主人公チーム
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志雄 治基(しお はるき) 主人公。チームでは採掘を担当。家出しており、榛名家に住み込んでいる。幼少期に父の志雄 稔を亡くし、作中では家族はRAPTOLの副司令官をしている姉が一人いる。 年齢:16歳、血液型:B型。 榛名 やしほ(はるな やしほ) チームでは、船(ノヴェンバー・ステップス)の操縦を担当。父はハルナ・カンパニーの社長。母は小さい頃に採掘屋という危ない仕事を続ける父に耐え切れず、出て行ってしまった。中学生の頃に、ある時に助けられた事をきっかけに隆に強い恋心を抱いているが、それを上手く伝えられずにいる。 年齢:16歳、血液型:O型。 月夜野 日奈(つくよの ひな) 三代目詠唱姫のレリクトの少女。レリクトとしての能力は高く、また温和な性格から、治基達や他の同年代のレリクトからも慕われている。また、作中の中盤からは、そのレリクトとしての能力の高さからか人類として初めてA-NEST内の何かから頻繁にアプローチを受ける様になる。 年齢:16歳、血液型:A型。
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主人公チーム
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「DRAGON JAM」の記事における「主人公チーム」の解説
当初は「俺達ストリートドリームス」→ 「ストリートドリームス」→「パンサー王子と給食当番」 立花龍也(たちばな たつや) 本編の主人公で、中卒後はフリーター。愛称はドラゴン。175センチメートル、65キログラム。 子供のころから目立ちたがりのお調子者で、行動が先に出るタイプ。小学校6年生の時に父親とは死別し、以後は母親と二人暮らしだが、クーラー一つないボロアパートに住むなど貧しい生活を余儀なくされる。賭けバスケで生活費を稼いでいたが、同時に自分の将来も案じていた。その後、TJの知人、アンちゃんの元でバスケショップのアルバイト店員をしつつ、ストリートボールのプロ選手を目指している。メンバーのアコ、タイゾーとは中学時代に知り合った友人で、共にバスケ部員だった。中学では他部員のやる気のなさもあって全く大会で勝てなかったが、小学校の時にはシューターとして名を馳せ、ミニバスケで全国大会に出場したことがある。その後は幼少のころから父親と一緒にバスケをしていた習慣で、浜辺にて我流でバスケの技を磨いていた。持ち前の闘争心と素早いドリブルを武器とする。右額に負傷した傷痕がある。 アコ フルネームは不詳(家族がその名で呼んでいるシーンはある)。龍也、タイゾーとはチームの一員。152センチメートル、40キログラム。 地元高校に通う女子高生で、龍也の友人。中学時代はバスケ部員で異性にもモテていたが、それが原因となって他の女子部員から陰湿なイジメを受けたため、高校ではバスケ部には入らず、3人でストリートボールの道を選んでいる。上背はないが男子選手に負けないガッツと冷静さが身上。スリーポイントを得意とし、シュートモーションの速さに定評がある。 尚、マスカラ使用による運動は、実際は汗で流れ落ちてしまうが、漫画だから大目に見て下さいと、作者が第1巻コミックス巻末の設定資料にて弁解を入れている。 タイゾー フルネームは不詳。龍也、アコとはチームの一員。185センチメートル、78キログラム。 地元高校に通う男子高生で、龍也、アコの友人。中学時代は龍也と共に一生懸命バスケに打ち込んでいたが、他部員と温度差を感じてからは高校からは龍也、アコと一緒にストリートボールをすることになった。髪型は派手だが、普段から大人しい性質。愛犬家で、チャウチャウを飼っている。 葉山 瞬一(はやま しゅんいち) 愛称はパンサー。182センチメートル。70キログラム。 辻沢高校に通う男子高生で、元はバスケ部のメンバー。当初はストリートボールなど遊び、落ちこぼれの集団などと龍也たちを鼻で笑っていたが、龍也たちと大会会場で、一戦を交えてから考えが変わる。龍也たちと賭けバスケをしたこと、そして部の規則を破ってストリートボールに出場したことが見付かり、全ての責任を被って無期限活動禁止処分となった(しかし、賭けバスケをしていたのは緋口たちであり、葉山は関わっていない)。しかし、本心はストリートボールの世界に魅入られたためであり、他の部員から嫌味を浴びせられたことも相俟って、龍也たちのチームに参加することになる。その後はバスケ部に退部届を出す(監督は、実情を察しており、彼を新人戦メンバーにノミネートしていた)。龍也に負けず劣らず、目立ちたがりな性格であり、チーム名も龍也との1on1勝負の結果、「パンサー王子と給食当番」にしてしまった。普段は釣り目だが、不気味なぐらい爽やかな人格になることもある。
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主人公チーム
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「小説ウィザードリィII 風よ。龍に届いているか」の記事における「主人公チーム」の解説
「梯子山」の探索では、「善」の戒律の者が侵入できないフロアと「悪」の戒律の者が侵入できないフロアがあるため、その対策のため、基本的には「中立」の者を中心に、探索の進行に合わせて「善」のメンバーと「悪」のメンバーを交代するという、編成が組まれる。主人公ジヴラシアおよび戒律を同じくするディーとザザは、後述する「中立」のメンバーであるガッシュ、フレイ、ボルフォフと同じチームである。後述する「善」のメンバーであるマイノス、エレイン、アルタリウスもまた、ガッシュ、フレイ、ボルフォフと同じチームである。すなわち「善」「中立」「悪」のメンバーで一組のチームを構成して「梯子山」の探索を行っている。 ジヴラシア 人間族の男性で、「熟達者(マスター)」に達した忍者。戒律は悪。後述のディーやザザなど親しい仲間からは、「ジヴ」という愛称で呼ばれている。本作の主人公であり、本作は基本的に彼の一人称である「俺」で進行する。世界各地をめぐる隊商の長の子だったが、先祖は「ワードナの迷宮」に挑んだ忍者らしく、その素養が強く受け継がれている。20歳のときにリルガミン市に来て、本作の時点では21歳。 精悍な風貌で、非情な戦闘機械といわれる忍者には似つかわしくない、陽性を感じさせるいなせな好漢だが、己を鍛え上げ戦闘力を高めることに強いこだわりを持つ。しばしば単独で迷宮にもぐり、忍者装束を纏って迷宮の闇に隠行し、超人的な体術と指先まで鋼の如く鍛えた徒手空拳術で相手の急所、「死点」を突いて怪物をしとめるという、狂的なまでの鍛錬を繰り返している。 戦闘においては徹底して感情を排し、油断につながる「嬉」や、自分の動きを殺す「恐」などを抑えて、きわめて冷徹かつ効率的に戦闘を展開する。この精神的なものも含めた戦闘スタイルは、忍者の修行を基礎からじっくりと鍛錬した者のみ可能である。また190センチメートルの長身を忍者特有の肉体改造によって鍛えた筋肉で包み、「熟達者」まで己を鍛え上げたジヴラシアは、跳躍で全身の筋肉を撓めて、一気にそれを繰り出しながら手刀を振るうことによって、真空の刃を作り出すことが出来る。 『隣り合わせの灰と青春』の登場人物ジャバの転生者(命名は産婆となったエルフによるもので、先祖の名前の響きから取られているとのこと)。少年時代に出会った初恋の少女を守れなかった悔しさから、自分から悲しみを退けるため力を渇望するようになった。リルガミンの女王ベイキは、その少女の面影を感じさせ、本作において、自ら「梯子山」の迷宮に挑もうとするベイキに力を貸そうと思ったのはそのためだが、物語が始まった時点では、その記憶は意識の底に沈んだ状態で、「トレボー城塞」のマスターニンジャ(後述するウェストウインド)の過酷を極める修行を成し遂げて忍者となり、「宝珠」探索でその力を振るいながらも、なぜ戦いと強さを自分は欲するのかを思い出せないまま、むなしさを感じていた。そしていつしか、戦士として最高の素質を持つ仲間のガッシュを自分と比較し始め、超えなければいけない「壁」として意識するようになっていく。そして迷宮の入り口が塞がれ、ガッシュたちの生死が不明となったことを知った時、自分でも説明のつかない強烈な衝動に駆られ、「梯子山」登頂に挑む。パルパの協力にアドリアンとベイキも参加し、「梯子山」登頂は成功するが、侵入口付近でディーのワイヤーロープが落石に直撃して切断されてしまい、ディーが落下しロープの切れ端を握ってしまいジヴラシアも落下し、登頂途中に張ったロープを掴んで地上激突は免るが、マイノスたちとはぐれてしまう。そのままでは体力を使い果たして地上落下は免れなかったが、途中地点のすぐ近くの壁を突き破ってロックが飛び出してきたため、開いた穴から迷宮に侵入する。その途中で遭遇した黒竜にトラウマを刺激されて発狂寸前に陥ったディーを救うために彼女を抱く。それ以降は冷静さを取り戻したディーと共にハイランス・フレイ・マイノス・ザザ・ガッシュ・アドリアン・ベイキたちと次々に再会し、ダバルプスとの最終戦まで戦い抜いた。 エピローグでは妊娠したディーと結婚し、八ヶ月ぶりにガッシュたちと再会する。 ディー エルフ族の女性、悪の戒律の「熟達者」の魔術師。平均的に容姿が美しいエルフ族の中でも、際立った美貌の持ち主。迷宮探索が始まってから唯一残った女性冒険者で、最高位の魔術を修得しただけあり、一を聞いて十を知る知恵者である。気性が激しく、さっぱりした性格で、それを反映してか、火炎を操る魔術に特に長けている。一方でその情熱的な気性が男をひきつけるのか、男出入りが激しい。しかしディーを御せる男はそうそうおらず、たいてい一晩で追い出される。その現場をジヴラシアに見られても、さばさばしたものであるが、戦闘に明け暮れるジヴラシアを「朴念仁」などと時々冷やかしながらも、出会って以来ずっと気がある様子である。ジヴラシアには、女性らしいナイーブな可愛らしさや、世話を焼きたがるそぶりも見せる。気があるのは周囲から見れば良く分かるそうで、分かっていないのはジヴラシア本人だけらしい。 少女時代は、様々な種族が共存する小さなしかし豊かな村で平和に暮らしていた。家族である父親は狩人であり、母親は薬草の調合を上手としていた。ある日、黒竜(ブラックドラゴン)に村が襲撃され、目の前で黒竜に両親を惨殺された。その恐怖はディーに深く刻み付けられ、それから逃れるために、魔術を修得して竜すら殺せる熟達者を目指している。また、誰かの助けを求める潜在意識から、夜ごとに男とベッドを共にしていた。 大破壊が近く到来すると五賢者に告げられた後、ジヴラシアの「梯子山」登頂に同行し、途中で起こったアクシデントでマイノスたちとはぐれジヴと二人きりになった後に遭遇した黒竜にトラウマを刺激され発狂寸前に陥るが、それがきっかけで彼と結ばれる。 その後再び黒竜と遭遇し、ジヴラシアや仲間たちと共に撃退し悪夢を振り払うことに成功。以後ダバルプスとの最終戦まで戦い抜いた。 エピローグではジヴラシアと結婚し、妊娠した状態で八ヶ月ぶりにガッシュたちと再会する。なお、かつて険悪な関係だったベイキとは友の妻同士、姉妹のように仲良くなった。 ザザ 人間族の男性、悪の戒律の「熟達者」の僧侶。僧侶の家系に生まれる。ジヴラシアより2歳年上だが、少年にも見える無邪気な笑顔を常に浮かべている美青年。冒険者仲間に対しては、たとえ異なる戒律の者にも礼儀正しく接し、ジヴラシアのような惚れこんだ者には面倒見も良い。またユーモアもある人物だが、敵対者には徹底して酷烈で容赦がない。戦士とはタイプが違うが、鍛え上げられた肉体を持ち、武器を使うことは少ないものの、僧侶の武器、槌(メイス)の扱いも一流である。ザザの数代前の先祖は、自らの僧侶の呪法に、東方の異教や様々な地方の土着の呪術を取り入れて、独自の呪法を編み出すということをしていて、ザザもその技術を受け継ぎながら、自らも、時に対立する宗派からそれぞれ法術を取り入れるといった修行をしていた。その過程で、敵対する宗派や部族が互いを容赦なく攻撃する様を見てきており、ザザの敵対者への姿勢はここからきているものと思われる。 『隣り合わせの灰と青春』の登場人物、アルハイムの転生者。前作ではジャバはアルハイムを「虫の好かない奴」と思っていたが、前世の縁で今作では、ジヴラシアの最も信頼するパーティの仲間の一人となる。本作やCDドラマ『ハースニール異聞』によれば、アルハイムは『隣り合わせの灰と青春』の後にトレボー城塞でマルグダとアラビクの姉弟に出会い、後にダバルプスとの戦いにも協力した模様。 ジヴラシアの「梯子山」登頂にも同行し、途中ジヴラシアたちとはぐれながらもマイノスと協力して迷宮を突き進み、ジヴラシアたちと再会する。それ以降は一人でアークデーモンを仕留め、デーモンロード戦には参加しなかったもののダバルプスとの最終戦には参加した。 エピローグでは八ヶ月ぶりにジヴラシアたちと再会し、ディーが妊娠していることにいち早く気付いた。 ガッシュ 人間族の男性で、戒律は中立。「熟達者」の領域をもはるかに超えた戦士である。本来は平和を愛する心を持つが、故郷の村を襲ったある事態をきっかけに、自分が戦士としての天分を持つことを知り、冒険者を志す。身長は2メートルを超え、ジヴラシアの二回り以上ある巨体を屈強な筋肉で包み、そのパワーと磨き上げた剣技を持って繰り出される斬撃は、分厚く重い段平に剃刀の切れ味を与える。またその巨体に鋼の甲冑を着込みながらもしなやかな敏捷さを持ち、死線を潜り抜けたことで磨いた判断力や、直感の冴えなど、どれをとっても戦士として最高の資質に恵まれている。一方で、豪胆かつ爽快で、おおらかな気性を持ち、澄んだ眼に子供のような無邪気な色を浮かべる好漢である。物語冒頭で、「宝珠」を手にするべくフレイ、ボルフォフ、「善」のメンバーと共に「梯子山」に向かうが、「妖獣」の奇襲を受け、さらに地震による落盤によって迷宮内に取り残されてしまい、パーティは壊滅する。 『隣り合わせの灰と青春』の登場人物で、ジャバとともにパーティを組んでいたガディの転生者。ガディはアルハイム達と共に「ダバルプスの呪いの穴」に挑み、最終的にはアラビク王子の装備を受け継いで「ダイヤモンドの騎士」となり、ニルダの杖を「呪いの穴」から奪還する。リルガミンを救った最大の英雄と言え、その中でマルグダ王女とも相思相愛になるものの、立場の違いから身を引かざるを得なかった。その魂を受け継ぐガッシュも、マルグダの末裔であるベイキにひそかながら恋心を抱いていた。後に迷宮内の戦いにおいて、「妖獣」に憑かれた仲間をやむなく自ら止めを刺したことで罪の意識に囚われ、自らの死を望んで無謀な戦いに挑んでいく。しかし、最後のジヴラシアとの決闘を経て、罪を背負いながらも生きてゆくことを決意する。 エピローグではベイキと結婚してリルガミンの新たな統治者(国王)となり、八ヶ月ぶりにジヴラシアたちと再会した。 フレイ ホビット族の男性、中立の盗賊。風貌は人間の子供にしか見えないが、ホビットとしては立派な成人であり酒好きである。非力ではあるが負けん気が強く、忍者の体術に憧れてジヴラシアとの組手を続けている。組手のルールとして、ジヴラシアより前にフレイが攻撃を当てることができたら、ジヴラシアが秘蔵の酒のコレクションから、一本フレイに譲ることになっているのだが、ストーリー序盤の時点でフレイの勝ちはなく、金貨をジヴラシアに巻き上げられっぱなしである(ジヴラシアは「授業料」と称している)。しかし、生涯を通じて裸足のホビットは足裏を剛毛で覆われ、木靴のような硬さを持つため、組手で身につけた蹴り技は、見た目よりも遥かに危険な威力を持つようである。さすがに、その蹴り技を怪物に使うことはないが、ジヴラシアとの特訓は、後にフレイだけでなくジヴラシアをも助けることになる。ガッシュと共に「梯子山」の中に取り残されるが、「妖獣」の奇襲を受けながらもほぼ無傷で済み、「梯子山」の外へ救援を求めるため、持ち前の勇気で単独で迷宮を脱出しようとする。その途中でジヴラシアたちと再会し、ダバルプスとの最終戦まで戦い抜いた。 エピローグでは八ヶ月ぶりにジヴラシアたちと再会し、近くハイランスと二人で侍と忍者の発祥の地である東方の国に旅立つと告げた。また、冒険中にジヴから念願の初勝利を収めることが出来たため褒美として極上の酒を1本受け取った。 ボルフォフ ドワーフ族の男性、中立の戦士。身長は150センチメートル弱。その剛力と低い重心から振りぬかれる斧の一撃は、ガッシュの剣に勝るとも劣らない威力を持つ。豪放だが、落ち着いて成熟した、パーティメンバーたちのまとめ役である。個性的なメンバーの同士の衝突(特にジヴラシアとマイノス)の仲裁役でもある。「妖獣」の奇襲を受け、ガッシュと共に迷宮内に取り残される。その時に、重傷を負ってしまう。やがて、その傷から「妖獣」の細胞体が増殖し、心身を乗っ取られかけるが、その寸前でガッシュの手により引導を渡され、人の尊厳を抱いたまま永久の眠りに付いた。 マイノス 人間族の男性、善の戒律のロード。長い金髪の貴公子然とした美青年だが、もう少しで「熟達者」にも達しようとするロードで、パワーはガッシュには及ばないが、強力かつ流麗な剣技を誇り、ジヴラシアに匹敵する実力がある。僧侶の呪文もある程度使えるが、本職のザザに比べると未熟(オリジナルのゲームではロードは呪文習得が遅い)でマディなどの高位の呪文は使用できない。また正義感が強く仲間想いの熱血漢であり、優男の風貌からは想像もつかない凄まじいまでの気迫や闘争心の持ち主でもあるが、思ったことが隠せない直情的な性格のため相手の心情を察するのが苦手な一面も。身長は180センチメートル余り。 冒険者達の中で唯一リルガミンの王国騎士の称号を持ち、代々ロードの技能を受け継ぐ家系の出身である。そのため、リルガミン王家に対しては強い忠誠心を持つ。ジヴラシアとは、「善」と「悪」の戒律の対立を代表するかのような犬猿の仲で、顔を合わせるたび一触即発になる。ガッシュたちと共に「梯子山」に入り、見事「宝珠」を入手するが、その帰路パーティは「妖獣」の集団の奇襲を受ける。 パーティは散り散りになり、マイノスは瀕死の重傷を負いながらも辛くも「梯子山」を脱出し、その状態で王宮で「妖獣」の餌食になりかけた王女を間一髪で救う。同時にマイノスは「宝珠」も持ち帰っており、王女を救ったマイノスの姿と、常軌を逸した方法で「宝珠」を持ち帰ったくだり(「妖獣」の攻撃とその後の脱出行で全身に深い傷を負い、特に右手は篭手ごと粉砕され、もう片方の手に剣を握っていた)を知ったジヴラシアは、次第にマイノスに一目置くようになり、「梯子山」の登攀を経て手強い剣士、頼りになる仲間と認めるようになる。マイノスもジヴラシアを「ジヴ」と呼び、友と認め合うようになった。途中ザザと共にパーティの仲間と離ればなれになりながらも、その剣技と闘志、そしてアドリアン(後述)から託されたエクスカリバーと聖なる鎧の力で修羅場を乗り越え、ダバルプスとの最終戦まで戦い抜いた。 エピローグではガッシュ・ベイキ夫妻の護衛となり、八ヶ月ぶりにジヴラシアたちと再会した。 エレイン エルフ族の男性、善の戒律の魔術師で「熟達者」。年齢は20歳に満たない。マイノスと同じく、ガッシュ達とパーティを組む冒険者。「悪」の冒険者に対しては冷淡な態度をとる。マイノスとは兄弟のように馬が合ったらしい。 迷宮探索中に「妖獣」に襲われ、マイノスの目前で最初の犠牲者となる。それを見て激昂したマイノスは、単身「妖獣」の群れに突進し、その混乱の末、迷宮の外までさ迷い歩く事になる。一方で「妖獣」に乗っ取られたエレインは、外から全く判別できない外見で油断させ、冒険者の宿に待機していた残りの冒険者達を全て餌食にする。しかし、ディーの転移(マロール)で駆けつけたジヴラシアによって倒された。 アルタリウス ノーム族の男性、善の戒律の僧侶で「熟達者」。年齢は50歳前後。マイノス、エレインと共にガッシュ達とパーティを組んでいた。悪の冒険者達には最低限の礼儀を払う、理性的な態度を取っていた。 ガッシュ達と共に「妖獣」に襲われ、エレインと同じく体を乗っ取られる。妖獣の傀儡と化したアルタリウスは、異様な風体で王宮に現れてジヴラシア達の目の前で、王女を毒牙にかけようとする。しかし、その場に居合わせたジヴラシアの放った真空波によって倒された。
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主人公チーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 04:32 UTC 版)
アサミ(瀧川 麻美) 演 - ともさかりえ 留置場にいたところを、在籍していた学園長の越山に引き取られる。最初は越山の命令に従っていたため、ナナカらの行為を阻止しようとしていたが、TRAP-2でのエリの死をきっかけに、これまでの過去もリセットし、越山とも決別したいという思いで仲間に入る。淀橋の狙いや身辺を単独で探っていた。眩しい光を見ると、過去に目撃した父の殺害の件がフラッシュバックし、パニックを起こすこともある。金だけがすべてという考えを持ち、それ以外のこと(人間関係など)に興味を持っていなかったが、任務を遂行していくうちに徐々に気持ちを切り替えていく。昭和55年8月14日生まれ。 ナナカ(渡辺 菜那香) 演 - 鈴木紗理奈 OLだったが、既婚の派遣社員の男(早乙女の仕向けた企業スパイ)と不倫。派遣社員の男に嗾されるまま横領の末、別れ話のもつれから相手を刺し、殺人未遂と横領罪で服役。車の運転を得意とする。多少派手なルックスを持ち、過去の経験から男のターゲットに近づくのが上手い。惚れやすい性格で、時にその感情が暴走し、任務が失敗になりかけることもある。口癖は「振り返ったらあかん」。メンバーで唯一の関西人。 カヨ(小杉 香代) 演 - 篠原ともえ ハッキングを利用した詐欺事件を起こし服役。中学生の頃、早乙女の手先だった父が銀行強盗に失敗し逮捕された事から、いじめのターゲットにされ、いじめグループのリーダーを車道に突き飛ばし負傷させた過去を持つ(この件についてはあまり公にはなっていないが、淀橋には知られていた)。パソコンを操作している時の口癖は「ビンゴ」。 イヅミ(加藤 いづみ) 演 - 遠藤久美子 資産家の娘だったが、母が謎の死を遂げた後(実際は、母は早乙女の部下として父に接近した女性だったが、結婚・出産を経て次第に父を愛するようになり、早乙女に組織からの脱退を申し出たため裏切り者として殺害された事が死の真相である)、父が再婚。継母からの酷い嫌がらせに耐えかねた弟が継母を刺殺する。自分は父に疎まれ居場所がなくなっていた事に加え、弟がやらなければ自分がやっていたとし、自ら殺人の罪を被り出頭、服役する。ピアノを得意とし、周波数などからCD音源とアナログ音源を聞き分けられるほどの聴力を持つ。 マドカ(高田 圓) 演 - 知念里奈 中学生の頃に実家が破産状態になったため(背後に早乙女が絡んでいる)中学卒業後に自動車修理工場へ就職。一緒に働いていた男の身の上に同情。男の悪事に荷担したことからストーカー行為を受け、殺されそうになり反撃。過剰防衛と同時に過去におこなった窃盗なども追及され服役。パソコン能力に関してはカヨの次に上とされる。 エリ / タナツグ エリ(TRAP-1で紹介あり) 演 - 榎本加奈子 一人称として自分の名を用いる。家が貧しい事から、学校などで金品がなくなれば真っ先に疑われることに腹を立て「本物の大泥棒になってやる!」と宣言。窃盗を実行し鑑別所へ収監される。メンバーの中では最も罪が軽微とされ、退所も検討される時期にあったが、鑑別所での生活に嫌気が差し、ナナカらと共に脱獄のメンバーに入る。TRAP-2にて越山が運転する車に轢かれ、メンバーの中で最初に死亡する。このことがアサミの心を変えるきっかけとなる。 淀橋 幸世 演 - 唐渡亮 脱獄した5人を死んだことにして引き取った人物。謎が多く、アサミらから信用されないことが多い。任務のためなら手段を選ばない。しかしアサミらへの任務の指示は的確。また自らも変装して任務に加わることもある(家庭裁判所の職員・刑事・医者など)。妹の佳苗を心の拠り所としており、アサミには任務に佳苗を巻き込むようなことがあれば殺すと言うほどである。
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