ソウルゲイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/23 17:52 UTC 版)
「バンプレストオリジナルの機動兵器一覧」の記事における「ソウルゲイン」の解説
A……主人公機のひとつで、スーパー系男主人公の場合のみ選択可能。機体動力は電力を基本とするが、生体エネルギーも使用している模様。操縦系統にはパイロットの思考をダイレクトに機体に伝えるダイレクト・フィードバック・システムが使用されている。装甲とパワーに重点が置かれ、一撃離脱の強襲用機と目される。携行武装は一切なく、拳と肘鉄(正確には肘部に取り付けられたブレードから発振されるエネルギーブレード)のみを武器として戦う。主人公が搭乗機に選ばなかった場合、ライバルあるいは一部のシャドウミラー兵が搭乗する。装甲と攻撃力が5機の主人公機でもっとも高く、HP回復能力を備える耐久力に優れた機体。全ての武器が格闘に分類されるため、GBA版『A』に存在する技能ポイントのシステムとも相性が良い。ただし、射程が短いのが欠点。サイズはLであり、比較的大型。 A Portable……基本は『A』と同様。「舞朱雀」の射程が変更されている。モーションは『OGs』の流用であるが飛行可能(ヴァイサーガ、ツヴァイザーゲインも同様)。全高と重量がアルトアイゼン・リーゼと同値に設定されているため誤植の可能性がある(OGシリーズより小さくなっている) OGシリーズ共通 「向こう側」のテスラ・ライヒ研究所にて開発されていた格闘戦用特機「EG」シリーズ。軍がその存在に必然性を認めていなかったため、格闘戦機としての可能性を追求するための機体として開発されていた。EGには人型機動兵器による格闘術を追及していた者達がパイロットとして採用されるはずだったが、詳細は不明。 将来的なシャドウミラーの蜂起を見越し、部隊のフラグシップとなりうる機体を求めていたレモンがこの機体に着目、ヴィンデルを通じて正式にシャドウミラー用の機体として発注した結果、アクセルを専属パイロットとする前提で開発が進められることになった。 ダイレクト・フィードバック・システムとパイロットの動きを機体にトレースするダイレクト・アクション・リンクシステムを搭載。機体駆動にダブルGと同様ABMDシステムを採用したことで極めて高い機体追従性を誇り、接近格闘戦に優れる。「全ての攻撃を拳と肘のみで行う」という設定のとおり、武装は拳と肘にのみ施されている。シャドウミラーのいた「向こう側」のテスラ・ライヒ研究所から入手した。オペレーションSRW時に目撃され「マスタッシュマン」(ヒゲ男)のコードネームを付けられている。 両肘に聳弧角 (しょうこかく)という特殊液体金属製のブレードを装備しており、状況に応じて変形や大型化を可能とする。聳弧とは青い麒麟の名称。また下腕部の各所に特殊なエネルギーフィールド発生装置が内蔵されており、青龍鱗や白虎咬といった格闘戦時に使用する。 OG2……アクセル・アルマーの専用機。腹部の玉の色が緑から赤色になっており(公式イラスト、『OGIN』では緑のまま)、また『OGs』からは飛行不可になっている。攻撃力とHPが高い上にHP回復(大)を持ち、生半可な攻撃は通用しない。さらにアクセルが「リベンジ」を持つため、反撃時の攻撃力は恐るべきレベルに達する難敵。 OG外伝……ホワイトスター内部におけるクロガネ・ヒリュウ隊との戦闘で破壊された後、ホワイトスターに侵入したクライ・ウルブズに機体の一部が回収され、エリック・ワンらによって「不自然なほどに完璧に」修復される。後に復活したアクセルとともに再び戦場を駆ける。本編では「魂を獲するもの」と称された。 無限のフロンティアEXCEED……OG外伝の事件終結後、アルフィミィが感じた謎の気配を追ってコウタ達の元に現れるが、コンパチカイザーに取り付かれた謎のアメーバを取り去るため、零距離でフルパワーの白虎咬を放った際のダメージで半壊。その後現れたクロガネに同じく半壊したコンパチブルカイザーと共に収容される(アクセル本人はコウタと共にアルフィミィを追った後、エンドレス・フロンティアに漂着)。 OGIN……テスラ研地下ドックにて(無限のフロンティアドラマCDを踏襲する形で)ゲシュペンストMk-IIIと交戦。転移間際、至近に迫ったMk-IIIの変異したアインストヴォルフを玄武剛弾で押し返した。この時打ち込まれた玄武剛弾は、最終決戦で重要な鍵となった。「こちら側」に転移した後は修理を受けたため登場せず、再登場時にはアインストヴォルフ戦で失った右腕の代わりに「玄武金剛弾」を装備して戦線に復帰。後にアルトアイゼン・リーゼとの戦闘で左腕を失った後は、ツヴァイザーゲインの腕を流用している。幾度となくキョウスケ達と戦い、シャドウミラー壊滅後も辛くも生き残りノイヴォルフに立ち向かうが、頭部を破壊された後、全身にクレイモアを受けて大破する。 第2次OG……『OGIN』同様に右腕を「玄武金剛弾」に換装している。こちらでは交換に至った経緯は特に語られていない。 アースゲインの再デザインであるが、設定上の関連性は一切ない。 必殺技 武装には青竜・玄武・白虎・朱雀と、四神の名称が取り入れられている。『EXCEED』でアクセルが使う技は本機に準ずる。青龍鱗 (せいりゅうりん) 手の掌に青いエネルギーを収束し撃ち出す。 玄武剛弾 (げんぶごうだん) 腕を回転させて射出。本体と肘の聳弧角、衝撃波で攻撃する。ATS(自動追跡装置)を装備しているが、パイロットの判断によるマニュアルコントロールも可能。 白虎咬 (びゃっここう) エネルギーを手に収束させて打撃を繰り出し、叩きつける。 舞朱雀 (まいすざく) 聳弧角を伸ばし、高速移動からの斬撃。 麒麟 (きりん) 拳が分裂して見えるほどのラッシュを繰り出し、アッパーで打ち上げた所を大型化した聳弧角で両断する。『第2次OG』ではこの技を使用時、最後のブレード展開直前に全身についている緑色の球状パーツがまるでアインストのコアを髣髴とさせる赤い色に一瞬変化している。 玄武金剛弾 (げんぶこんごうだん) 『A』にはない武装。『OGIN』第1話でのアインストヴォルフとの戦闘で射出して失った右腕の玄武剛弾の代りに新たに装備された武装。聳弧角が金色になっている。EG系列の機体は下腕部の接続規格が共通となっているためこのようなパーツの付け替えが容易に行える。ゲームでは『第2次OG』より登場。
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