ゲゲゲの鬼太郎
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『ゲゲゲの鬼太郎』(ゲゲゲのきたろう)は、水木しげるの日本の漫画作品。また、それを原作とした一連の作品群の総称。妖怪のイメージを世間に浸透させた水木の代表作であり、「妖怪漫画」を一つのジャンルとして確立させた作品である[1]。水木しげるの貸本漫画である『墓場鬼太郎』(はかばきたろう)についても取り上げる。
注釈
- ^ a b 一部の「水木プロ」名義や、他作家の作品は除く。
- ^ 第2シリーズは前期の続編扱いで、エピソードのリメイクは行われなかった。
- ^ 2010年代以降は深夜アニメなどで5回以上のシリーズ(期)が制作・放映されたテレビアニメ作品が数作あるが、「スピンオフ作品・主人公の入れ替えがある作品」を除き、全シリーズ(期)が1年以上放送した30分アニメとしては日本のテレビアニメ作品史上リメイク数が最多の部類に入る。
- ^ 加太こうじによれば、話し合いがされたのは西宮市今津水波町にあった水木しげるの家の2階で、加太もその場にいたという[5]。
- ^ 第7巻と第8巻は『カッパの三平』。1995年刊行の新書版(水木しげるのおばけ学校文庫)では第8巻と第9巻が『カッパの三平』となる。
- ^ 「週刊」は週刊少年マガジン、「別冊」は旧別冊少年マガジン(現月刊少年マガジン)。
- ^ 初登場時のみ小串容子。
- ^ 予定されていた8月7日のイベントは中止となる[27]。
- ^ 公演関係者に新型コロナウイルスの陽性反応が確認され、8月2日から12日までの公演が中止となる[28]。
- ^ 以前は三木のり平自らが声を当てていたが、亡くなった1999年(平成11年)1月以降は長男の小林のり一(結婚前の氏名および芸名は三木のり一)が担当している。
- ^ のり平は1958年(昭和33年)初出で当時49年目、鬼太郎(水木しげる版鬼太郎)は1954年(昭和29年)初出で53年目、ゲゲゲの鬼太郎(ヒーロー型の鬼太郎、アニメ版鬼太郎、テレビで観られる鬼太郎)は1968年(昭和43年)初出で39年目。
- ^ 「登場篇」とあることから続篇の存在可能性を推定できるが、確認はできない。
- ^ CMのオンエアの時期については情報が確認できない。ただ、9月12日の時点で当事者は話題をCM第2弾にシフトさせている[46]ことから、第1弾は9月上旬かそれより前であることが分かる。
- ^ 第1弾の直接的情報はオンエアの時期も含めて何も確認できていない。この一文は第2弾のプレスリリース記事[46]から読み取れる情報に基づいている。
- ^ a b 検索キーワード[ 航空自衛隊 鬼太郎 ]
出典
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- ^ 平林重雄『水木しげると鬼太郎変遷史』24頁。「1959年」と記載されているものもあるが、現在は調査の結果、「1960年」と判断する。
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- ^ @mizukipro (2018年5月17日). "新書版「ゲゲゲの鬼太郎」出ました!". X(旧Twitter)より2018年5月26日閲覧。
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