構造関係技術基準とは? わかりやすく解説

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構造関係技術基準

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 04:10 UTC 版)

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本項では、建築基準法等における建築物の構造関連の技術的な基準に関する規定の解説書である『建築物の構造関係技術基準解説書』(けんちくぶつのこうぞうかんけいぎじゅつきじゅんかいせつしょ)について説明する。

概説

『建築物の構造関係技術基準解説書』は、建築基準法やその関連法令国土交通省告示等における建築物の構造に関する規定について解説したもので、これらの規定に適合する必要がある構造設計において用いられる。また、建築確認及び構造計算適合性判定等の手続きでは、本書に即して判断が行われる[1]

かつての『構造計算指針・同解説』や『建築物の構造規定』の後継にあたる[1][2]。最新版は2020年に発行された『2020年版 建築物の構造関係技術基準解説書』で、2007年に発行された『2007年版 建築物の構造関係技術基準解説書』を改訂した2015年版をさらに改訂したものである[3]

表紙が黄色であるため、「黄色本」の通称で呼ばれる[1]。本書の編集等は以下の団体によって行われている。

目次

  • 第1章 序章
  • 第2章 構造関係規定の構成及び要求性能
  • 第3章 構造細則
  • 第4章 構造計算による安全確認
  • 第5章 荷重及び外力
  • 第6章 保有水平耐力計算等の構造計算
  • 第7章 限界耐力計算
  • 第8章 その他の構造計算
  • 第9章 許容応力度及び材料強度
  • 付録1 構造関係規定に関する技術資料
  • 付録2 既存建築物に関する構造関係規定の適用[3]

脚注

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  1. ^ a b c GBRC最新情報 Vol.1 (PDF) 一般財団法人日本建築総合試験所 建築確認評定センター、2015年10月
  2. ^ JSCAパンフレット「安心できる建物を作るために」における地震力の大きさと震度階の位置付け (PDF) 一般社団法人日本建築構造技術者協会、2012年5月23日
  3. ^ a b c 商品詳細 2020年版 建築物の構造関係技術基準解説書 一般財団法人建築行政情報センター

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