ノーブルレッド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 14:25 UTC 版)
「戦姫絶唱シンフォギア」の記事における「ノーブルレッド」の解説
元々は、結社で実験体として扱われてきた、ヴァネッサ・ミラアルク・エルザが、自称している、結社内に存在しない部隊であり、結社崩壊後に、風鳴機関に拾われ、私兵として利用されている。その後はシェム・ハに一度絶命し輸血を必要としない体に改造された。そのため眷属となり忠誠を尽くすことを余儀なくされるが、結局利用され最終的にシンフォギア装者達を助け力を使い尽くして消滅した。 ヴァネッサ・ディオダティ 声 - M・A・O ノーブルレッドを率いるリーダー。元ファウストローブ開発の技術者であった、妖艶な姿をした錬金サイボーグの女性。元は、香港特別行政区出身の映画制作会社の社長令嬢で両親とも結社の構成員。将来を有望視されたものの、過去に不慮の事故によって瀕死の重傷を負い、損なった肉体をファウストローブの技術由来の義体(シルエット)に換装され錬金サイボーグとして蘇った。しかし彼女の権威は失墜しその決定を下したのが他ならぬ両親であるため、自分を価値のない「卑金属」と卑下している。自身を彼女を含めミラアルクとエルザは、結社から臨床検体「卑しき錆色」と呼ばれていた過去を持つ。その義体には全身に武器が仕込まれており高火力戦闘を行う他、脚部を展開しての飛行も可能である。 目的のために非情に徹するも、平素はおっとりした性格であり、ミラアルクやエルザの「お姉ちゃん」として振る舞い、慕われている。 ミラアルク・クランシュトウン 声 - 愛美 パヴァリア光明結社の元構成員である、ヴァンパイアもどきの少女。オーストラリア出身でスロバキア旅行中に攫われ結社に売られ、神話や伝説上の怪物の再現を目指して作られた実験体にして、ヴァンパイアに至れなかった失敗作。「だぜ」といった乱暴な口調が特徴。ヴァネッサやエルザを「家族」として大切に思っており、自身が積極的に手を汚すスタイルをとっている。外套状のバイオブーステッドユニット「カイロプテラ」により、飛行能力と強化された膂力を武器とするほか、双眸に「不浄なる視線(ステインドグランス)」と呼ばれる視線にて他者の精神に強制干渉し、ある種の暗示や催眠術にも似た効果を発揮させることを可能とする、刻印を刻む能力を持ち、更に第三者も共通コマンドさえわかれば術者でなくても干渉可能とする能力 で、攻めて搦め手も得意とすが、その刻印も虚を突かないと十分な効果が発揮できない。 南極での出来事の後、翼とマリアのライブを襲撃し多数の犠牲者を出しつつ、翼に刻印を刻んだ。これにより精神が不安定になった彼女は訃堂の制御下に置かれるが、後にマリアによって解除されている。 エルザ・ベート 声 - 市ノ瀬加那 パヴァリア光明結社の元構成員である、獣人の少女。フランス出身で近親者による暴行・監禁事件の被害者にして、結社の実験体。ノーブルレッド最年少ではあるが、頓知に長けたしっかり者ゆえに部隊の小さなまとめ役を担う。「わたくしめ」「〜であります」といった過剰に丁寧な口調が特徴。神経機能増幅によって獲得した、獣のような反応速度・並列処理能力によるスピードを生かした戦闘を得意とする。キャリーケースからマニピュレーターデバイス「テール・アタッチメント」を尾てい骨に接続することにより、アタッチメントに応じた能力を発揮する。
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