先生達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 00:35 UTC 版)
【2年クラス担任・副担任】 続木 護(つづき まもる) 新任の男性教諭で2-Bの副担任。23歳。2年体育の山崎先生の穴埋めとしてやってくる(『@恋の終わり その2』)。 この作品の舞台である中学の出身者で、大学時代は野球部の指導に来ていた。1年前の教育実習にも、この中学に訪れていた。蘇美が1-Aに転入してきたのは、続木先生の教育実習期間よりも後のため、この時はまだ顔を合わせていない。爽やかな風貌をした整った顔立ちの持ち主であり、男女問わず非常に人気が高い。そのため、鈴木先生からも「サワヤカなのにギリギリでイヤミにならない絶妙のバランス」と評されている。 父親が蘇美の父と同じ会社の同僚だった関係上、かつては同じ社宅に住んでいた経験があり、彼女をちゃん付けで呼ぶほどの親しい関係の幼なじみであった。当時は同じ空手道場に通っており、中学生で段を取っていた続木先生は小1の頃の蘇美を含む幼年部の指導を手伝っていた。 川野 先生(かわの) 2年生の指導主任で、2-Aの副担任。担当教科は英語。いつもメガネをオデコに掛けてる、白髪のベテラン教師。愛煙家であり職員用喫煙室で、鈴木先生と一緒になることが多く、相談に乗ったり、女生徒の生霊(?)についてのアドバイスをしたりしている。 前年度では1-Bの副担任を務め、担任だった桃井先生が不調になってからは担任を務めていた。そのクラスには現2-Aの出水正も所属していた。 山崎 先生(やまざき) 2-Bの元担任の男性教師。あだ名は「山セン」で担当教科は2年体育。マッチョな体型をしている。独身。女子バレー部顧問をしておりジャージ姿でいることが多い。鈴木先生とは職員室の席が隣同士で仲が良く、本編開始前の春休み中に5対5の合コンを開き、鈴木先生と麻美とを引き合わせた。しかし本当は、鈴木とは対照的に恋愛運に恵まれない自らの境遇から、内心では嫉妬の念を抱いていた。 明るい性格で職員たちのムードメーカーであるが、教育者としての自覚に欠けている一面から、同じ体育科の岡田先生とは対照的に生徒からあまり好かれておらず、体育会系的なスキンシップを女子生徒相手にも取ってしまう癖が原因で、女子生徒からはセクハラ教師として忌み嫌われていた。 『@人気投票』で、ワースト部門1位に選ばれたことにショックのあまりに生徒の前で感情を剥き出しにし、ベスト1位を取った鈴木を呪う言葉を吐きながら教室内を大暴れする騒動を引き起こし、自宅療養になるが、以前から河辺彩香の姉が勤める風俗店に入り浸っていることが発覚して依願退職した。鈴木は、その理由を、蘇美に密かに好意を抱いていたからではないかと推察している。 文化祭において河辺の姉とともに変装して登場するも、神田マリに一瞬で見破られた。 桃井 先生(ももい) 2-B副担任の女性教師。山崎先生の退職後2-Bの担任に昇格した。女子バレー部顧問。本編開始の一年前は生徒への対応を巡って、鈴木先生とよく衝突していたらしい。(回想シーンではヒステリーを起こしていた。)しかし、彼氏が出来た余裕からか、給食アンケートのワープロ打ちを全部引受ける等、協力的になる。鈴木先生が職員室で悩んでいるとき、気分転換にシークァーサードリンクを差し入れるのが、恒例になってきている。精神的な病で廃人となった父と叔母を持ち、自身もそうならないようにと、心理関係の事に詳しく、心理関係の資格を持つ。 ドラマ版では、数学科の教師と設定されている。 岡田 先生(おかだ) 2-Cの副担任。担当教科は体育。男性。左胸に『P』の文字が入っている黒い半袖シャツがトレードマークであり、角刈りで田原俊彦に良く似た精悍な顔つきをしている。 爽やかな感じから、女子生徒にも非常に高い人気があり、鈴木とはその人気を二分しているほどである。後にこの2人の人気を巡って女子バレー部員の間でいさかいが起き、『@人気投票』における人気投票アンケート騒動の遠因となってしまう。なお、アンケートでは、ベスト部門の第2位を獲得していた。 少なくとも二年前から生活指導を担当しており、白井をはじめとする不良たちからの人望が厚い。「特別な事情を抱えた生徒の影にされがちな普通の子」を重んじる鈴木とは正反対に、「不良や弱者などの特別な子」を重んじる教育観の持ち主で、理解し合えない部分もあるが、互いに大人の態度で良好な関係を築いている。 足子先生に思いを寄せられているが本人はまったくその気がなく、美術教師の槙谷先生に片思いをしている。 TVドラマ版では夏休み前から槙谷先生と交際しているという設定である。 【3年クラス担任・副担任】 足子 先生(たるこ) 3-Cの担任の女性教師。担当教科は家庭科。演劇部の顧問。授業で避妊の方法(スライド入りでコンドームの付け方迄)を教えていた。最近は岡田先生に対して、一方的に思いを寄せており、印刷室に二人でいた、鈴木先生と桃井先生の仲を勝手に勘違いしたり、岡田先生への冗談を、いじめと取るなど思い込みが激しくなってきている。また、人気が岡田先生を上回ったためか、鈴木先生に何かと冷たい態度を取るようになった。3年生とのスト中に、鈴木先生と対立し孤立したために、ヒステリーを起こし、一時自宅療養をしていた。 ドラマ版では丹沢に鈴木裁判を焚き付けた張本人であり、神田と共に裁判を監視するなど鈴木との対立関係が強調されている。 【その他の教師】 江本 先生(えもと) 竹村健一の様な風貌。職員用喫煙所での鈴木先生の喫煙仲間。ことあるごとに、説教じみた話を始める悪癖があり、生徒のみならず、同僚からも辟易とされている。『@人気投票』のアンケートでは、ワースト部門2位だったが「オレは大丈夫だよ、確信犯だから!」と気にしていないような素振りを見せる反面、アンケートのコメントに「授業中グチるのやめろ」と書かれていたことには少なからずショックを受けていた。鈴木先生と続木先生を「スズツヅコンビ」と名付ける。 ドラマ版では鈴木や桃井と同じ学年の担当教師という設定で、3-Cの担任を務めている。 関 先生(せき) 鈴木先生と元同僚の女性教諭。小川蘇美が1-Aの時の担任。生徒に迎合するタイプの先生で、1-Aの担任当初は、生徒にとても人気があった。しかし『バタフライナイフ事件』を期に、その人気は下落する。本編開始前の4月に、他校に転属した。現在の学校は地域柄、荒れているらしい。 3年前は、鈴木先生とちょっといい関係だったが、教育方針の違いやそりが合わなかったことから、何となく終わってしまった。麻美と顔のタイプが似ているらしい。 校長 先生 教師たちを監督し、的確な指示出しをする。様々な事件の当事者になった生徒たちの精神状態を心配するなど、模範的な教育者。今のところ名前は不明。 松沢 先生(まつざわ) 中年の女性教師。担当教科は体育で、よくジャージを着ている。山崎先生の穴埋めで、2年女子の体育を受け持つ。 佐野 先生(さの) 保健室の養護教諭。ぽっちゃりした中年女性で、ちょっと派手目の化粧をしている。ヘアバンドを愛用。子持ち。保健室にやってくる様々な生徒の相談に的確なアドバイスを出しており、教育によるストレスを感じて避難してくる鈴木先生の相談相手ともなっている。 宇治 先生(うじ) 担当教科は数学の男性教諭。1-B副担任。白髪・眼鏡着用。中村が、数学で使うコンパスで、怪我をしたことに責任を感じている。おっとりとして礼儀正しく、枯れた感じから女子生徒からの人気が高い。 ドラマ版では未登場で、その役割は桃井先生に取って代わられている。 竹田 先生(たけだ) 中年の女性教諭。授業中に小川を説得しにいった、鈴木先生のフォローに入る。 槙谷 先生(まきや) 女性教師。美術教師。生徒には「マッキー」の愛称で親しまれ、『@人気投票』ではベスト部門で第3位に選ばれている。ほんわかとした顔立ち。 石垣 先生(いしがき) 男性教師。色付きの眼鏡をしている。英語担当で、1-A担任。 一之谷 先生(いちのや) 女性教師。音楽担当。
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