木槌とは? わかりやすく解説

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き‐づち【木×槌】

読み方:きづち

木製のつち。


木槌

木槌
木槌
金属板を打ち出したり、木臼に焼鈍(しょうどん)した金属板を打ち込むのに使用します木製なので金属に傷がつかず、切った削ったりも楽に行えます。
また、物の絞り用いたり、厚みをつけて絞りたいときに使用したりします
[ 撞木シュモク] 元来鐘を打ち鳴らす道具でしたが、打ち出し打ち込み使います
[ 掛矢カケヤ]  の木でできた一番大きな木当金のぶったてを木台立て時に使います


木槌

作者高橋揆一郎

収載図書悪党トマト
出版社河出書房新社
刊行年月1990.1


木槌

読み方:さいづち

  1. (一)他人にの上らぬ者をいふ、木槌の頭の重き喩ふ(二)「-頭」。頭の形木似たるもの。

分類 東京

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木槌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 14:33 UTC 版)

」の記事における「木槌」の解説

木槌(きづち)(木ハンママリットWooden mallet)は、頭部木製のもの。対象物に傷をつけない目的使用される建築用用いられるやや大振りな物は一般に掛矢(かけや)と呼ばれ、枘(ほぞ)やなどの木材打ち込む際に使われる大型ハンマーとの違い材質)。また、解体工事でも、土建重機普及するまで在来木造家屋程度なら掛矢打ち壊した機械工場で使用する場合は、フライス盤中ぐり盤平削り盤等に取付ける被削材に傷を付けないで軽い打撃力与え場合使用する板金加工においても使われている。 他のハンマー異なり頭部の角で相手を打つ。質量小さいので打撃力を一ヶ所に集中させる為である。頭部の柄を入れる穴が一方向テーパとなっており、先の方から柄を打ち込む。この点は、くさびを打って木の柄を広げてハンマーの柄をとめる他のハンマーと全く異な取付け方である。 『日本書紀』巻七「景行天皇紀」と『豊後国風土記』には、木槌がかつて武器として使われていたことを示唆する記述がある。景行天皇十二十月の条として、熊襲親征途上現在の大分県別府市のあたりへ進駐した景行天皇軍が、巨大石窟立てこもって天皇従わない土蜘蛛らを皆殺しするくだりがそれで、このとき天皇軍の精鋭武器として使ったのが付近にあった海石榴作っただったという。 弁慶の七つ道具にも大槌含まれており(加えて大鋸まさかりも含む)、立木刈り倒して地面打ち柵や塀を築く築城ではもちろん、逆に敵側築いた門扉や柵などを破壊する工兵器材として用いられ半ば応急的武器として振るわれることもあったと想像できる詳細は「ガベル (槌)」を参照 その他の木槌の伝統的な用途としては、何らかの会場一堂集う一群の者たちに対して、その代表者喚起促したり、静粛求めたり集会開始終了宣言するために叩く小槌あげられる具体例をあげるなら、参議院では参議院議長本会議開始合図として使用する木槌、オークション会場主催者競り終了宣言するために叩く小槌、また日本の法廷では使われないが、裁判長出廷者などに不規則な発言を慎むよう求めたり開閉宣言をするために叩く小槌知られている。

※この「木槌」の解説は、「槌」の解説の一部です。
「木槌」を含む「槌」の記事については、「槌」の概要を参照ください。

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