冷え性
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冷え性(ひえしょう)または、冷え症[1]は、特に手や足の先などの四肢末端あるいは上腕部、大腿部などが温まらず、冷えているような感覚が常に自覚される状態のことである。しかし、病態として統一的な定義は確立していない[2]ため、西洋医学的には漠然とした概念として捉えられている[3]。
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- ^ a b 遠藤義晴 これが本当の「冷えとり」の手引書:愛蔵版 ISBN 4569829767
- ^ 川嶋朗 2010, p. 76
- ^ “半身浴より全身浴…川嶋朗先生に聞く「冷え取りの新常識6」”. 女性自身. 光文社 (2015年1月21日). 2015年12月16日閲覧。
- ^ “温水と冷水、交互入浴法で美肌&病気知らずに”. 日本経済新聞. 日本経済新聞社 (2010年11月26日). 2015年12月16日閲覧。
- ^ 仙頭正四郎、土方康世 2007, pp. 42-43
- ^ 川嶋朗 2010, p. 5
- ^ 漢方 決定版 花輪 壽彦監修 新星出版社 2005年 P208-209他
- ^ 仙頭正四郎、土方康世 2007, p. 62
「冷え性」の例文・使い方・用例・文例
- 彼女は冷え性だ.
- 僕は冷え性だ
- 冷え性という病気
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