操縦系・機関
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/10 14:36 UTC 版)
乗員は2人で、複操縦装置や自動操縦装置、気象レーダー、VOR対応の計器着陸装置、距離測定装置、無線方向探知機といった最新鋭の航法装置、自動消火装置など、大型旅客機と同じ操縦装置が搭載された。 エンジンにはセスナ 180やセスナ 310に搭載されたコンチネンタル O-470(英語版)の改良型で、新開発のコンチネンタル GSO-520-A(英語版)の搭載を予定した。これは、4発エンジンを搭載することで安全性をアピールする根拠にもなったが、実際には離陸に必要な1,300~1,400馬力を確保するために、セスナ社が採用しているコンチネンタル・モータースのエンジンでは4発も搭載しなければならなかったためである。エンジン整備を容易にするため、エンジンカウルは両開きのクラムシェル式とした。 プロペラはハーツェル製の三翅定速式プロペラで、フェザリングが可能な最新のものだった。
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