ガルヴェル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/09 07:28 UTC 版)
「ハンドレッドドラゴン」の記事における「ガルヴェル」の解説
最強のドラゴンスレイヤーと呼ばれる青年。28歳。リーンベル廃街出身で、本名はレヴラグ(ガルヴェルのつづりを逆にしたもの)だが、故郷を見限ってからはガルヴェルと名乗っている。リーンベル廃街を支配するゼクスオブドラゴン・アジ・ダハーカの生贄として、年端もいかない少年のときにヨルニム遺跡へと連れて行かれた。そこでダハーカは「仲間同士で殺し合いをして、生き残った奴は見逃してやる」と言い放ち、ガルヴェルは友人たちと不本意な殺し合いを始める。生き残ったガルヴェルだったが、ダハーカは初めから約束を守るつもりはなかった。逆上したガルヴェルはダハーカ配下のリザードマンたちを殴り殺し、ダハーカへと襲い掛かる。しかし、ガルヴェルの怒りを持ってしても圧倒的な実力差をうめることは出来ず、敗北。ダハーカはそんな彼を見て「面白い奴だ。今度は本当に見逃してやる」とガルヴェルを解放。いつかダハーカを倒し、仲間の仇を討つことを決心する。その後は、自分達を見捨てた故郷の大人たちを全員殴り飛ばし、復讐心を胸に廃街を飛び出してドラゴンの虐殺を開始。いつしか最強のドラゴンスレイヤーと呼ばれるようになった。ターニャの護衛として雇われ、ゼクスオブドラゴンの説得及び討伐に参加。最初の敵であるニーズヘッグと退治したときにレオスとサンドラとであった。性格は皮肉屋で傲岸不遜。当初はレオスとサンドラを「子供」と見下しており、そんな子供が自分のパーティーにいるのを煙たがって追い払おうとしていた(レオスのことを化け物と呼び、サンドラと険悪な関係を始めるきっかけとなった)。しかし、共にゼクスオブドラゴンと戦っているうちに見方が変わり、レオスとサンドラを仲間と意識するようになる。友人の仇であるアジ・ダハーカを恐れて今まで近付かないようにしていたが、レオスたちに励まされて決起(このときはガルヴェルも「オレが今までダハーカをほうっておいたのは、奴が恐ろしかったからだ。今でも勝てる気がしない」と告白している)。レオスがリーダーシップを取るのを気に入らず、「仕切るな」と文句を言っていた。徐々にリーダーとして皆を導くレオスを認め始め、文句を言わずに彼のことばに従うようになっていく。一度対立した相手とは殴り合いの勝負で決着をつけないと気が治まらない気性をしており、たびたび衝突していたサンドラと終盤のイベントで本気の殴り合いを展開。お互いに「ぶっ殺してやる!」と怒りを露わにし、結果は引き分け。ふたりそろって仲良く病院のお世話となった。以後はサンドラと衝突することもなくなり、レオスたちに対する皮肉や不遜は見せなくなった(ターニャとも殴りあったことがあり、彼も彼女に対しては素直に接している)。
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