変身時間とは? わかりやすく解説

変身時間

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 04:02 UTC 版)

ウルトラマン」の記事における「変身時間」の解説

ウルトラマン活動時間は「3分間」と視聴者認知されているが、本作品の作中およびシナリオにおいて3分間言及されているわけではない作中で「ウルトラマンエネルギーは3分間しか続かない」と初め明言されたのは、『帰ってきたウルトラマン』第1話である。 TBS番組宣伝発行の「ウルトラマンあらすじ集」には「ウルトラマン持続時間は胸に点滅するカラータイマーランプの色と警告ブザーが示す。最初青色で3分間途中黄色に変わった時が注意信号で、赤色になるとあと30秒全ての力を失う危険信号になっている」と記述されているが、これは仮タイトル時の2月15日TBS第一会議室作成された「レッドマン最終申し合わせ事項」をほぼそのまま引用したもの。放映直前の「週刊TVガイド1966年6月24日号では、「ウルトラマンの胸に赤ランプがつくと、彼の超能力もあと30秒消滅するのだ!」と、青の具体的な持続時間および黄色注意信号の件が省略され、続く「ジュニアTBSニュース号外」では「ウルトラマンの胸に赤ランプがつきブザーが鳴るのは、もうすぐエネルギーゼロになるという警告である」と、ラスト30秒の件までが省略され完成作品におけるナレーションに近いものになっている。ただし第7話には「あと30秒だ」というイデ隊員セリフがあり、当初基本設定踏襲されている。 これら初期設定を、大伴昌司が『少年マガジン誌上簡略化のうえ「3分間」と紹介したものを、円谷特技プロが後から公認したとされる。 なぜ制限が3分間であるかについて、円谷プロ満田かずほ監督は、多額予算を必要とする特撮格闘シーン30分番組の1割に当たる3分間収めるという約束事なされたためと語っている。また、当時人気格闘技ボクシングにおける1ラウンド試合時間長嶋茂雄背番号などからヒント得たとしている。

※この「変身時間」の解説は、「ウルトラマン」の解説の一部です。
「変身時間」を含む「ウルトラマン」の記事については、「ウルトラマン」の概要を参照ください。

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