セスナ 180
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/03 20:46 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動セスナ 180 スカイワゴン(Cessna 180 Skywagon)は、セスナ社が開発した軽飛行機。
概要
セスナ 170Bにより強力なエンジンを搭載した機体で、これにより主翼面積はそのままに最大離陸重量を増加できた。また、胴体と尾翼も一新されている。初飛行は1952年5月。翌年から引き渡しが始まり、各方面のパイロットに人気を博した。特にアメリカやカナダの遠隔地で林業などに従事していたパイロットからは短距離離着陸能力が高く評価されており、日本の南極地域観測隊も使用していた。
ベースとなった170が生産終了した後も改良が続けられ、180Gからは6座席仕様となった。量産が終了する直前の時点で、180は基本型のスカイワゴンと、予め電子機器パッケージが装備されたスカイワゴンIIの2つの仕様で販売されていた。最終的に1981年まで生産され、総生産数は6,193機。
派生型
- 180
- 最初の量産型。エンジンはコンチネンタル製O-470-A(225 hp)を搭載。3,000機生産。
- 180A
- エンジンをコンチネンタル製O-470-K(230 hp)に変更。356機生産。
- 180B
- 新しい計器盤を装備し、カウリング形状を変更。306機生産。
- 180C
- 定速プロペラを採用し、その他にも細かい改良を加えた。250機生産。
- 180D
- 152機生産。
- 180E
- 燃料系統を変更。118機生産。
- 180F
- オプションで6座席にすることが可能になった。356機生産。
- 180G
- 6座席仕様が標準となり、キャビン両側面に窓が追加された。133機生産。
- 180H
- 830機生産。これ以降のタイプは後にスカイワゴン180と命名された。
- 180J
- 機首に着陸灯を追加。486機生産。
- 180K
- エンジンをO-470-U(230 hp)に変更。
採用国(軍用)
諸元(180)
- 全長:7.98 m
- 全幅:10.98 m
- 全高:2.29 m
- 翼面積:16.2 m2
- 空虚重量:690 kg
- 最大離陸重量:1,158 kg
- エンジン:コンチネンタル O-470-A 水平6気筒ピストンエンジン(225hp) × 1
- 最大速度:267 km/h
- 巡航速度:260 km/h
- 実用上昇限度:6,100 m
- 航続距離:1,247 km
- 乗客:3名
- 乗員:1名
参考文献
関連項目
|
|
「セスナ 180」の例文・使い方・用例・文例
- 単一エンジンのセスナでは山脈を越えるのは不可能だ。
- セスナという小型飛行機
- ダーウィンの生年は1809年で没年は1882年だ
- オーブンを摂氏180度まで熱する
- スペアリブを一晩マリネ液に漬け、180度で1時間焼いてください。
- 私は顔の向きを180度変えます。
- 私の営業成績は同期社員180人中常に20位以内でした。
- 私は、同期社員180人のうち常に20位以内の営業成績を維持していました。
- 排気量 1800 cc の車.
- 早くも 5 月[1800 年]に.
- フランス第一帝政 (1804‐15).
- 我々の意見は 180 度反対だ.
- 車はぐるりと 180度回転して反対方向に行ってしまった.
- これはこの単語が 1800 年以前に用いられたただ 1 つの例です.
- 学校で習った幾何でどなたも覚えていることと思いますが, どんな三角形でもその 3 つの角の合計はいつも 180 度です.
- 市内バスの運賃は 180 円均一です.
- このバスは 1 区 180 円です.
- 1805 年から 6 年にかけてベートーベンは傑作を次から次へと書きあげた.
- 血圧が最低 80 最高 130 から最低 120 最高 180 に跳ね上がった.
- この列車は 1 時間 180 キロの速力だ.
- セスナ 180のページへのリンク