利き

デジタル大辞泉

きき【利き／効き】

読み方：きき

１ 働き。作用。「ブレーキの—が悪い」

２ 効き目。効能。「—の早い薬」

３ 名詞と複合して、その働きがすぐれている意を表す。「左—」「—足」「腕—」

[補説] ふつう、1・3は「利き」、2は「効き」と書く。

きき【聞き】

読み方：きき

１ 耳に聞くこと。また、聞こえる音。

「百鳥(ももとり)の来居て鳴く声春されば—のかなしも」〈万・四〇八九〉

２ 《他人が聞く意から》評判。

「誉れを愛するは、人の—を喜ぶなり」〈徒然・三八〉

３ （「利き」とも書く）酒や茶などの味や香りを試すこと。また、香(こう)をかぎ分けること。

「私の—では泉川か滝水だらうと存じます」〈滑・七偏人・初〉

日本語活用形辞書

利き

読み方：とき

【文語】ク活用の形容詞「利し」の連体形。

終止形

利し  » 「利し」の意味を調べる

利き

読み方：きき

カ行五段活用の動詞「利く」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

利く  » 「利く」の意味を調べる

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将棋用語集

利き

1.盤上の駒が動ける地点。2.駒の働きが届く範囲。

ウィキペディア小見出し辞書

利き

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2019/09/28 05:22 UTC 版)

「双玉詰将棋」の記事における「利き」の解説

強力な竜・馬を除けば、横にも斜め後ろにも動ける駒は玉のみである。この死角の少なさが利用されることがある。

Weblio日本語例文用例辞書

「利き」の例文・使い方・用例・文例

• 大きな講堂は暖房が利きにくい
• 彼は左利きです
• あなたは右利きですか。
• 私は彼と同じで左利きなので、彼のプレーはとても参考になった。
• 彼は私と同じように左利きだ。
• 私は右利きです。
• 彼は左利きだ。
• 私は左利きなのに右手で文字を書く。
• 彼は右利きから左利きに変えた。
• 彼は左利きだね？
• 彼は左利きですね？
• 私の方のスケジュールは、ある程度融通が利きますので、ご都合のよい時間をしていただければ幸いです。
• 僕は左利きです。
• 僕にそんな口の利き方をするなんて、君は何様のつもりだい。
• 彼は権限を腕利きの助手に委任した。
• 彼はあたかも金持ちのような口の利き方をする。
• 私は私の左利きの彼と共通点がない。
• 君は口の利き方を知らなければならない。
• ティムはまるで左利きのような書き方をする。
• そんな口の利き方をしてはだめだ。