親類とは? わかりやすく解説

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しん‐るい【親類】

読み方:しんるい

家族を除く、血族と姻族総称。その家族から見て血縁婚姻生じた関係によってつながっている人々親戚(しんせき)。「遠くの—より近くの他人

同類やよく似ているもののたとえ。「は—である」

父系血族父方の一族。「縁者」と区別していう。

朝敵成りて、—みなせられ」〈古活字本平治・上〉

[用法] 親類・親戚(しんせき)・親族——「親類(親戚親族一同集まった」など、血縁関係を表す場合は、相通じ用いられる。◇「親類」と「親戚」は日常的に同じよう使えるが、「親類」の方がよりくだけた感じがある。また、同類であることやよく似ているという意を示す「トラネコは親類だ」のような例では、「親戚」よりは「親類」を用いるのが普通。◇「親類(親戚)の家に厄介になる」に「親族」は使いにくい。「親族」は、家族・親戚一つグループまとめて改まって言う場合用いる。「親族会議」「御親族かたから御焼香願います」など。

「親類」に似た言葉

親類

作者与謝野晶子

収載図書鉄幹晶子全集 6 一隅より・青海波のいろいろ
出版社勉誠出版
刊行年月2002.3


親類

読み方:しんるい

  1. 不良少年仲間にて警察署のことをいふ。〔犯罪語〕
  2. 〔不〕警察署のこと。「親類へ行つて来る」など云ふ。
  3. 警察。〔不〕
  4. 不良少年仲間にて警察署のことをいふ。
  5. 〔隠〕不良少年仲間警察署の事。
  6. 不良少年仲間警察署のことをいふ。
  7. 警察。〔東京不良青少年
  8. 警察名古屋
  9. 〔不〕警察署のこと。
  10. 警察。〔主として愚連隊用語〕〔一般犯罪
  11. 警察署。〔一般犯罪
  12. 警察。度々厄介になるから。〔盗〕
  13. 警察。〔不良青少年

分類 不、不良不良少年不良少年語、不良青少年東京不良青少年犯罪犯罪語/不良少年仲間犯罪愚連隊用語、盗/犯罪

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親族

(親類 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/23 23:12 UTC 版)

自然人類学
分子人類学
文化人類学
言語人類学
社会人類学
考古学


注釈

  1. ^ a b 1日でも早く出生していれば年長者に該当する。

出典

  1. ^ a b c 泉久雄著 『親族法』 有斐閣〈有斐閣法学双書〉、1997年5月、5頁
  2. ^ a b c d e 谷口知平編著 『新版 注釈民法〈21〉親族 1』 有斐閣〈有斐閣コンメンタール〉、1989年12月、91頁
  3. ^ 前田陽一・本山敦・浦野由紀子著 『民法Ⅵ 親族・相続』 有斐閣〈LEGAL QUEST〉、2010年10月
  4. ^ a b 久貴・右近・浦本・中川・山崎・阿部・泉(1977)46頁
  5. ^ a b c d 久貴・右近・浦本・中川・山崎・阿部・泉(1977)47頁
  6. ^ a b c 谷口知平編著 『新版 注釈民法〈21〉親族 1』 有斐閣〈有斐閣コンメンタール〉、1989年12月、103頁
  7. ^ a b c d 遠藤・原島・広中・川井・山本・水本(2004)40頁
  8. ^ a b 久貴・右近・浦本・中川・山崎・阿部・泉(1977)49頁
  9. ^ a b c d 泉久雄著 『親族法』 有斐閣〈有斐閣法学双書〉、1997年5月、7頁
  10. ^ a b c d e f 遠藤・原島・広中・川井・山本・水本(2004)41頁
  11. ^ a b c d e f g h 谷口知平編著 『新版 注釈民法〈21〉親族 1』 有斐閣〈有斐閣コンメンタール〉、1989年12月、106頁
  12. ^ a b c 久貴・右近・浦本・中川・山崎・阿部・泉(1977)50頁
  13. ^ 遠藤・原島・広中・川井・山本・水本(2004)40-41頁
  14. ^ a b c 千葉洋三・床谷文雄・田中通裕・辻朗著 『プリメール民法5-家族法 第2版』 法律文化社、2005年11月、5頁
  15. ^ 谷口知平編著 『新版 注釈民法〈21〉親族 1』 有斐閣〈有斐閣コンメンタール〉、1989年12月、84頁
  16. ^ 谷口知平編著 『新版 注釈民法〈21〉親族 1』 有斐閣〈有斐閣コンメンタール〉、1989年12月、107頁
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  21. ^ a b 千葉洋三・床谷文雄・田中通裕・辻朗著 『プリメール民法5-家族法 第2版』 法律文化社、2005年11月、7頁
  22. ^ a b 谷口知平編著 『新版 注釈民法〈21〉親族 1』 有斐閣〈有斐閣コンメンタール〉、1989年12月、96頁
  23. ^ 遠藤・原島・広中・川井・山本・水本(2004)37頁
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  25. ^ 遠藤・原島・広中・川井・山本・水本(2004)42頁
  26. ^ a b 遠藤・原島・広中・川井・山本・水本(2004)44頁
  27. ^ a b c 泉久雄著 『親族法』 有斐閣〈有斐閣法学双書〉、1997年5月、8頁
  28. ^ 谷口知平編著 『新版 注釈民法〈21〉親族 1』 有斐閣〈有斐閣コンメンタール〉、1989年12月、85頁
  29. ^ 我妻榮編著 『判例コンメンタール〈Ⅶ〉親族法』 コンメンタール刊行会、1970年、45頁
  30. ^ 我妻榮・有泉亨・川井健『民法3 親族法・相続法 第2版』勁草書房、2005年10月、32頁
  31. ^ a b 泉久雄著 『親族法』 有斐閣〈有斐閣法学双書〉、1997年5月、40頁
  32. ^ 二宮周平著 『家族法 第2版』 新世社〈新法学ライブラリ〉、2005年1月
  33. ^ 泉久雄著 『親族法』 有斐閣〈有斐閣法学双書〉、1997年5月、43頁
  34. ^ a b 谷口知平編著 『新版 注釈民法〈21〉親族 1』 有斐閣〈有斐閣コンメンタール〉、1989年12月、92頁
  35. ^ 谷口知平編著 『新版 注釈民法〈21〉親族 1』 有斐閣〈有斐閣コンメンタール〉、1989年12月、93頁
  36. ^ 泉久雄著 『親族法』 有斐閣〈有斐閣法学双書〉、1997年5月、43-44頁
  37. ^ 谷口知平編著 『新版 注釈民法〈21〉親族 1』 有斐閣〈有斐閣コンメンタール〉、1989年12月、95頁
  38. ^ a b c 泉久雄著 『親族法』 有斐閣〈有斐閣法学双書〉、1997年5月、44頁
  39. ^ 谷口知平編『新版 注釈民法〈21〉親族1』有斐閣〈有斐閣コンメンタール〉1989年12月、99頁以下



親類

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子供学級」の記事における「親類」の解説

雉原凛々子(きじはら りりこ) せーじの妹。超巨乳女子高生極度ブラコンでせーじに巨乳接し、せーじの巨乳アレルギー元凶となっている。「ボイン拳」なる巨乳活用した我流拳法を使う。 発明じいさん てる夫の祖父色々と発明品作るが、てる夫を痛めつける結果となる。心臓が弱い発明品はいつも失敗作のみ。

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野呂榮太郎」の記事における「親類」の解説

実妹・美喜は、日本社会党衆議院議員だった横路節雄夫人。節雄の息子である孝弘(元北海道知事衆議院議長)・民雄弁護士)は甥にあたる。 文化人類学者泉靖一は、野呂母方の祖父の弟、泉麟太郎の孫である。ふたりはまたいとこの関係にある。

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親類

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一堂零」の記事における「親類」の解説

善院清列(ぜんいん せいれつ) 声 - 青野武 身長:143cm 体重:39kg 血液型:O型 直利の父で、祖父田舎住んでいて(初登場新潟県となっていたが、のちに「山有県川有市有村在住とされた)、たまに一堂家に来る。アニメ版比較まともな性格として描かれているが、原作ではプロレス好きで、や啄石にプロレス技仕掛けている。状況に応じて二頭身に変化するのに対し描写原作一度だけながら初登場時、道を訪ねようとして唯と千絵目の前で近づきながら遠近法無視して徐々に巨大化する場面があったと思えば直後二人にど突かれて、「腰が抜けた」と年寄ぶる茶目っ気見せる。かなりの辛い物好きかき氷醤油をかけて食べる。着用アロハシャツ原作のみ本人心情文字となって浮かび上がる。またボウリングも得意。 孫ののことは祖父として愛しており、基本的に二人には甘い。啄石の過去なども知っているので彼も清列には頭が上がらない田舎では妻(名前は不明。声:鈴木れい子)、息子・控栄、孫・秀吾(しゅうご)と共に暮らしている。 善院控栄ぜんいん ひかえい) 直利の兄で、伯父。啄石からは「義兄さん」と呼ばれる。 善院秀吾(ぜんいん しゅうご) 声 - 広中雅志 控栄の息子で、従兄弟愛称は「しゅうちゃん」。のことは「君」と呼ぶ。祖父、父共に顔立ちに非常に似ている大きな相違点丸坊主であることと、顎が丸いこと)。田舎訛りが強いのも特徴二頭身にならない自己紹介の際は赤面するなど、性格比較的まともであるが、原作では自分の住む過疎ぶりを逆手に取ってたちをからかったりもする。田舎誇り思っているところがあり都会人間張り合うこともある。しかし田舎良いところ見せようとするので皆には好意的に接する。

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親類

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宇留千絵」の記事における「親類」の解説

阿久野鉄人(あくの てつひと) 千絵叔父。どちらの親の類縁詳細不明だが、冴が「鉄人兄さん」、鉄人は「才蔵くん」「冴」と呼び合っている。鉄人28号そのものといった風貌であり、両腕振り上げ吼えるのが癖。おおらかな性格であり、感覚が鈍い。冬休み息子を宇留家に預ける。引き取りに来た際、一応町で行われた寒中ガマン大会」に参加するが体そのもの凍ってしまい敗れる。 阿久野正太郎(あくの しょうたろう) 鉄人息子千絵曰く「わたしににていい子」であるが、根は非常に陰険な性格であり。気に入らないものがあるとその対象八つ当たりする癖がある。動物園においては奇面組の前でその本性を剥き出しにし、彼らを振り回した

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親類

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 14:33 UTC 版)

河川唯」の記事における「親類」の解説

河川 惟子(かわ いこ) 声 - 佐々木るん 昭和41年生まれ 身長:155cm 体重:45kg 血液型:A型ロケ隊がやってきたの巻(前編)」から登場。唯のいとこで、新人アイドル歌手以前から女優志望であり、夏公開映画「わらわれた学園」の撮影のため偶然一応高校訪れたことで唯と久しぶり再会をする。 映画出演することを唯が知らなかったり、唯の学校知らなかったり、やたらと顔が似ている苗字も同じ)のに周りが全く気づかないなど矛盾する点が多いが、作者新沢曰く奇面組映画出演させるためだけに強引に作った即席キャラとのこと

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親類

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土光瑠璃子」の記事における「親類」の解説

曾祖父石川島播磨重工業東芝社長務め両社経営再建果たした経団連会長土光敏夫いとこにFES☆TIVEメンバー青葉ひなりがいる。青葉とは「いとこちゃんず。」としてYouTubeチャンネル立ち上げた他、『FLASH2021年3月1日号では青葉とのグラビア共演実現している。 家族両親の他に姉と妹3歳下)がいる。

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親類

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 06:50 UTC 版)

水木しげる」の記事における「親類」の解説

彦一 元職工。大阪軽食堂を経営していたが世界恐慌起こりその煽りを受け閉店水木祖父辰司がバタビヤ(現・ジャカルタ)に渡り印刷会社興して成功した後、印刷会社人員募集に応じてバタビヤ渡った帰国インドネシア語話せたので軍属になり、兵隊として再びジャワへ渡る。 定(さだ)やん 水木著書『ねぼけ人生新装版〉』16-17頁によると、 「祖父の方の親類に、定(さだ)やんという奇人がいた。この人は、妖怪の“倉ぼっこじゃないが、倉の中で一生働かずすごした働かずといって決して暗い一生だったわけではなく恋愛はする、読書三昧にふける、結婚もする、町会議員には立候補する、といったあんばいで、人一倍楽しい人生送った」という。

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親類

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/27 01:07 UTC 版)

井上成美」の記事における「親類」の解説

父の嘉矩(よしのり)は1847年弘化4年生まれ旧幕臣で数理長じ若くして御勘定奉行普請方出仕した普請役30俵3人扶持)。長崎留学してオランダ人建築術を学んだという。明治になって大蔵省勤め宮城県庁転じて一等属を務めた一等属は、県令県知事)、大書記官副知事)に次ぐナンバー・スリーの職であり、後年出納長相当する重職であった。嘉矩は視力悪化のため、1878年明治11年12月40歳過ぎたばかりの壮年宮城県庁一等属を辞した退職後は、仙台市坊主町5453現在の仙台市青葉区国見二丁目5-38仙台市立第一中学校北側にあたる。当時仙台市街地からは外れる)に住みブドウ園経営した。広い土地で人を使ってブドウ栽培したが、300円かけて300円の収入がようやく得られるような経営状態だったと伝わる。他の事業失敗による借財もあり、そのため県庁退職後の井上家家計苦しく後妻入った井上生母「もと」が持参金代わりに実家角田石川家から分与された相当な土地からの年貢米に頼る状態だった。晩年の嘉矩は嗣子の秀二と同居し1915年大正4年11月17日68歳没した1950年昭和25年)、井上次兄井上達三陸軍中将死去した際、葬儀参列者に、元海士官若くして予備役編入された者がいた。親戚一人が「あの人いい人なのに海軍早く退いて…」と言ったのに対し井上は「(海軍早く辞めさせられたのには、それだけ理由があったのだ」と言い放った井上数学長じていたことは知られるが、父の嘉矩がそうであったように、井上親族には数学長じた者が多い。井上長兄の秀二は著名な土木技術者となり、次兄の達三は陸軍砲兵将校士官候補生のうち数学を得意とする者が砲兵科工兵科志望した)として中将に昇っている。 井上後妻となった富士子は、井上入院中に面会謝絶」の医師指示頑強に守り通そうとして、遠方から駆けつけ親戚阿部信行山梨勝之進大将などの大事な見舞客を追い返したり、井上との結婚後に、井上亡妻喜久子親戚筋である阿部家稲田正純陸軍中将の家、大石志郎海軍大佐の家らに、「今後井上宅への来訪見合わせて頂きたい」という「縁切り状」を井上の名で送ったり、井上親戚旧部下、英語塾教え子などの「井上と縁のある女性」が井上宅を訪れた時に井上無断門前払いしたり、彼女たちから井上届いた手紙を、井上見せず捨ててしまうなど、批判されても仕方ない所があった。井上親族中でも戦後井上と最も親しかった伊藤由里子は「あの方要する海軍大将夫人におなりになりたかたんじゃないの」と、富士子へのきつい批判洩らした。 秀二の次男で、井上本家継いだ井上秀郎(ひでお。1980年昭和55年死去大学教授)は数学教師で、戦前成蹊高等学校勤務していた。秀郎は井上一卵性双生児のように容姿似ており、秀郎の妻の達子によると、容姿加え性格井上良く似ていた。秀二の長男井上嘉瑞1902年1956年)は、日本郵船社員として5年ロンドン駐在中、欧文書体活字収集しタイポグラフィを学ぶ。在英中『印刷雑誌1937年昭和12年1月号に「田舎臭い日本欧文印刷」を発表し日本欧文印刷レベル低さ指摘した帰国後、独自の印刷工房である嘉瑞工房創業し、その著作数多く出版した同工房は唯一の弟子である高岡重蔵継ぎ今日まで存続している。 井上1968年昭和43年)に海兵クラス会会報寄稿し中学3年時に父に呼ばれて家計苦しいので、兄(秀二と他1名)のように高等学校にやる訳にはいかないと言われたこと、海軍兵学校志望した一番の理由は「海兵進んだ先輩帰郷した時の短剣姿に憧れたから」だと記している。 嘉矩は前妻三男一女儲けたが、いずれも明治中頃までに夭折した後妻入った井上生母「もと」は、仙台藩主伊達家一門首席名家で、角田で21千石領する角田石川家37当主石川義光の第10女。1875年明治8年)に19歳で、前妻亡くしたばかりの井上嘉矩に嫁して九男を産み1901年明治34年12月16日46歳没した女子ながら漢籍通じており、かつ琴の名手であった。「もと」の音楽素養は、井上とその兄弟受け継がれた。井上が琴・ピアノはじめとする多数楽器を奏きこなし音楽きとして海軍部内有名だったのは知られるが、仙台住んでいる時から井上兄弟合奏や歌を楽しみ、ヴァイオリンピアノ自作して奏いていたという。 井上13兄弟十二一女)の十一男であり、異母兄姉がみな夭折したため事実上長男は四男の秀二であった兵学校採用試験で、試験官家庭状況問われて「十一男です」と答え、「ふざけた返事をするな」と叱られたという。井上実兄弟は、すぐ上の兄である美暢が1952年昭和27年1月2日病没したのを最後に井上生前全て死去していた。 祖父:石川義光 角田石川家37当主伯父:田村邦栄 陸奥一関藩主。 伯父:田村崇顕 陸奥一関藩主。 従兄:田村丕顕 海軍少将実兄:井上秀二 土木技術者実兄:井上達三 陸軍中将夫人荒城卓爾陸軍少将)・荒城二郎海軍中将)の妹。 実兄:井上美暢よしのぶ陸軍大佐、士候20期。中尉時代非行に走る聯隊長制裁加えたため陸大受験できなかった。万年大佐に終わるも、豪放磊落酒好きだった美暢とは、成美反り合わず仲違いをしていたエピソードが伝わる。 娘婿:丸田吉人(よしんど) 海軍軍医中佐北海道帝国大学医学部在学中海軍軍医学生となった現役軍医士官重巡鳥海軍医長としてレイテ沖海戦戦死。父は丸田幸治 海軍軍医少将相婿:阿部信行 陸軍大将内閣総理大臣井上の妻・喜久代の長姉娶る喜久代の父は、陸軍二等主計正後年陸軍主計中佐)の原知信(とものぶ)。原は、陸軍早く退き金沢市陶磁器会社の重役をしていた。 相婿:関寿雄 陸軍大佐、士候13期。喜久代の次姉娶る相婿:大石堅四郎 海軍大佐、兵42期。喜久代の妹を娶る親類:稲田正純 陸軍中将阿部信行の娘である和子娶る和子は、少女時代井上成美にたいへん可愛がられた。琴に長じる井上は、阿部信行の家で、かつて稲田のために「六段の調」を弾いてくれた。稲田大佐参謀本部作戦課長務めていた時、三国同盟締結に関して海軍省軍務局長であった井上直談判試みたが、相手にされなかった。

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親類

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 14:46 UTC 版)

平沼成基」の記事における「親類」の解説

政治家平沼亮三曽祖父にあたる。 実業家平沼五郎祖父にあたる。 実業家長沼弘毅祖父にあたる。 俳優純太従兄弟にあたる。

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親類

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 04:02 UTC 版)

阿部信行」の記事における「親類」の解説

妻:ミツ 原知信(陸士旧2期、陸軍二等主計正 中佐相当官)の娘。 二男阿部信弘 陸士56期陸軍少佐特攻戦死陸軍中尉から二階級特進)。 娘婿稲田正純 陸軍中将阿部の娘・和子娶る相婿井上成美 海軍大将阿部の妻・ミツの妹を娶る

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親類

出典:『Wiktionary』 (2021/11/18 21:40 UTC 版)

名詞

 しんるい

  1. 血族姻族総称親族
  2. (古用) 父系血族
  3. よく似たもの同類

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