バーデン=バーデンとは? わかりやすく解説

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バーデン‐バーデン【Baden-Baden】


バーデン・バーデン(Baden Baden)

バーデン・バーデン

ヘリックス種(Helix)

写真ではわかりにくいがこの小葉アイビーの色はシルバー・グリーンと呼ぶそうで日本語にはない色。
地植えすると大きくなりパーフェクション似てくる。
の裏を指で撫でると柔らかな絨毛感触がある。
型で見分けられない時はの裏撫でてみるとよい。
このアイビー発見されドイツの地名取って名付けられた。温泉有名な都市
この細カリフォルニア変異種直立する傾向が強い。
中型鉢植えバスケット仕立て寄せ植えなどに使う。グラウンド・カバーとしては狭い面積対象にする。
ゆっくり成長しこんもりと茂る。
ときおりマンダス・クレステッドそっくりの大型カールを出す。アイビー変化仕方は驚くほど多様である。
パーフェクションマンダス・クレステッド参照

バーデン=バーデン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/03 01:19 UTC 版)

紋章 地図
基本情報
連邦州: バーデン=ヴュルテンベルク州
行政管区: カールスルーエ行政管区
地域連合: ミッテレーラー・オーバーライン地域連合
郡: 郡独立市
緯度経度: 北緯 48度45分
東経 08度15分
標高: 海抜 160 m
面積: 140.18 km²
人口: 54,581人 (2005年12月31日現在)
人口密度: 389 人/km²
外国人: 11.9 %
郵便番号: 76481–76534 (旧: 7570)
市外局番: 07221、07223
ナンバープレート: BAD
自治体コード: 08 2 11 000
市の構成: 11 市区
市庁舎の住所: Marktplatz 2
76530 Baden-Baden
ウェブサイト: www.baden-baden.de
行政
上級市長 ヴォルフガング・ゲルストナー (Wolfgang Gerstner) (CDU)

バーデン=バーデン(標準ドイツ語:Baden-Baden, アレマン語:Bade-Bade(バーデ=バーデ))は、ドイツ連邦共和国バーデン=ヴュルテンベルク州に属する都市。人口は約5万4千人。

ヨーロッパ有数の温泉地として幅広く知られ[1]、ローマ時代の浴場跡が残っている。ドイツ語で、バーデン(Baden)という語自体が、「入浴(する)」を意味しており、そこからバーデンという地名がついた。1931年、多く使われていたバーデン=イン=バーデン(Baden-in-Baden)という表現が縮まって、バーデン=バーデンが街の名称となった。

日本では永田鉄山岡村寧次小畑敏四郎バーデン=バーデンの密約で知られる。

概要

シュヴァルツヴァルト(黒い森)の北部に位置する。ヨーロッパ有数の観光、保養都市であり、街の財政もこれに多くを依存している。街には競馬場もある。元は南西ドイツ放送(SWF)の放送局があり、現在は南ドイツ放送とSWRに統合され会長室はシュトゥットガルトに移ったが、放送のプロダクションは依然としてここを主に続けられている。

近隣の都市としては、約40キロ南西にフランスストラスブール(シュトラスブルク)、30キロ北にカールスルーエ、約90キロ南にフライブルクが位置している。約20キロ東にカルフがある。

住民構成

東部および北部には高地ドイツ語のうち上部ドイツ語に属する上部フランケン語の一方言の南フランケン語を話すフランケン人が、西部および南部にはアレマン語の一方言の低地アレマン語を話すアレマン人が多い。その他にバーデン語も話される。

歴史

古代から温泉地として知られていた。17世紀末、プファルツ継承戦争に際してフランス軍の侵入を受けたため一時荒廃した。長らくバーデン辺境伯領の支配下にあり、1806年よりバーデン大公国(バーデン辺境伯領が昇格)の支配下におかれた。

19世紀に入り、鉄道など交通網の整備が進むと、庶民の娯楽としての旅行が普及し、多くの観光客が訪れるようになった。著名人もこの地で保養することが多く、音楽家のヨハネス・ブラームスクララ・シューマンヨハン・シュトラウスらが有名である。フランスの作曲家で指揮者のピエール・ブーレーズは若い頃からこの地を気に入り2016年に逝去するまで在住し、指揮者のヴィルヘルム・フルトヴェングラーはここで肺炎に冒されて死去、細菌学に多くの功績を残したロベルト・コッホもこの地で没している。

観光

ドイツ有数の温泉地であるほか、ゴルフテニスなどのスポーツを楽しむこともできる。毎年5・8・10月には、近郊のイフェツハイム英語版競馬が開催される。ハイキング登山スキーにも好適[2]。近郊のフレーマースベルク (Fremersberg)には18ホールのゴルフコースがある[3]

主要な観光地:

  • クアハウス:温泉浴場。クアガルテン (温泉庭園: Kurgarten)では、クラシック演奏会の「バーデン=バーデン・サマー・ナイツ」が毎年開催される[4]
  • カジノ
  • フリードリクスバートドイツ語版: 温泉浴場。
  • カラカラ・スパ
  • リヒテンターラー・アレー英語版: 公園・庭園。
  • 州立美術館ドイツ語版
  • フリーダー・ブルダ美術館ドイツ語版:ドイツ随一の現代芸術のコレクションを持つ。リチャード・マイヤーの建築[5]
  • ファベルジェ美術館英語版:ロシアの宝石商ファベルジェのコレクション。
  • 19世紀の美術と技術博物館 (Museum der Kunst und Technik des 19. Jahrhunderts) (リヒテンターラー・アレー8番地): 19世紀の美術と技術のオーバーラップをテーマとした、美術品などの展示。
  • ブラームスハウス:作曲家ブラームスの住居が博物館として保存されている。
  • ホーエンバーデン城ドイツ語版:「旧城」とも呼ばれる。16世紀からの遺跡。
  • 新宮殿(Neues Schloss) - バーデン辺境伯・大公の居城で、現在は歴史博物館となっている[6]
  • 祝祭劇場英語版 - ヨーロッパ第2の規模を誇るフェスティバル・ホール。
  • ローマ浴場跡 - 1847年に発掘された。
  • 僧院教会 - バーデン辺境伯14人の墓所がある教会。
  • パラディース (Paradies) - 様々な仕掛け噴水のある、イタリア・ルネサンス様式の庭園。
  • マークアー山英語版 (Merkur) - ケーブルカーマークアー登山鉄道英語版マークアー展望塔英語版がある。
  • フレーマースベルク塔英語版 - 地上高30mの展望台のあるテレビ塔。
  • シュトゥルザ礼拝堂 (ミヒャエルスベルク) - ミヒェル・シュトゥルザ(ルーマニアの貴族で、モルダヴィア王子)の息子の墓所の上に建てられている、金色のドームをもつ新古典的な礼拝堂。設計は、レオ・フォン・クレンツェ(ロシアの新エルミタージュなどを設計)。

姉妹都市

出身者

脚注

  1. ^ 池上俊一『森と山と川でたどるドイツ史』岩波書店、2015年、126頁。ISBN 978-4-00-500817-9 
  2. ^ Introduction to Baden-Baden”. Frommer's. 2009年4月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年5月15日閲覧。
  3. ^ Active pursuits”. Frommer's. 2009年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年5月29日閲覧。
  4. ^ Baden-Baden Summer Nights”. Frommer's. 2011年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年5月28日閲覧。
  5. ^ Sammlung Frieder Burda”. Frommer's. 2009年5月24日閲覧。
  6. ^ EB (2015).

参考文献

関連項目

外部リンク




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