持参金

デジタル大辞泉

じさん‐きん〔ヂサン‐〕【持参金】

読み方：じさんきん

嫁・婿などが縁組をするとき、実家から持っていくまとまった額の金銭。

短編小説作品名辞典

持参金

作者ギイ・ド・モーパッサン

収載図書ロックの娘
出版社パロル舎
刊行年月1998.3

持参金

作者山崎豊子

収載図書暖簾・花のれん
出版社新潮社
刊行年月2003.12
シリーズ名山崎豊子全集

収載図書しぶちん 改版
出版社新潮社
刊行年月2005.7
シリーズ名新潮文庫

持参金

作者小杉健治

収載図書母子草―どぶ板文吾義侠伝
出版社講談社
刊行年月2006.10
シリーズ名講談社文庫

持参金

作者乾荘次郎

収載図書介錯―鴉道場日月抄
出版社講談社
刊行年月2008.1
シリーズ名講談社文庫

隠語大辞典

持参金

読み方：じさんきん

1. 犬ノ啼クヲ防クニ飯ヲ与ヘルヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・群馬県〕
2. 盗賊他人ノ邸宅ニ忍入ラントシ、家人ノ覚醒ヲ虞レ、予メ用意セル餌食ヲ番犬ニ与フルノ所為。〔第三類　犯罪行為〕
3. 犬に与ふる握り飯のこと、盗賊間の隠語。
4. 犬に吠えられぬ様盗人の用意するエサ。〔盗〕
5. 強窃盗犯人が番犬に吠えられぬ様に握飯、牛肉の煮物等を持つて行く事を云ふ。
6. 犯罪行為の目的にて住家に侵入せんとする時、犬に吠えられない様用意して行く餌のこと。
7. 強窃盗犯人が番犬に吠えられぬように握飯や牛肉の煮物等をもってゆくこと。
8. 犯罪行為の目的で住家に侵入せんとするとき、犬に吠えられない様用意してゆく餌のこと。

分類 東京／盗賊、泥棒、群馬県

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持参金

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/06/15 17:21 UTC 版)

持参金（じさんきん）または結納金（ゆいのうきん）とは、結婚（結納）の際、配偶者を与える側が貰う側に払う財産、およびそうした風習のこと。婿から嫁の場合には婚資（こんし）、嫁から婿の場合には嫁資（かし）と呼び分ける。日本の場合、持参金は嫁から婿に払うものを指し、婿から嫁に払うものを結納金と呼ぶ。こうしたやりとりは世界的に見られる。

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「持参金」の例文・使い方・用例・文例

• 娘に持参金を付けて嫁にやる
• 娘に持参金をつける
• 娘に持参金をつけて嫁にやる
• 彼は持参金欲しさに結婚したのだ
• 持参金が目的で結婚する
• 外国では持参金を目当てに結婚する人が多い
• 寡婦産または持参金を供給される
• 持参金が不足しているさま
• 江戸時代において,嫁入りの持参金
• 婿養子の持参金