同性愛者は教職に就くきでない」と語ったこともある。証人被告人に対しては、「同性愛者であることを暴露されくなけれ法廷で検察有利な証言をせよ」と圧力行使することもあった。なお、バーバラ・ウォルターズ婚約した触れ回ったこともあった。

※この「同性愛者」の解説は、「ロイ・コーン」の解説の一部です。
「同性愛者」を含む「ロイ・コーン」の記事については、「ロイ・コーン」の概要を参照ください。

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