1960年代マガジン版・アニメ第1作初出とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 1960年代マガジン版・アニメ第1作初出の意味・解説 

1960年代マガジン版・アニメ第1作初出

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 00:29 UTC 版)

ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター」の記事における「1960年代マガジン版・アニメ第1作初出」の解説

たんたん坊たんたんぼう) 声 - 緒方俊也第1作)、田中康郎第3作)、塩屋浩三第3作86話、第6作)、立木文彦第4作)、チョー第5作妖怪城に棲む妖怪たちリーダー格。巨大な頭のみの姿をしている。口から吐き出すタイヤ状の青痰が武器第1作では目脂武器で、第3作では口から吐く痰を「トリモチ唾液」と呼称)。誘導ミサイルのように敵を追い、膠のように張り付き体中の穴を塞いで窒息死させる。目からの怪光線や、その巨体押し潰すなどの攻撃もする。妖怪城の封印解かれたため、かまいたち二口女とともに復活し人間の子供を捕えて妖怪改造し日本妖怪王国にしようとしていた。初登場原作妖怪城』およびそのアニメ化作品第1作第3話少年マガジン巻頭特集では、アニメ第1作内容意識してやにやに坊という名前で紹介され、青痰ではなく目脂を飛ばす妖怪とされていた。 大かむろモデルにした創作妖怪[要出典]。大かむろ(おおかむろ) 巨大な頭だけの妖怪伝承では化けた人を驚かす妖怪とされているが、本作では東洋地獄の住人住んでいた地獄サタン占領されたため、死者道案内する役に格下げになったニタッウナルベから連絡を受け、水木しげる十二人の子供達を地獄導いて大昔から変わっていないこの世あの世世界仕組み教えた原作アニメ登場した同系妖怪である妖怪城の主・たんたん坊創作モデルにもなった[要出典]。 月曜ドラマランド版ではおっかむろの名でぬらりひょん一味として登場。頭だけの姿の他に胴体手足のある姿(胴や手足ゴリラ似て、尾はのように太い)や人間態も取る。何でも食べてしまう。 かまいたち 声 - 富田耕吉第1作)、大竹宏広中雅志第3作)、鈴木琢磨第4作)、菊池正美第5作)、松野太紀第6作旋風と共に現れ人肌斬り付ける妖怪本作では短髪口の尖った男に描かれる。『妖怪城』(初アニメ化第1作第3話)では妖怪城に住む妖怪の1名で、呼吸で風を操り鬼太郎苦しめた。『妖怪万年竹』では鬼太郎の味方として登場アニメ第3作では、高速飛行によって生じる風で物を切り裂く74話「妖怪万年竹以降鬼太郎側に付く。 第4作以降は風を操る能力両手を鎌に変える能力両方を使う。第4作では夜の間は無敵同然強さを持つが、昼間では弱体化する。 第5作では妖怪界でも屈指の実力者旋風を纏って空を飛び両手の鎌から真空の刃を飛ばして攻撃するぬらりひょん世話になったことがあり、39話ではフリー殺し屋をしていた。実は萌え少女漫画マニアで、ねずみ男買収されぬらりひょん脱獄力を貸すが、本が偽物であることを知ってねずみ男殺そうとした際に鬼太郎妨害されプライドを傷つけた鬼太郎激しく恨みぬらりひょん勧誘を受け一味に加わる。 第6作では妖怪城から力を供給されている間はほぼ不死身妖怪城の力の源である人柱破壊された後は、一反木綿パチンコのように使って石化した子泣き爺を飛ばす連携技倒される第19話では名無しによって復活し子供たち妖怪改造するためにお化け学校良い教師装うが、ねこ娘によって倒されるかまいたち 声 - 戸谷公次第3作本所七不思議妖怪の一体で片葉の葦出現上述かまいたち同族だが、こちらは伝承通り鎌鼬の姿で、葦の葉手裏剣と両手の鎌で鬼太郎攻撃漫画では火炎浴びて取り押さえられ、目玉親父監禁所を白状して逃亡するアニメでは第3作108登場し目玉おやじ居場所白状せず、鬼太郎オカリナ鞭木に叩きつけられ消滅する二口女(ふたくちおんな) 声 - 千々松幸子第1作第3話)、小串容子第1作第7話)、梨羽雪子第3作)、阿部道子津賀有子第4作)、金月真美第5作)、永島由子第6作伝承もある妖怪だが、本作では妖怪城に住む妖怪一人として登場。顔とは別に後頭部巨大な口を持ち獲物を見つけるとになっている髪で捕食する。その髪は二百メートル伸びる上に起重機のような力も備えている。アニメ第1作では顔が大口側だけの大口女(おおぐちおんな)として登場第4作のみ表の顔後頭部の口とで、別人の声と喋り方になる第6作では第3話にてねこ娘全身切り裂かれ倒されるが、第19話名無しによって復活し子供たち妖怪改造するためにお化け学校良い教師装うが、ねこ娘によって倒される見上げ入道(みあげにゅうどう) 声 - 緒方俊也第1作)、北川米彦第2作第4作第1話)、田中康郎第3作)、川津泰彦第4作)、郷里大輔第4作・第96話)、大川透第5作)、池水通洋第6作)、石原良純実写映画版) 伝承では山道などで現れ見る見る巨大化していく妖怪本作では一つ目法師姿(鳥山石燕画の妖怪青坊主原型[要出典])。空気を吸うことによる巨大化能力持ち逆に吐き出すことで小さくなったり、強風空気の糸、炎などを吐いたりして攻撃する。炎の輪で敵を空へ巻き上げこの世から消す秘法霊界流し」を使う。全て呼吸による術なので喉を塞がれる使えないのが弱点また、伝承では「見上げ入道見越した」という呪文弱点としており、映像化作品一部でもその描写がある。初登場原作見上げ入道』およびそのアニメ化作品第1作第9話原作アニメ第1、3、5作では、妖怪学校開いており悪戯好きな生き物や幼い人間集めて妖怪にする教育与えていた。 第4作では、学校の裏手にある入道沼工事していた傲慢な社長(声 - 笹岡繁蔵)が祠を蹴り倒したことによって封印解かれるが、鬼太郎に「見上げ入道見越した!」の呪文唱えられ妖力失って再び封印される。 第5作では妖怪少子化憂い後進育成教育熱心になり過ぎただけで、根は悪い妖怪ではない。妖怪学校の生徒集めるためにねずみ男に黒い封筒ダイレクトメールを配らせ、同封した質問答えた子供問題児)を強制的に入学させ妖怪になる教育を受けさせ、落第した者はあの世送っていたが、交戦した鬼太郎優秀な若手妖怪認めて和解する第6作では、第2話にて山奥通りかかったねずみ男小便がたまたま石に貼られていた封印の札剥がしてしまったことによって復活し5万人の魂を霊界に送ることで無限の力手に入れよう計画するが、鬼太郎たちによって阻止され消滅する第19話で、名無しの逆五芒星の力により再度復活し異空間中に作り上げたお化け学校」に学校嫌いな子供たち呼び寄せ子供たち妖怪改造するために良い教師装うが、助けに来た鬼太郎たちによって阻止される見越し入道みこしにゅうどう) 声 - 長嶝高士第5作伝承では見上げ入道同系統の妖怪アニメ第1作では群衆扱い。首が節くれだった老爺ろくろ首のような姿。 1980年代最新版第22話では見上げ入道の弟で、姿は第1作にやや近いが若く悪人面。兄弟鬼太郎武器奪って操ることを企むが、迦楼羅様に海の幽霊族の武具借りた鬼太郎撃退されるアニメ第5作では第38話に登場。肌が赤く額に瘤と第3の目がある。赤ん坊住んでいた場所に道路作られ車が出す排気ガスなどで生活圏荒らされたことに怒り持っている地面叩き地鳴り起こして悪戯していたが、そうしている内に目を離した赤ん坊がいなくなってしまう。その後妖怪横丁にて赤ん坊を見つけ、鬼太郎赤ん坊攫った誤解して攻撃するが、戦い夢中になって赤ん坊危険な目に遭わせたことでねずみ男から叱責され自分今まで無責任な行動反省しねずみ男に礼を言って赤ん坊引き取る見越し入道赤ん坊 声 - 冬馬由美 アニメ第5作38登場赤ん坊だが怪力父親譲り。親とはぐれたところをねずみ男拾われるねずみ男懐きねずみ男赤ん坊に「ネズミージュニア」と名付け面倒を見て情が移る百々爺ももんじい) 声 - 柴田秀勝第2作)、今西正男第3作)、松尾銀三第4作)、西村知道第5作)、斎藤志郎第6作)/ 演 - 神戸浩 陰険な手段を行う卑劣漢の妖怪本作では鼻のでかい禿げた頭に左右に白髪生やした老人姿である。鼻毛を飛ばす「鼻毛針」(威力鬼太郎髪の毛針同等)や、幻覚ガス入り鼻ちょうちん分身見せる「鼻もんもの術」を操る。初登場は『妖怪裁判』(初アニメ化第2作3話)。鬼太郎冤罪に陥れようとする最終的に失敗し天狗ポリス身柄拘束され嘘の証言をしたねずみ共々有罪判決言い渡されるアニメ第4作妖怪千物語では鬼太郎を陥れようとする役割ぬらりひょん変更された。 第3作101話では虚無僧変装し板鬼使って悪事を働くが、最期板鬼共々井戸落ちた第4作では47話でカラスの糞だらけにされた恨みを糞で返そう復讐狙い106話で井戸仙人から妖怪医学書盗みカラスの糞を材料格別に臭いガス染み込ませた手紙鬼太郎出して妖怪ノイローゼに陥れたが、鬼太郎恐怖克服したため幻覚妖怪消滅し反撃食らって自分ガス嗅ぎ、迫る幻覚妖怪怯えながら恐れが淵へ落下する第5作では47話に登場妖怪世界では慈善家として知られているが、本性狡猾かつ卑劣な性格鬼太郎地獄の鍵無断使用投獄されたことを知り自分名声高めるために鬼太郎妖怪秘湯人間バラしたと偽情報流して彼を裁判にかけるが、賄賂味方に付けてたねずみ男に裏切られその後鬼太郎交戦するぬらりひょん横槍捕らえられる第6作では42話に登場裁判傍聴する妖怪悪意集めてまなに「金」の字の呪いをかけることを目的とした名無しによって操られ鬼太郎を陥れようとする松本しげのぶ版では黒幕として第1112登場妖怪界のはみ出し者とされるが、鬼太郎妖怪たちへの傷害罪天狗法廷訴え有罪判決勝ち取り溶解刑を執行させる。実は自分以外の妖怪忌み嫌っており、ダイダラボッチ復活させ殲滅目論むが、大天狗食わせたことで鬼太郎封印解け復活失策指摘出番終了ねずみ男告げられながら屁を喰らって倒れる。白カラス アニメ第4作106話に登場百々爺の手下であり、「不吉なことの前触れ」と鬼太郎さらなる怯え恐れを抱かせ、妖怪ノイローゼ悪化させる天邪鬼あまのじゃく) 声 - 内海賢二第1作)、野田圭一第2作)、峰恵研第3作)、田中和実第4作)、平野正人第5作)、楠見尚己第6作初登場原作天邪鬼』(初アニメ化第1作47話)。その昔悪さ働いて狛犬中に600年封じ込まれていた根性曲がり妖怪で、指図他人幸せを嫌い不幸を好む。自ら千人力称する怪力持ち主で、相手の心や妖気素早く察知できることからさとりの怪とも呼ばれるまた、燻製大好物で、自分アジト燻製窯作るほど。太平洋戦争家族失った悲しみから本来の優しい性格意地悪になってしまった老人夢枕に立ち、唆して封印を解かせることで現世復活し町に下りて大暴れ始めるが、自衛隊から要請され鬼太郎との戦闘の末に再び封印される。 原作妖怪裁判』(初アニメ化第2作3話)では見上げ入道たちと組んで鬼太郎窮地追い込むが、百々爺騙されたことを知って鬼太郎謝罪し和解する第5作では手の目コンビ組んでおり、88話では地獄クイズ大会鬼太郎暗殺企む失敗し一部始終閻魔大王見られていたため釜茹での刑処される第4作26話では心を直接読まない洞察力には優れ相手心理状態正確に見抜き自分が「自由」であることに凄まじい意志信念を持つ。ねずみ男誤って封印解いたために暴れ出しさらった大河内財閥のわがままな一人娘百合香(声 - 荒木香恵)を鬼太郎たち共々燻製にして食べよう目論むが、最終的には再び封印される。 第6作92話ではぬらりひょん朱の盆によって封印解かれる復活した直後遭遇したねずみ男通じてテレビディレクター奥田佑太(声 - 沼田祐介)を利用して悪事を働くが、自分間違いに気づいた奥田に見限られ最期鬼太郎指鉄砲倒される仙人(ねこせんにん) 声 - 大竹宏第1作)、青野武第3作)、矢田耕司第4作)、江川央生第4作64話)、稲葉実第6作) 「仙人」(初アニメ化第1作17話)に登場不老不死秘術を見つけ、猫塚呼ばれる祠に1200年生き続けている仙人長い毛と大きな目特徴第3・4作では顔が猫のようになっている)。伸縮自在の体を持ち限らず魂を生物から生物へと乗り移らせることができる。秘術とは自分肉体と魂を分離し、魂は普段中に宿らせ(アニメ第3作では命の水入った宝の玉に吹き込んでいた)、肉体猫塚の中で冷凍保存して、非常時以外はなるべく使わないようにするというもの。幹線道路工事のために猫塚破壊されたことに怒り工事現場と麓の大群に襲わせ占領して人間達奴隷のように扱うが、鬼太郎の魂金縛りの術で石の中に封印される。第4作では改心し身寄りのない猫たち引き取りどこかへ去る。第6作では目が4つある。200年前猫塚封印されていたが、朱の盆によって封印解かれる。目から相手変える光線発射する。かつて飼い猫からペットになってから大事にしない人間増えており、多頭飼育崩壊盆栽子猫などに怒り、その恨みとして多く人々を同じ目に遭わせ、残り人々変え苦しめるが、最後ねこ娘倒される。 『妖怪千物語』では3話登場大黒猫4・6登場仙人化けた姿。その名の通り巨大な黒猫の姿をしている。 のびあがり 声 - 田中康郎第3作)、立木文彦第4作)、津久井教生第5作) 「吸血木」(初アニメ化第1作19話)に登場地中深く棲む半透明ゲル状の体と無数の腕を持つ単眼妖怪松代群発地震によって千石岩にある龍宮穴にできた通路から地上へ這い出してきた。人間次々襲って眠り花の花粉で眠らせて血液養分とする吸血木の芽植え付けて吸血木にする能力を持つ。原作では厳密には「妖怪ではなく地上生物とは違う発達をした「地下生物」という設定だった。[要出典]また巨大な目によって相手催眠状態にすることができる。調査に来た鬼太郎との戦闘の末に、逆に吸血木の芽植え付けられ大木となる。原作第1作では鬼太郎以外の木にされた犠牲者元に戻れなかったが、第3作以降のびあがり倒される元に戻る。 第3作では2万年前に封印されていた個体地震によって復活し人間森林伐採怒り次々襲って吸血木の芽植え付けて吸血木にするが、最期ぬりかべ開けた穴で震源マグマ溜まり住処洞窟繋げられマグマ飲み込まれる第4作では10年前遭難死した増本俊之(ますもと としゆき、声 - 立木文彦)の意志のびあがり合体し雪崩から村人を守るために次々と直に手を触れて人々木に変えるのびあがり及び融合した俊之は木になった者としか会話できない融合していた俊之は雪崩から妻と娘救いのびあがりの苦手な朝日浴びて消滅する第5作では砂風呂用の砂を掘った時に地上へ這い出してきた。子供のように無邪気な性格悪意はない。妖怪次々襲って種を飲ませて吸血木に変え、そこから妖怪生気吸って巨大化し、妖怪横丁パニック陥れる騒動後鬼太郎によって元の砂場戻された。 第6作では大昔封印されていたのがチャラトミの悪ふざけ封印の札を剥がされたせいで復活し東京都地下貯水槽付近根城に「悪意」のある人間次々襲って吸血木に変えるが、最期弱点である目を攻撃され爆散する。 『妖怪千物語』では花見最中妖怪たち吸血木に変えるが、砂かけ婆木になった実から復活した鬼太郎によって種を植えられ自ら吸血木となる。 ぐわごぜ 声 - 高和枝第1作)、千葉耕市第3作)、くじら(第4作本作初登場は『朧車』(初アニメ化第1作58話「おぼろぐるま」)。ねずみ男のようなガウンを纏っている。怪気象使って日本全土占領企んだ妖怪の国の初代総理大臣妖気定着装置である朧車操り調布一帯を怪気象覆い尽くし調布市街にある水木しげるアニメ第4作では木しげる(声 - 田中秀幸))の家を国会議事堂にすべく占拠するが、人質取った目玉おやじ呑み込んだために脳を支配され妖気定着装置逆回転させられ、怪気象共々消滅するカロリーヌという一人娘がいる。 第4作では70話に登場人間取り憑き欲望妄想エネルギー吸収する妖怪で、目玉おやじとは旧知間柄。口から石化光線放つ。怪気象と共に東京現れマンガアイディア行き詰っていた木水の願望利用して次々妖怪生み出させることで妖怪王国を作り出そう企むが、最後ねこ娘たちの反撃受けて黒い霧状の正体現し鬼太郎がちゃんちゃんこ起こした旋風によって消滅する第3作劇場版激突!!異次元妖怪の大反乱」では、妖怪帝国建国企む妖怪皇帝臣従する異次元妖怪纏める妖怪総理大臣として登場カロリーヌ揃いペンダント通じてカロリーヌ居場所探知できる。これを利用してカロリーヌ保護した鬼太郎たちに襲撃をかけ、さらにカロリーヌさらったように見せかけて囮にし、国会議事堂鬼太郎誘き出す狡猾な策略家である一方思いの優しい父親でもあり、本当望みは娘と幸せに暮らすことだった。カロリーヌ朧車殺されたことをきっかけに、自分たちは利用されていたに過ぎなかったと気づき、さらにカロリーヌ最期まで「パパ許して欲しい」と頼んでいたことを知りその後鬼太郎追い詰めた妖怪皇帝に「娘を返してくれ!」と迫り逆転一助となるが、妖怪皇帝に剣で斬られて転落し、娘と同じく光の粒子となって消滅するカロリーヌ 声 - 三輪勝恵第1作)、藤枝成子第3作)、江原詩織墓場鬼太郎ぐわごぜ娘。水色の髪とタレ目をしている。詳細上記ぐわごぜ、および「墓場鬼太郎の登場人物」の項を参照原型である「墓場鬼太郎」ではガモツ博士の娘となっていて、「ゲゲゲの鬼太郎」と「墓場鬼太郎」で性格若干異なっている。第3作劇場版では金髪青い瞳可愛らしい外見登場土蜘蛛襲われ地下鉄から逃げ遅れていたところを偶然ねずみ男助けられたことで彼に懐く。のちに自分利用されていたことに気づき石化した鬼太郎たちを元に戻すた目に朧車から涙を奪取するが、激怒した朧車跳ね飛ばされ致命傷負いねずみ男看取られて消滅する水虎(すいこ) 声 - 緒方俊也第1作)、大竹宏第3作)、大友龍三郎第4作)、掛川裕彦第5作)、江川央生第6作) 体が状の妖怪。そのため殴る・切る等の物理攻撃通用せず、状になることも可能。生物の形も取れるが基本形態シリーズによって異なる(原作第3作では髪の長い幽霊第1作第4作完全体第6作では虎、第4作の雄は虎の獣人型、「鬼太郎国盗り物語」と第5作では日本伝承風にのような顔の大型河童妖怪千物語では中国伝承風に虎顔の半魚人)。ほとんどの個体冷気弱点後述長江の水虎とは同系妖怪だが別個の存在初登場原作水虎』。雄と雌とが別の壺に密封され埋められていた。少年たちに壺を掘り起こされた雄は自分飲んだ少年アニメ第3作では新一しんいち、声 - 川島千代子)といういじめられっ子)を操り、雌の壺を掘り出して日本中での繁殖目論むが、最後鬼太郎作戦に嵌って再び封印される。 アニメでは第1作14話で初登場あらゆる生物物体から水分吸い取って生きている妖怪で、500年ほど前に中国から渡ってきて高僧に壺の中に封じ込められたが、孤児人間少女ゆり子助け求め壺から出され復活するゆり子恩義感じいじめっ子からゆり子助けるなどするが、村中水分吸われ全滅する危機瀕してしまい、最後鬼太郎との決闘の末に再び封印される。 第3作では9話で登場原作同様の姿が本来の姿だが、のような目がついた状の姿で頻繁に移動する第4作では56話で登場雪国温泉宿一人息子である昇(のぼる、声 - 高早苗)によって偶然封印解かれる。非常に強力な妖怪とされ、古代には数多妖怪たち協力して夫婦割き各々別個に封じ込めていた。雄単体では、人間より二回りほど大きく下半身不完全な獣人型だったが、妻と合体した場合は空も自在に駆け巨大な虎になる洪水雪崩、口から激し渦巻く水流を吐くなど全般に関して高い能力を持つ。妻が封印されているダム決壊させよう企むが、鬼太郎によって再封印される。 第5作では1話登場自在に液状変幻する体を持ち風呂場トイレ排水溝など、水のある場所に現れる封印解いた少年たち連れ去ろうとするが、鬼太郎ファミリーによって再封印される。 第6作では64話で登場人間負の感情反映して虎の姿になる液体状妖怪で、生き物から水分吸い取ってミイラにする。滝の近くの祠に封印されていたが、自殺するために訪れた主婦辰川翔子(たつかわ しょうこ、声 - 恒松あゆみ)を唆して復活する翔子周辺人物ミイラ変えていくが、最後鬼太郎倒されて再び封印されミイラ化した人々は元の姿に戻る。 『妖怪千物語』ではぬらりひょん部下鬼太郎体内に入るが、雪女冷気によって凍らされ、そのまま体内電気砕かれ倒される毛羽毛現けうけげん) 声 - 永井一郎第1作)、大竹宏第3作)、八奈見乗児第4作)、村松康雄第5作原作妖怪毛羽毛現」(初アニメ化第1作55話)に登場目鼻のついた毛そのものの姿をした、神代から生きている妖怪大の文明嫌いな性格妖術恐竜など太古の生物作り出して原作アニメ第1,3作では子供の魂を抜いて化石に移すことで復活させる第5作では眼光相手の体を変化させることで恐竜変えてしまう)使役する能力持ち恐竜東京進撃させて世界太古の昔に還そうと企むが、鬼太郎敗北した後は、自分のこと人間には秘密にするという約束子供達の魂を元に戻す第3作では17話に登場人間憎み妖怪と他の生物調和していた太古の世界戻そうとするが、らせた恐竜たちと人間少女仲良くする様子見て考え改め人間妖怪仲良くできる時代が来ることを信じて子供達の魂を返し眠りに就く第4作では11話に登場動物の毛羽毛集まって生まれた彼らの代表意のような存在で、本作では恐竜使役していない霊山の古い祠に封印されていたが、ねずみ男封印解いたことで復活する霊山周辺利権絡み高速道路作られ排気ガスによる大気汚染酸性雨大半死滅しかけたことを知って怒りがしゃどくろ操って通行する車を襲わせ脅かしていた。 第5作では28話に登場目玉おやじによれば太古には複数毛羽毛現存在していたがほとんど絶滅したとされ、終の住処探す旅の途中ゲゲゲ森近辺で行き倒れていたところを目玉おやじ保護された。本来は白い毛並みだが、発見当時人間の街に誤って入り込んだことでひどく汚れており、2人看病回復目玉おやじとは親友になった。「恐竜拳」なる独自の健康法編み出している。終の住処には完全な自然環境求めており、訪れた妖怪横丁喧騒人間世界大差ない見て失望、自らの手理想住処作り出そうとし、妖怪達を誘い込んで恐竜変え、さらに横丁妖怪恐竜達に蹂躙させ壊させようとするが鬼太郎たちによって阻止され最後目玉おやじと袂を分つふらり火(ふらりび) 空を飛ぶ牛馬サイズニワトリ妖怪で、毛羽毛現乗り物原作アニメ第1・3作登場海座頭(うみざとう) 声 - 内海賢二第1作)、大竹宏第3作)、沢木郁也第5作)、青森伸第6作伝承にもある海に住む琵琶法師姿の妖怪で、本作では「海座頭」(初アニメ化第1作26話)に登場沈没船員達の魂を奪って船幽霊にし、さらに船を襲わせ、そこに積まれ財宝納めさせていた。また、用心棒として使役している。倒して船員の魂を解放した鬼太郎の魂を奪おうとするが、返り討ちにあい海底消える。 第3作50話では海で死んでいった人間の魂を鎮めることを役目としている。瀬戸内海のある島同士漁場巡って争う漁師達に憤慨し、大使って漁船沈め漁師達を船幽霊変える敗北後鬼太郎達に人間長い歴史の中で過去振り返らず争い続けて来たことを伝え過去忘れず語り伝えていくことが亡霊達を鎮める方法だと語り船幽霊達の魂を持っていく事を了承するも「もしその事忘れた時は再び船を沈める」と警告し姿を消す第5作4話では朱の盆に「海に漬けた子供美味い」と嘘を吹き込まれ妖力作った貝を手にした子供達配下船幽霊にさらわせていた。掻き鳴らす琵琶音色で海の自在に操り巨大な津波作り出したり、水の壁を作り攻撃防いだり、波の先を鋭く尖らせた「水流銛」という技を繰り出す一反木綿親しくなった少女の綾(あや、声 - 雪野五月(現・ゆきのさつき))を襲うが、鬼太郎妖力の源である琵琶壊されて力を失い降参し子供達返す第6作16話では江戸の昔から境港近海住み、そこを航海する北前船財宝狙って船幽霊操り沈めていた。壺の中に閉じ込められ海底封印されていたが、北前船財宝探してたねずみ男が壺を開けたことで復活し沈めた北前船財宝運び出す人手として漁師達の魂を抜き船幽霊変えていくが、最後鬼太郎指鉄砲を喰らって消滅する。 『新妖怪千物語』では海神島(人食い島)近辺漁場ねずみ男紹介するが、(上海かに坊主操られた)人食い島が起こした嵐に巻かれ漁師と共に捕われる船幽霊ふなゆうれい) 声 - 大竹宏第1作)、戸谷公次第3作)、根本幸多松本考平第5作伝承にもある海難事故犠牲者死霊柄杓海水を船に汲み入れ沈める。 「海座頭」(初アニメ化第1作26話)に登場海座頭に魂を奪われ沈没船員達で、他の船を沈めて宝を奪うためこき使われていた。鬼太郎が魂を封じた壺を開けたことによって人間に戻る。 第3作では本来は大人しく悪さをしないと言われている。船に乗って現れ海座頭使役するが船を沈めて船員が海に投げ出されるとその上から柄杓をかけ沈める。元は人間の魂だけに個々実力は低い。 第4作では海和尚の海水回転させる特殊な装置人間の魂を入れることで生み出された。ある程度自我を持つが基本的に海和尚の命令に従う。柄杓渡される合体して巨大な一個になって船を沈め、仮に底抜けの柄杓渡されても集団渦潮起こすことで船を沈めようとする装置海水回転逆にして使用することで元の人間に戻る。 第5作では海座頭使い魔的な存在陸に上がり海座頭狙い定めた子供を見つけ、海座頭差し出す。 第6作では海座頭漁師達の魂を奪い海底の祠に閉じ込めることで生み出される。 猛霊八惨(もうれいやっさん) 声 - 八奈見乗児第2作原作では水木別作品「妖怪水車」に登場。海で死んだ人間の霊化けた船幽霊同系統の妖怪モデル千葉県銚子市での船幽霊異称「モウレンヤッサ」。[要出典]一反木綿厚手にして足をつけたような姿(アニメ2,3作では主によって遺体圧延されているため)。集団渦潮を横にしたような大波妖怪水車ようかいすいしゃ)」を起こすアニメでは第2作39話初登場神主のような服装の「八惨の主(やっさんのぬし)」に率いられ、主は八惨を作る儀式目撃した少年呪い殺そうとするが、鬼太郎ちゃんちゃんこ倒される。主の正体水死者の霊毛の集まりだった。 第3作98話では八惨の主は水精の翁すいせいのおきな)。八惨(はっさん)を慰める祭の本義人間達忘れたことに怒り妖怪水車を襲うが、鬼太郎化け火火炎連弾との衝突の末に、急所である鼻を焦がされ退散する第5作92話では人間や霊を海に引き込んで仲間変える浪小僧両親の仇であり、彼が師事する岩魚坊主封じた悪霊解放して仲間加え妖怪水車起こすが、鬼太郎体内電気倒されるモウリョウ 声 - 永井一郎第1作第3作108話)、増岡弘第3作)、松尾銀三第4作)、田中大文川津泰彦森岳志第5作)、廣田行生第6作死体乗り移って生きている妖怪毛むくじゃら巨大な体と怪物のような屈強な顔つきトレードマーク原作では歯は四角形だが、アニメではギザギザの歯である。 初登場は「モウリョウ」(初アニメ化第1作31話「もうりょう」)。乗り移っている死体古くなると、新し死体求めて墓を暴く死体乗り移ったままでも姿を現せるが、これは幻のような物で、現在乗り移っている死体を完全に焼くことで消滅する。墓を暴いている所を墓守少年玉吉(たまきち、声 - 小串容子)に目撃され襲いかかるが、鬼太郎呼び寄せたつるべ火死体焼かれ消滅するアニメ第3作では未練残した死者の体に入って操る。 第4作では火葬普及して入る死体がないため、生者死に追いやって乗り移ろうとした。ただし、相手生きたいという未練があれば体を奪うことは不可能。実体がないため攻撃一切通用しない街中次々人間驚かせ事故死誘発しようとするが、鬼太郎ちゃんちゃんこ包まれ消滅する第2作6話死人つき」にも登場するが、こちらはロシア民話ベースとした鬼太郎登場しない短編妖怪 魍魎もうりょう)の巻、死人つき』に準拠し、[要出典]第1作とは別種で各容姿異な個体複数出現している。女性死体取り付き、それに引かれ数多魍魎集まってくる。日光弱く、朝になったことに気付かず自滅する第5作64話「もうりょうの夜」では魑魅魍魎の名称で同種の妖怪たちが登場。鹿羽村(しかはむら)に特有の現象死人つき」として恐れられ死人つきが起き時節になると方々から妖怪引き寄せられる。約50年近く前(第2作時代は近い)にも鬼太郎退治されたが再び発生する女性死体取り付いた魍魎第2作では牛頭鬼のような正体暴れたが、第5作では取り付いたまま滅びる。 第6作では78登場。光を苦手とするため昼間は姿を現さず、雄叫び怨霊呼び寄せる能力を持つ。水葉(みずは、声 - 照井春佳)の死体乗り移り水葉見殺しにした恋人写真家久能恭平(くのう きょうへい、声 - 野島裕史)に付きまとうが、鬼太郎指鉄砲受けて消滅する土精(どせい) 声 - 竹本英史第5作魑魅魍魎唯一名前が明らかな妖怪。他の魑魅魍魎では知覚できない八角円結界内を見ることができるが、瞼が大きく重いため仲間持ち上げてもらう必要がある第2作元ネタの『妖怪 魍魎もうりょう)の巻、死人つき』では一眼だが、第5作では二眼となっている。 おどろおどろ 声 - 富田耕吉第1作)、北村弘一第3作)、佐藤正治第4作)、西村知道第5作)、増谷康紀第6作) 毛を突き刺して人間の血を吸う吸血妖怪初登場は『おどろおどろ』(初アニメ化第1作27話)。自身肉体で「毛生え薬」の人体実験行なった科学者が、薬の副作用超能力を得る代わりに人間の血を吸わなければ生きていけなくなった妖怪。すでに人の心をなくし、新鮮な血液手に入れるために子供誘拐し続けていたが、鬼太郎によって倒される正太郎しょうたろう、声 - 朝井ゆかり)という息子がおり、おどろおどろ人間戻そうとしていた。 「妖怪千物語」では封印の祠が研究所改築崩され復活し、魂が科学者の髪にとりつく体内取り込んだ科学者人質息子正太郎脅して模型飛行機子供達誘拐させ血を吸っていたが、鬼太郎によって科学者分離させられ封印される。 第3作では第37話登場本体妖気で、天命背き欲望となり人間の心を失った者にとりつき変化させる不老不死研究没頭し過ぎた科学者妖気憑かれ変化し口内にある円形の口から触手を伸ばして吸血する。隆(たかし、声 - 塩沢兼人)という大学生息子子供誘拐させていたが、鬼太郎倒される第4作では第38登場助手(声 - 根谷美智子)がおどろおどろ助命嘆願し作りかけの元に戻る鬼太郎妖気清めた血を入れたものを使用され、元の人間に戻る。 第5作では第21話登場純粋な妖怪であり、血を吸われ相手操られる関谷教授化けて大学入り込み恋をする女学生の血を好んで吸っていたが、鬼太郎によって倒される第6作では第43登場遺伝子研究者の小野崎彰悟(おのざき しょうご)が、開発した不死細胞の証明のために自身投与し副作用妖怪になった美琴という娘がいる。定期的に起こる吸血衝動悩まされた末に、鬼太郎依頼して指鉄砲倒される牛鬼ぎゅうき) 声 - 斎藤志郎第5作頭部牛の角や耳を備えた鬼、胴は蜘蛛似た怪獣サイズの海の妖怪。鋭い爪が武器。他にも日本各地様々な伝承があり、その姿も土地ごとで微妙に異なる。 原作初登場ガロ版「鬼太郎夜話」で、貸本版下宿屋」の夜叉とほぼ同じ役回り後述の「中国妖怪」の「夜叉」の項目を参照)。 マガジン版「牛鬼」や第5作以外のアニメ、千物語では知性見られ獰猛狂暴な怪物として描かれており、破壊捕食繰り返すその昔に神・迦楼羅によって封印されていたが、封印所を荒らされたことで復活した正体細胞変化させる生きた気体で、他の生物の体を乗っ取ることで初め牛鬼としての実体を得る(この本体目視することができない上に鬼太郎妖怪アンテナにも反応しないため、誰にも気付かれることなく寄生できる)。宿主が死ぬと最も近く生物乗り換えその者が新し宿主となる。牛鬼殺した者は牛鬼になってしまうという伝承にもある通り殺され場合加害者取りつき新たな牛鬼となる。作中では主に前の宿主倒してしまった鬼太郎憑依し暴れるが、目玉おやじ達の祈り応えて現れ迦楼羅笛の音誘われ鬼太郎の体から分離、再封印される。 アニメ版では第2作15話に初登場。約千年前から牛鬼岩と呼ばれる近く海中封印されていたが、何らかの形で忠太という少年父親寄生して実体得て海中潜んでいた。牛鬼岩で釣りをしていたねずみ男に釣り上げられて姿を現し襲ったが、最終的に鉛の箱に入れられ再び海中封印される。 第3作では42話に登場全身暖色系の色をしている。村人立ち入り禁止している海鬼の磯に封印されていた。2人青年小遣い目的密漁入り封印石動かしたことで復活するが、最終的に再び海鬼の磯に封印される。 第4作では6話登場今作では牛鬼に憑り付かれ人間はまず影が牛鬼の影に変化し生肉食らうようになり最終的に牛鬼になるとされている。また前の宿主倒した分だけ強くなるので、更に手に負えなくなると言われている。青色の体に赤色模様持っている。島の開発目論んだワンマン社長鬼頭(きとう、声 - 石森達幸)が釣りの際に牛鬼岩の封印の札剥がしたことで復活するが、最終的に新たなに再封印され牛鬼岩に貼られる。 第5作では14話に登場。顔が小さめ胴体細く足が長い知性持って言葉話し宿主記憶能力利用する殺生性は無く人間恐怖心食糧としており口から吐く糸で人間生け捕りにして住処閉じ込めて死への恐怖与えるなどしている。数百年も昔、瀬戸内海島々全滅させたが蜘蛛島の守り神である迦楼羅封印されていた。おごり高ぶった村長の息子らに金で雇われたねずみ男によって復活するが、最終的に封印される。 第6作では22話に登場オカルト番組撮影目的としたディレクター(声 - 稲田徹)とタレント神宮寺じんぐうじ声 - 高塚正也)が島民少年たちから教えてもらった牛鬼岩の封印解いたことで復活するが、最終的に牛鬼岩に再封印される。 『妖怪千物語』では口から吐き出すよだれを武器にする。 ゲーム異聞妖怪奇譚』では特定条件下で仲間にできる。鬼太郎寄生しながらも説得を受け、それを酌んだ迦楼羅によって寄生能力だけ封じられ自分の体を持つ。体も敵の時よりは小柄縮んでいる。 逆柱さかばしら) 声 - 北川国彦第1作)、矢田耕司第3作)、高木渉第4作)、稲田徹第5作伝承では上下が逆の古い木材作られ妖怪本作では「げた合戦」に登場する本体下駄で、丸毛の子供を人質にして親丸毛盗みをさせていたが、鬼太郎リモコン下駄破壊され倒される1980年代最新版」では電気帯びた樹木妖怪野衾軍団率いてその電撃朦朧となった人間集め呑み込んで一人から二人複製人間実体棒切れ)を部下として作り出していたが、根切り虫に根を齧られ根の塊の本体現し地上部は尾に過ぎない)、本物達を吐き出した後に湖に落ちて自分電気自滅するアニメでは第1作44話初登場伝承通り上下が逆の本体で、偽下駄自分一部作った物。弱点木材なので燃えることと上下正し向き直されるとただのに戻ること。第3作では取り壊され名家屋敷跡地立っていた本体で、大事にしてくれた主人への恩返しのために、金を集めて屋敷再建させようとしていた。 第5作では妖怪横丁の寺に住む。逆向きではひねくれた性格になるが、正し向き直されるおとなしくなる花子 / ミチル 声 - 山口奈々第1作)、荘真由美第3作花の妖精。「げた合戦」に登場原作アニメ第1作では気位高く普段鬼太郎ねずみ男軽蔑して口も利かないが、丸毛貯金盗まれたために捜索依頼するアニメでは第1作44話初登場第3作では第52話登場しねずみ男をも疑わない純真で優しい性格で。花吹雪放つ術を使う。 小説水木しげる妖怪ふしぎ話」では「ミチル」と改称されている。 第3作84話や地獄編に登場する同名キャラクター(声 - 山本百合子片石千春地獄編〉)は人間であるため無関係あまめはぎ 声 - 杉浦宏策第1作)、槐柳二第3作)、上田敏也第4作)、飛田展男第5作)、蟹江俊介第6作第48話)、寺崎千波也第6作97話伝承にもある妖怪だが、本作では「こま妖怪」で伝承とは異なる姿のコマ回し得意な妖怪として登場。頭にキノコ生やしている。子どもの足の裏の皮を食べるのが好きで、その妨げになる鬼太郎倒そうとするが、敗北後はもう子供を襲わないと誓う。アニメでは第1作35話初登場第3作では第21話登場。「スーパーあまめはぎ」というフルパワー形態登場する第4作では第52話登場大雪コマ神木倒れ復活コマ粗末にする子供達コマ変えるが、鬼太郎敗北した後は鬼太郎達の霊力元に戻ったコマ神木眠りに就く第5作では第31登場。土の中に眠っていたが、ねずみ男に頭のキノコ取られたことで土から出てきた。ねずみ男手を組みキノコを餌に子供達襲おうとするが、最終的にコマ勝負鬼太郎たちに敗北し、頭のキノコ剥がれ落ちて山に帰る手の目(てのめ) 声 - 富田耕吉第1作)、銀河万丈第3作)、石塚運昇第5作)、茶風林第6作) 『手の目』(アニメ化第1作37話)に登場。顔ではなく両の掌に目がある妖怪本作では、その眼光浴びた相手の手一日数時間操る能力を持つ。人間青年山田の手操って強盗事件起こすが、鬼太郎砂かけ婆に目を2つとも潰され警察突き出される。アニメ第3,5作では眼か破壊光線放つアニメ第3作77話では餓鬼と共に洞窟封じられていた個体人間侵入によって封印解け近隣の村人捕らえワイン漬けにして食おうとした。飛ばす眼球ちゃんちゃんこをも突き破る第5作では天邪鬼コンビ組み地獄クイズ大会鬼太郎暗殺企む失敗し一部始終閻魔大王見られていたため釜茹での刑処される第6作では89登場。本来はいたずら程度悪さかしない妖怪だったが、人間妖怪虐げる法律「妖対法妖怪による不当な行為防止に関する法律)」を作ろうとしているとぬらりひょんから聞かされ人間憎悪するようになり、「妖対法」の関係者の手操り次々殺害し敗北後は「俺の後を継いだ妖怪人間どもを皆殺しにする」と言い残して自爆する人食い島(ひとくいじま) 声 - 青野武第4作) 「人食い島」(初アニメ化第1作42話)に登場和歌山県佐々岡の沖に千年も前から住み海神として毎月二人生贄要求し続けてきた。海神正体は、住処とされている巨大な人型の島そのものであり、献上され生贄洞窟みなされている口から胃腸送って消化し村人逆らった場合呼吸力によって災害起こしてきたが、最期体内侵入してきた鬼太郎によって逆に消化される第3作では大人しい性格で、村人から島神として祀られている。海和尚が肺に寄生したことによって急に生贄要求するが、鬼太郎海和尚を倒したことで元に戻る。 第4作では動いた話したりすることができる。千年前に生贄自分最後にして欲しい」と身を捧げた姫に心打たれて食人をやめていた。彼女の形見首飾りねずみ男盗まれ暴れ出すが、鬼太郎首飾り返したことで鎮まる消化液人間には有効だ妖怪半妖怪には無効長い年月経て人間のように容姿変化するらしく、現在の姿千年前と顔や髪型(に該当する木々部分)が若干異なっている。 『新妖怪千物語』では昔は暴れ者だったが今は封印され大人しくしている。封印の祠を上海かに坊主悪用され操られ鬼太郎助け求める。 ムジナ 声 - 大塚周夫第1作)、安原義人第3作)、高木渉第4作)、根本幸多第6作)、野沢那智異聞妖怪奇譚アナグマ異称とされる、人を化かす原作・第4・6作では鼻が尖った奇妙な外見だが、第3作ではかなり屈強な外見をしている。 『おりたたみ入道』(初アニメ化第1作38話)に初登場ねずみ男そっくりに化けて子供たちから金を騙し取るが、ねずみ男本人鬼太郎正体見破られ逃げ去る第3作13話では招かれたねずみ男の家の物を持ち去ろうとして鬼太郎に見つかり、敗北後反省して鬼太郎頼み一泊して山へ帰るまでねずみ男の弟を演じる。エンディング声の出演クレジットでは「ニセねずみ」と表記第4作36話でもねずみ男騙し妖怪アパート忍び込が、騙されたと気づいたねずみ男の怒りビンタを受け反省し、山へ帰る第6作では50話に登場からの命令彼に化けて人々をさらい、廃墟となった鉱山労働者集合住宅内で生気吸い取っていたが、本物居場所を吐かされた挙句殺されて魂を吸収される妖怪千物語では善良な性格で、鬼太郎敵対しない。 ゲーム異聞妖怪奇譚』では悪役として登場見た目だけでなく声もねずみ男そっくりだったので鬼太郎達にはバレなかった。 ムジナねずみ男化けた際に着ていた模様入ったマントは、他の水木短編作品ねずみ男本人着用して登場する話も何度描かれている[要出典]。おりたたみ入道おりたたみにゅうどう) 声 - 内海賢二第1作)、大竹宏第3作)、川津泰彦第4作) 『おりたたみ入道』(初アニメ化第1作38話)から登場したビックリ箱のような妖怪で、むじなの背負うつづらの中にいる。水木しげるオリジナルの妖怪。[要出典] 大きな口で何でも飲み込んでしまう。つづらの中に入る無敵防御を誇るが、体内からの攻撃弱く鬼太郎倒されるアニメ第1作のみ、正体がかかしとされており、育つのに100年掛かるとされる妖怪千物語はねずみ男を唆して背負わせるが、体内からの外道殱封で妖界大気封じられるかぶきり小僧 ムジナが幼い少年化けた姿。人里周辺住んでおり、時々子供たち遊んでいるという。「飲め」と声をかけるが、その理由わかっていない。アニメ第5作では千葉県代表妖怪四十七士として覚醒レン アニメ第6作準拠小説ねずみ男ハードボイルド」に登場するムジナで、影武者とは別個体戦闘力人望には乏しいが知略変化術に長け裏組織・鬼組のNo.2務める。 雲外鏡うんがいきょう) 声 - 杉浦宏策第1作)、大竹宏第3作)、鶴ひろみ第3作仮の姿クモ子)、田中亮一第4作)、久川綾第4作仮の姿) 「鏡合戦」(初アニメ化第1作29話)に登場二千年以上経った銅鏡から生まれた妖怪。本来は長い髪生やした巨大な頭の姿だが、少女の姿に化けるともできる鬼太郎上の妖力を持つ実力者だが、一方で聖なる鏡・照魔鏡光を当てられると術を破られでできているため塩水に弱い。 千物語では小学校にある古い鏡で、鏡像操り鏡像本物人知れず入れ替えることで人間界支配しよう目論む化け猫ばけねこ) 声 - 永井一郎第1作)、京田尚子第3作)、青野武第4作妖怪総称として使われるが、「ばけ」(アニメ化第1作41話)では自動車轢殺され達の亡霊として一個体が登場自動車への復讐としてトラック化けて突進、それで事故起こした運転手ムチ打ち症ならぬ「うち症(いわゆる猫憑き)」に罹るアニメではの霊が集合して巨大なの姿にもなる。 第4作62話「怪奇!ばけ街道」では、交通事故遭う達の守護者存在で、犯人たち強く憎み人間呪い殺して祟りとして世間広め交通事故を減らすことを目論む。高い呪力運動能力有するが、マタタビには弱い。打ち症になると、三日三晩猫踊り」を踊らされ挙句霊界引き込まれるマタタビ香で無力化された後は追撃もせず、人間たちねずみ男症状治り事件終結する猫又ねこまた) 声 - 江川央生第4作) 歳を経て妖怪化したで、尾が二股分かれている。初登場アニメ第2作7話。「猫町切符」(初アニメ化第4作28話)では「猫町」の元締め原作では人間になる猫町切符発行しアニメ新妖怪千物語では猫町に来た人間連れ戻そうとする鬼太郎争いになる。 ジーダ 声 - 千葉順二 第2作7話水木別作品「猫又の恋」が原作[要出典])に登場南方の島に住むシャムネコ風の猫又飼い主が「娘に祟って嫁入りの邪魔をしているので始末して欲しい」と鬼太郎依頼するが、実際別の妖怪・妖孤から娘を守っていた。老僧化けてそれを伝え最期自分犠牲にして妖孤を倒す。 猫子(ねここ) 『週刊少年サンデー』版に登場鬼太郎友達和服姿のボサボサ頭で、釣り目で円い頬の顔つきをした娘。ねこ娘と同じ性質持ち自身は「妖怪一種」「人類には興味ない」など、本編内人間ではないと言及しが人の姿に変身して妖怪化した化け猫一種のようにも解説されるが、関連書籍はねずみ見て化け猫化す奇病を持つ人間であり、妖怪ではないとの記述もある。寝子と共にねこ娘仲間とも扱われている。 原作本編では、ねこ娘同様に登場時は鬼太郎惚れていたが、『週刊少年サンデー』版以降明確に登場している描写がなく、アニメでも原作における猫子描写のほとんどが、ねこ娘行動として描かれているが、第2作第19話(「釜鳴り」)など原作仲間たち一緒に登場する場面いわゆるモブシーン)において、ねこ娘別に登場する一方で猫子登場している場合もある。[要出典] 第4作40話(「夜の墓場運動会!」)ではねこ娘とは別に3シーンのみ登場し第6作第1話(「妖怪目覚めた日」)ではアニメキャラ「ニャニャニャの猫子さん」として描かれている。 詳細は「猫娘 (ゲゲゲの鬼太郎)」を参照 三毛ミケ) 「雪姫ちゃん登場」に登場誘拐事件起きた少年の家に、少年祖母の代からいる雄猫少年達鬼太郎紹介し捜査の間は雪姫の子守を引き受ける。 ノラ 声 - 島田敏第5作第5作登場人間育てられ成長した富山県出身専門家97話にて人間恨んでショウになった兄弟救いたい一心妖怪四十七士覚醒する猫魈(ねこしょう) 声 - 島田敏第4作)、櫻井孝宏第5作猫又修学積み、より強い妖力と無限の寿命得た者。アニメでは「ショウ」と表記。[要出典] 原作妖怪猫魈」(初アニメ化第4作108話)では、ある学者発見した若返り法」の論文盗んで食べた猫又ショウになる。その方法他者生気を奪うことであり、人間妖怪生気吸って最強妖怪になろうとするが、鬼太郎逆に生気吸い取られ死亡する第4作では最初に若さエキス吸い返した鬼太郎使い方知らず赤ん坊身体になり、呑み込まれた際に腹中論文読んでショウを普通の子に戻す。第5作97話では猫又ノラ生き別れの兄弟で、人間冷遇されてきた恨みから達を操り復讐企む鬼太郎ノラ野望阻止され妖力を失うと自決し怨霊になろうとするが、彼らに生命力分与され子猫戻り引き取ったノラからアサ名付けられる姑獲鳥(うぶめ) 声 - 高和枝第1作)、杉山佳寿子第3作)、三田ゆう子第4作)、山崎和佳奈第5作)、勝生真沙子第6作)、尾小平志津香異聞妖怪奇譚) 「姑獲鳥」(初アニメ化第1作46話)に登場人間赤ん坊さらって自分の子として育てる、巨大な鳥の姿をした女性妖怪干してある布団足形付け、その布団寝た子供におねしょをさせるという趣味がある。武器ヘッドライトのような眼光溶岩のような糞で、巨大な口は相手一飲みにする。姑獲鳥石という石像変えられ封じられていた。自家用飛行機代わりにようとしたねずみ男神社から盗んだ羽毛被せられの姿となって復活し次々と赤ん坊さらってコレクションしていたが、最期つるべ火羽毛燃やされ石像に戻る。 第3作では第24話登場道端出産し亡くなった女性の魂が変じた妖怪で、親の役目果たせなかったことへの償いから赤ん坊さらって育てる事に執着するねずみ男によって復活した後は病院襲って多数赤ん坊連れ去りねずみ男たちに世話をさせていたが、額に羽を貼り付けられたことで姑獲鳥石に戻る。 第4作では第81登場人間女性の姿に化けることが可能で、の姿の際は前足存在するねずみ男封印解かれ彼の経営する保育所働き赤ん坊集まったところで住処へさらい、永遠に赤ん坊のままで自分のものにしようとするが、最期つるべ火燃やされ石像に戻る。 第5作では第65登場生前自分赤ん坊亡くした人間女性の魂が妖怪となった存在で、我が子を見つけるために「赤子返りの術」で子供のいる家に足跡残しては、その家の子供を赤ん坊にしてさらっていた。身体千年石で出来ており、外部からの攻撃一切通じない最後鬼太郎によって倒され成仏し亡くなった自分赤ん坊再会する第6作では第47登場。親がそばにいない赤ん坊住処に連れ去る習性があり、自身は「助けた」と主張する。羽を矢のよう飛ばした超音波攻撃したりする能力を持つ。鬼太郎たちに懲らしめられた後、二度と赤ん坊をさらわないと誓い赤ん坊達を帰すが、浮気による育児放棄子供衰弱させた男女姑獲鳥濡れ衣を着せ報道されたことで人間から迫害を受ける。 後神うしろがみ) 声 - 小串容子第1作)、池田昌子第3作)、江森浩子第4作)、土井美加第5作)、桑島法子第6作) 『後神』(初アニメ化第1作61話)に登場二つの目だけが付いた真っ黒な顔を持ち、足がなく浮遊する女の妖怪アニメ第5作以外では人間態取り第3作では肌や髪に青みがかっている以外人間と変わらない整った容姿をしている。サボテン好きな少年妖怪サボテン売り、そこの家族始末して家を乗っ取ろう企むが、調査に来た鬼太郎に捕えられて捨てられるアニメ第1作では逃げ込んだ木ごと落雷燃え尽きる)。第3作では59話登場植物の世話得意な美女一緒に花屋を開く約束をした人間男性を捜して人里現れ、ユメコの級友野上カオリ(声 - 荘真由美)の一家が営む花屋乗っ取るが、男性事故死していたことを知って山へ帰る第4作では55話に登場。「幸せを運ぶサボテン」として妖怪サボテンをある一家父親渡し一家妖怪サボテンに喰わせて自身生気得ようとする等、妖怪サボテンとは共生に近い関係にある。影を操る能力を持つ。最後つるべ火との戦闘封印の壺誘い込まれ封じられる第5作では第86話登場ダム建設住処の祠を失い人間少女真奈美(まなみ、声 - 福圓美里)の家にたまたまあった妖怪サボテン利用して家を乗っ取る鬼太郎敗北した後は、自分の家購入する費用を稼ぐために妖怪横丁大風屋敷住み込み働き始める。 第6作では第59話登場。元々は山奥に住む気性の優しい妖怪人間たち土地開発住処失い新しい家を得るために人間の街の花屋働いていた際に出会った結婚詐欺師三田村みたむら、声 - 田中健大)に騙され交際し、やがて去っていった彼を待ち続けていたが、次第思い屈折し去り際約束曲解して窓から飛行場見える家を2週間ごとに妖怪サボテンに襲わせ移り住むという凶行に至る。のちに真実知り鬼太郎からの警告無視して再び詐欺働いた三田村取り憑く妖怪サボテンようかいサボテン) 声 - 塩屋浩三第3作サボテン妖怪で、後神相棒。花を伸ばして人間捕食して養分にし、その度に瘤が増えていく。後神狙った家の住人捕食させたが、鬼太郎食べた際に体内からの指鉄砲退治され、食べられ人々解放されるアニメ第3作では体内広間のようになっていて、獲物暫くしてから消化液で溶かされる自我強く人語話し後神事情同情して加担し事件後は後神が山に連れ帰る第4作では後神封じられる鎮静化する。第5作はねずみ男によってゲゲゲ生えていたのを売られ置かれていた所を利用される第6作では第3作同様に体内広間状で、獲物触手で瘤に取り込まれる妖怪毒サボテンようかいどサボテン) 『血戦小笠原』に登場後神相棒として登場した妖怪サボテンとは別種。汁や射出する棘に強力な麻痺毒を持ちドラキュラたち吸血妖怪団に罠として使用される陰摩羅鬼(おんもらき) 声 - 北川国彦第1作)、北村弘一第3作)、佐藤正治第4作)、中尾隆聖第5作)、檜山修之第6作) 『陰摩羅鬼』(初アニメ化第1作64話。原作雑誌初出時とアニメ第1作では「いんもらき」と読まれた[要出典])に登場三つ目蝙蝠の翼生やしたのような姿の妖怪水木の絵では人面鳥で口から火を吐く。魂と肉体分離でき、魂は死体乗り移って操れる。太古から地下5メートル古墳状の家に住んでいたが、その上に人間の家を建てられたことに怒り、そこを相続した青年哲夫(てつお、声 - 市川治)を殺して肉体と家を乗っ取ろう企むが、魂は鬼太郎の魂かなしばりの術にかかって焼き殺され残った肉体はねずみ男の魂奪ったものの、逆にねずみ男使われ鬼太郎眠り薬飲まされ眠らされる。 第3作49話では結婚詐欺悪党であり、吉永ルリ子遺体に憑き、ユメコの叔父伊集院近付くが、鬼太郎正体暴かれ倒される第4作24話では後継者絶えた寺の供養不十分な霊の無念から生まれ、寺の娘だった小池小百合(こいけ さゆり、声 - 三浦雅子)をらせ操り、寺を潰した村人を襲うが、最終的に封印される。 第5作50話では祠の上に館を建てられ生贄断たれ復讐に、殺害した美術大学綾野杏子(あやの きょうこ、声 - 雪野五月)の身体乗っ取り、館を相続した青年中川邦夫なかがわ くにお、声 - 森川智之)を呪い殺そうとするが、鬼太郎正体暴かれ倒される第6作では80話に登場。まなの同級生高木努(たかぎ つとむ、声 - 白石涼子)の急死した母(声 - 浅野真澄)の遺体憑依し、努や周囲の人間生気吸い取っていたが、最終的に魂は絵に封印され肉体消滅する第6作準拠小説陰摩羅鬼外伝」にはアニメ80話とは別設定登場ほうこう 声 - 仁内達之第1作)、玄田哲章(4作)、池田勝第6作)、宮澤正異聞妖怪奇譚) 「妖怪ほうこう」(初アニメ化第1作65話)に登場般若天狗混ざったような顔をした妖怪。その正体二千年以上経った巨大な縄文杉長い年月の間に生命本源である地水火風を操る力を獲得し4つの姿に分裂することも可能になった。漬物好物で、ねずみ男騙して村中大根を盗ませ漬け込み調査に来た鬼太郎漬け込んで食おうとするが、最終的に倒される第4作では41登場。自らの妖力高めるために鬼太郎漬け込もうとする。 第6作では83登場四元素の姿に分裂した際には地水火風決まった順番でしか攻撃できず、属性に関係なく分身同士接すると消滅するといった弱点を持つ。元々は小高いの上樹齢二千年のクスノキ宿り人間達見守っていた土地神のような存在だったが、ミュージシャン TAKUMI(声 - 寺島拓篤)のSNSでの木の写真拡散により大挙し人間によって迷惑行為頻発したため、土地管理者(声 - 谷昌樹)によって木が伐採され住処を失う。その復讐のために遠因となった人間たちを攫い漬物にしていき、のちにTAKUMI謝罪受けて真意を知るが、自分怒り抑えられないことを悟り最後は自ら望んで鬼太郎倒され消滅する泥田坊(どろたぼう) 声 - 永井一郎第2作)、塩屋浩三第3作)、増田均(第4作)、大場真人第5作)、谷昌樹第6作) 「泥田坊」(初アニメ化第2作1話妖怪復活』)で登場。体が泥でできた隻眼巨大な妖怪で、「田を返せ」としか喋らない第3作と『妖怪千物語』では普通に喋っている)。力の源であり、水分があれば何度でも再生する能力を持つ。そのための降る最中等に現れ、熱や乾燥弱点である。本来は水田に住む妖怪(第4・5作では水田守り神のような存在)で、土地開発で田を奪われたことによって出現し暴れ出すが、原作では基地建設弾圧され農民達の怨霊正体だったためその慰霊碑建て直しアニメ第2作から第5作では住む水田人間有志確保することで鎮まった第6作では苦労して開墾した水田息子によって他人の手渡り悲しみながら死んだ農民父親死後妖怪化した存在30年前鬼太郎倒され以来眠りについていた。ゴルフ場跡地メガソーラー発電所建てる再開発工事始まったことで目覚め工事関係者を再び襲い始めるが、工事責任者建設会社社長黒須(くろす、声 - 山路和弘)も自分の子供たちの未来を作るために工事成功させたいという信念持っていたために互いに譲らず、最終的に鬼太郎倒されて再び眠りにつく。 『妖怪千物語』の妖怪裁判編ではぬらりひょん配下として登場ベビー泥田坊 声 - 鈴木麻里子 アニメ第4作22話に登場した泥田坊の子供。一見全身隈なく泥を被った人間の子見える。人間少年仲良くなり、二人で親達の衝突止めようとした。溶けてもすぐ再生する土転びつちころび) 声 - 槐柳二第3作)、古谷徹第4作)、高戸靖広第5作) 、間宮康弘(第6作) 「土ころび」で初登場毛むくじゃらで丸い身体をした妖怪原作では本来の土ころび絶滅していたが、人間工業排水混じり飲んで変化石油電気などを食糧とするため、近隣の村から象のような鼻で吸い盗んでいた。ねずみ男唆され鬼太郎妖力を狙うが、吸い込みきれずに爆死する。『新編』では一眼触角を持つ別個体登場する食糧として育てたドングリ人間伐採されたことに怒り、跡に植えられ杉林潰し回るが、弱点突かれ休戦するアニメでは第2作第11話初登場滅んでいた者が工業排水作用復活したとされる猫娘から妖力奪って老化させたり、火を吹いたりする。 第3作では住んでいた祠や眺めていた古いダム水没したことに怒りねずみ男騙され人間への復讐兼ねて電気奪っていくが、最後は祠をダムから引き上げてもらって和解する第4作では第73登場あらゆるエネルギー栄養源にする。本来は旅人脅かして楽しむだけの人間好きな妖怪で、肉体滅びた後も魂だけで山の中の祠に留まり人間見守り続けてきた。祠の一帯開発されてからは水中でしばらく眠っていたが、のちに人間社会での電気浪費ぶりとありがたみ持たない心に怒り灸を据える意味も含めて電気奪っていくが、敵対した鬼太郎妖力吸収しすぎたことで破裂し、魂は山へ帰る第5作では第48話登場電気大好物で、前作まで異なりじみており、人語通じないねずみ男によって封印解かれ全ての電気吸い尽くそう暴れるが、最後は再び封印される。 第6作では『新編準拠設定を持つ個体が[要出典]76話に登場住処山林ゴルフ場建設伐採されたことで暴れ出し鬼太郎人間説得する事を条件休戦するが、結局ぬらりひょん働きかけ工事中止になったため、ぬらりひょん同志になることを決める。 『新妖怪千物語』では豆腐小僧一族隠れ山里番人。 髪さま(かみさま) 声 - 北川米彦第2作)、野本礼三第3作)、掛川裕彦第5作髪の毛のみの姿の妖怪八咫の鏡神通力によって、人間妖怪髪の毛を奪うことができる。原作アニメ第2作第9話では離れ小島洞窟住み島民生贄要求していた。第3作第5作では村人恩恵もたらしていたが、村人忘れ去られた(第3作では過疎化第5作では不景気原因)と嘆いて復讐しようとした。また、髪の毛中に一つ目があるデザイン変わり名前の表記も髪様となった第3作では毛目玉通じて要求した唯一の少女ではなく八咫鏡狙ってたねずみ男を生贄差し出してきたことに激怒して暴走するが、鬼太郎八咫鏡壊され敗北し事件後は村人和解する第5作では力が弱まり過ぎて髪を奪う事すら出来ず部下の毛目玉に役を喰われた。 『妖怪千物語』では毛目玉坊主頭少年を騙させ、人々髪の毛奪いそれをエネルギー源にして、人間界征服企むが、少年に鏡を壊されて力を失う。

※この「1960年代マガジン版・アニメ第1作初出」の解説は、「ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター」の解説の一部です。
「1960年代マガジン版・アニメ第1作初出」を含む「ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター」の記事については、「ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター」の概要を参照ください。


1960年代マガジン版・アニメ第1作初出(味方としても登場した者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 00:29 UTC 版)

ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター」の記事における「1960年代マガジン版・アニメ第1作初出(味方としても登場した者)」の解説

輪入道わにゅうどう) 声 - 銀河万丈第3作)、郷里大輔増谷康紀第4作)、三宅健太第5作)、江川央生第6作)、西松和彦異聞妖怪奇譚)/ 演 - 西田敏行ダイヤモンド妖怪」で初登場(初アニメ化第1作第36話)。炎を纏った車輪に、厳つい入道顔が付いた妖怪。炎を操るほか、口から炭素光線吐き生物ダイヤモンド変えて喰らう原作や第1、3作では輪入道を倒すとダイヤにされた者は時間経過少ない者だけ元に戻り長時間経った者は蘇生できないが、第4作以降全て元に戻る。 第3作5話では砂かけ懲らしめられ千年眠っていたが、ダイヤ目当て出入りする人間によって目を覚ます第4作5話では「欲望墓場」と呼ばれるゴーストタウン廃墟ビル地下住みつき、ねずみ男組んで彼がダイヤ商売集めた主に欲深人々ダイヤモンド変えて魂を食っていた。魂を食うと大きくなり体の一部欠けても炎を纏って修復できる。炭素光線返されないように住処の鏡を全部砕く抜かりのなさもある。 第5作では妖怪横丁住人として登場し妖怪四十七士京都府代表に覚醒した第6作では第13話登場最初第4作同様の手口ねずみ男組んで概ね傲慢な人間たちの魂を食らうが、次第エスカレートしていき、困惑したねずみ男呼び出した鬼太郎敗北する実写劇場版では子泣き旧友必要な車輪の数の分身出して車両合体できる。鬼太郎頼み妖怪機関車動かしたほどの実力者だが、妻の和江ろくろ首)には頭が上がらない輪入道車輪となる妖怪車両を以下に列挙する妖怪自動車骸骨型) 車体恐竜頭蓋骨ヘッドライト鬼火車輪となる輪入道は4体。初登場少年マガジン特集記事大妖怪ショッキング画報」。物語への初登場水木プロ原作の「最新版第6話で、夜行さんとの戦い備え目玉おやじ設計図に基づき改造され、ゲゲゲマシーンと名付けられる車輪は炎の輪だけで入道顔はない。 アニメ初登場第4作37話。夜行さん発明した輪入道邪念キー封印されているが、ねずみ男などだまし易い対象を見つけると口車に乗せてキー抜かせようとするねずみ男キー抜かせ暴走し閻魔大王庁の宝珠手に入れ妖怪最強大輪入道になろうと目論むが、駆けつけ夜行さん鬼太郎によってスペアキー差し込まれ元に戻る。ヘッドライトから鬼火や鎖を発射したり、車輪から直接火炎放つ能力持ち輪入道車体から分離して攻撃もできる。 妖怪戦車 アニメ第3作にて劇場版激突!!異次元妖怪の大反乱』や78話、92話に登場夜行さん発明した車体恐竜頭蓋骨似たデザインだが、ボンネットバスのように大きく、6体の輪入道車輪つるべ火化け火ヘッドライト屋根には野づち大砲として配置されている。つるべ火化け火射出して周囲焼き払う火炎放射巨大な妖怪瞬時吸い込む野づち砲等、高い攻撃力があり、空を飛んだ野づち砲を利用して地中掘り進んだりと機動力も高い。 妖怪機関車 夜見の国行ける蒸気機関車型の乗り物輪入道左右前輪動輪に計4体の分身付け本体前方の罐に付く。 マンモス男(マンモスおとこ) / むく邪羅(むくじゃら) 声 - 屋良有作第3作初登場は「おばけナイター」。マンモスの胴と四肢のようにずんぐりした毛むくじゃら巨人形態妖怪日光を苦手としている。アニメでは第1作第1話初登場。むく邪羅と呼称された。第3作では昼間も平気で行動している。マンモス殿下マンモスでんか) 「雪姫ちゃん登場」に登場洞窟中に住んでいる巨人妖怪。体の毛を伸ばして操る能力を持つ。人間、特に子供の毛が好物で、金と力で従えたねずみ男子供集めさせて刈った毛を食べていたが、最後目玉おやじに火をつけられ炎上し直径メートルビフテキ」と化す。 海じじい(うみじじい) 声 - 北川米彦第1作第3作)、丸山詠二第4作老いた浦島太郎のような外観妖怪。「妖怪獣」の終盤にて大なまずを氷流しにして自分ごと凍らせた鬼太郎溶液極地発見し玉手箱詰めて目玉おやじ元に連れ帰る磯女(いそおんな) 声 - 麻生美代子第1作)、山口奈々第3作)、上村典子第4作)、真山亜子第5作初登場は「磯女」(初アニメ化第1作)。半人狂暴な海の妖怪赤ん坊の姿をした本体アニメ第3作および第5作では本当親子)を常に抱いており、縄張り踏み込んだ子供をさらおうとする相手抱きつき石のように重くなったり強力な吸引力有したりしている。最後鬼太郎空気ポンプの術で倒される第3作では昔から人間共存してきた心優しい妖怪。悪い人間レジャーランド開発のために住処である磯を埋め立てようとしていることに怒り、磯に近づいた人間さらっていたが、鬼太郎との対戦後は事情知った彼らと和解し協力して住処乱開発ようとする人間懲らしめる第4作では大昔人間さらって食べていたが、警告の祠を作られたことで縄張り内の海中深い洞窟沈黙していた。現代人自身言い伝え忘れて傲慢さから縄張り近づくようになったため、再び人間さらって食べるようになるが、最終的に鬼太郎たちによって倒される第5作では、赤ん坊言葉話せた過去作品違い精神的に人間赤ん坊大差ない。昔から立ち入り禁じられている自分たちの縄張り侵入する人間増え敏感な赤ん坊頻繁にぐずるようになったため、縄張り踏み込んだ者を捕らえおしゃぶり代わりとして住処閉じ込めていたが、鬼太郎との交渉の末に、今後人間縄張り入れないことを約束させて捕えた者達を解放する劇場版妖怪四十七士長崎県代表に覚醒する。 『妖怪千物語』では、妖怪獣タコ男爵生み出すために子供集めてきた。状にして攻撃する能力をもつ。 かみなり 声 - 郷里大輔第3作・第4作)、宝亀克寿第6作初登場は「電気妖怪」(初アニメ化第1作第25話)。俗に伝わる赤い肌に頭の2本角、長い髭と太鼓特徴雷様で、自由にを操ることができる。通称電気妖怪背中太鼓蓄電池になっている空中に浮かぶ巨大な岩に住んでいたが、相次ぐドライアイスによる人工実験怒り調査に来た雨山博士乗っているヘリコプター墜落させて博士をさらう(さらに、アニメ第1作では山奥1年間降らせないようにする)が、最後鬼太郎によって電気吸収された上に放電され焼死する学年誌版では空を独占しようと人間飛行機何度も撃墜するが、鬼太郎電気吸収されて褌も履けないほど痩せてしまい、恥ずかしくて岩の中に逃げ帰る第3作第23話では雨山博士開発したから電力を得る装置エレキテルII」の実験自分エネルギー奪われたと怒り雨山博士エレキテルIIごとさらうが、鬼太郎との戦闘後和解し雨山博士と酒を酌み交わしながら自然と科学調和について激論を交わす。 第4作では、雷神とは明確に別のキャラクターとして登場している。[要出典]第32話ではから電力を得るため積乱雲ミサイル撃ち込む実験怒り保谷博士をさらうが、鬼太郎敗北した後は空へ帰る第6作第5話では現代人畏れ敬わなくなったことに怒りねずみ男ヤクザ組長雨山あめやま、声 - 桐本拓哉)と手を組み2人立ち上げた電力会社供給元になるが、次第増長して暴走し最後鬼太郎倒される朧車(おぼろぐるま) 声 - 山口奈々第1作)、佐藤正治第3作)、大友龍三郎第4作初登場は「朧車」(初アニメ化第1作58話)。牛車大きな鬼面付いた姿の妖怪。目から放つ光線と体当たりを武器としている。原作およびアニメ第1作では女性として第3作第4作では男性として登場。目から石化光線放つ能力持ちぐわごぜ命令により怪気象発生させていた。その正体原作では蜂の巣に目が付いたような物体で、第1作第3作ではお化けハマグリだった。『国盗り物語』では鬼面牛車本体ではなく、牛を繋ぐ部位前輪と共に付いている。 第3作劇場版では石化された者を元に戻すには朧車の涙が必要になる最後国会議事堂地下戦闘鬼太郎倒される第4作25話では数百年前遺跡から発掘され牛車木片が、博物館で元の形に再現されたことで現代蘇った。何百年自分眠っていた丘を人間たち壊そうとすることに怒り工事辞めさせるべく暴走するが、最後工事車両への体当たり衝撃大破する。 ゲーム異聞妖怪奇譚』ではエリート催眠術によって怪気象発生させられる枕返しまくらがえし) 声 - 北川米彦第1作)、屋良有作第3作)、肝付兼太第4作)、石塚運昇第5作)、岩崎ひろし第6作初登場原作まくら返し」(初アニメ化第1作28話)。寝ている人間移動させて睡眠妨害をしたり、人間邪な心に移動通して強烈な罰を与えたりする妖怪強面渦巻き状の眉、肩胸出した服が特徴。夢を操る力と目に入った相手眠らせる砂を使用し一方で塩に弱い。原作およびアニメ第1,4作では自分領域入った子供夢世界に連れ去って食べようとするが、原作と4作では塩で溶かされ、1作では動物園バク食われる第3作では第19話初登場夢世界番人で、ユメコの魂を使って廃れてきた夢世界復興しようとするが、悪夢食われて降参した後は、妖怪証文悪事をしないと誓約し、ユメコの励まし改心する第5作第24話では子供の夢を壊す妖怪として登場夢世界思ったことが実現する能力持っているが、最後復活した動物園餌食になる。 第6作第14話では、人間夢の中引きずり込んで魂を食べていたが、ある僧に夢繰りの鈴を没収され以来しなくなった。大人たちが夢に囚われ眠り続け事件では鬼太郎たちを夢世界案内する。 「妖怪千物語」では人間眠らせ自分夢世界引きずりこみ魂を食べ妖怪で、夢世界では無敵だが外に出ると弱体化する。最後鬼太郎倒される(ばく) 初登場は「妖怪裁判」で、アニメでは第1作第28話まくら返し」(動物バク同一視)。悪夢食べとされる幻獣夢世界妖怪食べるため、枕返しにとっては天敵のような存在第3作第5作登場した幻獣としての伝承の姿をしている。「鬼太郎お化け旅行第1話では夢を持った魂を食らう妖怪アニメ第3作では枕返し悪夢軍団との戦いで鬼太郎呼び出される第5作では子供の夢の中の動物園にいた動物バク幻獣変化する小説版3・11」では東日本大震災被災者たちの苦しみ和らげるために悪夢多量に食べ巨大化し、震災のことを忘れた東京人々憤慨して災害悪夢見せ渋谷現れ暴走するが、まなの説得鎮静し元の姿に戻る。 さざえ鬼さざえおに) 声 - 北川国彦第1作)、千葉順二第3作14話)、田中和実第3作32話)、松野太紀第4作第5作)、岩田央生(第6作初登場原作さざえ鬼』(初アニメ化第1作33話)。300年生き長らえたサザエ変化した妖怪二頭身で目が前髪隠れた実際の目は舌の先ついている人型のようなユーモラスな外見をしており、お腹模様作品によって異なる。見た目とは裏腹に性格獰猛で、雑食細胞自由に変えることで他人に変身することができ、体を潰されても平気で腕を伸縮させることも可能。千葉の天狗岩近辺根城にし、鬼太郎食べてさらなる妖力得ようアニメ第1作ではさらに、壷焼きにされた仲間復讐人間壷焼きにする企みだった)と目論むが、最後鬼太郎倒される第3作14話では海洋汚染犠牲者として描かれ、他シリーズほど獰猛ではなく、囮にした人魚の子も用が済んだ解放するつもりだった。弱った体を治すために鬼太郎食べようとするが、最後事情知った鬼太郎助けられ妖怪病院食事療法をするために転地する第4作では17話に登場髪の毛伸縮自在妖力増して長生きすることに固執するが、最終的に鬼太郎倒される第5作では23話に登場本作では普段の姿に似た人間体に化けている。体から出る粘液操作して潤滑性粘着性持たせることができる。グルメであり、鬼太郎を最高の食材評して食べよう計画するが、最後鬼太郎に舌を貫かれ小さな一つ目の妖怪じみたサザエの姿になり、海に放される第6作90登場食中毒倒れた鬼太郎見た夢では、人気者になって回転寿司ネタサザエ入れるために、妖力の強い鬼太郎扮して誘き出した本物食べようとする。 赤舌あかした) 声 - 柴田秀勝第2作)、屋良有作第3作)、増谷康紀第4作)、飯塚昭三第5作)、岩崎征実異聞妖怪奇譚初登場は『妖怪ラリー』(初アニメ化第1作54話)。長毛ゴリラ身体合わさったような姿をした巨大な妖怪自由に操る能力持ち巨体相応パワーだけでなく、機動性にも優れる。好物人間妖怪水分で、腹中水の触手によって絡めとり、獲物水分吸収する排出された糞は妖怪であれば媒体によっては人間も)湯をかけることで復活する。『赤舌』(初アニメ第2作31話)では地上支配企むが、最後鬼太郎胃液飲んだことによって溶けるアニメ第3作35話では鬼太郎連れてきた炎の妖怪五人衆体内から炙られて蒸発する第4作49話では、普段マリモ程度サイズで、大人しく優しい妖怪親し少女清滝涼子きよたき すずこ、声 - ゆかな)を強盗から助けるために巨大化暴走するが、最後は海に飛び込んで元に戻る。 第5作82話では水の守り神として青森祭られていた。温泉乱開発によって粗末にする人間怒り水源涸らした上に次々と鬼太郎たちや人間を石に変えていくが、最後説得に応じて人間もう一度信じることに決め妖怪四十七士青森県代表として覚醒する妖怪千物語では弱点が熱で、鬼太郎体内電気電熱スパーク電気逆流させて鬼太郎自身電熱器化)で蒸発するゲーム異聞妖怪奇譚』では骨女利用され人間水分奪っていたが、鬼太郎敗北後用済みと体小さくされる。 海坊主うみぼうず) 声 - 坪井章子第1作小坊主)、坂本千夏第3作小坊主)、塩屋浩三第3作父親)、松山鷹志第6作丸く大きな頭が特徴初登場は『妖怪ラリー』(初アニメ化第1作54話)。原作では海坊主の子供が父のお使い買った酒をベアード原因零してしまい、謝意のないベアード鬼太郎抗議したことがラリー発端となる。アニメ第1作では競技中に通りかかった所を負傷した痛みを紛そうとしたベアードに酒を奪われる第3作51話のラリーでは父親海坊主小坊主親子鬼太郎応援する週刊実話版『海坊主』では妖怪ではなく地殻変動で海に没した人間たちが、海底空気溜まった所へ移り住み変化した種族海上巨大気泡飛ばして人間捕らえ生贄にしていたが、彼らを研究していた山田博士による捨て身海底集落ごと爆破される。 『海坊主先生』ではエリート生物学者の臍曲(へそまがり)が、師と共同開発した進化妻子と共に飲み超能力を身につけ人間から進化した姿。人間の魂を食べなければ生きていけなくなったため、田舎小学校赴任してスパルタ教育児童自殺追いやることで魂を得ようとした。 妖怪千物語捕食海坊主』では完全に妖怪人間態で海主(かいず)と名乗りスパルタ教師演じる。安田博少年の魂を捕食しようとするが、最後鬼太郎体内電気スパーク倒される1980年代マガジン版『石妖』ではタコのような顔の黒い巨人海中で力が出なくなった石妖捕らえようとした鬼太郎前に現れ石妖ペットとしてしばらく預かる。 第6作24話では、石妖から鬼太郎助けた後、捕えた石妖ペットにしようとするが、最後はねずみ男の嘆願によって解放する穴ぐら入道あなぐらにゅうどう) 声 - 北川国彦第1作)、石森達幸第3作)、屋良有作第4作)、中博史第5作) 「穴ぐら入道」(初アニメ化第1作51話)に登場。穴の中に住む妖怪で、生態に詳しい。冷気水滴大声などの攻撃手段を持つが、常人でも小道具防げ程度しかない廃坑食用クモ飼い静かに暮らしていたが、「マンガ一家」というヤクザ親分(声 - 富田耕吉)に騙され冷蔵庫閉じ込められ見世物にされそうになったアニメ第3作64話では人間によってテレビ局まで連れ出され照明驚いて地下鉄逃げ込み大グモ放って立てこもるが、最後は無事保護され山へ戻る。 第4作107話では開発による環境破壊住処追われ続けたことに怒り、病びょうちゅう)や大百足操って工事現場を襲うが、その最中噴出する事故起き大百足と共に石化してせき止める第5作69話にも登場トンネル奥底の祠に邪鬼共存している。狭いところを好む。「誰さんかの?」と聞いてくる。これは禅問答のような物で、名前や肩書き名乗るだけでは意味がなく、答えられない者には容赦なく口から大量吐きかける。その反面逆に自身のこと聞かれるのには弱い。突飛な行動が目立つが知性は高いとされる頭髪鼻毛などはある程度纏まった束になっており、それぞれ毛穴から這い出るなど生き物のように動き回る邪鬼(じゃき) アニメ第5作登場穴ぐら入道穴ぐら前に住んでいる。人間取り憑いて凶暴化させる(この時は赤色変色し液体状体内長時間いると溶かされる)。合体して巨大化すると、手がつけられない野づち(のづち) 初登場は「ひでりがみ」(初アニメ化第1作43話)。頭部大きな口だけで、全身を毛に覆われ大蛇妖怪怪物的な外見だが温厚知性もあり、妖怪同士なら対話ができる。強力な吸引力掃除機のように何でも吸い込む普段野づち塚で冬眠している。 第4作27話では古代の神が決死想い野づち塚に封印したとされる体内空間のねじれが発生して異次元空間繋がっているので、無限に物を吸い込める。冬眠していても少しずつ物を吸うため、皆が色々不都合な物を塚に捨てていた。ねずみ男廃棄物処理業称して大量ゴミ捨て封印注連縄捨てたために目覚めて暴走するが、最後は再び塚に封じられるガマ仙人ガマせんにん) 声 - 永井一郎第1作)、青野武第3作)、八奈見乗児第4作初登場は「妖怪関ヶ原」。かつて邪魅ガマ変えた多彩な術を使う仙人で、森の奥大樹の家に住む。彼の住む採れる異次元光線放つ妖怪キノコ入れたランプ使い自分無敵になれる特殊空間妖怪関ヶ原」への扉を開く。仙人だが実質妖怪でもあり、と命を共有しているらしく燃やされると「妖怪関ヶ原」も自身の命も危うくなるアニメ第1作ではを苦手としている。 第3作では第41登場鬼太郎助けよう奮闘するユメコを見て姿を現し正気戻した鬼太郎貸して邪魅封印させる。 第4作では自分無敵になれる特殊空間が「異次元」に改称された。 百目(ひゃくめ) 声 - 大竹宏第3作)、稲葉実第5作全身多数の目を持つ妖怪目玉飛ばして偵察させたり、機関銃のように打ち出すしたり、金縛り眼光放ったり、多彩な術を使う。 アニメ第1作1話百目の子(声 - 白川澄子)が「悪魔くん」の者と同様の姿と性格登場妖怪バットを失くしたため鬼太郎相談するまた、この原作「おばけナイター」の審判少年マガジン特集記事墓場の鬼太郎 妖怪大作戦」にて「百目親方」と呼称される(ただし目の他に口や肛門らしいものも多数ついている第4作では「球妖怪」と呼称)[要出典]。 第3作65話では婆尻刑務所囚人唆して脱走させ、警察追って来ない地獄へ送る。50人集まるごと自分複製1体作り仲間増やそうとするが、鬼太郎との格闘の末に敗北する第4作92話では百目の子妖怪アパート預けられる。親は妖怪屈指の実力者第5作55話では過去鬼太郎倒され壷に封印されていたが、金儲け企んだねずみ男により復活するこの世支配しよう企み優秀な人間50人を集め自身100個の目玉全て交換し力を得ようとするが、最後限界迎えた身体崩壊し自滅する雨降小僧あめふりこぞう) 声 - 大竹宏第1作)、塩屋翼第3作)、田中一成第4作)、小野坂昌也第5作)、田村奈央第6作和傘被った男児姿の妖怪降らす能力をもつ。 アニメ第1作第20話では弱気妖怪で、悪い人間地獄へ送る指令書閻魔から受け取るが、怖くて猫娘代行を頼む。 第3作83話ではメキシコユムチャックから理想郷門番任命されるが、財宝を狙う悪人唆され背任し、最後鬼太郎倒される第4作40話では運動会中止にしたい少年降らせる約束をし、見返りとして魂を奪おうとするが、前夜妖怪運動会中に降らせ始めたことで妖怪達に抗議され少年対価について知らなかったことから、鬼太郎仲介により自分運動会参加させる条件契約白紙に戻す第5作では所構わず降らせる能力を持つ。運動会好きだ引っ込み思案な性格で、自分がいると雨が降るからと妖怪大運動会参加自粛していたが、鬼太郎達のおかげで参加できるうになる第6作第21話登場ねずみ男プロデュースした遊園地アトラクションで、人間型ロボットピグ」の着ぐるみ着てパフォーマンスをしていた。最初口下手な性格のために人気が出なかったが、隣でアトラクション始めた妖怪たくろう火と、ピグとして友達になり、励まし合いながら練習重ねて上達し人気者になる。採算都合によるアトラクション閉鎖に伴い着ぐるみ廃棄されピグ死んだ勘違いし暴走したたくろう火沈静化させた後で正体明かし改め友達になる。 半魚人はんぎょじん) 声 - 兼本新吾第2作)、はせさん治第3作20話)、矢田耕司第3作100話)、堀之紀第4作)、松山鷹志第6作) 『かまぼこ』(初アニメ化第2作13話)に登場長髪全身覆われた海棲の妖怪巨大なイカ飼い慣らしている。狡猾残忍な性格自身餌食にしようとした海亀巡って鬼太郎対立しイカ意識乗っ取った鬼太郎騙してかまぼこ用の漁獲酷使した挙げ句爆死させてかまぼこにする。人間の生活に憧れてかまぼこ売り上げ豪邸建てるが、復活し女中扮し鬼太郎言い包められて自身人間の体に改造し最後煩雑な義務苦しみ、いつか訪れ老い死に怯えることになる。 第3作第20話では、人間の若い海女あかね(声 - 山本百合子)に恋をする、純粋で内気な妖怪。口から真珠を出す。ねずみ男協力結婚式までこぎつける失敗し鬼太郎からあかねに付き纏わないことを条件妖怪病院人間になるも、人間の生活に嫌気がさし後悔する。後に妖怪戻り、第100話で女王人魚結婚する第4作60話ではぬらりひょん結託して鬼太郎妖怪イカ喰わせるが、最終的にぬらりひょん裏切られ鬼太郎妖力封じ込めておいた真珠破壊する第6作では第58登場様々な効果を持つ深海妖術を操る。 新妖怪千物語では海の暴れ者釣り少年三好大哲(みよし だいてつ)と契約し予告通り釣れる代わりに1年後三好の命を取ろうとするが失敗し最後北極氷流しにされる。 妖怪花 声 - 杉山佳寿子第2作)、島本須美第3作) 『妖怪あしまがり』(単行本では『妖怪花』に改題、初アニメ化第2作5話『あしまがり』)に登場草花の姿をした、最も弱いと言われる妖怪。人の夢に妖精姿を現すことができる。ある高原日本唯一の生息地だったが、そこにホテル建てられ花園潰される社長(声 - 矢田耕司)(第2作では花園跡を訪ねた猫娘)が何気なく鉢に移植した一株生き残りは、調査に来た鬼太郎事情説明し助力得て最終的にホテル破壊し、しばらく後で元通り咲き誇る第3作45話では起きている者の前に妖精の姿を現せる。商売下手だが優しいホテル社長(声 - 西尾徳)と心を通わせ花園守っている。星(せいか) 声 - 金元寿子 第6作63話に登場。笹住んでいる妖怪少女緑髪お団子頭をした人間のような姿をしている。正体は笹の花の精で、一年のうち笹の花が咲く僅かな期間しかこの世存在できない七夕人間たちが笹につけた短冊願い聞き届けてきた。 昔、笹住みつき悪事働いたあしまがりを封印したが、あしまがりに唆されて笹伐採しようとするねずみ男たちを切れ味の鋭い笹の葉飛ばして脅し追い出そうとしていたが、怪我をして動けずにいたところを助けたぬりかべから好意寄せられる最後封印解かれたあしまがりの復讐で笹薙ぎ払われ、あしまがりが倒された後に消滅する山爺(やまじじい) 声 - 稲田徹第4作)、佐藤正治第6作初登場アニメ第1作10話一眼一足で頭の大きな老人タイプ妖怪第4作113話ではぬらりひょん雇われた「三匹の刺客」の1名。呑気性格で常にボーッとしており、何を考えて行動しているのかもはっきりせず鬼太郎への攻撃も袋からドングリ投げ付けるけだった第5作劇場版では妖怪四十七士高知県代表として覚醒する第6作では第4話ゲゲゲ森の住人として登場普段穏やかだが、の中の自分領域荒されると怒り狂う性質がある。迷い込んだ裕太鬼太郎案内されていたとき、鬼太郎との約束破って山爺持ち物である赤い木の実をもいでしまったことに怒り巨大化して暴れ出すが、裕太が実を返したことで鎮静化し、反省した裕太謝りに来た際には二度とないよう警告×印を残す。 なまはげ 声 - 永井一郎第1作)、平井啓二第5作初登場アニメ第1作63話。男鹿半島行事知られる鬼面来訪神。面を操って攻撃する神社祭られた面をつけて悪戯をしていた高慢な大学生東大助(あずま だいすけ)を懲らしめるために東の顔を面と同化させ、村人達が東を妖怪だと勘違いするように仕向けるが、東の顔を返すよう鬼太郎から追いかけられた末に降参する原作鬼太郎登場しない水木短編なまはげ』で、アレンジされた展開になっている。[要出典] 週刊実話版「野球の巻」では墓の下高校の野球部主将1980年代最新版第5話では東北民家現れる第5作では25話の運動会北日本代表として登場格闘戦が得意。85話では妖怪城に囚われるが、妖怪四十七士秋田県代表として覚醒し鬼太郎力を貸すサトリ 声 - 槐柳二第2作)、高戸靖広第4作)/ 演 - 上地雄輔 他者思考あるいは未来を読む力を持った妖怪。以下3種登場初登場は『妖怪反物』。猿人のような姿。反物化のを飲まそうと話しかけて来た中国妖怪チー対し、その企み読んで即座に逃げ延び鬼太郎達に知らせる。「妖怪千物語」では釜鳴りの話に、より長身長毛猿人型(鳥山石燕の絵に近い)が登場アニメでは第2作34話初登場。顔の赤い老人姿。何でも先のことが分かってしまうことから世の中がつまらなくなり、何百年も前から山に籠っていた。親戚である死神42号に協力し周囲の“ねたみ”の視線で健康を害したエリート会社員一家死に追いやろうとするが、最後鬼太郎ファミリーのねたみの視線苦しんで崖から転落して降参し、山に戻る。 映画千年呪い歌』では人面鹿の姿。元々は温厚だったが、人間醜さ嫌気がさし、濡れ女封印使われ楽器探す鬼太郎を襲う。読心能力鬼太郎翻弄するが、ちゃんちゃんこ独自に動けることを知らず敗北しその後夜叉によって始末される。

※この「1960年代マガジン版・アニメ第1作初出(味方としても登場した者)」の解説は、「ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター」の解説の一部です。
「1960年代マガジン版・アニメ第1作初出(味方としても登場した者)」を含む「ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター」の記事については、「ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「1960年代マガジン版・アニメ第1作初出」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「1960年代マガジン版・アニメ第1作初出」の関連用語

1960年代マガジン版・アニメ第1作初出のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



1960年代マガジン版・アニメ第1作初出のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS