操縦系統とは? わかりやすく解説

操縦系統

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 04:11 UTC 版)

V-22 (航空機)」の記事における「操縦系統」の解説

機長席はヘリコプター同じく座席である。 飛行操縦システムは、自動飛行操縦システムAFCS)を含む3重のデジタル式フライ・バイ・ワイヤによって構成されている。AFCSは、ピッチ安定ロール安定ヨー安定機首方位維持自動旋回調整昇降速度補正といった機能有している。フライ・バイ・ワイヤ採用してバックアップ用として油圧ワイヤーなど機械的なリンクを有する航空機もある が、V-22では特殊な操縦特性後述)を実現するため予備系フライ・バイ・ワイヤとなっている。 主にピッチロール操作を行うサイクリック操縦桿両足の間に位置しており右手操作するヨー操作足先左右ラダーペダルで行う。プロップローター推力調整推力制御レバーTCL)で行う。通常のヘリコプターにあるコレクティブピッチレバー(後方引き上げると推力増加し前方押し下げる推力減少する)と異なりTCLは、固定翼機スロットルレバー同様に前方に動かすと推力増加し後方に動かすと推力減少する。エンジンナセルの角度調整は、TCLグリップ内側回転式ノブナセル制御スイッチ」で制御する並列複座式の固定翼機ではスロットルレバー機体中央にあるため機長(左座席)は右手副操縦士左手操作するが、V-22では両座席左側TCL設置されているため、両操縦士操作は『足と右手操舵左手出力調整』となる。 操縦翼面は、ピッチ可変式プロップローターフラッペロンエレベータラダー存在するフラッペロンロール操縦時にはエルロンとして機能し揚力必要な場合には高揚力装置フラップとして機能するエレベータラダー通常の固定翼機と同じ機能を果たす。

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操縦系統

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/25 11:25 UTC 版)

アーマード・コア (架空の兵器)」の記事における「操縦系統」の解説

ネクスト従来機とは異なり搭乗者リンクス)の脳と機体統合制御体を直結させるシステムAMS(Allegory-Manipulate-System)を採用している。これによってネクストノーマル比較して極めて高い反応速度制御能力を得ることとなったネクスト稼働させる上でAMSリンクス意義は非常に大きくAMSなしでの操縦には「極めて統制のとれた十数人のチームが必要」とまで言われる

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操縦系統

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 08:53 UTC 版)

オートモ号」の記事における「操縦系統」の解説

操舵ステアリング・ホイール用い足元にアクセルブレーキクラッチの3ペダル備えハンドブレーキ用のレバー運転席脇(左側)に備えるという、後に一般的となる操縦系統を備えている。変わったところとして、ペダル並びが右からブレーキペダルアクセルペダルクラッチペダルとなっていて、ブレーキアクセルペダル位置が後に一般的になる配置とは逆である。 ステアリングウォームギアとハーフナットを組み合わせた特徴的な機構採用されており、週に1回グリスを差すことが推奨されている。

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操縦系統

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 01:31 UTC 版)

エヴァンゲリオン (架空の兵器)」の記事における「操縦系統」の解説

エヴァンゲリオンの箍ともいえる部分一つ神経接続生命維持システム外部からの干渉切り替え可能だが、機体稼動に関してはこちらが優先される模様エントリープラグ エヴァンゲリオン操縦席インテリア)を内包し挿入型容器緊急脱出装置をも兼ねており、緊急時には挿入口から射出される。このときは小型ロケットモーターによって安全圏まで飛翔パラシュートにより着地するプラグ先端にはEVA中枢神経接続するための神経接続探査針があり、この探査を介してEVAパイロット神経系同調なされるパイロット搭乗時には内部はL.C.Lで満たされ、それが外部を映すスクリーン、および神経接続媒介物質、また衝撃緩和液として作用するインテリア エントリープラグ内に設置されているEVA操縦司るコントロール装置であり、別名「魂の座」。パイロットインテリア中央にあるシート座して操縦することになり、パイロット両脇には2本のコントロールレバー設けられ、これにより機体制御射撃管制を行う。通常時グリップコンパクトにまとめられているが、緊急時には一部展開することができ、機体高機モード移行させることができる。 シート後方には巨大なディスクドライブ搭載され操縦に関するシステムや、自爆プログラムやダミーシステムも書き込まれている。シート前方下部にはエントリープラグ内壁接するような形状安定フィンがあり、インテリアシンクロ率に応じてプラグ内を前後するようになっているプラグ深度呼ばれるもの、新劇場版ではシンクロ率ではなくプラグ深度で表す)。基本的に一人乗りだが、エントリープラグ容量複数人載せることは可能。ただしシンクロ率その分落ちてしまう。

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