主人公 ・ ヒロイン
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南 護 かつて牛鬼を倒した「白髪の翁」の血を引いていると言われ、妖怪退治の力を持つ高校生の少年。親族たちの能力は失われており、一族のうち現在ただ一人だけ力を持っている。青緑に輝く腕輪と、青銅製の「破魔の短剣」を持っている。依絵に依頼されて、打追に伝わる妖怪「牛鬼」を倒すことになる。 護に与えられた使命は3つ。牛鬼の復活を手助けしている人間を見つけて、阻止すること。牛鬼を倒すための武器を見つけること。その武器を使って、牛鬼を倒すこと。 正義感が強く、弱気を助け強きをくじく、ステレオタイプの主人公であるが、高校生らしいスケベ心も持ち合わせている。旧版ではかなり寒いおやじギャグを連発するが、改変版ではある程度修正されている。 黒部 蘭 黒部荘の娘で、高校1年生の少女。序盤におけるメイン・ヒロイン。ぽっちゃりかわいい系で、丸っぽい顔をしている。眉毛で切りそろえられた前髪に、クリップで留めた後ろ髪をまっすぐ垂らしている。過去に親しかった友達を、牛鬼の生んだ小鬼に殺されたことから、心に傷を抱えており、躁鬱状態にある。事件の真相をしるべく毎晩、牛鬼について独自に調査している。 護が牛鬼を信じたことから、護に恋心とも言える好意を持つようになり、積極的に親しく接してくるようになる。護のことは、「お兄ちゃん」「先輩」と呼んでいる。護を朝起こすときは、布団をゴロンと回転させて起こす。民宿育ちだけあって、料理を並べるのが非常に早い。 南 智恵 護のクラスメイトだが、3年ほど留年しているため20歳である。資料館の館長代理で、依絵の親戚筋にあたる。留年の理由は、一度もテストを受けていなかったから。お嬢様風の容貌をしており、背は低く痩せていて、胸もない。つり目で冷たい感じがするが、左右に大きなおだんごのある髪型で、リボンで留めている。 初対面の時には、かなり冷たい態度で接していたが、クラスメイトになって以降は謎を秘めた接し方をしてくるようになる。護のことを「まもちゃん」とあだ名で呼ぶ。打追町の運命について達観しているのか、人を小馬鹿にしたような皮肉のきいた態度をとることが多い。時おり護の前に現れては、予言めいた助言をしては去っていく。 菅野 美咲 護のクラスメイト。終盤におけるメイン・ヒロイン。シャギーの入った襟元ぐらいの長めのショートヘアーで、そこそこの肉付きをしている。容姿は、佐野香織に酷似しているらしい。公民館の職員である父親とは、性格は似ているものの、仲が険悪である。 護に対して感情的に接することが多く、護曰く「プリプリ女」。護のことは、「変態」と呼称する。小鬼に襲われている所から彼女を助けたことから、護のケンカ友達となった。しかし作品終盤では、互いに恋心を抱くようになり、そのために護は苦しむことになる。 南 依絵 高校教師で、護のクラスの担任。護とは、遠い親戚であり顔見知りではあるが、長らく親しくしていなかった。打追では名の知れた名家であり、広い屋敷に住んでいる。ゴキブリが苦手。20代後半でメガネをしているが、見た目に高校生くらいにも見える外見である。何もない所でも転んでしまう、危なっかしさを持つ。日下部とは幼馴染であり、恋人関係であるらしい。 護には、何か重大な秘密を隠しており、そのためか護と一緒に暮らすことを避け、黒部荘に泊まれるよう手配している。
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主人公/ヒロイン
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「AYAKASHI」の記事における「主人公/ヒロイン」の解説
久坂悠(くさか ゆう) 声:なし / 岸尾だいすけ 主人公。以前は曲がったことを許さない正義感溢れる少年だったが、とある事件により物事を斜に見るひねくれた少年となってしまっている。 TVアニメ版では性格が破綻しており、その思考と行動はシーンによってバラバラになってしまっている。 夜明エイム(よあけ エイム) 声:カンザキカナリ / 水樹奈々 悠の前に突然現れた少女。感情が極めて平坦であり、悠が疑問をぶつけてもそのほとんどに答えない。唯一二体のアヤカシを使うことが出来る。 薬師寺陽愛(やくしじ ひめ) 声:安玖深音 / 松来未祐 悠の幼馴染。面倒見が良く、クラスでも人気がある。胸が大きい。無気力になってしまった悠に何とかして元に戻ってもらいたいと考えている。フィールドホッケー部に所属している。 パム・ウェルヌ・アサクラ 声:三園あすか / 清水愛 フランス人とのハーフ。性格は極めて無垢。あまりの純真さに善悪の区別すらついていない。悠を殺すことで悠を手に入れようと考えている危険なゴスロリ少女。 夏原織江(なつはら おりえ) 声:北都南 / 野川さくら いつも「何か」を探している少女。記憶すら失っており、その「何か」すら覚えていないが、それでも探し続けている。実は化猫のアヤカシ。 真田アンズ(さなだ あんず) 声:大野まりな / なし 隠しヒロイン。ある怨恨で悠の命を付け狙う、アヤカシ使いの幼女。戦闘では顔色を変えずに容赦ない攻撃を仕掛けるが、本来は子猫の様な装いで甘えたがりのボクっ娘。 彼女と戦う特定ルートをクリア後の周回プレイから開放される選択肢により攻略可能になる。TVアニメ版では物語の展開上、原作ヒロインでありながら主人公・悠との絡みが描かれない。
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主人公・ヒロイン
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「Little PRINCESS」の記事における「主人公・ヒロイン」の解説
主人公 プレイヤーが操作する主人公。ランスシリーズにおける小川健太郎。男。彼女の美樹を助けるためにドラキュラ城に乗り込むことを決意する。『リトルヴァンパィア』において健太郎であったことが明らかにされるが、本作では名前が出てこない。 美樹 ヒロイン。ドラキュラにさらわれる。ピンク色の髪をした女の子。服装は上着が白いワイシャツで、下が赤いプリーツスカート(最初のデモ画面のデートをしているときの服装は異なり、ドラキュラにさらわれるときには現在の服装になっている)。この服装はランスシリーズにおいても引き継がれている。
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主人公・ヒロイン
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「GTO (1998年のテレビドラマ)」の記事における「主人公・ヒロイン」の解説
鬼塚英吉〈25〉 演 - 反町隆史 主人公。1972年12月18日生。2年4組の担任で担当教科は社会科。通称「GTO」(Great Teacher Onizuka)。暴走族の元リーダーで、神奈川の暴走族2000人を1人でまとめ上げたという伝説を持つ。 親友・冴島龍二が持ってきた、私立高校・武蔵野聖林学苑の教員募集のパンフレットを見て、それに応募。面接当日の荒唐無稽な振る舞いから不採用にされそうになるも、その姿を見た武蔵野聖林学苑の理事長・桜井あきらにより、様々な問題を抱える聖林学苑の解決と未来を託され採用される。 結託して教師を脱落させるためのイジメをしている2年4組の担任となり生徒と対立、嫌がらせを受けるが、彼らの抱えている苦悩や学苑全体を巻き込むトラブルと向き合い、自分を忌み嫌う内山田を筆頭とする教職員達の様々な攻撃を突破してゆく中で生徒達からの信頼と人望、そして冬月からの信頼も徐々に得ていく。原作・アニメでの年齢は22歳童貞となっている。 原作及び2012年ドラマ版では、生徒達のことは苗字で呼んでいたが、本作では村井と菊地以外は下の名前で呼んでいる。 冬月あずさ〈25〉 演 - 松嶋菜々子 ヒロイン。1973年6月28日生。北海道出身で、早稲田大学第一文学部卒業の英語担当の教師。スチュワーデス志望だったが、就職氷河期のせいもあって夢が破れたため教師になった。容姿端麗で生徒には人気があり、保護者への対応はそつがなく、信頼も厚いマドンナ教師という“表”の顔を持つ。しかし、その実態は教育に対する理想や理念などゼロで、教師をただの「つなぎのお仕事」としてしか考えていないOL教師だった。また恋愛に関しても相手を人間性ではなく、社会的ステータス・家柄・収入・将来性などで決める計算高さを持ち、キープばかりをしていたが勅使河原に襲われそうになったところを鬼塚に助けられた際に、彼女の本性を知り激怒した鬼塚に公園の噴水に投げ込まれて愛は品定めではないという言葉で一喝された事からキープをやめた。終盤、教師の仕事をしつつ、スチュワーデスの臨時採用試験を受けて見事合格し、夢であったスチュワーデスの職に就き、教師兼臨時スチュワーデスとなった。当初は鬼塚の行動や言動を無茶苦茶な行為と思っていたが、生徒の気持ちを本当に考える熱意によって、次第に鬼塚の一番の理解者となった。アフター後はパチンコ屋に入り浸りなほどのパチンコ好き。好きな男性芸能人は竹野内豊。そのため自宅には竹野内豊のポスターが貼られている。最終回で「GTF」(Great Teacher Fuyutsukiの略)という通称を与えられた。 最終回では、鬼塚が聖アカデミー学園に臨時教員として出向いた関係から2年4組の担任となる。 SPで鬼塚と交際し別れを切り出そうとする。しかし終盤、鬼塚のとんでもない行動を止めようと海に飛び込むも後に海に飛び込んだ鬼塚に救われたことと、鬼塚の反省に触れた父が認めたことにより鬼塚と復縁を果たした。鬼塚との復縁後は竹野内豊ファンを辞めたため、竹野内のポスターがなくなっている。 原作漫画では性交経験がないが、この作品では学生時代に性交経験がある。 原作・漫画及び2012年ドラマ版での設定では新潟県出身となっており、スチュワーデスの研修には行っていない。
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主人公・ヒロイン
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「エール (テレビドラマ)」の記事における「主人公・ヒロイン」の解説
古山裕一(こやま ゆういち) 演 - 窪田正孝(幼少期:石田星空) 主人公。福島の老舗呉服店に長男として生まれる。少年期に音楽の才能に目覚め、担任教師の藤堂清晴の影響を受けて、独学で作曲を始める。同時に父・古山三郎から作曲家・小山田耕三の書いた「作曲入門」という本を贈られる。少年時代は吃音があり、気が弱く、喧嘩も女の子(とみ)との取っ組み合いにも負けるほど弱く、史郎たちにいじめられ、後に親友となる村野鉄男からも意気地なしと呼ばれて見下されていた。しかし優しい性格であり、いじめていた史郎たち相手でも嫌がりはしても恨むようなことはなく、それが商業学校に入ってから友達になれた理由だと史郎は語っている。後述のとみとの失恋でも、手酷い振られ方をしたにもかかわらず、とみを恨むよりも彼女が辛い境遇に陥っていたことに衝撃を受けて、ダンスホールに入り浸っていた自分を反省するきっかけとなる。跡取りとの期待を受けて商業を学び、伯父が頭取を務める銀行に勤務するものの、音楽への思いを断つことができず、「国際作曲コンクール」に「竹取物語」という曲で応募したところ見事二位入賞を果たし、一躍時の人となる。その大量のファンレターの中で、唯一自分の音楽そのものを褒めてくれた歌手を目指す関内音と文通を経て恋に落ちる。 そして、藤堂先生と職場の先輩・菊池昌子の見合いを見て、後悔したくないという思いから、その足で手紙を頼りに豊橋市の音の家に行き、彼女と初対面を果たし互いに見惚れ、結婚を決意する。 父・三郎により、家族から結婚の許可をもらったと虚偽の報告を受け、結婚式を挙げてから誘われていたイギリスへの音楽留学をするつもりであったが、三郎以外からは猛反対を受けてしまい、愛よりも夢を選んで音に別れの手紙を出す。しかし、その直後に世界恐慌の影響により留学も取り消されてしまい一度は自暴自棄になる。 不憫に思った三郎からの手紙を読んだ音の努力のおかげで、家族に別れを告げてほぼ家出同然で上京し、コロンブスレコード専属の作曲家になり、音との結婚生活をはじめる。 しかし、彼自身は青レーベル(西洋音楽)の作曲家を目指していたにもかかわらず、コロンブスレコードでは赤レーベル(大衆音楽)の作曲家として採用される。それでもなお彼は西洋音楽への夢を捨て切れず、一般大衆の好みを無視して西洋音楽の技法にこだわった作曲ばかりを試み続ける。その結果、彼が作った曲は1年以上にもわたってことごとく不採用となり、また渾身込めて書いた「反逆の詩」も小山田に「で?」の一言で冷たくあしらわれた。同期の木枯正人に先を越され追い詰められたが、親友・佐藤久志の紹介で『早稲田大学』の応援歌の作曲を頼まれ、「紺碧の空」を作り、自信を取り戻す。 そしてもう一人の親友・村野鉄男が書いた詩から地方小唄 、「福島行進曲」でレコードデビューした。さらに、木枯の紹介で出会った作詞家・高梨一太郎と共に「船頭可愛いや」を作った。だが、どちらも全く売れず、契約打ち切りになりかけたが、音を通じて知り合った有名なオペラ歌手の双浦環が曲を聞いて気に入り、彼女の声で再レコード化したところ、大ヒットして、若手作曲家としての名声を確立した。その後長女の華を儲ける。それから四か月後に藤堂先生からの依頼で『福島吾妻尋常小学校』の校歌を作曲する。校歌お披露目会の出席のため、音や華と共に福島に帰郷し、実家に帰るが父の三郎は末期がんで死去。それをきっかけに弟の浩二と和解した。 日本が戦争状態へと突入すると、国威高揚のため公募された「露営の歌」の詞に曲をつけると採用され、これが大ヒットすると、戦時歌謡の作曲を数多く依頼されるようになった。そして音の姉、関内吟の夫の関内智彦から映画『暁に祈る』の主題歌作曲を依頼され、作詞者と歌手を裕一が指定することで引き受けた。裕一は作詞を鉄男、歌唱を久志に依頼し、苦しみながらも主題歌「暁に祈る」を完成させたことで「福島三羽ガラス」が世に広まることとなった。 その後、ラジオ局からの依頼でニュース歌謡も手掛けるなど多忙な日々を過ごす。ある日に召集令状が届くが、これまでの作曲の国への功績が評価され即日解除になる。同時に予科練を題材にした映画『決戦の大空へ』の主題歌の作曲を依頼される。自分だけ除隊された後ろめたさもあった為、予科練の見学をした上で「若鷲の歌」を作曲した。さらに実際の戦場にいる兵士たちの気持ちを知る必要があると考えるようになり、軍部からの戦地慰問の要望に応じて、ビルマ(現在のミャンマー)へ旅立つ。インパール作戦の前線で恩師の藤堂と再会を果たしたが、その翌日に敵襲を受けて藤堂は戦死。呆然自失のまま日本に帰国した。さらに終戦直後、彼が作曲した「若鷲の歌」の影響を受けて予科練に入隊した音の音楽教室の教え子・梅根弘哉が戦死したとの知らせに衝撃を受け、自分の作る曲が人々を戦争に駆り立てて多くの若い命を奪ったという自責の念に苛まれて、「音楽が憎い」と自ら作曲の筆を断ってしまう。戦後は時計いじりで分解と組み立てを繰り返して気を紛らわせていた。 昭和22年頃、戦争孤児をテーマにしたNHKのラジオドラマ『鐘の鳴る丘』の音楽担当及び主題歌「とんがり帽子」を劇作家の池田二郎(後述)から依頼されたことを機に、作曲家としての復活を果たす。また池田から「長崎の鐘」の作曲も依頼され医師・永田武と面会後に作曲した。また堕落した久志の復活させるため、池田の作詞した「夜更けの街」を久志に作曲し、さらには『全国高等学校野球選手権大会』大会歌「栄冠は君に輝く」を作曲した上に久志を粘り強く説得し復活させた。 後に音がオペラの舞台を降板し、落ち込んだ際に、以前に吟、華、吟の同居人ケンと立ち寄った孤児院『聖マリア園』でのクリスマス慈善音楽会での歌唱を音に持ち掛け、鉄男作詞の「蒼き空へ」を作曲し音に贈った。 母校の小学校『福島信夫小学校』の校長から校歌の作曲を依頼され、家族をテーマにした曲の作詞に悩む鉄男に作詞を依頼し制作した。すぐ後には弟の浩二から福島のリンゴ産業に関する曲の制作を依頼され「高原列車は行く」を作曲した。 池田と組んだ『鐘の鳴る丘』はを好評を得て長期間の放送となり、終了後も『さくらんぼ大将』『君の名は』と引き続き音楽を担当した。『鐘の鳴る丘』の中で仙人(そまびと)が歌いながら少年院にやってくる曲の歌唱を久志に依頼した。その曲は後に池田の作詞が付き「イヨマンテの夜」となり、久志の代表曲にもなるが、当時の『のど自慢』では参加者の殆どが「イヨマンテの夜」を歌うほどのヒットになった。また「イヨマンテの夜」だけでなく「君の名は」「ひめゆりの塔」「長崎の雨」と立て続けにヒット曲を生み出した。 社会化現象まで引き起こした『君の名は』の終了後は、池田の依頼でミュージカル『恋すれど恋すれど物語』の音楽を担当し、ステージでは指揮も担当する。 しかし多忙を極めた裕一は倒れてしまい、長女の華が看護婦として勤めている病院に入院する。隣のベッドには霧島アキラという青年が入院していた。 アキラが華と結婚を前提とした交際の挨拶に来たときに、最初はアキラの収入に不安を感じ反対したが、アキラの自作の曲を聞き、音との当時を思い出し結婚を許した。 華の結婚から5年後、裕太という孫も出来ていた。そして『東京オリンピック』のオープニング曲を依頼されるも「巨人軍の歌(闘魂こめて)」など他曲を制作し音をハラハラさせるが、鉄男、木枯らと飲んだあとに「オリンピック・マーチ」を作曲した。そして音と開会式に向かう。 その後も池田と組んで作曲活動をしていて、裕太に続き杏という孫も得る。しかし池田の急死をきっかけに第一線から退いていった。音が乳ガンを患うと別荘で看病するようになる。 ある日、作曲家志望の広松寛治が訪れ、作曲活動の復帰を哀願されたが、自分の為に作曲したいことと広松らの世代でこれからの音楽を作ってほしいと断った。その時に亡き小山田からの手紙のことを思い出していた。小山田からは謝罪と音楽での貢献への感謝が書かれていた。 そして、音から海に連れて行ってほしいと言われ、海に行き、音に感謝の言葉を述べた。 第120話のエールコンサート(以下、エールコンサート)では司会進行を務めた(「長崎の鐘」では指揮者を担当)。 納豆が大好物だが、愛知県で育った音は反対に納豆を嫌っているため、結婚直後は互いの食文化の違いから夫婦喧嘩が起きることがあった。また、ラーメンには海苔を入れて食べるのが好きらしい。 作曲家の古関裕而がモデル。 関内音(せきうち おと)→古山音(こやま おと) 演 - 二階堂ふみ(幼少期:清水香帆) 裕一の妻でヒロイン。裕一と反対に勝気な性格で、自分の思ったことは何でもはっきりと言わなければ気が済まず、男性を相手に一歩も引かず堂々と渡り合う交渉力で裕一の危機を何度も救い、裕一の人生において欠くことのできない伴侶となっている。 愛知県の豊橋で馬具製造販売を営む一家で、三姉妹の次女として生まれ、世界的なオペラ歌手・双浦環(後述)との出会いをきっかけにプロの歌手を夢見ながら育ち、音楽教師の御手洗清太郎(後述)の指導の下で実力を付ける。新聞で裕一のイギリスの作曲コンクール入賞を知って文通を始め、裕一の家族・親族の反対を押し切って彼と共に上京し、結婚して古山姓になる(正式な結婚式は挙げていない)。結婚後は東京帝国音楽学校に通いながら夢を追いかけ、夫である裕一の才能を信じて叱咤激励を続ける。しかし、彼女自身は舞台の本番を目前にすると途端に緊張して実力を出せなくなり、普段とは反対に裕一から励まされる始末。 音楽学校のオーディションでは、様々な苦労の末に舞台劇『椿姫』の主演を勝ち取ったが、裕一の「船頭可愛いや」が大ヒットして間もなく妊娠が判明する。その結果、つわりによる疲れがたまり、お腹から大きな声を出すこともできず、さらには「子供が死にそうになっても舞台に立つのがプロ」という環の厳しい言葉に衝撃を受けて、自分には無理だと悟り、舞台を降板、学校も中退して長女・華を出産した。 裕一が作曲した「露営の歌」が大ヒットした後、経済的に余裕ができたことから、当時の日本ではまだ珍しかった電話機を自宅に設置すると同時に、裕一にリードオルガンを贈られ、近所の子供達を集めて音楽教室を開いた。しかし、戦争が本格化し梅根弘哉以外は全員辞めたことと、彼の熱心さに申し訳なさを感じて閉鎖した。直後に姉の吟に連れられ大日本帝国婦人会の会合に顔を出す。 その後、妹・梅の後押しもあって音楽挺身隊に参加、軍需工場慰問に務めるものの音楽を軍需品と考える顧問の神林康子と合わなかった。 裕一のビルマ慰問出発後に義母まさの体調悪化を案じ華と福島に疎開し、終戦後に東京に戻ってきた。 帰京後は作曲が出来なくなった裕一に音楽に触れてもらうためにバンブーの保、恵夫妻紹介のベルトーマス羽生の師事で歌のレッスンを再開する。レッスン初日には彼女の友人である御手洗と再会した。ベルトーマスとのレッスンが進むにつれオペラ『ラ・ボエーム』のミミ役のオーディションを受けることを勧められる。オーディションは一次審査を通過し、かつて『椿姫』の主演を争った夏目千鶴子が審査員を務めている二次審査も通過した。最終審査を受けるにあたり家事も全て抱え込もうとするが、そのことで母を支えたい華に反発されるものの最終審査も無事通過しミミ役を勝ち取る。しかし稽古が始まると、他の出演者との実力差に心をすり減らし、自分の実力に限界を感じた。千鶴子から裕一の妻であることの話題と宣伝のための抜擢と聞き、後に舞台を降板した。 疲れ果ててベルトーマスのレッスンを休む音だったが、裕一が以前吟、華、ケンと訪れた聖マリア園のクリスマス慈善音楽会での歌唱を裕一に頼まれた。音楽会への準備で音楽の楽しさを取り戻し、本番では鉄男作詞、裕一作曲の「蒼き空へ」を歌い上げた。 その後は聖歌隊に参加しているが、暇を持て余す時間も増えた。裕一が母校の校歌お披露目会出席と浩二のリンゴ園関連での作曲の件で福島滞在が長引いた際には裕一の誘いを口実に、自発的に福島に駆けつける。そこでリンゴ園の一人娘のまき子との恋愛に悩む義弟・浩二に気付き、昔、父・安隆にかけられた「やらずに後悔するよりやって後悔した方がいい」の言葉で背中を押した。 裕一が舞台やミュージカルの作曲を手掛けるようになった頃に、作曲した曲を試しに歌うことも頼まれるようになる一方、娘の華が24歳でまだ独身なのが気になり、お見合いを勧めるも断られていたところ、「運命の人が現れた」と告げられる。相手のアキラがロカビリー歌手であったので裕一にロカビリーの曲を聞かせ様子見する。裕一が胃潰瘍で緊急入院した際、アキラの隣のベッドだったので、もうすぐ退院するアキラがロカビリー歌手であることを必死になって隠そうとしたが頓挫してしまう。 アキラが華との交際の許してもらうために古山家に訪れた時は、アキラの交際人数の多さにあきれるもののアキラの歌を聞き、結婚を許す。その際にかつて母の光子から突きつけられたロザリオ(十字架)を華とアキラに突きつけ二人にお互いの幸せを誓わせた。そしてロザリオを手に華の幸せを亡き母につぶやいた。 裕一が「オリンピック・マーチ」の作曲に取り掛からないことに焦りを感じ、木枯に相談し、家に連れてきた。オリンピック開会式には震える裕一に強く励ました。 それから数年後に、乳ガンを患い別荘で療養するようになった。そして、裕一に頼んで海に連れて行ってもらい、裕一からの感謝の言葉に応えていた。 エールコンサートではトリで「長崎の鐘」を歌った(途中から裕一と子役以外が合唱)。 結婚直後は、食事を作る時には愛知県特産の八丁味噌を使わなければ気が済まなかったが、福島育ちの裕一の口には合わないため、夫婦喧嘩の元になることがあった。 歌手で古関裕而の妻・古関金子がモデル。
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主人公・ヒロイン
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「おねがい☆ティーチャー」の記事における「主人公・ヒロイン」の解説
草薙桂(くさなぎ けい) 声 - 保志総一朗 本作の主人公。長野県立木﨑高校に通う高校1年生。子供の頃から意識不明になり成長も止まってしまう停滞という病気を発症しており、過去に3年間も入院していたが、医師のカウンセリングで回復し退院。外見年齢は15歳だが、実年齢は18歳。クラスメイトにはその事を隠している。性格はいたって普通だが優柔不断な一面もある。一人称は「俺」 両親は仕事で海外に出張中の為、叔父の江田島夫妻の家に居候していたが、みずほと内緒で結婚してからはアパートに移り住む。成り行きで結婚したみずほとの関係に戸惑いつつも想いを育んでいく。 第三話よりみずほと同居生活を開始、第四話でキス、第五話では沖縄に新婚旅行をするが、数々の邪魔が入りなかなか関係は発展しない。第八話で縁川小石の告白を断った夜、みずほとの絆を再確認し初めて結ばれる。 第九話で森野苺が自分と同じ病気を持っていることを知り同情、第十話で苺の病気を再発させないためにみずほとの関係を解消して、苺の望む「縁川小石との交際」を始めるもすぐに破綻。みずほに対する想いはさらに強くなるが、直後に停滞を再発してしまう。 第十一話でみずほの献身で過去と決別し停滞から回復するも、銀河連盟にみずほとの記憶を全て喪失させられてしまう。一年後である第十二話の時点では、みずほと暮らした日々を忘却しているものの、良く分からない喪失感を感じていた。地球に戻ってきたみずほと再会、自力で記憶を回復させ、改めてプロポーズをして再び夫婦となる。 第十三話では偶数日はエッチをする日と夫婦で決めているが、その前日(つまり奇数日)にもエッチをしてしまうほどラブラブで、桂曰く「完全に間違った方向に加速」している。 はつほによるとみずほの父親に似ているらしいが、みずほによると地球人であることしか共通点はないらしい。 瞳の色は赤だが、停滞を示唆する赤方偏移に由来する(「瞳の色」はおねがい☆ツインズでも重要な要素という点で共通する。なお、同じ停滞患者である森野苺、星祭遥香の瞳の色も同色である)。 風見みずほ(かざみ みずほ) 声 - 井上喜久子 本作のもう一人の主人公にしてヒロイン。地球人の父と宇宙人の母の間に誕生した、いわゆる地球人とのハーフ。眼鏡をかけている。表向きは国語教師(担当声優の井上は、実際に中学国語科教員免許を所持)だが実は銀河連盟から派遣された辺境惑星の駐在監視員。亡き父の思い出の品であるチョコレートスティック菓子ポッチーが大好物。まりえのサポートで色々な特殊能力が使えるが、肉体的な能力は地球人と差はない。口癖は「最優先事項よ!」。 銀河連盟の駐在監視員の免許を最年少で習得した秀才。美人であるが微妙に鈍いため、浮いた話が一つもなく異性との交際経験は皆無で処女。 感情の起伏が激しく、子供っぽい所もあり、表情が顔に出やすい性格。桂の居候先である江田島みのるの診療所の隣、朝比奈コーポの二階に引越してくる。 第一話の赴任早々、桂に正体を知られてしまい、第二話では正体を隠蔽するためについた嘘が原因で桂と結婚することになる。 戸籍上では「草薙」の姓となっているが、桂との関係を隠すため、表向きでは旧姓の「風見」で通している。 第十一話で桂を停滞から救うも、一連の行動が銀河連盟に発覚して資格を剥奪され、桂をはじめ関わった全ての地球人の記憶も抹消されてしまう。 第十二話(約1年後)家族の助けで再び地球に赴き、記憶を取り戻した桂と結ばれた。自力で記憶を取り戻した桂以外の人達は一年前のみずほの記憶がないままである。 第十三話で苺によって2人の関係は周知の事実となるが、以降も「風見」の旧姓のままで通している。 2009年の有人探査火星計画で漂流していた乗組員が父親であるが、宇宙人とのハーフである彼女の成長速度は地球人とは違うらしく、作品の舞台は必ずしも西暦2030年代というわけではないらしい。
※この「主人公・ヒロイン」の解説は、「おねがい☆ティーチャー」の解説の一部です。
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主人公・ヒロイン
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「BALDR SKY」の記事における「主人公・ヒロイン」の解説
門倉甲(かどくら こう) 声 : 山下一真 身長174cm 体重64kg 血液型B型 誕生日3月7日 主人公。 電脳将校の傭兵で、階級は中尉。非常に優秀なフォワード型のシュミクラムユーザーであり、ドレクスラー機関の元研究員達を追跡して世界中を巡っていたが、とある作戦を遂行中に発生したアクシデントによって記憶に障害を生じてしまう。記憶を失う前までは冷徹に任務を遂行し、目的の為なら手段を選ばない非情な人物で、傭兵としての評判も良くなかった。 学園時代は記憶を失って以後の性格よりやや幼く、ずぼらでやや粗忽な面が見受けられるものの、情に厚く仲間を大事にする好男子だった。春先に住んでいた学生寮が先輩の起こした事件によって廃寮となったところ、雅と共に亜季の住む「如月寮」に招かれてシュミクラム「影狼(カゲロウ)」を贈られる。以後はシュミクラム競技での新人戦参加を目指して雅や新たに友達となった千夏共々腕を磨いていくことになる。また、あることをきっかけに出会った空とは、様々な事件を通して想いを通じ合わせていくようになる。 使用機は「カゲロウ(影狼)/Shadow wolf」。亜季から入寮祝いに贈られたシュミクラムで、その後現在に至るまで共に戦ってきた甲の愛機。統合軍の新型機「アイゼン・ヴォルフ」のデータを基に、特級プログラマ(ウィザード)である亜季が様々な改良を施した代物であり、一般機とは比較にならないスペックを誇る。さらに、経験を重ねれば重ねるほど成長する進化ロジックを組み込まれているため、傭兵として最前線で戦い続けてきた甲のカゲロウは製作者である亜季や同型機を使用する雅が絶句するほどの進化を果たしている。 なお、シナリオごとに失う記憶に差異が生じており、その差異によって攻略対象のヒロインが変化していく。 少年時代からの夢は「正義の味方になること」で、「灰色のクリスマス」で屈折し、血に塗れた傭兵となりながらも、それだけは忘れることがなかった。 DiveXで語られる傭兵時代では、最初の殺人経験、同胞の死などの様々な逆境を垣間見ることができる。 バルスカ学園での役割は、常識人的突っ込み役。色々な人から目をつけられており、色々苦労する羽目になる。 桐島レイン(きりしま れいん) 声 : 井村屋ほのか 身長171cm 体重53kg B91(D)/W52/H83 血液型AB型 誕生日7月24日 Dive1でのヒロインのひとり。イメージカラーは黄。 甲の部下。傭兵訓練所時代から甲と寝食を共にしている電脳将校であり、階級は少尉。甲に対して最大級の忠誠を誓っており、記憶を失った甲を時に上官のように叱咤激励しながらも献身的に支え、彼を導く。常に敬語であり、どちらかというと丁寧過ぎるほど。性格は冷静で感情を露わにする事は少なく、理知的で気品があるが冷たい印象を与えさせるものがある。文武両道を絵に描いたような才媛であり白兵戦やシュミクラム戦のみならず非戦闘行動においても甲のサポート役として高い能力を見せる、甲にとっては無くてはならないパートナー。ただし料理の腕だけは壊滅的であり、登場人物の中で二番目にひどい。 ヒロインの中で彼女のみ星修のライバル校である鳳翔学園の生徒だが、たびたび星修に出入りしていたことから、如月寮の元住人達も多かれ少なかれ彼女の姿に既視感を持っている。 学生時代の使用機は「アイギス/Aigis」。勲に買い与えられたアリーナ向けのホビー機で、装備はランス(形状は薙刀)のみ。アイギスガードとは違い間合いは近接の格闘戦向き。Dive2では記憶遡行時に登場し、トーナメント中にレインの言い方の拙さと甲の勘違いとの結果、乱入戦となる。 現代での使用機は「アイギスガード/Aigis guard」。アイギスをサポート機として再構築した軍事用シュミクラムで、チャフやスタン系武装など後方支援系の装備に富む。さらに、レイン自身が幼少より武道を習わされていたため、近接戦闘もかなり強力。切り札のフォースクラッシュとして、広範囲の敵機の足を止める「スタンフレア」を装備する。 学生時代から甲に対して好意を持っていたが、引っ込み思案な性格のため告白することができなかった。縁があって友達となった空の(間違った)アドバイスに乗せられ、甲に様々な(間違った)アプローチを繰り返すこととなる。 彼女とのルートの条件は、「空の死を含む灰色のクリスマスとそれ以降に関する記憶を全て失うこと」である。 バルスカ学園では、甲が気になりつつも亜季と百合な関係を展開する。 軍服が黒尽くめであるのは、ナビゲーターとしてストーリーを引っ張ってゆく性質から銀河鉄道999のメーテルを下敷きにしたため(同人誌「BALDR DIALOGUE」の対談より)。 若草菜ノ葉(わかくさ なのは) 声 : 安玖深音 身長156cm 体重43kg B81(B)/W53/H77 血液型A型 誕生日10月19日 Dive1でのヒロインのひとり。イメージカラーは緑。 甲が幼い頃住んでいた「南八坂」という土地でのお隣さんで、甲より一つ歳下の幼馴染。 極度に涙腺が弱く、何かというと直ぐに泣いてしまうが、誰よりも優しく芯の強い心根を持つ。互いの家庭の引越しなどの事情により別れてしまったが、その時交わした約束通り星修学園に入学、如月寮で甲と数年ぶりに再会し、如月寮にやってくる。 入学の前年に殺害された両親がナノ研究の権威で第二世代ナノマシンを最初に手掛けたパイオニアでもあったことからナノテクに誇りを持っており、ナノ工学者を志すものの、星修の入学試験では不合格となり農業科に所属(当初はナノ工学科と偽っていた)。真をはじめ寮生たちの応援を受けながら編入試験にも挑んだもののこれにおいても不合格となってしまった。「率直な話、あの娘にはあのコースは向いていない」(久利原直樹)。 家事が得意で、学生時代は最下級生であるにも関わらず亜季を筆頭とした如月寮の問題児達の世話を細腕一本で担っている。とくに料理に至っては学生の粋を超えており、一時的に彼女が如月寮を離れた途端、寮生たちの食生活が機能不全をきたしたほどである。ただし、食材としてニラが大好きで、寮の菜園で栽培した上、何かに付けて料理に出してくる。甲はこれによりニラにトラウマを持った。 雅に好意を持たれて告白を受けているが、幼少期の甲との約束もあり、謝絶している。 現代では亜季にアーヴァル・シティに招かれ、そこで亜季と共に甲との二度目の再会を果たすが、自分のリアルについてはあまり話したがらない。 実は久利原の計らいでドレクスラー機関でアルバイトさせて貰っていたものの、12月24日に研究員らに連れられ訳も分からぬまま研究所を離れたところで「灰色のクリスマス」が発生。研究員らと別れた後も久利原や若草博士の関係者ということを周辺住人に知られるたび避難目的の転居を数年間繰り返し、ようやくのことで清城市のネットカフェに仕事を見つけ日々の暮らしを送っていた。 久利原を追うと彼女と行動することになり、久利原の現状や内情、そして戦慄すべき過去の業(カルマ)と立ち向かうこととなる。 バルスカ学園でもそのキャラなどはあまり変わっていない。 渚千夏(なぎさ ちなつ) 声 : 神谷奈央 身長163cm 体重49kg B90(D)/W52/H84 血液型O型 誕生日10月27日 Dive1でのヒロインのひとり。イメージカラーは赤。 星修学園のスポーツ特待生で、サッカー部所属。スポーツ万能で快活な健康少女。四人姉弟の長女であり、男勝りで姉御肌。初めは仮想嫌いだったが甲と雅から三人一組のチーム戦であるアリーナの新人戦メンバーに誘われたのがきっかけでシュミクラムにのめり込み、後に如月寮にも入居する。リアルでスポーツ万能なだけあって、シュミクラムの扱いにおいても非凡な才能を見せる。 また、寮生の中で最も甲に対してストレートに感情を示しており、他のメンバーをやきもきさせることが多い。一方で、密かに抱えていた屈託を払ってくれたことから、彼女自身も甲に強い好意を寄せていた。 現代では米内議員の暗殺事件をきっかけとして甲と再会することになるが、明るく元気だった以前の面影は消え去り、甲に対してもどこかよそよそしく応じるようになってしまっている。なお、現在の彼女の全身は大部分が義体に置換されている。 学園時代の使用機は「カゲロウ・凛/Shadow wolf “RIN”」。千夏用に調整されたカゲロウで、甲のものより細いフォルムと真紅の機体色を持つ。現実でも優れた運動能力を持つ彼女らしく、機体性能は接近戦・格闘戦に向いている。Dive1では回想イベントで登場。Dive2では記憶遡行時に共に戦うことができる。 現代での使用機は「クリムゾンロータス/Crimson lotus」。愛機だったカゲロウ・凛に統合軍のカスタマイズが施され、性能・外観を大きく変化させた機体。脚部に装備した巨大な爪を使って文字通り敵を「蹴り裂く」ほか、ブースター飛行によってマップ上空域から高速で空襲してくる。また、彼女向けに調整が施されたとある特殊な兵器に搭乗することとなるが……。 灰色のクリスマスでは、友達とパーティに参加していたところをグングニールで砲撃され、重体に陥ったところをかねてよりの知己であった勲によって救命される。様々な絶望の果て、当時の久利原やAIの挙動に著しい違和感を覚えた彼女は真実を知るべく統合軍を経てGOATに所属することとなる。 千夏とのルートの条件は、「空の死やレインの記憶だけは取り戻すこと」である。これは菜ノ葉と同様で、探る対象がAIか久利原かの違いである。 ちなみに、彼女とのルートは敵味方の構図がめまぐるしく移り変わり、さらに超兵器「トランキライザー」が初登場するなど熾烈を極める内容となる。 なお、レインとは致命的に相性が合わず、誰のルートであっても必ず犬猿の仲となる。一方で、戦闘時に共闘した際の連携はなぜか非常に良く、特にジルベルトとの戦闘時には作中でも屈指のコンビネーションを見せる。 バルスカ学園では性格は大して変わらないが、空手バカとなっており勲が逃げ腰になるほど有名な強さである。甲を後継者として狙っている(所属流派の師範は男と決まっているため)。 西野亜季(にしのあき) 声 : 岩田由貴 身長172cm 体重51kg B95(E)/W54/H84 血液型B型 誕生日5月3日 Dive2での最初のヒロイン。イメージカラーは青。 甲の再従姉で、母親である八重を失ったばかりの甲と一時期一緒に生活し、また初めて仮想空間への没入を教えたことから実の姉のように慕われている。学園時代は寮を失った甲と雅を自分の「如月寮」に招く。 仮想大好き人間でリアルでは登校どころか自分で食事すらロクにとらない、ダラダラしたマイペースな性格。野菜全般が苦手(ただし、在学中に菜ノ葉のおかげで食べられるようになった)。自室ではなく、なぜか居間にいつも転がっている。ダウナーの傾向があり、好きな事や興味のある事以外にはまったく手を動かそうとしない。喋る時も極力短い言葉で済ませ、余り長い台詞を喋ると直ぐに疲れてしまう。しかし、実は学生の時点で特級プログラマ(ウィザード)の天才で、世界学生プログラマ大会にも星修代表として出場している。甲や雅が現代でも使っているシュミクラム「カゲロウ」は彼女が甲と幼い頃に交した約束の為に自作して、甲へ贈ったもの。また、幼少時から私有空間(プライベートスペース)上にシュールな自室をこしらえていた。 本人曰く「隠れるのは得意」だが甲に言わせてみれば下手糞。絵も字も下手糞。嘘泣きや作り笑いはもっと下手糞。 自らを「ダメ人間」と自嘲し、実際不登校により一年留年しているにも関わらずなおも引きこもっていたが、甲と再会したことにより再び学園に足を運ぶようになる。しかし、如月寮にいた理由や、「先輩」と呼ぶ先住者たちの行方については頑なに口を閉ざしている。曰く、「政治と宗教には関わらないで」。 現代編では叔母の会社であるアーク・インダストリーに就職し、仮想空間クリエイト業務担当の上級社員として真面目に働いている。一方で、アーク社が運営する仮想都市「アーヴァル・シティ」上に星修学園(ただし、亜季の記憶と感性とに基づくため、ところどころ造形が現代美術化している)や裏手の野原等、灰色のクリスマスによって失われた大事な思い出の景色を一人で再建し続けており、自らが作った仮想の如月寮で甲と再会する。 甲のことは弟と認識している為か、甲に対する自身の恋愛感情には全く気付いていない。ちなみに、模倣体のデザインをした際に自分の好みを入力した結果、甲の姿になった際に自分でも驚いていた。 聖良同様、家族や身内を非常に大事にする性格で、永二や雅とは定期的に連絡をとっていた。「妹」とも呼ぶ菜ノ葉に対しても支援を行い、ようやく接触を果たしていた。 シュミクラムは特に所有していなかったが、作中で必要性からアーク社製の「シルファ」をカスタマイズしたものに搭乗する。 彼女とのルートの条件は、「灰色のクリスマスに関する記憶をほぼ取り戻すこと」である。「全ては君から始まった」。 バルスカ学園では星修学園の学生会長であり、甲の再従姉である点に変更はないが、橘社長(作中では学園長)との関係性はないようである。 水無月真(みなづき まこと) 声 : 神村ひな 身長152cm 体重44kg B79(A)/W51/H76 血液型A型 誕生日12月11日 Dive2でのヒロイン。イメージカラーは紫。 空の妹で、菜ノ葉とは同学年に当たる。前の学校の同級生にイジメられ、雨ふりしきる中如月寮の前でうずくまっていたところを甲たちに助けられたのが縁で、如月寮に招かれる。 非常に内気な性格で、失語症の傾向もあり言葉すらあまりハッキリと喋らないが頭の回転は速く、勉学の成績も学年トップクラスである。仮想空間上では後述の病の特性もあってなのか、逆にかなり饒舌になる。趣味は読書だが、マルキ・ド・サドに手を出すなど、やや早熟気味と言える。料理は寮では二番目に上手で他の寮生からも好評を博しているが、菜ノ葉には到底及ばないとも自認している。 電脳性自我境界線喪失症(Cybernetics Ego Boundary Disorder)、いわゆる電脳症を患っている。真の場合、意識パターンがAIと非常に近いため、ネット内での特定の人物に対しての自意識の漏洩や、ネットワークのセキュリティを感知することが出来ないまますり抜けてしまう固有症状を持っていた。結果、他人のプライベート空間に入り込んでしまい、それが原因で酷いイジメを受けていた。自らもそのせいで人に迷惑をかけていると思いつめていたが、甲たちと出会ったことで癒されていく。特に菜ノ葉とは親友と呼べるほどに仲が良く、同時に互いの優れた点や可愛らしさを羨む微笑ましい関係でもあった。なお、トラブルメーカーの多い如月寮内ではどちらかというとフォロー役で、特に良くも悪くもアクティブな姉の空には常時振り回されていた。 「灰色のクリスマス」当日は病院で定期検査を受けており、姉と甲とをより近づけるために小さないたずらを行うが、それが取り返しのつかない惨劇を引き起こした場面を文字通り目の当たりにして、意識を飽和させて人事不省に陥ってしまう。異常を感知した主治医が急ぎ駆けつけたものの、以前から真の能力に目をつけていた何者かがこの隙を突いて彼女を拉致しており、そのまま現在に至るまで消息不明となっている。 バルスカ学園ではシスコンの天然キャラとなり、濃いメンバーの言動を肯定的に受け止めていく。甲のことは姉を取るお邪魔虫として敵視している。 水無月空(みなづき そら) 声 : さくらはづき 身長162cm 体重47kg B87(C)/W51/H85 血液型O型 誕生日2月25日 Dive2でのヒロインにしてメインヒロイン。イメージカラーはピンク。 真の姉で非常に妹想い。イジメから真を助けた甲を逆にイジメていると思い込み、張り倒したことが縁で如月寮に招かれる。 真とはまったく逆の快活な性格で学業の成績も優秀である一方、思い込みが激しく天然で、周りが見えないまま突っ走ることが多く、それが原因で如月寮にトラブルをよく呼び込む。しかし正義感が強く真っ直ぐで、弱者に優しく、強い人間にもハッキリとモノを言う。異様に勘が鋭いが、別の方向に発揮されることもしばしば。料理の腕は壊滅的だが、本人の自覚は極めて不十分である。彼女とレインが共同してこしらえた異様な色彩の「弁当」を騙る異物を嬉々として喫食した亜季の感想は「異星人感覚抜群」であった。また、再度のリベンジの際に生牡蠣(にゃまがき)を食した甲は見事に中り、哀れ病院送りとなった。 八重や真ほどではないがAIとの親和性が高く、星修学園の管理AIであるマザーと会話することを日課としていた。それがきっかけでレイン、さらに勲と親密となる。 様々な事件をきっかけに甲と思いを通じ合わせ、晴れて恋人同士となる。灰色のクリスマス直前はレインの転学について勲にお願いをするためドレクスラー機関周辺におり、さらにチケット発行のエラーによって付近の駅で立ち往生する羽目となっていた。デートに遅れる旨、甲と通話をしている最中、研究所からアセンブラが流出、接触。意識を保ったまま体が溶解・変形される様を恋人に目撃されながら、やがて塵に分解されて絶命するという壮絶な最期を迎える。今際の際に口にしようとしていた言葉は、ついに伝わることはなかった。
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主人公・ヒロイン
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「うたわれるもの 偽りの仮面」の記事における「主人公・ヒロイン」の解説
ハク 声 - 藤原啓治 本作の主人公。20代青年であり、ヤマトの西方シシリ州の雪原でクオンと出会う。記憶を失っており自分の名前を思い出せなかったため、クオンに「伝承にまでうたわれし御方の名からいただいた」というハクと名付けられる。後に、クオンが「お守りのようなもの」として大切に持っていた鉄扇を借りて、そのまま武器とするようになる。 子供でもできるような力仕事にも苦労するほど体力不足で、何かにつけては仕事をさぼろうとする。その一方、頭の回転が速く洞察力があって機転が利き、数学や化学などの勉学を得意とする。記憶が無いためか文字は読めなかったが、それもすぐに覚えていった。 甘い菓子が好きで、ルルティエと新作菓子を作る時にも、化学の知識を応用している。酒も好み、宴会などに目が無い。時々、イタズラでオシュトルにも変装したりしてオシュトルの一番の関係者であるネコネにも見破れないほどに変装と物真似が上手だった。 不思議と動物に好かれやすく、劇中に登場するウォプタル達やココポ、クラリンらと困惑しながらもすぐに打ち解けている。 「ハクの仕事を探すため」という名目で、クオンによって帝都に連れてこられる過程でオシュトルに人柄や才覚を認められ、クオンと共にオシュトルに雇われて活動するようになる。そういった仕事の中、危機的な状況に陥っても即興で的確な作戦を考えては、皆に指示を与えていくようになる。 正体は、旧時代の支配者たる人類(この世界でオンヴィタイカヤンと呼ばれる存在)の生き残り。兄によって人体実験の被験者とされた後に眠らされ、その数百年後となる現代に目覚めた。 オシュトルの死に際に仮面を託され、アンジュを頼むと言われ、オシュトルの死を隠して彼の遺志を継ぎ「ハクは死んだ」「我が名はオシュトル」という“偽りの仮面”を被り、修羅の道へと突き進む。シミュレーションパート 先述のように鉄扇を武器とするが、攻撃力は低め。だがレベルが上がると回復能力や、周囲の味方ユニットに対する支援効果を得られる。 アニメ版 ゲーム版では、最初から化学知識があって菓子作りなどに使っていたように描かれているが、アニメ版では17話で記憶が蘇ってから化学知識も復活したらしく、20話でその知識を初めて爆弾作りに使ったように描かれている。オシュトルを初め多くの有力な人々とのかかわりの中、その存在感を増していく事で、後に分裂していくヤマトの中で帝室復権を旗印にヤマト再統一を導く存在となっていく。 クオン 声 - 種田梨沙 本作のヒロイン。各地を一人旅していた少女で、記憶を失っていた青年を助け、ハクと名付ける。薬師(くすし)である一方、苦無を主な武器とした体術にも優れる。そのためか相手の強さを見極める能力も高く、例えばアトゥイがかなりの強者であることを一目で見抜いている。 ハクを拾った責任者として、ハクが自立できるようになるまで面倒を見ることを自分の義務とし、彼を自分の旅に連れ回すようになる。この経緯や、ハクがこの世界についての知識が無いため、彼の保護者のように振る舞い、ハクが仕事をさぼったときなど「お説教」「お仕置き」としてハクを正座させたり、しっぽで締め上げたりすることがある。 しゃべるとき、語尾に「~かな」と付けるのが特徴。活動的だが、時に上品で気品がある面を見せることがある。またしたたかな一面も持ち、言質などから相手を追い込むことが得意。一方、機嫌がよくなると表情に表れずともしっぽが揺れ動いたり、自分のこととなると隠し事をしているのが露骨に態度に表れることがある。 相当な風呂好きで、旅のさなかでもわざわざ水を汲んで、湧かした湯に浸かるのをいとわず、風呂のことになると人が変わる事もあるほど。また見かけによらず大食いで、自分で料理もできるが、ルルティエに比べると味付けや盛り付けなどは大ざっぱ(ハクには「男の料理」と評されている)。酒もたしなみ、特にハチミツ酒が好物。古代の遺跡・文献調査なども趣味とている。 出身地はトゥスクルで、かつて(前作の主人公である)ハクオロに仕えていた者達を親代わりとして育っており、幼い頃から、学問や武術をその者達から学んだほか、名は出ないが薬師としての技術も(前作のヒロインである)エルルゥから学んだことが示唆されている。そんな状況で育ったため、家族は多いが友人はほとんどいなかった。 旅路の身であるが愛郷心は強く、ヤマト帝都の発展ぶりを見て悔しがる場面などがある。一方「約束の期限」を過ぎたため、アルルゥなどから帰国を求められているが、ハクの面倒を見ることなどを理由に、帰国を渋っている。 ハクがオシュトルから引き受けた、トゥスクル遠征軍への救援という依頼を持ってきたときには、母国への侵攻に荷担することになるため逡巡したが、ハクや、トゥスクル遠征軍に加わっていたムネチカを案ずる心もあり、傍観者でいるよりは自分も加わることを選び、ハク達と共にオシュトルの依頼を引き受けた。帝の暗殺の混乱の騒動の最中、ハク、ネコネ、オシュトルと分断される状況となり、ハクは帰ってくるのだと信じて待つ。だが、戻ってきたオシュトルによってハクが死んだと聞かされて鉄扇を返されると、失意により自分が扇を落としたことも気づかぬまま、茫然自失となって故国へと一人帰っていく。 その途中でオシュトルの関係者を狙ってきた暗殺者達に捕らえられるが、彼らを超常能力を用いて人体発火・人体凍結・人体腐敗などで返り討ちにした。その後、彼女を迎えに来たオボロによって、自分がハクに対して抱いていた本当の気持ちに気づき、涙する。 明言は避けられているが、クロウから「我が魂魄を捧げた御方の愛しき忘れ形見」と言われたり、オボロがハクに“娘”の話をするとき、“娘の母”は生まれつき病弱で、娘を産んですぐ死んだと語ったりしていることや、本編最後にオボロがクオンに語りかける言葉、また耳やしっぽの形などから、前作ゲーム版エピローグで描かれている、ハクオロとユズハの間に生まれた娘であることが強く示唆されている。シミュレーションパート 苦無や格闘術で戦い、ある程度の遠距離攻撃能力もある。また薬師として味方の回復能力などもある、マルチロールなキャラ。周囲の味方の気力を回復させる能力もある。 アニメ版 能力を用いるタイミングが異なっており、帝都でアンジュを連れてのノスリと共に逃走してた最中、ライコウの手勢を一瞬で飛来した矢ごと消し飛ばした。
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主人公・ヒロイン
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「スーパー特撮大戦2001」の記事における「主人公・ヒロイン」の解説
『スーパーロボット大戦シリーズ』では主人公を「スーパーロボット」、「リアルロボット」の2つに分類していたが、本作品では「バイオ系」(肉体を超能力などで変化させるタイプ)、「メタル系」(金属光沢のある強化服を身に纏うタイプ)の2つに分類している。バイオ系ではイナズマン、メタル系ではキカイダーのシナリオが展開される。 迫水 タクマ/融機鋼ルシファード(メタル系主人公) 戦闘船団国家ナガーの幹部だったが、ギャバンに敗北した際に洗脳が解けて正義に目覚める。シナリオ9「邪学者」あるいはシナリオ10「闘姫」においてグラビティファントムが使用可能になる。 サキ/ファディータ(メタル系パートナー) タクマのパートナーで、タクマの姉、リョウコによって製作された有機ドロイド。変身前や移動した後の回復はできない。 叶 エイジ/ヴォルテックス(バイオ系主人公) 高火力、長射程を持つヒーロー。 日向 ラン/ヴェルヴェット→ヴェルヴェット・フューリー→ヴェルヴェット・リバース(バイオ系パートナー) 最初は変身できず、シナリオ16「EATER」から変身可能になる。変身前や移動した後の回復が可能。
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主人公・ヒロイン
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「勇者特急マイトガイン」の記事における「主人公・ヒロイン」の解説
旋風寺 舞人(せんぷうじ まいと) 声 - 檜山修之 昭和109年8月24日生まれ。年齢は15→16歳(29話で誕生日を迎える)。星座は乙女座。身長160cm。体重50kg。血液型はO型。好物はマンゴスティン、イチゴ大福。 本作品の主人公。日活学園に通う高校生でありながら旋風寺コンツェルンの総帥にして勇者特急隊の隊長であり、マイトガインのパイロット。ブレスレット型装置「ダイヤグラマー」で勇者特急隊との通信及びマイトガイン、マイトカイザー、グレートマイトガインへの合体を行う。「嵐を呼ぶ旋風児」「嵐を呼ぶナイスガイ」など数々のキャッチフレーズを持つ。 世界でも有数の大富豪にして人間離れした身体能力を持ち、頭脳明晰、容姿端麗で優しく爽やかな正義漢、キザなセリフを言い放ち、カッコよく決めるも、本当に好きな子に対してはシャイである。反面、アクシデントでサリーに頬を叩かれた時には慌てて謝ったり、裕次郎の溺愛ぶりに辟易したりといった二枚目半の部分もある。 旋風寺コンツェルンは舞人によって、祖父の「旋風寺鉄道」と父の「旋風寺流通グループ」が合併し発足させた企業グループ。社長に就任してからは前年比200%という凄まじい業績の伸びを誇る。 両親を謎の事故で亡くし、父の遺志を受け継ぎ「勇者特急隊」を作り上げた。執事の青木を初め多くの使用人達と生活している。また、名乗りや叫びを多用する。ただ、屈託無くきつい言葉を吐く事がある。幼い頃から英才教育を受けており、浜田と同等の画力を持つなど、非の打ち所が全く無い。 戦闘の際に身に着ける衣装は決まっているが、私服は常に異なるものを身に着けている。戦闘服は父のカウボーイ風のコスチュームをベースとしたものだが、独自の装備としてシャップスの特殊ラバーを取り入れている。 戦闘による被害や事後処理には無頓着なのが玉に瑕。また自分の正義を非常に強く信じており、ジョーやガインに「正義が負ける事はあるかも知れないが悪が栄えた例は無い」と言ったり、エグゼブに「お前は正義なのか?」と問われ「当たり前だ!」と即答する(これらのはっきりとした正義と悪の構造は最終話へのある真相への伏線となっている)。 最終決戦後、サリーと結婚。 名前の由来は『銀座旋風児』シリーズ及び小林旭の名称「マイト・ガイ」から。 吉永 サリー(よしなが サリー) 声 - 矢島晶子 昭和110年8月9日生まれ。年齢は14歳。星座は獅子座。身長154cm。体重48kg。血液型はA型。 本作品のヒロイン。キューポラのある街に住み、入院中の父親に代わりアルバイトで家計を支えている女子中学生。また、言いたい事を素直に言い切る正直な性格。母を亡くしており、現在は父(声 - 長島雄一)と弟のテツヤの3人家族。 父が退院して家計が落ち着くようになっても、マイトステーション内でコーヒーを入れて配るシーンでつい値段を言ってしまう。舞人と運命的な出会いをし、惹かれ合って行く。事件が発生する度に、巻き込まれる不幸な一面もある。最終話では彼女の意外な力が明らかになる。 最終決戦後、舞人と結婚する。 名前の由来は吉永小百合から。
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