パーティメンバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/09 07:28 UTC 版)
「ハンドレッドドラゴン」の記事における「パーティメンバー」の解説
レオス 世界最強の部隊と称されるドラゴニア兵に憧れている少年。16歳。正義感が強く、優しい性格をしている。本作品の主人公。比較的前向きかつ直情的な性格をしており、逆境に立たされてもポジティブ思考で突き進む。しかし、幼い頃から「自分は皆とどこか違う」という疑問を抱いており、養父以外と親しい付き合いをしようとはしなかった。孤独感を誤魔化すために村のはずれにある聖地グレイムニルでよく遊んでいたが、そこがゼクスオブドラゴン・ニーズヘッグに支配されてからは「いつかオレがニーズヘッグを倒す!」と考えるようになった。「ここは自分の居場所じゃない」。そう考えたレオスは、宿屋を経営する養父パゴットの元を飛び出し、ドラゴニアの傭兵としてゼクスオブドラゴン・デュルックの討伐隊に参加。ドラゴンたちの猛攻により部隊が散り散りになり、ひとりぼっちになった際にデュルックと単身対峙する少女兵士サンドラと出会う。危機に瀕したその時、レオスは自分に秘められた力を無意識に解放。人間とドラゴンの合成生物である「ドラゴニュート」へと変身。レオスに興味を示したデュルックは、仲間にこのことを知らせるために飛び去っていった。その後、ドラゴニュートの力に目を付けたドラゴニア帝国にレオスは追われる身となり、サンドラの助けを借りてノグラドール王国内へ逃亡。自分の持つ力とサンドラと共に、故郷荒らすゼクスオブドラゴン・ニーズヘッグの退治に乗り出す。そこでガルヴェルとターニャと出会い、レオスとサンドラは共闘してニーズヘッグを撃破。ターニャにその力を見込まれ、人々を苦しめるゼクスオブドラゴンの説得(叶わない場合は討伐)の協力を求められ、レオスは仲間達と共にドラゴンとの戦いに身を投じることとなった。 その正体は、かつて人間だった当時のゼクスオブドラゴンを率いていた隊長の息子。父親は実験により人でありながらドラゴンへと至る変身能力を持っており、息子もまたその能力を引き継いだ。そのことを知って「ゼクスオブドラゴン」の一人が自分の父親かも知れないと悩むようになり、デュルックは死の間際に「サラマンダーはお前の……」と言い残しており、最後のゼクスオブドラゴンがサラマンダーであるかのような演出がされた。しかし実際には、サラマンダーは「レオスの父親よりも強かった」というものであり、父親は人間に復讐を企てるゼクスオブドラゴンたちを諌め、封じ込めるために洞穴を崩壊させ息絶えたというものだった。 サラマンダーを倒すもパラゲッサスの秘術によってサラマンダーはより強化され復活。圧倒的な力の前に一度は敗れてしまう。後にターニャを気遣い、レオスは負担を引き受けるために自分がパーティーのリーダーになると発言。ガルヴェルは気に入らないという風に彼を見ていたが、諦めず前進するその姿を受け入れリーダーと認められた。パラゲッサスとの最終決戦の際は、ゼクスオブドラゴンを吸収して究極のドラゴンとなった彼に一行は恐怖を見せるも、レオスの掛け声によって戦意を取り戻させた。そして勝利するもサンドラが崖から突き落とされてしまい、その怒りによってドラゴニュートに変身。一撃でパラゲッサスを葬り去った。激しい怒りにそのまま自身もゼクスオブドラゴンになりかけるが、生存していたサンドラの呼びかけにより己を取り戻した。 後日談ではパラゲッサス以上のドラゴンが存在していることが明かされ、そのシナリオをクリアした際には人類とドラゴンを和解させる架け橋となり、多数のドラゴンを率いて仲間たちのところへ向かう姿が描かれている。ドラゴンバースト ドラゴニュートに変身する際に発生する衝撃波の名称。これを用いることで、レオスは自身の青い髪と同色の体表を持つ蒼竜に変身し、絶大な戦闘能力を引き出すことが可能。ただし、変身時間は短いため使用ターンが経過すると元に戻ってしまう。 サンドラ ドラゴニア上等兵の少女。17歳。 ガルヴェル 最強のドラゴンスレイヤーと呼ばれる青年。28歳。リーンベル廃街出身で、本名はレヴラグ(ガルヴェルのつづりを逆にしたもの)だが、故郷を見限ってからはガルヴェルと名乗っている。リーンベル廃街を支配するゼクスオブドラゴン・アジ・ダハーカの生贄として、年端もいかない少年のときにヨルニム遺跡へと連れて行かれた。そこでダハーカは「仲間同士で殺し合いをして、生き残った奴は見逃してやる」と言い放ち、ガルヴェルは友人たちと不本意な殺し合いを始める。生き残ったガルヴェルだったが、ダハーカは初めから約束を守るつもりはなかった。逆上したガルヴェルはダハーカ配下のリザードマンたちを殴り殺し、ダハーカへと襲い掛かる。しかし、ガルヴェルの怒りを持ってしても圧倒的な実力差をうめることは出来ず、敗北。ダハーカはそんな彼を見て「面白い奴だ。今度は本当に見逃してやる」とガルヴェルを解放。いつかダハーカを倒し、仲間の仇を討つことを決心する。その後は、自分達を見捨てた故郷の大人たちを全員殴り飛ばし、復讐心を胸に廃街を飛び出してドラゴンの虐殺を開始。いつしか最強のドラゴンスレイヤーと呼ばれるようになった。ターニャの護衛として雇われ、ゼクスオブドラゴンの説得及び討伐に参加。最初の敵であるニーズヘッグと退治したときにレオスとサンドラとであった。性格は皮肉屋で傲岸不遜。当初はレオスとサンドラを「子供」と見下しており、そんな子供が自分のパーティーにいるのを煙たがって追い払おうとしていた(レオスのことを化け物と呼び、サンドラと険悪な関係を始めるきっかけとなった)。しかし、共にゼクスオブドラゴンと戦っているうちに見方が変わり、レオスとサンドラを仲間と意識するようになる。友人の仇であるアジ・ダハーカを恐れて今まで近付かないようにしていたが、レオスたちに励まされて決起(このときはガルヴェルも「オレが今までダハーカをほうっておいたのは、奴が恐ろしかったからだ。今でも勝てる気がしない」と告白している)。レオスがリーダーシップを取るのを気に入らず、「仕切るな」と文句を言っていた。徐々にリーダーとして皆を導くレオスを認め始め、文句を言わずに彼のことばに従うようになっていく。一度対立した相手とは殴り合いの勝負で決着をつけないと気が治まらない気性をしており、たびたび衝突していたサンドラと終盤のイベントで本気の殴り合いを展開。お互いに「ぶっ殺してやる!」と怒りを露わにし、結果は引き分け。ふたりそろって仲良く病院のお世話となった。以後はサンドラと衝突することもなくなり、レオスたちに対する皮肉や不遜は見せなくなった(ターニャとも殴りあったことがあり、彼も彼女に対しては素直に接している)。フルメタルクルセイド 自分の肉体の強度を引き上げることによって、あらゆる攻撃を1ターンのみ無効化する。 ターニャ ノグラドール王国在住の魔術師の少女。16歳。サクリファイス PTにかけられた状態異常を治療するほか、負傷も直して完全回復させる効果を持つ。
※この「パーティメンバー」の解説は、「ハンドレッドドラゴン」の解説の一部です。
「パーティメンバー」を含む「ハンドレッドドラゴン」の記事については、「ハンドレッドドラゴン」の概要を参照ください。
パーティメンバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 22:16 UTC 版)
「ワイルドアームズ セカンドイグニッション」の記事における「パーティメンバー」の解説
プレイヤーキャラ達は基本的にARMSの実行部隊の位置に付くことになる。 アシュレー・ウィンチェスター (Ashley Winchester) 声 - 櫻井孝宏 【性別:男 / 年齢:19歳 / クラス:ガンウォリアー / 身長:174cm / 武器:銃剣(アシュレー専用) / 好きな英雄:レッド全般】 本作の主人公。「英雄に憧れる青年」。 強い正義感と仲間を信じる熱い心を持った青年で、メリアブール銃士隊に所属している新米隊員。優しい性格だが、自分の立場や戦いのあり方など、すぐに悩んでしまう繊細な一面も持っている。誘拐事件を解決したことにより「ARMS」に抜擢されるが、結成式典にてオデッサの降魔儀式の実験に巻き込まれたことにより心の内的宇宙に魔神を宿してしまう。また、魔神を心に宿したことで、魔神の力に相反する存在であるガーディアンブレード「アガートラーム」を引き抜き、これも内的宇宙に宿してしまう。これらの力が均衡を保つことによって黒騎士・ナイトブレイザーに変身するようになった。この事件に巻き込まれながら唯一生存したということでアーヴィングに目をつけられ、新生ARMS隊員となる。 オデッサとの戦いを通じて「信じ合う思いが生む強さ=絆」というものを知り、何があっても仲間を信じぬくという思いと強さを手に入れ、仲間たちから一目置かれる存在となっていく。 様々な人物との出会い・戦いを通し、仲間たちと共に困難を乗り越えることで「誰かが英雄になれるのなら誰もが英雄になれる」「英雄なんていう生贄は必要ない」と結論を出し、世界の救済という人柱のために「誰か」を英雄にする必要はないと断じ、その想いは最終決戦にて世界中の人々の心を繋げる鍵となりロードブレイザーを打ち破った。 使用武器はARMである銃剣(バイアネット)。前作の主人公ロディと様々な点を対比して設定されている(具体的には少年→青年、モテモテ→既に特定の彼女がいる、無口→喋る、トリコロールは継承)とのこと。好きな英雄(ヒーロー)はレッド全般。赤いバンダナはそこからであり、ナイトブレイザーになってもそのこだわりの想いから、スカーフ状へと変化しつつも巻き続けることになった。「5」に彼に似たキャラクターが登場した他、バッジ「ノーズヒーロー」に描かれている。プロトブレイザー アシュレーの内的宇宙に魔神が宿った直後の形態で、外見は怪物そのもの。しかしアシュレーの意識はかろうじて保てている。ARMS隊員もこの姿となったが、アシュレーが全体的に白いのに対して、他の者は緑となっている。 ナイトブレイザー 焔の魔神ロードブレイザー(全能の力を持つ守護獣、それが反転した災厄獣と呼ばれる存在の究極系とされる)と聖剣アガートラームに接触し、力のほんの一部を解放する事によって変身する焔の黒騎士。魔神の力はアガートラームに抑制されているとはいえ、人知を遥かに超えた絶対的な力と破壊の焔を持つ。アシュレーが内なる存在に接触、力を解放してこの姿に変身する(変身時は魔神の力を接続するために自身の内的宇宙に入り込むため、瞬間的に三次元世界に存在しなくなる。そのため、変身中にダメージを受けるとは無い。接触することよりもその際の暴走を押さえ込むために、多大なFPが必要となる)。しかし、強い破壊の力で戦うことで生まれる負の感情はアシュレーの中のロードブレイザーの力を増し、魔神の復活を招いてしまう。変身条件はシビアだが戦闘力はケタ外れに凄まじく、ゲーム内の戦闘バランスを崩すほど。変身時はボス戦だろうと専用BGMに切り替わる。使用武器は無いが、技として破壊剣ナイトフェンサーやロードブレイザーの焔の災厄の力の一端を解放したバニシングバスター(反物質粒子砲)を使う。 設定では、本来の姿は「銀色の騎士」であるとのこと。これはアガートラームそのもの纏う事によるものだが、ナイトブレイザー(及び内在する焔の災厄)の焔は「世界」という概念、事象、空間さえも焼き払うことが出来、変身の際に発生する焔が周辺世界を焼き、その際に出来た「煤」が付着する事で黒く見える。ナイトブレイザーの攻撃は全てこの焔を利用したもの。 後の作品である「5」では、ディーンの隠し防具「ナインライヴス(今作ではアシュレーの最強防具)」を装備すると姿がナイトブレイザーになり、専用BGMが流れる。 オーバーナイトブレイザー 精神的な支えであったマリナが攫われ命の危機に瀕したことによる怒りにより、アシュレーの心のバランスが崩れたことでロードブレイザーの力が増し、ファルガイアにおいて最凶最悪の存在となったナイトブレイザー。漆黒と赤の甲冑姿から全身金と赤という燃え上がるような色彩になり、鎧の形も更に禍々しい物へと変形している。更に強大な焔の力を行使できるようになりゲームバランスは更に崩壊。その力は星が消滅する程のエネルギーを内包した核ドラゴンを(物理的・現象的と問わずあらゆるエネルギーを吸収し、ドラゴンの持つエネルギー以下ではダメージが通らず、最終的に星が消滅するまでエネルギーを内包した)そのエネルギー以上の一撃(バニシングバスター)で軽がる消滅させるが、実際には宇宙全てを一撃で破壊する貴種守護獣並の力があるというその増した力ゆえにいつ暴走してもおかしくない存在であり仲間内からも危険視されるようになってしまう。設定では飛行可能で大気圏突入、地表より瞬時に大気圏離脱、更に超光速域まで速度を出し戦闘が出来るという強化されたナイトブレイザーの技に加え、欲望のガーディアンの協力を得ることでガーディアンブレード・魔剣ルシエドを使う。 剣の英雄 内的宇宙において覚醒したロードブレイザーと対峙した際、仲間達の力を借りてアガートラームを抜き放ったことにより変化した姿。髪が伸び、アナスタシアに酷似した装束を纏っている。ガーディアンブレードの力によりロードブレイザーとさえ真っ向から戦える状態になる。更にはファルガイアに生きる者達、未来を望んで死んで行った者たちの思いを一つにするアガートラームの真の力を引き出す。最終決戦後のイベントバトルでのみ見られる姿であり、立ち姿やアップなどのグラフィックは用意されていない。 ロードブレイザー 詳細は「#守護獣」を参照 本作における真の最終ボス。アシュレーの内的宇宙に潜む「焔の災厄」。 ブラッド・エヴァンス (Brad Evans) 声 - 梁田清之 【性別:男 / 年齢:32歳 / クラス:プリズナーNo.666 / 身長:199cm / 武器:マイトグローブ(炸薬式機械手甲) / 好きな昆虫:カブトムシ】 「かつて英雄と呼ばれた男」。 スレイハイム解放戦線にて「英雄」と呼ばれていた男であったが、敗戦したことで今は戦犯として首に「ギアス」という高性能爆弾を埋め込まれ、囚人となっている。イルズベイル監獄島に投獄されていたが、解放戦線所属時の実績をアーヴィングに見込まれアシュレー、リルカによって脱獄させられ、新生ARMS隊員となる。寡黙なプロフェッショナルで、がさつな印象を与えるが年長者として知識や気遣いなどを見せる場面も多い。 ストーリー中盤ではオデッサの作った「ドッペルゲンガー」によって彼の姿と記憶から情報を奪われていたため、仲間たちから裏切り者と誤解を受けてしまうが、最後まで彼を信じる決意をしたアシュレーの思いに応え、プラントを爆破するために「ギアス」を用いて消息不明となってしまう。しかし爆発した「ギアス」は彼のドッペルゲンガーのもので、ブラッドは生存。「ヘムダルガッツォー」の前に窮地に陥ったアシュレーたちの前に現れ、新アーム「リニアレールキャノン」でジェネレイターを大破させ一行のピンチを救った。仲間との思いが生む強さを語るアシュレーとは逆に、肯定しながらも「馴れ合うつもりはない」と述べるカノンに対し「戦場で作られる絆は何よりも強い。俺たちの間には既に出来ている」と述べた。 実は彼は本当の「ブラッド・エヴァンス」ではなく、本名は「ビリー・パイルダー」。本物のブラッド・エヴァンスとは親友であり、お互いの無事を祈ったゲンかつぎで認識票を交換した。その後、天使兵器エンゼルハイロゥにより、本物のブラッドは行方不明になり、追跡部隊がビリーが落とした認識票を発見したことで、ビリーはブラッドと認識され、ビリーも本物のブラッドを守ることとなるため否定しなかった。カイーナの言葉によれば「ブラッドは英雄ではない」と述べており、ヴィンスフェルトもその正体を知っていた模様。またカノンも「戦争の英雄は左利き」とヴィンスフェルトから聞いていたためブラッドが英雄ではないと知っていた様子だった。 物語の終盤、レイポイント・ジオにてブラッドはスピリチュアル・オブ・ジオから「偽りの影に胸に秘める」現実を突きつけられる。上述のように「ブラッド・エヴァンス」ではないものの、ただ力で勝つだけではスレイハイム王室と何も変わらない。解放軍の心を一つにするために「ブラッド・エヴァンス」は生き続けなければならなかったことを明かす。「英雄」は力の象徴ではなく、力を手にするための導きであり、平和を手にする人々をそこに導くだけのものだと。そしてその理想を語った「ブラッド・エヴァンス」の立場になって彼自身もその意味を理解しつつあったことを告げる。仲間たちと共に「英雄」にすがることなく自分の力で平和を目指すことは偽りなき真実であり、その思いはレイポイントを解放させ未来への可能性としてブラッドに「ブーストアタック」を目覚めさせた。 隠しイベントである「ジャスティーン」の解放では、セボック村にてビリーと再会することで彼と向き合うことになる。「英雄とは人々の心に『勇気』を与えるものであり、何かを試そうとさせるための力」であることをビリーに告げ、ビリーが語った理想の本質はそこにあると述べる。そしてそのことを教えてくれたのは、ほかならぬアシュレーたちであると。その思うは「勇気」となり、「ジャスティーン」を解放に至らせた。 使用武器はマイトグローブ(炸薬式機械手甲)と呼ばれるガントレット型のARM。ヘヴィアーム(艦載式の火器)を使う。「5」に彼に似たキャラクターが登場するほか、バッジ「マイトガイ」にその姿が描かれている。 リルカ・エレニアック (Riruka Eleniak) 声 - 有島モユ 【性別:女 / 年齢:14歳 / クラス:クレストソーサレス / 身長:153cm / 武器:パラソル(魔法の発動体) / 好きな食べ物:ヤキソバパン】 「英雄と呼ばれる姉を持った少女」。 シエルジェ自治領の魔法学校で魔法を勉強していた魔女っ子。明るく前向きなムードメーカー。一人称は「わたし」。魔法の才能はあまりないらしく、特にテレポート用アイテムとは相性が悪く目的地に飛べないことのほうが多い。本来なら姉が新生ARMS隊員になる予定であったが、とある事件により参加できなくなってしまい、代わりという名目で押しかけ隊員となった。好物はヤキソバパン。口癖は「へいき、へっちゃらッ!」。 使用武器はパラソル。札に記録しておいた魔法を発動するクレストソーサーを使う。ステータスのパラメーター的にも実は魔力が低く、襟元やマントに魔力のアンプを付けて何とか補おうとしている。その魔力数値はアシュレーら物理攻撃系よりは高いが、"天才"ティムの3分の2程度でしかない。この設定のおかげで、共通能力である「コンバイン」はティムの方が抜きん出る形になっている。ただしクレストソーサーはガーディアンロアよりも基本威力がかなり高めに設定されており、また素早さの低いティムと違いリルカは敵に先んじて行動できることが多いため、リルカが性能的に引き離されているわけでもない。 物語の終盤、レイポイント・フレイにてリルカは姉の声に問われる。「どうして自分で自分を否定するのか」と。リルカは「みんながいてほしいと思うのはわたしではなく、お姉ちゃんのほうだから」と述べ、自分が必要とされている存在ではないことを告げる。しかし姉の声は否定。「あなたはあなたで、誰かの代わりなんかじゃない」と諭し、リルカにしか使えない「魔法」を思い出させた。つまづいても転んでも、めげずに立ち直り、失敗を恐れないことだと。その「魔法」はレイピントを解放させ、リルカの中に眠る可能性を目覚めさせ、魔力を集中することで極限まで高める「デュアルキャスト」を習得させた。 隠しイベントである「ラフティーナ」の解放では、アシュレーに対する思いに答えを出すことになる。彼にはマリナという存在がいて、リルカを選ぶことはありえない。それでも大切な人、大好きな人のために自分の「魔法」を貫くその思いは「ラフティーナ」を解放に至らせた。 「5」に彼女に似たキャラクターが登場するほか、バッジ「チアフルガール」に彼女の姿と名前が描かれている。 ティム・ライムレス (Tim Rhymeless) 声 - ゆかな 【性別:男 / 年齢:12歳 /クラス:ゾアプリースト / 身長:150cm / 武器:スタッフ(ただし大人用) / 女の子のタイプ:向こうから話しかけてくれるコ】 「英雄に祭り上げられた少年」。 12歳。タウンメリアに住む孤児であったが、実はガーディアンの力と縁深いバスカーの民であり、ガーディアンの力を復活させる「柱」の資質も持っていたためにオデッサに狙われてしまう(なお、ティムの親は「柱」の使命をさせないため彼をバスカーから連れ出した)。父親は渡り鳥でティムが3歳のころに怪我を負い、それが元で死亡した。試練場にてその能力を覚醒させた後に新生ARMS隊員となる。自分の命を捧げてガーディアンの力を解放する「柱」としての資質から、自分の祖父や故郷の人々やプーカ、さらには幻影とはいえコレットなどにかなり酷い言われようをされるが、友人らや任務を通して使命に縛られない救いの方法を模索していくようになる。 物語の終盤、レイポント・ウィングにてティムは再びコレット、里長、そしてもう一人の自分自身の幻影から「死」を突きつけられる。しかしプーカだけは否定は。「自分で考えて見つけ出すことこそが『答え』」であり、「死」は押しつけられた運命に過ぎない、と。ティムが何よりも守りたいと思うのはコレットであり、自分が生贄になれば次に死ぬのはそのコレット。その時に自分は何もできないと考え、「大切な人を守る」ために『柱』という犠牲などなくても世界を救えると証明することが自分の闘う理由だと気づいた。そしてプーカと絆を深めたことでレイポイント・ウィングは解放され、その影響によりティムに眠る可能性が開花。より強大な力「ハイ・コンバイン」を手にした。 使用武器は杖(大人用)。ガーディアンのミーディアムから得る能力「ガーディアンロア」を使う。その資質ゆえに魔力が極めて高い。また、最速発動の特性を持つ全体回復魔法など、リルカとは違った方向性の魔法を使うことができる。「5」に彼に似たキャラクターが登場するほか、バッジ「セイクリッドボーイ」の絵柄として描かれている。プーカ (Pooka) 【年齢:不詳 / 身長:30cm / 武器:変身能力 / 好きな乳製品:コンデンスミルク】 他の生物の姿と能力を一時的にコピーできる変身亜精霊。ミーディアムのガーディアンの情報と、フォース(心の力)を使うことで、守護獣の力すら一時的に実体化させる。語尾に「〜なのダ」とつけるのが口癖。 本来は自我を持たないのだが、ティムと一緒に行動するうちに自我を持つようになった。自我を持ったことによりガーディアンロードもコピーできるように進化した カノン (Kanon) 声 - 高森奈緒 【性別:女 / 年齢:不詳 / クラス:バウンティハンター / 身長:175cm / 武器:ショートソード、自分自身 / 好きな本:武侠小説】 「英雄の血を引く女」。 体内に様々な武器が内蔵されているヴィクトール型の義体(シルエット)を持つ女渡り鳥。既に耐用年数を越えているため使い続ければ命を縮めかねない状態にある。一人称は「あたし」。当初はオデッサに雇われており、アシュレーを内に宿る魔神共々禍祓う(殺す)ために付け狙う。後に魔神が蘇った際はすぐに屠るためにARMSの仲間となる。しかし当初は「馴れ合うつもりはない」とあくまで魔神を倒すために同行すると述べている。直後にジュデッカが現れ、カノンごとアシュレーたちを生き埋めにするべくトラップを発動。死ぬことを前提にした捨て駒にされたカノンは重傷を負い、そのままアシュレーたちに保護された。 実は聖女の血族の家の分家(傍流)の生まれでアーヴィングやアルテイシアの親戚に当たる。しかしカノンが生まれる前から没落しており、母親は娼婦として働くという有様であり、カノンは見ず知らずの男との間に生まれることとなった。幼少時はスラム街にて貧しい暮らしをしており、抜け出すため、そして気が狂ってしまいことあるごとに「英雄の末裔」を口にする母から目を背けるため、ずっと「英雄の血」にすがり付いていた。「英雄」を目指したのも「みんなに必要とされる存在」になることで「仲間」を得たかったから。 アシュレーに対する執念も、少女時代の家庭環境や、魔神を封印した聖女の血族として「英雄」に縛られているため。かつては美しい亜麻色の髪を持っていたが、禍祓いの過酷な生活の中で黒髪に変色。本名は「アイシャ・ベルナデット」。禍祓いで磨り減らした身体は、壊れては義体へと交換していったため、生身の部分は脳と眼帯に隠された左目しかない。すべては「魔神を狩るため」だったがアシュレーたちに敗北したことで自分の存在意義が揺らぎ始め、上述のようにアシュレーから有事の際には魔神を殺すことを頼まれ同行するが、次第に彼らを仲間と見るようになっていった。 物語終盤、レイポイント・ミューズにて、カノンの心の奥底にある「迷い」と対面。幼少期の自分――アイシャと向き合い、「棄てる」ことで得た強さとそうしなければ「英雄」にはなれないことを語る。しかしアイシャは否定。本当にほしかったのは「英雄」ではなく自分の居場所となる「仲間」だったことを告げる。自分の側に仲間がいるのに疎外感を感じているのは、カノン自身がアシュレーたちを拒絶しているからだ、と。カノンはアイシャを受け入れ、そのことによって本来の肉体である生身の身体を取り戻せるはずだったが、カノンが選んだのは義体であった。そのことに驚愕するスピリチュアル・オブ・ミューズにカノンは己の思いを語る。「英雄」とは血脈に受け継がれるものではなく、何を為したかで新たに生まれるものであり、この義体は「仲間」と自分を繋ぐ絆であると。「英雄」へのこだわりを捨て、全てを受け入れたカノンは「このファルガイアを守りたい。だから一緒に戦ってほしい」と素直な思いを仲間たちに告げる。振り払われた迷いは新たな可能性となって「ガトリングLv.4」を解放させた。 使用武器はショートソード。義体による体技(シルエットアーム)を閃いて使う。スキルを使用することで確率で新しいスキルが獲得できるという性質上、率先して戦闘に出して使わないと戦力が一向に向上しないという難儀な特性となっている。「5」に彼女に似たキャラクターが登場するほか、バッジ「スピードクイーン」の絵柄として描かれている。 マリアベル・アーミティッジ (Mariabell Armitage) 声 - 堀江由衣 【性別:女 / 年齢:不詳 / クラス:ノーブルレッド / 身長:142cm / 武器:アカ&アオ(精神感応デバイス) / 好きなハミガキ粉:いちご味】 「英雄の戦友だった女性」。序盤から登場するが仲間になるのは終盤。それも隠しキャラクターのため仲間にせずクリアできてしまう。 ARMSの技術顧問でアーヴィングの文通友達。透き通る白い肌と赤い瞳を持った伝説の不死種族・ノーブルレッドの少女。種族としてメンバー等のブラッド等の超人(使用するヘヴィアームは数百トンもの重量がある)を上回る圧倒的な身体能力と魔力もさることながら、真の強さは所持するロストテクノロジーにある。使用されるテクノロジーの忠実な僕であるゴーレム、アースガルズやルシファアのもつ対消滅バリアや対地レーザーは大陸、惑星さえ一撃で容易に破壊出きるほどの能力を持つ(アースガルズの対消滅バリアはそのレーザーを防ぐ。また名前のみ登場しているセトはファースト、F同様で縮退兵器を持ち、惑星さえけしてしまう程の威力)。実年齢はかなりのものだが、寿命が永久であり、老化も非常に遅い。モチーフは吸血鬼だが、アンデッドやヴァンパイアなどの怪物とは別の存在であり、十字架などで撃退されるわけでもないし、鏡などにも映る。太陽の光には弱い理由は「お肌の大敵」だからとのことである。よって陽が昇っている時は珍妙な着ぐるみを着用している。吸血能力はあるが、生存には必要なく、あくまで嗜好品としての位置にしかない上に、ノーブルレッドに血を吸われた人間は、老化スピードがノーブルレッドと同じになるため、特別な理由でもなければマリアベルが血を吸うことはない。かつて、焔の災厄と戦った聖女アナスタシアの親友であり戦友。彼女のいる「記憶の遺跡」にも現れる。 ストーリーの所々で顔を見せており、アシュレーのことを知っている様子だった。その理由は、中盤にてアシュレーが記憶の遺跡にてアナスタシアと出会った際にマリアベルとも出会っているため。 使用武器は精神感応デバイス(意志のままに動く小型ロボット)の「アカ&アオ」。敵の能力を吸収して同様の能力を「レッドパワー(敵が持つ技を覚えられる)」として使う。またノーブルレッドが作り出し、共に悠久の時を過ごしてきたゴーレムも操る。「5」に彼女に似たキャラクターが登場するほか、バッジ「ナイトプリンセス」の絵柄として描かれている。 「3」では劇中劇の「空色の冒険」にアナスタシア共々登場。本編そのままのキャラクターで主人公たちを振り回している。
※この「パーティメンバー」の解説は、「ワイルドアームズ セカンドイグニッション」の解説の一部です。
「パーティメンバー」を含む「ワイルドアームズ セカンドイグニッション」の記事については、「ワイルドアームズ セカンドイグニッション」の概要を参照ください。
パーティメンバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 19:42 UTC 版)
「STELLA GLOW」の記事における「パーティメンバー」の解説
アルト 声 - 阿部敦 本作の主人公。片田舎のミトラ村で暮らしていたが、家族のリゼットを守るため王都へ登り、騎士となる。 実は3年前に拾われた身で、それ以前の記憶が無い。アルトという名も保護された時につけられたもの。 伝説の英雄と同じ「指揮者」の力を持つ事が判明し、次第に「祝歌計画」の中心人物となってゆく。 年齢:17歳 武器:剣 リゼット 声 - 南條愛乃 3年前にアルトを保護した家の娘。アルトを歳の近い弟のように思っている。 心優しく世話焼きな普通の少女だったが、母ローザが目の前で結晶化するのを見たショックから クオリアと共鳴してしまい、水の魔女となる。しかし覚醒後もなぜか歌が歌えず、うまく力を使えない。 年齢:17歳 武器:杖 クラウス 声 - 鳥海浩輔 王立騎士団の若き団長にして、第9小隊の隊長も務める青年。 軍人であると同時に学者でもあり、そのうえ物腰は柔らか。 女王アナスタシアが右腕と頼る知勇兼備の人物で、アルトらにとっての頼れるリーダー。 年齢:25歳 武器:槍 ラスティ 声 - 間島淳司 第9小隊におけるアルトの兄貴分。 浮いた話の絶えない色男で隊規破りの常習犯だが、騎士としての腕は確か。 趣味は意外にも、読書と温泉めぐり。 年齢:24歳 武器:短剣 アーチボルト 声 - 櫻井トオル 第9小隊におけるアルトの先輩騎士で、代々王家に仕えるアーチボルト家8代目当主。 質実剛健を旨とし忠義にも篤いが典型的な堅物で、ラスティといつも衝突している。 几帳面で、いつも他人の分の武具まで余念なく手入れしている。 年齢:32歳 武器:銃槍 ユアン 声 - 平田真菜 13歳にして王国一の商会代表であり、同時に商人同盟の特命使者も務める少年。 天賦の商才を持ち、10歳の幼さで「ユアン商会」を興して3年でレグナント最大にまで押し上げた。 所どころ子供っぽい面もあるが、こと商売に関しては大人顔負けの判断力を見せる。 年齢:13歳 武器:銃 ポポ 声 - 内田真礼 港町ポート・ノワールに住む風の魔女。天然だが、底抜けに明るいムードメーカー。 魔女というだけで町民から迫害され、町はずれの風車小屋に1人きりで暮らしている。 広い世界に憧れを抱いており、いつか世界中を旅して回るのが夢。親友に旅ブタのブブがいる。 年齢:15歳 武器:弓 サクヤ 声 - 榊原ゆい 東の国アマツで姫巫女と奉られる火の魔女。 近隣の活火山を歌の力で鎮める大祭を司っているため、迫害どころか民草の尊敬を集めている。 性格も所作も聖女のように淑やかで、誰もが憧れるアイドル的存在だが……裏の顔があるらしい。 年齢:17歳 武器:刀 ののか 声 - 矢作紗友里 サクヤ専属の護衛を務める、忍の一門「ウカミ一族」の少女。 穏やかな性格だが相当にそそっかしく、おまけに極度のアガリ症で常に頭に段ボールを被っている。 しかしサクヤを心から慕っており、必要なら命すらも投げ出す覚悟を秘める。 年齢:18歳 武器:短剣 モルディモルト 声 - 新田恵海 西の砂漠の集落カジャルで出会った少女。双子の姉のニキと暮らしている。 3年前にとある事件で滅んだ砂漠の都カシミスタンの生き残り。 小心かつ引っ込み思案な性格で、のんびりした喋り方が特徴。趣味は陶芸。 年齢:16歳 武器:銃 キース 声 - 岩澤俊樹 土の魔女を探すアルト達の前に現れた傭兵。 「王の器をもち、いずれ世界を手中に収める男」と自称する野心家。 変人だが弓の腕前は一流で、危機に動じない胆力も持ち合わせる。 年齢:21歳 武器:弓
※この「パーティメンバー」の解説は、「STELLA GLOW」の解説の一部です。
「パーティメンバー」を含む「STELLA GLOW」の記事については、「STELLA GLOW」の概要を参照ください。
パーティメンバー(仲間)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/06 08:14 UTC 版)
「かえるの絵本 〜なくした記憶を求めて〜」の記事における「パーティメンバー(仲間)」の解説
#概要にも書いてある様に、13人いる内1回のイベントで連れて行けるのは2人である。そういった意味では、“パーティメンバー候補”といった方が正しいかもしれない。 アルター・グレイ年齢20歳。男性。職業は戦士。身長は178cm 自称「コロナの街一番の戦士」。実際に熱血漢で正義感が強いためか、人々からは慕われていて、特に子供には人気が高い。女性好きでフェミニストも自称しており、女主人公だとしばしばアプローチに近い台詞が飛び出す。快活で気さくな性格であるが、がさつであるためあまりもてない。根っからの冒険好きで、いつも酒場にいて依頼を待っている。マーロとは親友。しかし初対面の時、彼を女の子と勘違いしてナンパして、ひどい目に遭っている。 主人公が酒場にやってきた時から、彼と付き合いが始まる。 彼に関するクエストをクリアすると、「緋色の絵本」を読むことが出来る。 マーロ・フォンテ年齢15歳。男性。職業は魔術士。身長は165cm。 コロナの街の魔法学院に通う、天才肌の魔術士。見習いとはいえ、その才能は先生達にも一目置かれている。その分、他者が出来ないこともやすやすと習得してしまうため、プライドが高くなっている。華奢で美形のため、女の子とよく間違えられるためか、大人ぶった発言や行動が多い。しかし子供っぽい一面ものぞかせている。 主人公が酒場にやってきた時から、彼と付き合いが始まる。 彼に関するクエストをクリアすると、「瑠璃色の絵本」を読むことが出来る。 ルー年齢19歳。女性。職業は盗賊。身長は155cm。 コロナの街のスラム街にある盗賊ギルドに所属しているお転婆な美少女。元・伝説の大盗賊、現在はスラムの酒場のマスターであるマノンの娘。陽気でさっぱりした性格で、裏表のない楽天家。男主人公の場合はヒロイン(恋愛相手)、女主人公の場合は親友というスタンスで捉えられることが多い。訳あって家を出て、今は猫のルビィと気ままな2人暮らしをしている。 4月半ば頃に盗賊ギルドへ行って彼女から自己紹介を受けると、付き合いが始まる。基本は盗賊ギルドにいるが、条件を満たすとスラムの酒場にも現れるようになる。 彼女に関するクエストをクリアすると、「杏色の絵本」を読むことが出来る。 シェリク・ニー年齢23歳。男性。職業はモンク。身長は174cm。 コロナの街の神殿で、司祭のティアヌの手伝いをしつつ神に仕えている。モンクになったのも、ティアヌを護るためである。温厚で誠実、几帳面で折り目正しい性格。そして誰にでも優しいが真面目すぎて堅物の印象も受けることがある。 物語の最初から、神殿に行くと会うことが出来、それ以降付き合いが始まる。 彼に関するクエストをクリアすると、「青磁色の絵本」を読むことが出来る。 カリン・カレリナ・ル・オルフォス年齢14歳。女性。職業は精霊使い。身長は132cm。 コロナの街の広場にいる占いババに幼い頃拾われて育てられた少女。生まれつき精霊と心を通わせることが出来る能力を持っている。素直で大人しめの性格で、丁寧で柔らかめの言い回しが多い。実はダークエルフに滅ぼされたさる魔法王国の王女である。だが、本人はそのことを知らない。 物語の最初から広場に行くと会うことが出来るが、仲間となるのは4月半ば以降。職業によっては初期好感度がアルターなど初期メンバー並の状態からのスタートとなる。 彼女に関するクエストをクリアすると、「撫子色の絵本」を読むことが出来る。 デューイ・K(カイ)・リデル年齢18歳。男性。職業はナイト。身長は182cm。 王国の騎士団の隊長を務めている美青年。槍の使い手として一流の腕をもち、騎士団ではトップを争う程である。誠実で温厚、加えて責任感が強い性格で、コロナの人々からの信頼も厚い。その性格と容貌とで女性からも人気が高い。研究所にいるレラの弟。 物語の最初から、政務室に行くと会うことが出来るが、仲間となるのは9月後半以降。 彼に関するクエストをクリアすると、「浅葱色の絵本」を読むことが出来る。 ミーユ・フォーチュン年齢自称28歳。男性。職業は吟遊詩人。身長は182cm。 出生も生い立ちも、全てが謎に包まれている男。性格は冷静沈着で物腰は穏やかだが、感情を滅多に出さず本音を語らないため、何を考えているのか分からなくすらある。しかし判断力は確かで、その判断には間違いがない。吟遊詩人ながら剣術もたしなんでいる。ラドゥとも知り合い。日頃目を閉じていることも多いが、オッドアイであることがわかる。 物語の最初から出会えるが、仲間となるのは8月の半ば頃。しかしコロナの街だけでなくラドゥの神殿までにも現れ、その出現度がランダムであること、初期好感度が低いもあり、好感度はなかなか上がらない。 彼に関するクエストをクリアすると、「亜麻色の絵本」を読む事が出来る。 リュッタ年齢不詳。職業は遊び人(?)。身長は120cm。 ホビット族の子供で、吟遊詩人に憧れている。自称「ミーユの一番弟子」。たいへんに陽気な性格で、明るく人なつこく、悲しいことが大嫌いだとか。またたいへんなマイペースで、戦闘中にいなくなることも? お菓子が大好きで、酒場を始め食べ物のある場所によくいる。時には、貴族のダルトンのところにも遊びに行っていることも。 物語の最初から出会え、そしてその時から仲間となる。 彼(?)に関するクエストをクリアすると、「山吹色の絵本」を読むことが出来る。 ユーン年齢18歳(外見上)。女性。職業は魔法戦士。身長は158cm。 森にあるエルフの村に住むエルフ族の少女。ふとしたことから人間嫌いになったが、主人公とその仲間のお蔭でそれが直ってきた。意思が強く優しい性格だが、少しお姉さんぶることも。これも面倒見がよく細やかな部分に気が付くからであろう。人間嫌いな割に初期好感度は高め。 6月半ば頃に彼女に関するクエストを受けることから出会い、それをクリアすると仲間となる。 彼女に関するクエストをクリアすると、「萌木色の絵本」を読むことが出来る。 ラケル年齢13歳。男性。職業はレンジャー。身長は147cm。 人間とエルフとの間に産まれたハーフエルフ。あることがきっかけで人間嫌いになり、人里離れた森の奥に住んでいる。病気の母と二人暮らしで、森の動物達とも仲が良い。素直に感情を表さないが、根は寂しがりや。友人はエルフのユーンのみ。主人公とその仲間のお蔭で、あることに対する誤解が解ける。 7月後半頃に彼に関するクエストを受けることから出会い、それをクリアすると仲間となる。 彼に関するクエストをクリアすると、「翠色の絵本」を読むことが出来る。 レティル(レンフレーテ・アストニシア)年齢22歳。女性。職業は剣士。身長は171cm。 元は貴族の生まれ。しかし放浪の剣士となり、幼なじみで、かつて故郷バレンシアの街を赤き竜から救ったレオンの行方を探しに、コロナの街へやってきた。剣の腕も一流である。元貴族のお嬢様ではあるが、性格は姉御肌でさっぱりとしていて前向き。純粋で一途である。 6月半ばにコロナの街へやってきて酒場の主人公の隣の部屋を宿とする。仲間となるのはその2〜3日後。 “赤竜編”には欠かせない人物で、彼女と関わるクエストをこなすと“赤竜編”のシナリオとなる。 彼女に関するクエストをクリアすると、「薔薇色の絵本」を読むことが出来る。ただし、幼なじみのレオンを生存させておくことが条件。 レラ・L(レル)・リデル年齢25歳。女性。職業は本職は神官だが、学者でもある。身長は172cm。 国立研究所の所長オーウェンの助手として研究所に勤める。人間に幸せをもたらすと云う白き竜・神竜の研究に没頭している。たいへんに頭脳明晰で冷静なため冷たい印象を与えがちだが、困っている人を放っておけない優しさをもっている。ただしその優しさは、あまりにもさりげないために気付かれないことも多い。騎士団の隊長のデューイの姉。 物語の最初から、研究室に行くと会うことが出来るが、仲間となるのは9月後半以降。 “白竜(神竜)編”には欠かせない人物で、彼女と関わるクエストをこなすと“白竜編”のシナリオとなる。 彼女に関するクエストをクリアすると、「紫苑色の絵本」を読むことが出来る。ただし、神竜に彼女を会わせることが条件。 ロッド・ガラハウ年齢56歳。男性。職業は戦士。身長は126cm。 ドワーフ族の鍛冶の名工。武器屋も営んでいる。これも修行のためだそうだ。酒好きで豪快な性格だが、職人気質の頑固さもある。かつて冒険者であり、今は一応は引退しているが、助手が成長してきた後半は主人公に付き合って冒険に一緒に行ってくれるようになる。 物語の最初から、鍛冶屋に行けば会えるが、仲間となるのは11月前半以降。 “青竜(水竜)編”には欠かせない人物で、彼と関わるクエストをこなすと“水竜編”のシナリオとなる。 彼に関するクエストをクリアすると、「琥珀色の絵本」を読むことが出来る。ただし、彼のかつての冒険仲間のリンを助けさせ、シェスナの街の水門を開けることが条件。
※この「パーティメンバー(仲間)」の解説は、「かえるの絵本 〜なくした記憶を求めて〜」の解説の一部です。
「パーティメンバー(仲間)」を含む「かえるの絵本 〜なくした記憶を求めて〜」の記事については、「かえるの絵本 〜なくした記憶を求めて〜」の概要を参照ください。
パーティメンバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 01:41 UTC 版)
「フォーチュン・クエスト」の記事における「パーティメンバー」の解説
パステル・G・キング この作品の語り手であり、主人公の少女。「詩人兼マッパー」という職業につきパーティの中での役割としている(マッパーとはマッピングする人、つまりダンジョンなどで道に迷わないために地図を作る人のこと)はずなのだが、実は極度の方向音痴であり、町の中でもたびたび迷子になるほどである。詩人らしい仕事をしている描写もほぼ無いが、自分たちの冒険談をもとにした小説を執筆し雑誌に連載しており、パーティーの貴重な収入源となっている。またパーティの財務担当もしているが、(トラップがギャンブルでスッてしまう等の理由により)いつも財政難金欠などで頭を悩ませている。 森の中にあるガイナという街の生まれで、14歳の時に両親をモンスター襲来により失った。他の街に住むそりの合わない祖母と暮らすよりも、と冒険者への道を選んだ。ただし冒険者になった後は手紙等を書いて近況は報告しているらしい。返事は貰っていないようだが、祖母の傍で働いている人から彼女の近況を聞いている。なお、ミドルネームは「グロリア」だが前述の通り、折り合いの悪い祖母の名からもらったものであるため普段は省略形のGで通している。 明るく前向きな性格で、落ち込みやすいが立ち直りも早い。面倒見はよく相談役などにもなるが、相談する側にも結構なっている。その性格に惹かれてか、半魚人とギア・リンゼイにプロポーズされた事がある。 武器は、ショートソードと折りたたみ式のクロスボウだが、どちらもあまり上手ではなく、敵と味方が戦闘している際などに援護の矢を放とうとすると、味方から「頼むから矢を撃つな」と言われるほどである。 普段は並みの精神力しかないが、必死になるとすさまじい意志の力を発揮する。事実、恋の女神メナースに体を乗っ取られたときに人間の身でありながら、自力で体の外に女神を追い出すという離れ業を披露した。『忘れられた村の忘れられたスープ(下)を参照』。 また彼女自身に向けられるトラブルには大した能力は発揮できないが、他人の為になると観察眼や状況判断能力はアップするようである。「真実の王女」では双子の魔女の差し向けたモンスター(一体が本物で他の二体は偽物)の内、他の二体の影がなく幻影であることをギアに知らせたり、クレイから借りたグリーンドラゴンの鱗の影響もあるだろうが、キットンすら気付かない部分を見つけたり閃いたりと、仲間が減れば減るほど普段以上の集中力や洞察力を発揮してパーティを守っていくタイプと思われる。 料理が好き(得意)であり、保存食をアレンジした簡単な物、家庭的な料理などを中心に、パーティーメンバーの食事の用意を担当している描写もよく見受けられる。 パーティーの仲間たちを家族同然に心底大切に思っており、その分訪れるのかもしれない別離を思い悩むこともある。 クレイ・シーモア・アンダーソン パーティのリーダーであり、職業は戦士である。小説開始時点で18歳、身長180センチメートルくらいで黒色の髪にとび色の目をしている。 礼儀正しく真面目な性格をしており、トラップとは幼馴染。それ故に気苦労が絶えず、しょっちゅう貧乏くじをひいている。人のことは心配して気遣うくせに、自分のことはおろそかにしてしまう優しいという同時に危なっかしい性格をしている。 故郷はガイナの西のドーマという街。 曽祖父が伝説の「青の聖騎士」クレイ・ジュダ・アンダーソンであり、彼はその曽祖父の名を受け継いだたった一人の人物である。クレイ・ジュダは『青の聖騎士伝説』や『デュアン・サーク』に登場しているが、『フォーチュン・クエスト』においても伝説の人物として話の節々に登場している。 家は代々騎士という名家アンダーソン家で、アルテア、イムサイという兄が二人いる。双子にしか見えないが年子でありアルテアが長男、イムサイが次男。厳格な祖父がいる。父親に関しては詳しく語られてはいない。偶然だろうが、クレイ・ジュダも上に双子の兄が存在している。また、出生に関してもクレイ・ジュダに関わる節があり容姿や雰囲気なども似ているらしい。 武器は、実家から持ち出してきた細身の長剣である。この剣は、伝説の聖騎士クレイ・ジュダが使っていた「シドの剣」ではないかとも言われている。この剣は持ち主を選ぶと言われており、クレイ・ジュダの死後だれも見つける事ができず、持ち出す際も地味な外見からそれが「シドの剣」だとは思われず家族の誰も反対しなかった。 防具はお手製の竹アーマーと、その上からサラディー国王からもらったブレスト・アーマーを身に着けている。 元々はちゃんとしたアーマーを装備していたのだが、トラップに資金を使い込まれたため泣く泣く防具を売る羽目になり、そのかわりに竹で自作した。兄二人の好意(?)で魔法による防御力UPで「竹アーマー+1」になり、並みのアーマーよりも遥かに高性能となっている。 首にいつも曽祖父の肖像が入ったロケットを持っている。 幼馴染のサラと婚約していたが、本人同士が決めたのではなく親同士が決めた婚約ということで、クレイ本人はサラをいい友だちと思っていた。後にサラの病気に関わるクエストを達成後、彼女からの申し出で婚約を解消した。 パーティーメンバー(とくにトラップ)に「マダムキラー」と揶揄されるほどおば様方にもてる。 魔法で鳥の姿に変えられる、自分の似顔絵が指名手配書に書かれる等、作中でたびたび不幸な目にあっており、「不幸」「不幸な男」という言葉がクレイの代名詞として定着してしまっている。 トラップ クレイの幼馴染であり、職業は盗賊。長い赤毛がトレードマーク。口が悪いトラブルメーカーではあるが、現実主義者なため、お人よしが多いこのパーティでは貴重な人物でもある。ただしギャンブル好き。盗賊であることに自信と誇りを持っているが、簡単に罠にはまってしまうなど軽率な面もある。闇にまぎれるのが仕事であるはずの盗賊であるにもかかわらず、派手な色の服を好む傾向にある。また、微量ではあるが魔力を有している。 以前は「我が家に代々伝わる由緒ある品」と渡された緑色のタイツを大事に履いていたが、後に実は真っ赤な嘘で騙されていたことがわかってからは履かなくなっていて、そのせいかパステルによると最近少々お洒落になってきている。 主な武器はパチンコで、俊敏性をいかした戦い方をし、木などするすると登っていってしまう。 実家はドーマにあるブーツ家という盗賊団であり、クレイの家とは曽祖父の代からの縁がある。盗賊団とはいっても、主に遺跡発掘やお宝探しなどをして街に貢献している「良い盗賊団」である。両親と祖父のほか、大勢の盗賊団のメンバーがいる大家族である。 本名は「ステア・ブーツ」。誘拐を阻止するためや祖父が同じ名前であり、区別のためにトラップというあだ名で呼ばれている。また、その祖父に対しては、厳しく教育された事もあってか、かなりの苦手意識を抱いている。 パステルに対しては、ちょっかいを出したりからかったりする事が多いが、その反面、パステルと親しくする男性に敵対心をむき出しにするなど、彼女に対し、ある種の好意らしきものを抱いていると思われる描写も多い。 ルーミィ エルフ族の幼女で、魔法使い。ふわふわのシルバーブロンドの髪にぱっちりとしたブルーアイを持ち、一見天使のような容姿をしているが、「おなかぺっこぺこ」が口癖の大食漢である。性格はあどけなく、話し方も舌っ足らずでパステルのことを「ぱーるぅ」と呼んでいる。 パステルが冒険者になるために故郷のガイナを発ち、エベリンに向かう途中、山火事に驚いた馬車がひっくり返った際、偶然煤だらけで道端で泣いているルーミィを見つけたことからパステルに同行。生まれ故郷であるエルフの里は大規模な山火事に巻き込まれ、親や仲間の消息は不明となり、パーティーで行方を捜していた。後に母親と再会。本名も「ルーミリオン・シャイン」であったと判明する。 パステルにとっては妹のような存在。冒険者になったのは、パステルたちが試験を受ける際にクレイが彼女も冒険者になるものだと勘違いして、一緒に応募してしまったため。ただし筆記実技共に落ちたパステルとは違い、どちらも一発で合格している(筆記は二択問題だったため、片方だけを選んだ結果、偶然合格点を超えてしまっていた)。 はじめはメモを見ながらでないと呪文を唱えられなかったが、クレイとの特訓ののちに克服。魔法の素質を開花させてゆく。 ファイヤーやコールドの初級の魔法は当初から使えたが、後に中級以上の魔法に当たるフライを会得する。どうやら彼女の種族に関係があるらしい。また、花の妖精などとも会話ができたり、感覚で偽物を見破ったりもしている。 ノル 職業は「運搬/運送」。巨人族であり、その体格に見合う力を持つが、それとは裏腹に小動物と会話ができる能力、あやとりが得意など器用な面を持つ。寡黙だが優しく暖かい心の持ち主であり、メンバーからの信頼も厚い。パーティー中、欠点らしい欠点のない唯一の人物だが、難を言えば体躯の大きさ故に、狭いダンジョンに入る時などは留守番をせざるを得ない。また貧困パーティーであるが故に安宿に宿泊する時などは、宿泊を断られ馬小屋等で寝泊りする事もあるが、文句ひとつ言わず受け入れる。 パステルたちがあるクエストでスライムと戦っている時に加勢してくれたのがきっかけでパーティーに加わる。 失踪した妹を捜すために冒険者になったが、妹と再会した後もパーティーに残っている。パステル曰く「世界一優しいひと」。 キットン 職業は「農夫」。記憶喪失であり、記憶を取り戻すために冒険者になろうとしていたところをパステルたちと出会い、後に仲間になる。 何を考えているのかわからないところがあるが、その知力は度々パーティーの危機を救っている。植物や薬草に造詣が深く、特にキノコのこととなると目の色が変わる。非常に声が大きく、何かをひらめいた際に突然叫ぶ、その大きな声でバカ笑いをする等、エキセントリックな行動をとる事もしばしばある。 後にある冒険で記憶を取り戻し、自分がキットン族であり、キットン族の王家の者であること、本名が「ノイ・キットン」であることを思い出した。キットン族としては36歳であると判明し、パステルたちを驚かせるが、人間でいえば、18歳くらいに相当するとのこと。更に妻スグリとの再会も果たすが、しばらくはそれぞれの道を生きることとなった。また、ルーミィをも凌駕する高い魔力をもち、記憶を取り戻してからは「キットン魔法」という、相手を強制的に「バンザイ」させる、相手をキノコに変身させる(但し自分もキノコに変身してしまう)等の、一風変わった魔法を習得した。 冒険者試験において他の試験は優秀な成績で合格しながら最終試験である「ラックの試験」(多数の希望する職業及び類似・関連する職業の記載された札と、少数の無関係な職業の記載された札によるくじを引き、引き当てた職業に就く資格が与えられるというもの、パステルがマッパーを兼務するのもこの試験結果によるもの)で「だめ男」(存在しない職業で要はハズレ、よほど運が悪くなければまず引くことは無いと言われている)を引いて不合格になってしまい、これを13回連続で繰り返すという前代未聞の記録を打ち立てている。 シロちゃん ある冒険で訪れたダンジョンで、迷子になったパステルが偶然出会ったホワイトドラゴン。男の子。家族を探すために、パステルたちについていくことになった。当初は、ホワイトドラゴンは発見された相手の願い事を一つ叶えることになっており、パステルが知らずに言った「付いてきてくれる?」という言葉を受け入れたためでもあったが、いつの間にか約束を忘れて、自らの意志でパーティに同行していた。 白い竜は幸せを運ぶと言われており、悪者に狙われないようにするために普段は犬を装っている。角を帽子で、翼を龍の宝玉を入れた風呂敷(後に購入したリュック)で隠している。精神年齢が幼いわりにしっかりしており、健気な性格。知能は高く人語を話せるが、語尾に「デシ」とつく。特にトラップに懐いており、トラップ本人も内心嬉しく思っている。 後に母親と再会したが、ホワイトドラゴンの一族が大集合する予定は50年ほど先であったため、再びパステルたちの元へ戻った。出会った当初は仔犬サイズか十メートルほどの巨大な竜にしかなれなかったが、ウギルギ様の指導により人一人を乗せられる程度の、熊ぐらいの大きさにも変化できるようになる。更にレベルアップして、人間の少年の姿にもなれるようになった。身長は120cmと、ルーミィより少し大きいくらい。最初は長い輝く白髪であったが、パステルが切りそろえ、肩より上くらいの長さとなっている。熱いブレスと眩しいブレスを使えるが、人間の姿では使えないため、パステルのショートソードを借り受けている。 シロちゃんという名前は、出会った時に名前を忘れていたため、パステルがつけたもの。ドラゴンとしての名前は「トレイトン・サブラァニア・ファンデュ」であるが、母親には「シロちゃんも可愛い」と受け入れられた。
※この「パーティメンバー」の解説は、「フォーチュン・クエスト」の解説の一部です。
「パーティメンバー」を含む「フォーチュン・クエスト」の記事については、「フォーチュン・クエスト」の概要を参照ください。
パーティメンバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 08:58 UTC 版)
「無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ」の記事における「パーティメンバー」の解説
前作のパーティキャラクターたちと『OG』本編からのゲストキャラクター。前作のキャラクターの詳細については『無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ』を参照。 ハーケン・ブロウニング (Haken Browning) 声 - 檜山修之 前作主人公で通称「さすらいの賞金稼ぎ」。現在はエンドレス・フロンティアを融合させたことで「世界を創り変えた男」として知られている。物語序盤では前作のアインスト撃破後に行方不明となった零児、小牟、KOS-MOSを探して各地を巡っている。追加技の中には前作の神夜の技「火鼠の衣」をマネした「ファイヤー・マウス」がある。飄々とした態度は相変わらずだが、アシェンを道具として使ったピートに対しては珍しく本気の怒りを現していた。 アレディいわくまとっている覇気は「ごく普通」。 専用BGMは「All Correct!(Ver.EF EXCEED)」(通常)、「OK? All Correct!」(必殺技)、「無限の“刻”が交わる場所で」(幻影)。 アシェン・ブレイデル (Aschen Brodel) 声 - 清水香里 ハーケンの部下のアンドロイド。前作同様容赦ない毒舌っぷりと情報分析をKOS-MOSたちに丸投げする様子は健在(報告しないだけで一応自分でも解析はしているらしい)。Wシリーズの一人W07であり、戦闘後の掛け合いでは時折アクセルを「隊長」と呼ぶ。 物語序盤ではハーケンの命令でフォルミッドヘイムの再建の手助けのために新オルケストル・アーミーに出向中。そのため、ラバースーツの部分が赤くなり、制服代わりのジャケットを身に着けたオルケストル・アーミー仕様の立ち絵がある。途中の戦闘イベントの際、「自分を持たないシャドウミラーの戦闘用アンドロイド」としての彼女が垣間見られる。 専用BGMは「ASH TO ASH(Ver.EF EXCEED)」(通常)、「ASH TO ASH Burst」(必殺技、敵時)。 楠舞 神夜(なんぶ かぐや) 声 - ゆかな 前作ヒロイン。神楽天原の皇族の姫。前作同様その巨乳について妬み、悪口などを他の登場人物から言われるが、まれに称賛されることもある。本人の台詞から、料理はそれほど得意ではないらしい。 追加技の中には前作のハーケンの技「ハイロー・ドロウ」をマネした「俳浪華札」がある。アレディいわく纏っている覇気は「可憐」。 前作に比べ強気な一面があり、戦闘後の掛け合いで琥魔に「無駄デカ姫」と言われた際「ホントにやっつけますよ!」と怒鳴り返す場面がある。また、前作の特殊技能「引っ込み思案」は「おっとり」に変更された。戦闘前後の会話や戦闘中のセリフに英語が混ざったり、「ジャンジャンバリバリ〜」と言ったりする。 専用BGMは「天衣夢泡の天満月(Ver.EF EXCEED)」(通常)、「月華煌々」(必殺技)。 錫華姫(すずかひめ) 声 - 能登麻美子 神夜のお目付け役でもある式鬼一族の姫。序盤では前作で滅魏城に大量に発生したミルトカイル石の撤去作業を行う一方、新たに出現し始めた黒いミルトカイル石を砕く方法を求めてドロシーの元を訪れようとしている。 本作ではボスクラスの敵と対峙した際もしくは勝利後、相手の目的を聞き出すためにやたらと「ねっちりと責め立て」ようとするため、T-elosとともにパーティーの悪役化に一役買っている。その悪役ぶりはアシェンと共に「『逢魔』に欲しい人材」と沙夜に言わせるほど。 筋肉質な男性が好みで、守天が恋人であるが、零児、アレディも好みのタイプの守備範囲にはいっているようである。特にアレディは他のメンバーに散々に言われていた彼女の戦闘方法を素直にほめる数少ないキャラクターのため、好印象な掛け合いを作中行っている。邪鬼銃王が排出した薬莢は男に掃除させているらしい。 前作の特殊技能「冷え性」は「ぎっくり腰」に変更されており、作中でも零児に腸捻転を心配されたり琥魔から腰痛に効く湿布を買うといった場面が見られる。一応冷え性もあるらしく、戦闘後の掛け合いでもハーケンに腹巻きを持ってくるように言ったりもしている。 アレディいわく、まとっている覇気は「コクとキレがある」らしい。 専用BGMは「舞・闘・全・夜(Ver.EF EXCEED)」(通常)、「まだまだ!舞・闘・全・夜」(必殺技)。 有栖 零児 (ありす れいじ) 声 - 井上和彦 『NAMCO x CAPCOM』からの出演。特務機関「森羅」のエージェント。前作のエンディングでアインストを撃破した衝撃により、物質界に帰還することができていた。 話をすぐに脱線、暴走させるメンバーが多い中での貴重なツッコミ役。パーティメンバーでは参戦が一番遅く、そこまでのメンバーの会話は際限なく暴走しがちで、その状況にハーケンも「マトモなツッコミ役がいない」と愚痴っていた(零児参入までの間は、主にハーケンおよびキュオンがツッコミ役ないしストッパー役を担当していた)。 よく悪口が飛び交うパーティ内において他メンバーからの評価が概ね高い。前作ほどハーケンと絡まないが、2人の友情が伺える場面もいくつか見受けられる。 尻叩きのテクニックが凄いらしく、アシェンには「スパンキングマスター」と呼ばれ、実際叩かれた小牟や琥魔は癖になっている節がある。最終的にはエンディングで琥魔に「有栖流・千手観音」と名付けられた。ただし今回はアレディという掌打の達人がおり、叩き役の先を越されることが多く「アレディがいると俺は楽ができるな」と言っている。 今回の異世界メンバーの中で、唯一自分からエンドレス・フロンティアにやって来た人物。 専用BGMは「ゆらぎの街のアリス(Ver.EF EXCEED)」(通常)、「必勝への軌跡(Ver.EF EXCEED)」(必殺技)。 小牟(シャオムゥ) (Xiaomu) 声 - 南央美 『NAMCO x CAPCOM』からの出演。特務機関「森羅」のエージェント。前作エンディングでアインストを撃破した衝撃により、物質界に帰還することができていた。本人いわく「永遠の765歳」の妖孤。前作では必殺技が零児と共通だったが、今作では専用の必殺技が用意された。その一つはコスプレしながら攻撃するというもの。また、全キャラクターの中で唯一カットインが4種類用意されている(他のキャラクターは3種類)。 今回は、非番中に本部のパソコンでネットサーフィンに興じていた時に召喚されてエンドレス・フロンティアにやってきた。 前作同様会話や技の使用時などに多数のパロディがちりばめられている。なお、前作から持っているブレード付きの拳銃「白金(プラチナ)」は、原作にない『無限のフロンティア』オリジナル武器。 専用BGMは「すばらしき新世界」(通常。前作同様、小牟専用アクセサリのCDとしても登場)、「必勝への軌跡(Ver.EF EXCEED)」(必殺技)。 KOS-MOS 声 - 鈴木麻里子 「ゼノサーガシリーズ」からの出演。前作エンディングでアインストを撃破した衝撃により、T.C4700年代の世界(ゼノサーガの世界)に帰還することができていた。姿はVer.4のもの。 『ゼノサーガ・エピソードIII』内における、浮遊大陸レンヌ・ル・シャトーの脱出時にトラブルが発生し、何らかの理由で調整槽ごとエンドレス・フロンティアに飛ばされてきた。 本作では前作では触れることはなかったグノーシスの正体、KOS-MOSに内在する「意識」について深く触れるシーンがある。アレディはアンドロイドである彼女から覇気を感じられることに驚いている。 調整を受けたものの前作からのバグは完全に治っていないようで、時折語尾が「にゃ」とおかしくなる。 専用BGMは「TRUE ORDER(Ver.EF EXCEED)」(通常)、「ETERNAL RECURRENCE」(必殺技、敵時)。 アクセル・アルマー (Axel Almar) 声 - 神奈延年 『OG』本編からの出演。何らかの理由で空間転移に巻き込まれてしまい、エンドレス・フロンティアに飛ばされ、それまでの経緯を忘れてしまう。自身の名や武器の扱いは忘れておらず、見聞きすることで思い出せる事柄も多い。 今作では生身で戦うので、剣を仕込んだトンファー「ミズチ・ブレード」を使用して戦う。アルフィミィと2人で一ユニット扱い。男女ペアということでアクセルのみ、男性専用装備と女性専用装備の両方を装備できる。 アレディいわく、まとっている覇気は「まあまあ」。なお、アクセルはアインストによって再生させられたという一面を除けば普通の人間だが、今作では本来エネルギー兵器の「青龍鱗」や「白虎咬」を生身で撃つ、「舞朱雀」、「乱黄龍」、「麒麟」など修羅顔負けのアクションをやってのけている。もともとすぐれた体術の持ち主であり、他のシリーズでもそのことが描写されている。また本編では語られていないが、『OG』のみの追加設定ではソウルゲインの操縦方式(ダイレクト・モーション・リンク)はパイロットの動きをトレースするものである。 記憶を失っており、『スーパーロボット大戦A』主人公バージョンと同様の軽い性格になっている(コウタからは「あんた、そんな感じだったっけ」と呆れられている)。他の人物たちからはその髪型などから、「ワカメ」呼ばわりされる。記憶を取り戻すのはエンディングだが、道中自分とかかわりの深い人物と名前や外見の似ているハーケンや神夜、零児、小牟、アシェンなどを見たり、『OG』本編中で起きた出来事と似たシーンに遭遇した際に記憶がイメージとして甦り、一時的に口調や性格もシャドウミラー時代のものが出ている。エンディングではハーケンがアシェンに育てられたということを知って驚いていた(彼にとってのアシェンの印象は、プランEF実行前の「W07」のままだったため)。 専用BGMは「DARK KNIGHT(Ver.EF EXCEED)」(通常)、「極めて近く、限りなく遠い世界に(Short)」(必殺技)。 アルフィミィ (Alchimie) 声 - 水谷優子 『OG』本編からの出演。何らかの理由で空間転移に巻き込まれてしまい、エンドレス・フロンティアに飛ばされ、名前以外の記憶を失ってしまう。ペルゼイン・リヒカイトと同じく日本刀「鬼蓮華」と鬼面「鬼菩薩」を使って戦う。アクセルと2人で1ユニット扱いだが、キャラクターの覧にはアクセルで表示され、戦闘で攻撃を受けると後ろに引っ込む。 アレディいわく、まとっている覇気は「可愛らしい感じ」らしい。戦闘では空を飛んだりワープしたりといったことができ、自分と同じアインストの技術が入ったナハト・アーベントと感応するといった力を持つ。この力は小牟から「乙女パワー」と形容され、戦闘前後の掛け合いなどでもその名で呼称する。 設定画通り下半身は黒いビキニパンツ一枚のため、アレディや零児といった男性陣はおろか露出の多いネージュや神夜からも「出し過ぎ」と言われるが、本人は「生き様」「オシャレ」「他の人も大体同じ」として全く気にしていない。 零児、小牟に「どこかでお会いしましたの?」などの質問を戦闘前後会話などでするが、「初対面のはず」「知らん」と返されている。自分たちの名前は覚えており、ヴィルキュアキントにおいてヴェーゼント・リヒカイトと接触したことがきっかけで自身の存在を思い出したが、アクセルとは逆にエンディングに至っても記憶は完全には戻らなかった。 「揺れる心の錬金術師(Ver.EF EXCEED)」(通常)、「極めて近く、限りなく遠い世界に(Short)」(必殺技)。
※この「パーティメンバー」の解説は、「無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ」の解説の一部です。
「パーティメンバー」を含む「無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ」の記事については、「無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ」の概要を参照ください。
パーティメンバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 08:41 UTC 版)
「サモンナイト ツインエイジ 〜精霊たちの共鳴〜」の記事における「パーティメンバー」の解説
ナスル 声 - 中井和哉 カウスクザフのガーバの民。アルドやリーハ、アインとは兄妹のように暮らしてきた。ぶっきらぼうな態度を取ることがあるが、根は優しい。 人間との争いの中で両親を亡くした過去があり、召喚使に限らずリーハ以外の人間が嫌いで、「亜人」と呼ばれることも嫌っている。 戦闘では斧を駆使して前線に立つ。少しだが風属性の精霊術が使える。 絵がかなり下手で、ティカの絵を描いた時ティカに「これからは女性の絵は描かないほうがいいですよ。もてなくなりますから」と言われている。 アイン 声 - あおきさやか 水属性の精霊術を使うカウスクザフのガーバの民。 巫女姫として崇められており、幼いながらも巫女としての責任を重んじている。その反面、年相応に振舞いたくも感じており、アルドたちはそれを理解している。 武器は蓮の花を模した杖。 アルド同様精霊の異変を直に感じ取ることができ、力を乱した精霊たちを落ち着かせる力もある。 精霊王と契約しているため、精霊王の統べる精霊を使うことが出来る。 寝る前には精霊王に祈りを奉げる。 マーディン 声 - 小野健一 別名「不落のマーディン」と呼ばれる元一級召喚使。7年前の施設爆破事故の際、まだ幼いアルドとリーハをアルケインから連れ出し、マアバドゥで暮らせるようにインジールに願い出た。 爆破事故に関わった事で召喚使としての地位と能力を剥奪されている。それでもいまだに彼を慕う召喚使は多い。 現在は気功をイメージした技で戦う。 武器は鉄甲。 ティカ・ランブロス 声 - 矢作紗友里 召喚使の一族ランブロス家の出身の召喚使見習い。 歌を歌う事が好きだが、叔父のザラームにはうるさがられていたようである。 戦闘では弓矢を使った後方支援と、歌による戦闘の補助を行う。 ライラ 声 - 夏樹リオ 槍を使う2級召喚師で、ファフラスとは同期。 召喚獣やカウスクザフに対する偏見を持ってはいるが、ティカによると召喚使の中ではまだマシな方らしい。 火の召喚術を使う。 絵を描くのが得意。 ミルサート 声 - 岸尾大輔 召喚使たちの研究施設“カタイレイン”に閉じ込められていた召喚獣。召喚獣特有のあざは肩にある。 一見冷めた言動が多いが、本来は素直な性格。 身にまとっているコートは、フィクラから貰ったものであるがガーディブの攻撃を防いだため、ボロボロになった。 動物が好き。 使用武器は剣。 使用する精霊術は、火、風、地、天。
※この「パーティメンバー」の解説は、「サモンナイト ツインエイジ 〜精霊たちの共鳴〜」の解説の一部です。
「パーティメンバー」を含む「サモンナイト ツインエイジ 〜精霊たちの共鳴〜」の記事については、「サモンナイト ツインエイジ 〜精霊たちの共鳴〜」の概要を参照ください。
パーティメンバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 21:57 UTC 版)
「がんばれゴエモン外伝 きえた黄金キセル」の記事における「パーティメンバー」の解説
ゴエモン 主人公。何者かに盗まれた先祖伝来の家宝「黄金キセル」を取り戻すために、再び長い旅に出る。 攻撃力、防御力が高い反面、忍術(=魔法)が使えないパワータイプ。得意武器はキセル。 エビス丸(エビスまる) 「正義の忍者」を名乗る謎の男。黄金キセル探しの旅に加えてくれるよう懇願し、強引にくっついてきた。 攻撃力、防御力はゴエモンに一歩劣るが、攻撃用、補助用の忍術をまんべんなく行使できる万能タイプで、状況において臨機応変な対応が可能。得意武器は笛。 初登場は前作『がんばれゴエモン2』だが、前作のエンディングで本人とは別人であった事実が判明しており、本作では初対面という設定になっている。装束の色も青から白に変更されている。 コバンネコ しゃべる猫たちで構成された「おかか村」の村民。 村長の様子がおかしいことに気付き、調査をしていた途中に行方不明となり、助けてくれたゴエモンの男気に惚れこんで仲間に加わった。 攻撃力、防御力が最も低いが、スピードは高く、補助用の忍術を多く揃枝持つサポートタイプ。得意武器は爪、鉄砲。 ヤエちゃん 江戸の平和を影から守る「秘密特捜くのいち」。 誤解からゴエモンたちを犯罪者とみなして敵対していたが、ゴエモンたちの潔白を知った後、裏に黒幕の影を感じ取って一行の仲間になる。 攻撃力がやや高い反面、防御力が低い後衛タイプ。得意武器は刀剣類。 忍術は回復用と補助用を主体とする。使用可能な攻撃忍術は水属性の「スイスイ」系統のみだが、逆に彼女以外は使用できない。戦闘中、攻撃を受けると「いや~ん」と合成音声が流れる。
※この「パーティメンバー」の解説は、「がんばれゴエモン外伝 きえた黄金キセル」の解説の一部です。
「パーティメンバー」を含む「がんばれゴエモン外伝 きえた黄金キセル」の記事については、「がんばれゴエモン外伝 きえた黄金キセル」の概要を参照ください。
パーティメンバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 03:11 UTC 版)
キクル・マダン 声 - 福原かつみ 主人公の青年。ジョブは「狩人」。武器は弓矢と短刀。20歳。 幼少のころより壮絶な訓練を強いられ、18歳になってから実戦に就き、「華の10代」を棒に振ったと後悔している。同世代のように大学に入ってキャンパスライフを楽しみ恋人も作りたいと夢見ている。舞台となる街メブキで最も活躍する「エース」であるが、早く引退したいという意向からメディアへの露出をしないため影が薄い。浮かれた夢を持つ一方で、訓練漬けの生活が習慣化しており鍛えていないと落ち着かない。 ボブカットの髪はくすんだ緑で、前髪の一部は白い。顔つきは幼さを残すが体は筋骨隆々で、胸、背中、右手首などに深い傷跡がある。 色恋に疎く童貞。女性たちが魔物に凌辱されている現場を見ることに関してはすぐに免疫ができてしまいあまり動じなくなったが、恋愛めいた会話や肉体的な接触には耐性がなく激しくうろたえる。 戦闘では前衛後衛など一人でなんでもこなせるが、マナの通り道である魔道を過去に激しく損傷し失っており、マナを一切使えない。気配を消す「隠密」、投擲の精度を上げる「投擲術」、瞬間的に加速する「縮地」、高速の太刀筋「刹那」といったスキルは本来マナを消費することで発動できるものだが、キクルは鍛え抜いた心身のみでそれらと同様の働きを見せる。キクル独自のまがいもののスキルは「零式」と名付けられているが、本人は中二病のようなネーミングだとして避けている。スキルはジョブに依存するものだが、零式によって「狩人」だけでなく職域を超え「忍者」などのスキルも使えているかのような状態。 ひたむき/ヒタム・キャン 声 - 礒部花凜 ジョブは「武道家」。18歳。「へっぽこ武道家」と称されている。 犬耳としっぽを生やした獣人で、小さな牙を覗かせている。髪色は紫。ハチマキをつけ、トップスは道着風で、スパッツを履いている。全体的に肉付きが良く、巨乳で足が太い。武器はナックル。 「ひたむき」は愛称で、主にこの名で呼ばれる。愛称通り、ひたむきに頑張ることを信条とする。穏やかで裏表がないが、考えなしに敵に突っ込んで返り討ちにされてしまうなど浅慮さが目立つ。 人一倍魔物を惹きつけては陵辱される不幸な体質。その原因は、空気中に存在する魔素を瞬時に自身のマナに変えられる体質にあり、つまりは実質的にマナが無尽蔵なため。常人はひたむきの100分の1も魔素を変換できない。戦闘中に転ぶなどのドジな振る舞いは、空気中の魔素と自らの肉体の境界が曖昧で距離感が掴みにくいことから起きている。 武道家の「武技」には体内のマナを使った自己治癒術「チャクラ」があるが、万能なマナの性質からか、ひたむきはこの技を抱きしめて密着した相手にも効果をおよぼす「みっちゃくら」へ昇華させた。他者への回復手段は白魔法がほぼ唯一のスキルであるためこれは異例である。 獣のイメージが強い獣人は嗅覚、聴覚に優れていると誤解されがちだが、ひたむきの感覚が修行により異常に発達しただけで、他の獣人は聴覚はともかく嗅覚は他種族と大差ない。 回復に索敵と、武道家というジョブに関係のない能力ばかりが高いが、転身する気はない。 ブル県から越してきて一人暮らしをしており、家事が得意で料理上手。 身長152センチメートル、体重51キログラム、バスト89センチ(Fカップ)→90センチ(Gカップ)、ウエスト60センチ、ヒップ91センチ(成長中)。 メイデナ・アンジェ 声 - 渋谷彩乃 ジョブは「白魔術師」。「つんけん白魔」と称されている。15歳の高校生で、本来ガードは18歳以上しか就けないが高い能力を評価されての特例。 神フェニザスクの敬虔な教徒であり、神からの祝福を受け治癒魔法を中心とした強力な術を使え、武器は杖。神から授かった聖紋が腰にある。死んでさえいなければおおよその負傷を治せるが、患者はその治療に見合った金額を白魔術協会に納めなければいけない規則がある。 容姿は同年代の中でも一際幼く華奢で、発育が悪いことを気にしている。銀髪のロングヘアで、深いスリットが両サイドに入ったロングスカートを履いている。 普段は潔癖で刺々しいが、追い詰められたら幼子のように泣いて座り込み戦いを放棄してしまう。泣き叫ぶ声が別の魔物まで引き寄せ事態を悪化させる。当初はキクルのことを、「出会い目的」で活動していると誤解して冷たい態度を取っていたが、次第に軟化していき幼さが目立っていく。 猫の姿をした魔物「ネコダマシイ」に一度憑かれて以来懐かれ、時たま猫耳少女と化す。臆して身動きできない時でも、ネコダマシイの憑依によって俊敏に攻撃を回避できたりと身を守るのに役立っている。 身長140センチメートル、体重34キログラム、バスト69センチ(AAカップ)、ウエスト54センチ、ヒップ77センチ。 トキシッコ・ダナー 声 - 大地葉 ジョブは「黒魔術師」。18歳。「ものぐさ黒魔」と称されている。 黒髪ツインテールで眉は太く短い、いわゆる麻呂眉。細身で体力がない。杖を用いて強力な攻撃魔法を使えるも、運動不足が祟り反射神経が鈍く、中々敵に命中させられない。投げやりに技を使った結果フレンドリーファイアしてしまうことも。 語尾がカタカナで表記される独特な話し方をする。生活のためにガードとして働いてはいるものの、引きこもり傾向があり労働意欲はないサボり性。キクルから訓練を受ける際も、回数を誤魔化して手を抜きがち。しかし嫌がりつつも着実に鍛えられてはいるようで、戦闘能力は向上傾向にある。 親にトキシック(毒)を由来として名付けられ、命名により能力を付与する「呪名」により毒への耐性を持つ。この体質のために病気にかかったことは一度もない。体液を与えることで、他者を解毒することもできる。 からかい好きで、どぎつい下ネタを飛ばしたり、意図的にキクルに対し扇情的に振る舞い、彼の童貞らしい反応をいじることがある。カメラを持ち歩いており、キクルが失態を犯した時にはすかさず撮影してからかいの材料にする。キクルが無理をしている時にはいち早く気づき諭して解きほぐすなど、大人びた一面もある。 身長159センチメートル、体重46キログラム、バスト78センチ(Bカップ)、ウエスト59センチ、ヒップ82センチ。 ハナバタ・ノーキンス 声 - 鎌倉有那 ジョブは「戦士」。18歳。「酔いどれ戦士」と称されている。 有名な武装品メーカー・ノーキンスポーツの社長令嬢。トキシッコの幼馴染。 凛々しく礼儀正しく、怪力で戦闘力も労働意欲も高く、一見まともな戦力に見えるが、「狂花」すると暴走してしまう重大な欠点を持つ。 戦士が使える「狂化」は体中のマナを脳に送り込んで理性を失うことと引き換えにリミッターを解除して激しい力を出すというものだが、ハナバタは魔力耐性が低く脳にマナを送る段階で容量超えから「マナ酔い」を起こし、制御を失ったマナが体内で高速循環し肉体を補強する「狂花」になってしまう。その際には言動も顔つきも幼稚になり「フルで行くのらーっ」と叫びながら無差別に暴れる。「狂花」の名称の由来は、マナ酔いの際に頭から花模様を飛ばすため。また、「ふら ふらわ〜」と言いながらふらつく。狂花時の記憶は残らないため、勇ましく戦っているものだと本人は長く思っており、録画された狂花時の姿を見せられた際にはショックを受けた。 ピンク色のボブカットで、キクルよりも長身で、全体的に体格が良く、胸は作中最大のKカップあり、本人は小さく細くなりたいとコンプレックスを抱いている。陥没乳首であり、感じると乳首を勃たせてしまうが、規制だらけの雑誌掲載時にはその変化がわからない。ハナバタへの規制は他キャラのような黒塗りだけでなく、ノーキンススポーツのロゴが使われる。 キクルの活躍を前から知っており、登場時からキクルに恋をしている。そのためか狂花時には甘えてキクルを抱き潰してしまうが、共にいる他のヒロインらに危害を加えることはない。他のヒロインらが彼と親しく接することに密かに胸を痛めている。 身長178センチメートル、体重69キログラム、バスト110センチ(Kカップ)、ウエスト67センチ、ヒップ96センチ。 ノマ・ルーン 声 - 白砂沙帆 ジョブは「赤魔術師」。妖精族で、可憐な美少女のように見える男性。声も高く女性的。長命で、中性的な容貌と種族内での性差が小さいと言われる妖精族でもイレギュラーと思われる容姿。一人称は「ボク」で、金髪のロングへアに、いわゆるエルフ耳をしている。 攻守両方の魔術を行使し戦いぶりに安定性はあるも、どちらも上級呪文は使えず、難敵相手の決定打に欠ける。同じ名称のスキルでも、白魔術師など「本職」に比べると効力が小さい。 自分が女性的であるという自覚はあまりなく、同性同士としての親しい振る舞いが、異性愛者であるはずのキクルをもしばしばときめかせてしまう。ノマ本人はキクルに対してそういった感情は一切ない。女性ばかりを凌辱の対象とするはずの魔物のターゲットにされている。 身長163センチメートル、体重46キログラム、バスト78センチ、ウエスト62センチ、ヒップ81センチ。 コイン・ロンリバス ジョブは「盗賊」。18歳。 元はコダマの街の住人。男性たちとパーティを組み、自らが戦うことはほとんどなく男性陣に守ってもらい討伐実績やアイテムを貢がせる「姫プレイ」を行う、「オタパーの姫」(オタクパーティの姫、の意)をしていた。強力な魔物に襲われた際に男性陣に見捨てられたところをキクルに救われ、エースに取り入ったほうが実入りが良いという打算からキクルのパーティに加入。表面上の媚びと腹黒な本性という二面性を持つが、露骨すぎるためキクルには初対面でバレており、すぐに素で振る舞うようになった。 武器はロックハート(剣)。五感を肉体より遠くへ飛ばしての「盗み見」や、「盗み聞き」に長ける他、影を実体化して操ることができる。ただし未熟なため、窮地の際しか影を使えない。 外ハネの強いロングの金髪で、大きな髪飾りをつけている。自らを巨乳だと思い誇っていたが、並外れた巨乳の多いメブキの街では相対的に「貧」だとトキシッコに言われ理不尽さを感じている。 身長165センチメートル、体重49キログラム、バスト86センチ(Dカップ)、ウエスト60、ヒップ85センチ。
※この「パーティメンバー」の解説は、「不徳のギルド」の解説の一部です。
「パーティメンバー」を含む「不徳のギルド」の記事については、「不徳のギルド」の概要を参照ください。
- パーティメンバーのページへのリンク