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槌田劭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 16:32 UTC 版)

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槌田 劭(つちだ たかし、1935年11月27日[1] - )は、物理学者アソシエーショニスト

京都市生まれ。父は槌田龍太郎、兄は槌田敦。1958年 京都大学理学部化学科卒業。1963年 アメリカピッツバーグ大学留学。 1967年 京都大学工学部助教授。専攻は金属物理学(特にレアアース)。1973年 伊方原発訴訟に住民側証人として参加。炉心担当。1978年 松山地方裁判所での敗訴後、科学技術そのものの社会でのあり方に疑問を持ち、1979年 京都大学を辞職。1979年 京都精華大学開学時に精華大教員に(美術学部)。1973年使い捨て時代を考える会、1975年安全農産供給センターを設立[2]。有機農業運動及び環境運動に深く関わる。日本有機農業研究会幹事など歴任。

著書

  • 『工業社会の崩壊』四季書房 1979
  • 『共生の時代 使い捨て時代を超えて』樹心社 1981
  • 『破滅にいたる工業的くらし』樹心社 1983
  • 『未来へつなぐ農的くらし』樹心社 1983
  • 『歩く速度で暮らす あしたのための生活ガイド』太郎次郎社 シリーズしごとの発見 1985
  • 脱原発・共生への道』樹心社 1990
  • 『自立と共生 地球時代を生きる』樹心社 1994
  • 『共生共貧・21世紀を生きる道 大地に根ざし、もっとゆっくり、もっと小さく』樹心社 2003

共編著

  • 『化学者槌田龍太郎の意見』槌田敦共編 化学同人 1975
  • 『技術と人間 原子力と安全論争=伊方原発訴訟の判決批判』 技術と人間6月臨時増刊号 1978年
  • 『農の再生・人の再生 産直運動をめぐって』飯沼二郎共著 人文書院 1983
  • 『未来へ生きる食を求めて わが家の十二ケ月』槌田佳代子共著 樹心社 1985
  • 『地球をこわさない生き方の本』編著 岩波ジュニア新書 1990
  • 『シリーズ<環境・エコロジー・人間> 別巻 1 共感する環境学 地域の人びとに学ぶ』嘉田由紀子,山田國廣共編著 ミネルヴァ書房 2000
  • 『水と暮らしの環境文化 京都から世界へつなぐ』嘉田由紀子共編 昭和堂 2003
  • 『原発事故後の日本を生きるということ』小出裕章,中嶌哲演共著 農山漁村文化協会 農文協ブックレット 2012

論文

  1. ^ 『現代日本人名録』
  2. ^ 使い捨て時代を考える会と安全農産供給センターに関しては、社会運動2014年9月号 「世界の多彩な協同組合」(吉永剛志)に詳細



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