玄翁とは? わかりやすく解説

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げんのう【玄能】

読み方:げんのう

頭の両端とがった部分のない金槌(かなづち)。石を割ったり、のみをたたいたりするのに用い石工用と大工用がある。

[補説] 玄翁(げんのう)和尚殺生石砕いたという伝説由来する。「玄能」は当て字。「玄翁」とも書く。

玄能の画像

げんのう 【玄翁】

源翁とも。南北朝時代曹洞宗僧。諱は心昭越後の人。総持寺修行ののち諸寺を開き下野那須野栃木県)に妖狐化したという石があり(殺生石と呼ぶ)、人に災いしたのを、強打して割り、怪を鎮めたという。謡曲殺生石」は、これに取材。また大型鉄鎚玄能というのは「玄翁」の名からとったものともいわれる異説もあり。(一三二六~九六

玄翁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/29 00:22 UTC 版)

玄翁(げんのう)には以下の用法がある。

  • 源翁心昭 - 南北朝時代の曹洞宗の僧。妖怪退治伝説で有名
    • 「げんのう」(玄能・玄翁) - 上記の人物が使用したとされる、大きな槌#金鎚も参照。

玄翁(玄能、げんのう、ゲンノウ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 14:33 UTC 版)

」の記事における「玄翁(玄能げんのうゲンノウ)」の解説

頭部片側は鑿を叩いたり、釘を打つための平面多く反対側が「木殺し面」と呼ばれ曲面になっており、木を叩き締めたり木殺しという)、木に傷を付ないよう釘を最後に打ち沈めるのに用いる。名称は金鎚殺生石退治した玄翁和尚源翁心昭)に由来するといわれる八角ゲンノウは、断面八角になっていて側面打撃面として使うことができ、周囲金鎚を振る空間ない場合には側面使って釘を打つ。柄は、粘りがあって硬いシラカシや、振動が手に響きにくいグミ材などを多く用いる。職人向けの高級品では別売り頭部と柄を選んで組み合わせられる(「挿げると言う)。

※この「玄翁(玄能、げんのう、ゲンノウ)」の解説は、「槌」の解説の一部です。
「玄翁(玄能、げんのう、ゲンノウ)」を含む「槌」の記事については、「槌」の概要を参照ください。

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