同性愛者が死刑に処される可能性がある国々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 15:55 UTC 版)
「イスラーム教徒による性的マイノリティー迫害」の記事における「同性愛者が死刑に処される可能性がある国々」の解説
「同性愛者の権利#国・地域別のLGBTの権利」も参照 2019年現在、シャリーアにより同性愛者が死刑に処される可能性がある国は以下の通りである。また、これら以外に同性愛者が死刑に処される国はない。 アフガニスタン:刑法には明確に言及されていない。ただし、ターリバーン政権消滅以降に死刑判決は下されていない。 ブルネイ:男性のみ投石による死刑に処される可能性がある。 イラン:刑法では大罪と規定されている。絞首刑の執行が数件確認できる。 モーリタニア:男性のみ投石による死刑に処される可能性がある。ただし、現在までに実際に死刑執行したことがない。 ナイジェリア:北部の数州の地域法に死刑に関する記述がある。 パキスタン:法律には記述がある。ただし、現在までに実際に死刑執行したことがない。 カタール:ムスリム間の同性間性行為、かつ一方または双方が既婚者の場合のみ適用。ただし、成人同性間の合意による私的な性行為は死刑に処された例がない。 サウジアラビア:体系化される刑法がないが、ソドミーを行った既婚男性あるいはムスリムとソドミーを行った非ムスリムは投石による死刑に処される。 ソマリア(ジュバランド):南部の一部の地域では死刑の執行が確認できている。 スーダン:三犯以上の累犯者は死刑に処される。 イエメン:同性間性行為を行う既婚男性は投石による死刑に処される。
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