黒湯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/14 13:54 UTC 版)
黒湯(くろゆ)とは、フミン酸やフルボ酸といった透明で褐色の腐植物質を含む温泉[1]。このほか硫化鉄など別の理由で湯の色が黒色を呈していて「黒湯」あるいは「墨湯」と呼ばれているものもある[2]。
- ^ a b 井上 源喜、清水 理紗子、名倉 美佳「東京都大田区地域における黒湯の地球化学的特徴」『日本地球化学会年会要旨集』第66巻、一般社団法人日本地球化学会、2019年、124頁。
- ^ a b c d “第13話 様々な温泉の色”. 岐阜県温泉協会. 2024年3月14日閲覧。
- ^ a b c 高野 敬志、内野 栄治、青柳 直樹「北海道内で湧出する褐色温泉に含まれる溶存有機物質及び腐植物質中の炭素、窒素及びリン含量」『陸水学雑誌』第79巻第3号、日本陸水學會、2018年9月、169-178頁。
- ^ 高野 敬志、井上 源喜、内野 栄治「炭素/窒素比および炭素/リン比からみた神奈川県横浜・川崎地域に湧出する黒湯に含まれる腐植物質の特性」『温泉科学』第70巻第3号、2020年、137-149頁。
- ^ “区役所だより にしかん 2023年8月号”. 新潟市西蒲区. 2024年3月14日閲覧。
- 1 黒湯とは
- 2 黒湯の概要
- >> 「黒湯」を含む用語の索引
- 黒湯のページへのリンク