山田博士とは? わかりやすく解説

山田博士

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/18 05:55 UTC 版)

山田 博士(山田 洋)
基本情報
国籍 日本
出身地 岐阜県大垣市
生年月日 (1973-06-17) 1973年6月17日(50歳)
身長
体重
188 cm
80 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1994年 ドラフト2位(逆指名)
初出場 1997年8月19日
最終出場 2004年10月4日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

山田 博士(やまだ ひろし、本名:山田 洋(読み同じ)、1973年6月17日 - )は、岐阜県大垣市出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。

実兄はヤクルトスワローズなどでプレーした山田勉

来歴・人物

大垣工業高時代は2年時からエースの座に就く。3年の夏には大会屈指の好投手として注目を集めた。初戦は完封勝利を収めたものの第二戦で市岐阜商に味方のエラーから失点して自責点0で高校野球を終えた。高校卒業後は、社会人野球日本通運名古屋に入ると都市対抗野球へチームを18年ぶりの出場に貢献[1]

1994年中日ドラゴンズ逆指名し、同年のドラフト2位で入団。1997年8月19日の対広島東洋カープ戦で初登板、同年8月22日の対阪神タイガース戦で初勝利をあげる。

1998年、巨額の脱税事件に関わっていた事が発覚し、有罪判決を受けた(詳しくはプロ野球脱税事件を参照)ため、シーズン序盤5週間の出場停止処分を受けた。7月16日の対広島戦で実兄の山田勉と同じ試合で投げ合った。またその試合の6回表には投手・勉、打者・洋という兄弟直接対決も実現した。オフには古傷の右肘を手術。1999年の開幕には間に合わず、前半はリハビリテーション生活となっていた[2]2000年は一軍登板無しに終わる。

2001年、シーズン途中に種田仁と共に波留敏夫とのトレード横浜ベイスターズに移籍。移籍後は出番が増えていた。2005年のシーズン終了を前に戦力外通告を受け、現役引退。他球団での現役続行希望も獲得球団はなかった。

2006年、古巣中日へ打撃投手として復帰。同年5月よりマネージャーに配置転換された。現在は、監督付広報を務めている。

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
1997 中日 10 6 1 1 0 3 2 0 -- .600 172 41.0 33 4 16 0 3 30 3 0 16 14 3.07 1.20
1998 14 6 0 0 0 2 3 0 -- .400 172 38.0 41 1 20 1 2 27 3 0 19 19 4.50 1.61
1999 3 1 0 0 0 0 1 0 -- .000 43 9.0 11 1 5 1 2 9 2 0 7 7 7.00 1.78
2001 横浜 2 0 0 0 0 0 1 0 -- .000 18 4.0 4 0 2 1 0 4 1 0 2 2 4.50 1.50
2002 7 7 0 0 0 2 4 0 -- .333 156 35.2 38 3 13 3 1 26 3 0 20 18 4.54 1.43
2003 23 2 0 0 0 1 3 0 -- .250 162 38.0 36 4 11 0 3 27 2 0 17 15 3.55 1.24
2004 30 0 0 0 0 1 2 0 -- .333 162 38.0 36 5 14 0 0 41 3 0 18 13 3.08 1.32
通算:7年 89 22 1 1 0 9 16 0 -- .360 885 203.2 199 18 81 6 11 164 17 0 99 88 3.89 1.37

記録

背番号

  • 16 (1995年 - 2001年途中)
  • 34 (2001年途中 - 2005年)
  • 123 (2006年)

登録名

  • 山田 洋 (1995年、1997年 - 2000年)
  • ヒロ山田 (1996年)
  • 山田 博士 (2001年 - 2005年)

脚注

  1. ^ '95スポニチプロ野球手帳
  2. ^ 1999年日刊スポーツ発行プロ野球選手写真名鑑

関連項目

外部リンク


山田博士

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不気田くん」の記事における「山田博士」の解説

前作から引き続き続投するキャラクターで、不気田へ永遠の愛を誓って博士となり、心臓のない不気田に移植手術行って不死身呪い解こう試みるがことごとく失敗3040年ほど医学的見地から不気田の身体元に戻すために奮闘するアラクネ呪い抗えず、晩年医学シンポジウムに向かう飛行機墜落して死亡

※この「山田博士」の解説は、「不気田くん」の解説の一部です。
「山田博士」を含む「不気田くん」の記事については、「不気田くん」の概要を参照ください。

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