kindred
「kindred」の意味・「kindred」とは
「kindred」は英語の単語で、主に「血縁の」「同族の」といった意味を持つ。また、広義には「同じ性質を持つ」「精神的に近い」といった意味も含む。この単語は、主に形容詞として使用されるが、名詞としても使用されることがある。例えば、「We are kindred spirits.」という文では、「私たちは心が通じ合う人々である」という意味になる。「kindred」の発音・読み方
「kindred」の発音は、IPA表記では /ˈkɪndrɪd/ となる。IPAのカタカナ読みでは「キンドリッド」となり、日本人が発音するカタカナ英語では「キンドレッド」となる。この単語は、発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。「kindred」の定義を英語で解説
「kindred」の定義は、「having the same belief, attitude, or feeling」または「related by birth or descent」である。つまり、同じ信念、態度、または感情を持つ、あるいは出生または血統により関連する、という意味を持つ。「kindred」の類語
「kindred」の類語としては、「akin」、「related」、「similar」などが挙げられる。「akin」は「血縁の」、「related」は「関連のある」、「similar」は「類似の」といった意味を持つ。「kindred」に関連する用語・表現
「kindred」に関連する用語や表現としては、「kindred spirit」、「kindred soul」などがある。「kindred spirit」は「心が通じ合う人」、「kindred soul」は「同じ精神を持つ人」という意味である。「kindred」の例文
以下に、「kindred」を使用した例文を10例挙げる。 1. She felt a kindred spirit with him.(彼と彼女は心が通じ合っていると感じた。)2. They are kindred souls.(彼らは同じ精神を持つ人々である。)
3. We are kindred by blood.(私たちは血縁で結ばれている。)
4. This idea is kindred to that one.(この考えはあの考えと同じ性質を持つ。)
5. They share a kindred passion for music.(彼らは音楽への同じ情熱を共有している。)
6. They are kindred in spirit.(彼らは精神的に近い。)
7. The two theories are kindred in many respects.(二つの理論は多くの点で同じ性質を持つ。)
8. They are kindred species.(彼らは同族の種である。)
9. They have kindred interests.(彼らは同じ興味を持つ。)
10. They are kindred in their love for art.(彼らは芸術への愛において同じである。)
キンドレッド
キンドレッド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/10 03:52 UTC 版)
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キンドレッド(kindred)とは文化人類学上の用語で、個人を中心に父方・母方の兄弟姉妹までを双方的にたどり、直接のいとこ(第1イトコ)までの親族の範囲を指す。
日本語で言う「シンルイ」(親類)、親戚の範囲は、親の兄弟姉妹にあたる直接のおじ(伯父、叔父)やおば(伯母、叔母)だけでなくその配偶者までも含んでいる点がキンドレッド(血族を中心に考える理念型としての定義)と異なるとする意見と各民族ごとに日常生活、生産活動、通過儀礼、冠婚葬祭などの互助、協力をする「シンルイ」としての認識の範囲が異なるのだから日本語の「シンルイ」、すなわち日本のその地域のキンドレッドであると考える研究者もいる。
後者の解釈で行くと、日本で言う「シンルイ」の範囲に近いのはアフリカ、スーダンのヌバ族やマレーシア領ボルネオ島サラワク地方の西端部に住む陸ダヤク族が近いと考えられる。また、日常生活、生産活動、通過儀礼、冠婚葬祭などの際に援助が期待でき、血讐などの互酬的な義務を負うこともある親しい血族、親族の範囲と考えることができる。言い換えれば保証人を頼める親族の範囲と考えることができる
もともとはイギリスの文化的背景のある「シンルイ」に相当する民俗語彙、そして法令用語としてウェールズ人の父系出自集団と血縁関係の双方の意味を持つ語として用いられてきた語であって概念の混乱が見られた。学説上、氏族や出自集団と区別できない用法で用いられてきたがグッディナフ(G.H.Goodenough)が「出自」とは祖先を中心として系的に(lineally)組織される概念とし、「キンドレッド」は、個人を中心として関係付けられるlateralな血縁関係者のカテゴリーであると区別した。
キンドレッド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/29 05:22 UTC 版)
「オクティヴィア・E・バトラー」の記事における「キンドレッド」の解説
1979年、『キンドレッド 絆の召喚』を出版。タイムトラベルというSFの設定を使ってアメリカの奴隷制度を描いている。アフリカ系アメリカ人の女性 Dana は1976年のロサンゼルスから19世紀初頭のメリーランドに何故か転送されてしまう。そこで彼女は自分の先祖に会う。Rufus は白人の奴隷所有者、Alice はアフリカ系アメリカ人で生まれたときは奴隷ではなかったが、後に奴隷にされてしまった。この小説は本屋ではSFではなくアフリカ系アメリカ人の文学として配置されることが多かった。バトラー自身もこれをSFではなく「グリム・ファンタジー」だと言い、「サイエンスの要素が全くない」と言っている。確かにタイムトラベルの科学的説明は小説内でなされていない。同書はバトラーの全作品の中でも最も有名で、これまでに25万部を販売している。バトラーはこの作品に関連して「人々は、社会全体が自分に敵対していることがどんなものかをよく考える必要があると思う」と述べている。また、この作品は「奴隷制の歴史と、豊かに迎えた1976年のアメリカ建国二百年記念という、アメリカの歴史における2つの特殊な出来事に関する議論」を提出したと Angelyn Mitchell は述べている。
※この「キンドレッド」の解説は、「オクティヴィア・E・バトラー」の解説の一部です。
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