共同浴場
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共同浴場(きょうどうよくじょう)とは、主に温泉地に存在する、地元の人々が管理する温泉を利用した浴場。このような温泉地の施設には外湯施設などとして一般入浴開放とする施設と特定の地元住民専用の入浴施設がある[1]。
- ^ 石川理夫「温泉利用の公衆浴場数全国一の長野県における共同湯の現状」『温泉地域研究』第19号、日本温泉地域学会、2012年、1-10頁。
- ^ a b 白石太良「白浜温泉の共同浴場と地域の関わり」『流通科学大学論集-人間・社会・自然編-』第24巻第1号、流通科学大学、2011年、55-56頁。
- ^ a b 黒澤俊平、𠮷野広人、柿沼由樹、肖錦萍ほか「長野県浅間温泉における共同浴場の利用変化とその要因」『地域研究年報』第45巻、筑波大学大学院地球科学学位プログラム地球環境科学領域、2023年、1–13頁。
- ^ a b 石川理夫「温泉地における共同湯の意義の再評価-惣湯考察を受けて-」『温泉地域研究』第12号、日本温泉地域学会、2009年3月、1-12頁。
- ^ 総湯とは コトバンク(デジタル大辞泉・大辞林)、2017年12月22日閲覧。
- ^ “第7章 温泉・湯けむりの利用実態”. 別府市. 2024年5月26日閲覧。
- ^ a b “野沢温泉村の湯仲間と野沢組”. ミツカン水の文化センター. 2024年5月26日閲覧。
- ^ “路地裏散歩 in 別府”. 大分大学理工学部理工学科. 2024年5月26日閲覧。
- 1 共同浴場とは
- 2 共同浴場の概要
- 3 各地の共同浴場(ギャラリー)
共同浴場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 04:45 UTC 版)
町内の適所に19カ所の共同浴場を設置して、無料にて開放し、住民はもとより観光客も、利用が可能。コロナ禍において、公に観光客向けに利用解放しているのは白旗の湯、地蔵の湯、千代の湯の三ヶ所のみ。三ヶ所以外の浴場は、該当区の住民と管理人の意向により決定されため、状況次第で変更される。 共同浴場名と利用源泉は以下のとおり。 白旗の湯:白旗源泉 巽の湯:湯畑源泉 翁の湯:湯畑源泉 千代の湯:湯畑源泉(2021年10月1日より「伝統湯千代」に名称を変更) 長寿の湯:湯畑源泉 白嶺の湯:湯畑源泉 千歳の湯:湯畑源泉 瑠璃の湯:湯畑源泉 睦の湯:湯畑源泉 喜美の湯:湯畑源泉 関の湯:湯畑源泉 煮川の湯:煮川源泉 地蔵の湯:地蔵源泉(2021年10月1日より「伝統湯地蔵」に名称を変更) 凪の湯:西の河原源泉(以前は凪の湯源泉) こぶしの湯:万代鉱源泉 恵の湯:万代鉱源泉 つつじの湯:万代鉱源泉 長栄の湯(旧町営の湯):万代鉱源泉 碧の湯:万代鉱源泉
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共同浴場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 22:39 UTC 版)
下の湯 温泉街の入り口にある。公衆浴場の中では最大規模で、円形の浴槽も備えている。 正面湯 温泉街の中心にある。朝市開催場所に近い浴場。 湯之里公衆浴場 温泉街再奥部にある古びた浴場。下の湯と正面湯が日帰り観光客の利用が多いのに比べ、こちらは地元客中心。 正面湯 下の湯 湯之里公衆浴場
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共同浴場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 16:05 UTC 版)
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共同浴場(銭湯)
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「銭湯」も参照 多数の他人と全裸で入浴をする共同浴場は、世界的に珍しい日本独特の入浴スタイルである。日本以外の温泉や公衆浴場では水着や前掛けを着用して入るのが一般的である。日本でも宝永年間以前までは、男は風呂褌、女は湯文字という専用の服装で入浴していた。 公家が邸宅に入浴施設を取り入れ始めた平安時代頃から、集落の密集した都市には入浴をサービスとして提供する町湯が現れたといわれている。 1591年に伊勢与市によって江戸に初めての銭湯が置かれて以来、急速に江戸市民の生活に溶け込んでいった。江戸時代に入ると、銭湯が大衆化した。初めは心身的な理由で入浴することが多かった人々の間でも、次第におしゃれや娯楽、社会的コミュニケーションの場として銭湯に行く者も増加するようになった。銭湯に垢すりや髪すきのサービスを湯女(ゆな)にしてもらう湯女風呂などが増加した。当時の川柳に「銭湯へ行かぬで下女は毒づかれ」と銭湯へ行かない者を揶揄するものが現れるのも、こうした時代背景がある。松平定信が江戸の銭湯での男女混浴を禁止する御法度を出すなど、風紀の厳しい取り締まりの対象にもなった(この取締りは日本の狭小な住宅事情もあり、銭湯側の対処が湯船に簡便な仕切りを施しただけの例が多かったため結果的に浴室が狭くなり、特に女性側から苦情が出た)。その一方で幕府が低廉な価格維持(山東京伝によれば享和年間における入湯料は大人10文・子供8文であったという)の代わりに銭湯業者の保護も行っていた。日に何度も銭湯へ通う客のために、月単位で通しで入れる木札を売っていたともいう。 『浮世風呂』(式亭三馬)のように文芸・絵画の題材にもなった。 なお江戸時代の銭湯の浴室は蒸し風呂を兼ねていた。入り口が柘榴口と呼ばれる高さが低い鴨居で湯気が逃げないようにする構造になっており、そのため浴室内はかなり薄暗かった。そのため、浴室に入るときや出るときには先客に声をかける(例えば、入る時には「冷えものです」等)のが礼儀とされた。なお、柘榴口は明治初期に衛生上の問題を理由に政府の命令によって取り外された。 明治以前にも男女混浴は風紀を乱す元として禁止令が出されたこともあったが、効果は薄かった。明治に入ってから、男女別浴が徹底されるようになった。また、トルコ風呂(現在のソープランド)は日本独自の大人の性風俗文化として花開いた。
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共同浴場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 19:37 UTC 版)
温泉街には150円で入浴できる4軒の共同浴場( 「下大湯」、「二日町共同浴場」、「新丁共同浴場・鶴の湯」、「葉山公衆浴場」 )がある。中でも「下大湯」は、上山温泉郷の中で最も歴史ある共同湯である。入浴料は大人(中学生以上)が150円、小学生が100円、未就学児は無料。洗髪は別料金がとられ入浴料に+100円となる。 以前は上記の他にも3軒存在していたが、利用者の減少等の理由により、「湯町共同浴場・ゆまちの湯」が2016年11月30日に、「中湯共同浴場」が2018年3月31日に、「新湯共同浴場・澤の湯」が2020年3月31日に閉鎖した。「新湯共同浴場・澤の湯」については、地元のNPO法人(かみのやまランドバンク)が施設の運営を引き継ぐこととなり、建物を改修して2022年5月29日に営業を再開したものの、入浴料が異なっているなど、上記の共同浴場とは共通性がない施設となった。
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共同浴場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/10 14:48 UTC 版)
野沢温泉の特徴として、13軒ある共同浴場(外湯)が挙げられる。これは地元の湯仲間(ゆなかま)という組織によって管理されていて、観光客にも開放されており、寸志で入浴できる。外湯巡りを特徴とする温泉は城崎温泉(兵庫県 豊岡市)が有名だが、城崎の各浴場が豪華に改築されつつあるのに対し、野沢温泉はいかにも質素で地元の人との会話もある。共同浴場「大湯」の前や「麻釜」の近くには足湯が存在する。また何軒かの旅館でも旅館の軒先に足湯を設けている。 なお、かつては24時間利用可能であった共同浴場も、利用者のマナーの問題から、近年は深夜は入場禁止になっている。 共同浴場の湯桶は、合成樹脂の黄色のケロリンが描かれた桶と、正露丸でお馴染みの大幸薬品の社章(ラッパのマーク)の焼印がされた木製の桶が置かれている。
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共同浴場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 07:30 UTC 版)
共同浴場は総湯である「菊の湯」が存在する。菊の湯の下には源泉が存在する。菊の湯(男子用)のプール状の大きな湯船の壁には大きく山中温泉縁起絵巻の一部を九谷焼タイルで模写(原本は山中温泉 医王寺所有)されている。菊の湯の菊は奥の細道の句に因んでいる。呼称、総湯は全国広く使われたが今[いつ?]は北陸地方だけに残る。
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共同浴場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/06 09:09 UTC 版)
鉄輪むし湯をはじめ「上人湯」、「地獄原温泉」など9か所の共同浴場がある。 鉄輪むし湯 - ナトリウム塩化物泉(別府市鉄輪上1組)500円 6:30〜20:00(第4木曜日定休) 上人湯 - 塩化物泉(別府市鉄輪風呂本5組)100円 10:00〜17:00 渋の湯組合温泉 - 塩化物泉(別府市鉄輪風呂本1組)100円 6:30〜21:00 地獄原(じごくばる)温泉- 含ホウ酸食塩泉(別府市鉄輪東6組)100円(賽銭箱へ入れる)6:30〜21:00 すじ湯温泉 - 塩化物泉(別府市鉄輪井田4組)100円(賽銭箱へ入れる)6:30〜17:00 熱の湯温泉 - :ナトリウム塩化物泉(別府市鉄輪井田1組)無料 6:30〜21:00 谷の湯 - 塩化物泉(別府市北中1組の8)80円 6:30〜22:00 ひょうたん温泉 - 塩化物泉(別府市鉄輪159-2)700円(200円)9:00〜25:00 夢たまて筥 - 塩化物泉(別府市北中1組 ホテル風月HAMMOND敷地内)500円(200円)7:00〜26:00 以上
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共同浴場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 15:32 UTC 版)
共同浴場は9つ存在する。そのなかでも鯖湖湯は飯坂温泉発祥の湯とされ、松尾芭蕉も浸ったとされる。日本最古の木造共同浴場であったが、1993年(平成5年)に改築された。共同浴場は以下のとおりである。 鯖湖湯(さばこゆ・定休日:月曜日) 十綱の湯(とつなのゆ・定休日:金曜日) 仙気の湯(せんきのゆ・定休日:木曜日) 切湯(きりゆ・定休日:月曜日) 導専の湯(どうせんのゆ・定休日:金曜日) 大門の湯(だいもんのゆ・定休日:木曜日) 八幡の湯(やはたのゆ・定休日:火曜日) 天王寺穴原湯(てんのうじあなばらゆ・定休日:水曜日) 波来湯(はこゆ・定休日・火曜日) 入浴料金 波来湯 大人(12歳以上)300円、子供(12歳未満)150円。 波来湯以外の共同浴場 大人(12歳以上)200円、子供(12歳未満)100円。 それぞれの共同浴場に設置されている自動販売機で入浴券を購入する(2009年4月までは自動販売機の設置は鯖湖湯のみで、他の共同浴場では自動販売機が設置されておらず、近くの商店やコンビニエンスストアであらかじめ入浴券を購入しなければならなかった)。
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