つち【土/▽地】
読み方:つち
1 岩石が分解して粗い粉末になったもの。土壌。「花壇の—を入れ替える」
「空から—へひと息にポーンと降り立つ雨の脚」〈柳虹・雨の脚〉
4 鳥の子紙の一。紙の原料となる植物繊維に泥土をまぜて製した下等な和紙。
5 (「犯土」「槌」「椎」とも書く)陰陽道(おんようどう)で、土公神(どくじん)のいる方角を犯して工事などをすることを忌むこと。また、その期間。暦の庚午から甲申までの15日間をいう。つちび。
7 地下(じげ)のこと。
「—の帯刀(たちはき)の、歳二十ばかり、長(たけ)は一寸ばかりなり」〈落窪・一〉
[下接語] 赤土・荒(あら)土・合わせ土・上(うわ)土・置き土・鹿沼(かぬま)土・壁土・黒土・肥え土・白(しら)土・底土・叩(たた)き土・作り土・床(とこ)土・苦(にが)土・粘(ねば)土・練り土・埴(はに)土・粘(へな)土・惚(ほ)け土・真(ま)土・盛り土・焼き土・焼け土・痩(や)せ土・用心土
つい【×槌】
読み方:つい
つち【×槌/×鎚/▽椎】
槌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/28 09:00 UTC 版)
槌(つち)とは、物を打ち付けたり、潰したりする工具の総称。英語からハンマー(hammer)とも。漢字では、打撃部分が木製のハンマーを槌、打撃部分が金属製のハンマーを鎚と書く。「かなづち」はもっぱら「鎚」の方を意味する[1]。
- ^ 漢字の意味「鎚と槌」
- ^ a b CORPORATION, TOYOTA MOTOR. “特集|「日本のクルマづくりを支える職人たち」第4回 板金・溶接職人 吉野栄祐 |トヨタイムズ”. トヨタイムズ. 2021年8月3日閲覧。
- ^ ヴィトルト・リプチンスキ『ねじとねじ回し』春日井昌子訳、株式会社早川書房、2003年10月31日5版発行、17–19頁。Witold Rybczynski 『ONE GOOD TURN (A Natural History of the Screwdriver and the Screw)』
- ^ THOMAS DUTTON 『THE HAND TOOLS MANUAL』p133、2007年発行、TSTC Publishing ISBN 978-1-934302-36-1
- ^ ハンス・ビーダーマン『図説 世界シンボル事典』2015年、ISBN 978-4-89694-189-0
- ^ “用語集”. 技術支援センター. 茨城工業高等専門学校. 2009年7月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年4月22日閲覧。
- ^ デジタル大辞泉『とんかち』 - コトバンク。2019年4月25日閲覧。
- ^ 語源由来辞典
- ^ a b c 『DIY工具選びと使い方』2008年11月1日発行。ナツメ社。『作業工具のツカイカタ』2002年8月25日13版発行。大河出版。『DIY道具の便利帳』2010年9月11日初版発行。大泉書店。
- ^ “■法廷画家のお仕事 法廷雑学”. yoshitakaworks.com. 2020年12月8日閲覧。
- ^ 弁護士吉成安友のブログ2011-04-17 22:48:08
- ^ デジタル大辞泉『横槌』 - コトバンク。2011年4月23日閲覧。
槌
槌
「槌」の例文・使い方・用例・文例
- かくかくしかじかで、と事情を説明したのだが、あんまり興味なさそう相槌しか返ってこなかった。
- 彼は過って親指を金槌で打ち付けた。
- 両面槌(づち).
- 彼はさかんに相槌を打ちながら彼女の話を聞いていた.
- 金槌で釘の頭を打たないでこの親指の方を打っちゃったんだ.
- 彼は渾身の力を込めて岩に槌を振り下ろした.
- 建設の槌音がひびく.
- 打出の小槌
- 相槌を打つ
- 「もちろんさ」と相槌を打った
- 彼は「勿論さ」と合い槌を打った
- 撞槌をもって地面をつき固める
- 金槌で卓子を叩く
- 金槌で釘を打つ
- 金槌の頭
- 金槌の柄
- 金槌で釘を打ち込む
- 釘抜金槌
- 槌で打つ
- 槌で釘を打つ
槌と同じ種類の言葉
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