別府温泉観光産業大博覧会とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 別府温泉観光産業大博覧会の意味・解説 

別府温泉観光産業大博覧会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/04 09:30 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

別府温泉観光産業大博覧会(べっぷおんせんかんこうさんぎょうだいはくらんかい)は、1957年(昭和32年)3月20日から5月20日までの60日間にわたって、大分県別府市で開催された博覧会である。テーマは「観光温泉」。

概要

九州横断道路の着工を記念して開催された展覧会で、別府競馬場跡地(現在の野口原総合運動場)を会場として開催された。50に及ぶ施設・パビリオンが建設され、初日の来場者は1万人を記録[1]。期間中の合計では約80万人が来場した[2]

別府タワーは、この博覧会の目玉施設として企画されたが、資金繰りの関係から開幕には間に合わず、完成したのは閉幕直前の5月10日であった[1]

なお、この博覧会の利権を巡って、大分県内の暴力団石井組と井田組とが別府抗争(別府事件)と呼ばれる大規模な抗争事件を引き起こした。この抗争の過程では、別府市議殺害事件や新聞社襲撃事件が発生して、大きな社会問題となり、凶器準備集合罪新設の契機のひとつとなった[3]

脚注

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「別府温泉観光産業大博覧会」の関連用語

別府温泉観光産業大博覧会のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



別府温泉観光産業大博覧会のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの別府温泉観光産業大博覧会 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS