舘山寺温泉とは? わかりやすく解説

舘山寺温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/13 01:34 UTC 版)

舘山寺温泉
温泉情報
所在地

静岡県浜松市中央区舘山寺町

舘山寺温泉
静岡県地図
座標 北緯34度45分41.8秒 東経137度36分57.3秒 / 北緯34.761611度 東経137.615917度 / 34.761611; 137.615917座標: 北緯34度45分41.8秒 東経137度36分57.3秒 / 北緯34.761611度 東経137.615917度 / 34.761611; 137.615917
交通 アクセスの項を参照のこと
泉質 塩化物泉
外部リンク 浜名湖かんざんじ温泉観光協会
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舘山寺温泉(かんざんじおんせん)は、静岡県浜松市中央区舘山寺町(旧国遠江国)にある温泉ならびに温泉街

歴史

開湯は1958年昭和33年)である。この時の源泉は舘山寺第1温泉源と呼ばれ、現在は使用されていない。

1977年(昭和52年)には舘山寺第2温泉源、1989年平成元年)には舘山寺第3温泉源がそれぞれ湧出する。

その後、舘山寺第3温泉源の湧出量減少、源泉温度低下などが見られるようになったため、2006年から浜松市主導のもと新源泉(舘山寺第4温泉源)の掘削を始めた[1]。地下およそ2000メートルまで掘り下げ2007年湧出。2008年1月5日から供給を開始した[2][3]。現在は舘山寺第3温泉源と舘山寺第4温泉源が利用されている。

2004年に発生した温泉偽装問題では、温泉使用表示に問題があった旅館があったことから、マスコミの注目を浴びた。

泉質

舘山寺第3温泉源

1989年平成元年)湧出。源泉の温度は25℃を下回っているが、温泉の含有成分量によって温泉法上温泉に分類される源泉である。

舘山寺第4温泉源

  • 塩化物強塩泉
  • 源泉温度:33.7℃
  • 湧出量:毎分171リットル

2007年(平成19年)湧出、2008年1月より供給開始。舘山寺第3温泉源で問題となっていた源泉温度は25℃以上に回復し、また湧出量も第3源泉よりも多い。

その他自家源泉

このほか、日帰り温泉施設「華咲の湯」では自家源泉を利用している。詳しくは華咲の湯を参照のこと。

温泉街

浜名湖沿岸に温泉街が広がる。旅館は19軒存在する。はままつフラワーパーク浜松市動物園、遊園地である浜名湖パルパルなども近くに存在し、行楽地として発展している。近くにある舘山寺(寺院)が、この温泉名の由来である。

温泉街の対岸となる大草山(標高113m)があり、かんざんじロープウェイで渡ることができる。大草山からは温泉街を一望することが可能。また、この大草山を擁する呉松町にも観光施設が展開されている。

アクセス

関連項目

脚注

  1. ^ 舘山寺温泉新温泉源開発事業について”. 浜松市. 2013年8月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年12月31日閲覧。
  2. ^ 中日新聞 2008年1月6日(鎮西努)
  3. ^ 舘山寺温泉が湯量倍増 浜松駅前で新源泉のPRイベント”. 毎日が温泉. 2011年12月31日閲覧。

外部リンク


舘山寺温泉

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舘山寺」の記事における「舘山寺温泉」の解説

舘山寺温泉の開湯は1958年昭和33年)で温泉疲労回復神経痛冷え性効果がある。

※この「舘山寺温泉」の解説は、「舘山寺」の解説の一部です。
「舘山寺温泉」を含む「舘山寺」の記事については、「舘山寺」の概要を参照ください。

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