ゆ‐ばたけ【湯畑】
湯畑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/21 09:38 UTC 版)
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湯畑(ゆばたけ)とは、温泉の源泉を地表や木製の樋に掛け流し、温泉の成分である湯の花の採取や湯温の調節を行う施設のことである。曝気することで有害な濃度の硫化水素を除去する役割もある[1]。この有害な硫黄成分のため、立ち入り禁止柵や警告の立て看板の設置が行われることもある[2]。
湯畑は湯の花採取を実施している温泉地に多く存在し、群馬県草津町の草津温泉では地域のランドマークであるとともに観光名所となっている。
また、造成温泉では、地表水などを火山地帯の噴気孔周辺の地表に掛け流して温泉を造る施設を指すこともある。有名な場所として、草津、雲仙などがある。
脚注
- ^ “温泉と硫化水素 | 株式会社エコニクス | エコニュース”. www.econixe.co.jp. 2019年12月6日閲覧。
- ^ [1]
湯畑(ゆばたけ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 04:45 UTC 版)
温泉街の中心部に湧き、名実ともに草津温泉の中核をなす源泉である。囲いの内側にある湯樋は、高温すぎる源泉水を加水することなく低温化するための施設であるが、湯の花を採集する目的も兼ねている。湯の花の採集は、江戸時代中期にあたる寛政2年(1790年)頃に始められた。採集は年に3回行われている。
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