アシェン・ブレイデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/26 04:41 UTC 版)
「シャドウミラー」の記事における「アシェン・ブレイデル」の解説
Aschen Brodel 声:清水香里 初出は『無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ』。シャドウミラーの特殊部隊「Wナンバー」の一員で、初期に作られた人造人間の一体。製造ナンバーは「W07(ダブリュー・ゼロ・セブン)」。ラミアの元となっており、アシェンとラミアのみにコードDTDが搭載されている。ラミアとは別の形での、「Wナンバーの可能性」。 ラミア同様言語機能に問題があり、かつ毒舌の方向にシフトしている。また、コードDTDを使用すると毒舌はそのままに明るく陽気な性格になる。ラミアとは違い、アンドロイドであることに対して「それ以外の何にもなれない」と割り切っている。勝利時の掛け合いでは、「アンドロイドの心」について問うたKOS-MOSに対し、「それがプログラムでも私は構わない」と言っている。 アシェン本人は指令どころか自身がシャドウミラーの一員であることすら忘れていたが、課せられた任務は「W00の護衛」だったため、ハーケンが幼少時から側で面倒を見てきたアシェンは結果的にそれを果たしていたことになる。 20年以上人間と関わって生活していたためかジョークを交えて会話をしたり、意図的にコードDTDを使って口調を変化させたりと、ラミア含む他のWナンバーと比べても随分と人間らしい。行動面でもデータ収集を人任せにしたりロックのかかった扉を「暗号を調べるのが複雑で面倒」と言って力ずくで打ち破ったり未知の戦艦の主砲をデータを取らずに勘で発射してしまったり、自分でも出来る解析をKOS-MOSに押し付けたりとルーズな所も多く、「ポンコツ」呼ばわりされている。 『EXCEED』ではオルケストル・アーミーに出向しており、調査任務に出向いていた。途中でハーケン達と合流し、ピートやカルディアなど、Wナンバーと戦闘。その中でピートの「コードPTP」にかかって敵にまわってしまい、敗北後にはコードATAによって自爆を強制される。だが、『OG外伝』でのイメージが甦ったアクセルにより、ラミア同様「麒麟」による外部からのDTD強制起動によってATAがキャンセルされ、惨劇は回避された。その直後からプログラムの自動更新が行われ、PTPに対する自動防御が設定された。同じくWナンバーであるギムノス、カルディア、ピートの3体(前作で破壊したアークゲイン1号機を含めると4体)を結果的に破壊しており、同型機同士で壊し合う事に悲哀を感じている。エンドレスフロンティアでコウタと出会った際にラミアと間違えられた彼女であるが、その時の会話でラミアを知っている様な所がある(装備品にもラミアの服がある)。なお、本作ではスラッシュ・リッパーを装備している。 『OGMD』では、ハーケンと共に「こちら側」に転移されて、クロガネの格納庫にあったゲシュペンシュト・ハーケンをデータからファントムの元データに限りなく近く作られたレプリカだと特定、そのままゲシュペンシュト・ハーケンのサブパイロットとして搭乗する。必殺技「フェニックス・ショウダウン」の際はゲシュペンシュト・ハーケン機外に飛び出して、コードDTD状態で敵機にリボルバーナックルとグラスヒールを繰り出す。同作にて妹であるラミアと対面して、シャドウミラー時代のデータが破損しているアシェンにとってはこれが事実上の初対面となる。アシェンはラミアに対して姉様と呼ぶように言っており、アシェン側も毒舌交じりでありながらWシリーズの生き残りであるラミアを家族として見ていることが伺える。 専用BGMは「ASH TO ASH Ver.EF」(『無限』)、「ASH TO ASH (Ver.EF EXCEED)」(『EXCEED』)、「ASH TO ASH Burst」(『EXCEED』での必殺技使用時)。
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