主人公を支える人々
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「キューティーハニー」の記事における「主人公を支える人々」の解説
早見 団兵衛(はやみ だんべえ) 声 - 富田耕生 早見家の当主。体は小さいが武芸百般に通じ、忍術の使い手でもある。年齢にそぐわないその身体能力で、パンサークローとの戦いにおいて相手戦闘員を翻弄するなど、しばしばハニーをフォローする。しかしここぞというところでドジを踏んだり太刀打ちできずにあっさり負けてしまったりと、肝心な時に役に立たないことも度々。 息子と行動を共にするハニーの父親代わりを自認し、ハニーがアンドロイドであることを知っても以前と同じように我が子のように可愛がるなど人情に篤く、ハニーにも「おじさま」と呼ばれ慕われている。自宅と学生寮を破壊され、住む所を失ったハニーを自宅に引き取って面倒を見つつ息子と共にハニーをサポートする頼もしさの一方で、息子たちとハニー争奪戦を繰り広げたり、順平と一緒にハニーの入浴姿を覗くなど、下心丸出しのスケベオヤジでもある。 青児や順平からは「父上」と呼ばれている。 早見 青児(はやみ せいじ) 声 - 森功至 早見家の長男で東日新聞の記者。バイク走行中に、ハニーの最初の変身であるハリケーンハニーへの変身の場面に出くわし、後をつけてきたことでパンサクローの如月家襲撃の場面に居合わせる。スクープ狙いでハニーに話を聞こうとするものの、空気を読まないその行動に激昂したハニーの張り手をくらい、泣きじゃくる彼女の姿を見て心を入れ替え、スクープをあきらめてハニーに協力し共にパンサークロ―と戦うことを誓う。その後、ハニーが如月博士を象ったロボットの口から遺言を聞く現場に立会うこととなり、ハニーの素性と過酷な運命に同情して様々な面で彼女に協力する。 正義感があり長身で割と端整な容姿だが、格闘はあまり強いとは言えず、どちらかといえばブレーン的な役割を担う。ハニーと近しいがゆえに敵に標的にされることも度々で、ハニーの足を引っ張ってしまうこともある。戦いの中で次第にハニーと惹かれ合い、家族公認の恋人となる。ハニーからは「青児さん」、団兵衛からは「青児」、順平からは「兄上」と呼ばれている。 早見 順平(はやみ じゅんぺい) 声 - 沢田和子 早見家の次男。父親譲りのスケベな小学生(兄・青児とは親子並みに歳の差があることになる)。「恋の戦士」を自称し、「ハニーおねーさまー」と叫んでは何かにつけてハニーに抱きつこうとする。ミヨちゃんという同級生の彼女がいるが、いつもハニーに夢中なので嫉妬され、よく殴られる。 ハニーがアンドロイドであることを知った直後は団兵衛共々戸惑うが、その事実を受け入れ、以降も姉のように慕う気持ちはスケベ心と共にまったく変わらない。ハニーからは「順平ちゃん」と呼ばれて可愛がられているが、執拗にハニーの体に触るなどの悪戯が過ぎてお仕置きを食うこともある。 なお、父からは戦闘力も受け継いだらしく、少年ながらかなり腕っ節も強い。足手まといになる事も多いが、ハニーの窮地を救うこともある。 早見 直次郎(はやみ なおじろう) 声 - 増岡弘、西崎章治(第23話 - 第25話) パラダイス学園の番長で団兵衛の甥、青児・順平の従兄弟。ゴリラのような大男だが、ハニー転校時に勝負を挑むも敗北し、番長の地位をハニーへと譲った。戦闘力も高く、パンサー団員程度なら倒せる実力がある。 如月猛博士(きさらぎ たけし はかせ) 声 - 八奈見乗児、峰恵研(第16話) ハニーの父。博士号を持つ科学者でロボット工学の研究者。空中元素固定装置の発明者であり、アンドロイドであるハニーの産みの親でもある。 空中元素固定装置を狙うパンサークローの差し向けた刺客の襲撃を受けて殺害され、ハニーとの再会も間に合わぬまま死去してしまった。 自分そっくりのロボットに仕込んだテープにハニーの本当の素性と空中元素固定装置についての遺言を残しており、父の仇討ちと空中元素固定装置を守り抜くという2つの使命がハニーの戦いの動機となった。
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主人公を支える人々(F)
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「キューティーハニー」の記事における「主人公を支える人々(F)」の解説
早見 青児(はやみ せいじ) 声 - 千葉進歩、くまいもとこ(幼少期) 私立探偵の青年。かつて父をシスタージルに殺された事がきっかけで豹の爪を憎み、追っている。この作品ではキャラクターデザインがかなりの美形に変わっている。 ハニーとは出会う度に喧嘩をしているが、自分と同様に豹の爪を追うキューティーハニーに協力するようになり、やがて彼女に想いを寄せるようになる。第21話に聖羅の策略でキューティーハニーの正体を知ってしまうが、それでもハニーへの想いは変わらなかった。 物語終盤でハニーと結ばれ、娘・聖羅を儲ける。その後、パンサーゾラとの決戦から3年後にハニーと結婚した。 秋 夏子(あき なつこ) 声 - 大本眞基子 ハニーの同級生で、寮で同室の親友でルームメイト。ハニーからは「夏ちゃん(なっちゃん)」と呼ばれている。カメラが趣味。原作とは異なり、こちらでは最後まで生き延びる。 第24話でハニーが無関係な人間を戦いに巻き込まないために密かに寮を出て行こうとしていたのを見てそれを咎めた際に、キューティハニーの正体が彼女であることを本人から知らされたことでショックを受けて学園を飛びだしてしまい、そのおかげでパンサークローの襲撃から免れるも、ハニーとパンサークローの戦いの最中にハニーを銃撃から庇って倒れる。幸運にも持っていた新品カメラのカメラに弾が当たったことで無傷で済み、以降、変わらずにハニーを親友として受け入れ協力者として行動を共にするようになる。 なお、豹の爪が学園を襲撃した際はハニーたちに罰当番をやらせようとしていたミハル先生たちの策略で始業式が延期されていたため、夏子とハニー以外の生徒たちも全員難を逃れ、原作とは異なり、ミハル先生とアルフォンヌ理事長も生き残った。 団兵衛(だんべえ) 声 - 松尾銀三 ハニーたちが通う聖チャペル学園の校長。紋付羽織を着た小柄な老人。ハニーの父・猛とは大学時代の友人。生徒思いでミハル先生をたしなめる事も度々あるが、姉には頭が上がらない。名前と容姿は原作及びアニメ版第1作の早見団兵衛と同一だが、青児との血縁関係はない。 常似 ミハル(つねに ミハル) 声 - 尾小平志津香 ハニーたちが通う聖チャペル学園の女教師。ハニーや夏子など、周囲から「ミハルババア」と恐れられるほど規律に厳しく、度々学校を抜け出すハニーに手を焼いている。男性アイドルといった美少年が好き。 物語後半で豹の爪の襲撃により学園が崩壊し、それと同時にハニーの正体を知られた後、学園再建のためと称して何かにつけハニーたちと行動を共にすることになる。 アルフォンヌ 声 - 古川登志夫 ハニーたちが通う聖チャペル学園の理事長で、団兵衛の姉。ポチはその飼い犬。美少女生徒が好き。 ハニー親衛隊 ハニーの親衛隊で、男女それぞれ3人が登場。夏子や学園長と同様、ハニーの正体を知ってから協力するようになる。さえこ 声 - 宇和川恵美 みゆき 声 - 久保田真紀 あゆみ 声 - 加藤良子 ハヤオ 声 - 赤井田良彦 コウタ 声 - 宮田始典 コジロウ 声 - 西松和彦 如月 猛(きさらぎ たけし) 声 - 神谷明 ハニーと聖羅の父。空中元素固定装置を開発した科学者であり、ハニーが16歳の誕生日を迎えた日にパンサークローに攫われてしまう。後にパンサークローの下から逃げ出すも一時的に記憶喪失となり、街を彷徨っていたところを早見に保護され、その後記憶を取り戻しハニーと再会した。 その後、ハニーが自分の出生の秘密を知ってショックを受けていた際に彼女を叱咤して立ち直らせる。最後はダークパンサーとの戦いの際、身を挺して聖羅を庇ってダークパンサーの攻撃を受け命を落とした。 葉月 聖羅(はづき せいら) 声 - 平松晶子 聖チャペル学園に突如現れた転校生。クールな性格の美少女で、ミスティーハニーに変身する。その際にはハニー同様チョーカーと指輪を使用するが、ハニーと違いチョーカーは左の太腿につけている。チョーカーと指輪のエンブレムはダイヤ型。 ハニーを他の女生徒同様「ハニーお姉様」と呼び、当初はあたかも慕っているかのような素振りを見せていたが、実際にはハニーを強く憎んでおり、度々ハニーと敵対する。実はハニーの双子の妹で、ハニー同様空中元素固定装置の種子から生まれた人工生命体である。生まれたばかりの頃パンサークローに攫われてパンサーゾラやプリンスゼラの下で育てられ、その際に偽の記憶を植えつけられてハニーと父を憎むよう仕向けられた。さらにゾラによって胸に「憎しみの刻印」を刻まれており、聖羅の憎しみが高まるたびに怪人を生み出すようにされていた。 物語後半で、彼女の空中元素固定装置は未完成の失敗作であり、変身するたびに寿命が縮まっていたことが明かされる。その後、自分の出生の秘密を知りショックを受けていた時に自身の影であるダークパンサーと遭遇し、彼女と戦うことになる。その際、自分を庇って父が死んだのを目の当たりにしたことで初めて「愛」を知り、姉を守るために最後の力で変身。最後は命を代償にダークパンサーと相打ちになり、空中元素固定装置を残して消滅した。その後、彼女の空中元素固定装置はハニーの空中元素固定装置と融合し、彼女にハイパーハニーという新たな力を与えた。 漫画版の設定が大幅に異なり、プリンスゼラと片思いの恋慕を描いている。また、聖羅は死亡することなく最後まで生き続ける。 佐々木版漫画では、早見青児と黄昏のプリンスが登場せず、聖羅がメインキャラになっている。姉と和解し生存する。 実写ドラマ版の『キューティーハニー THE LIVE』は彼女を足して割ったような2人のキャラクター(早乙女ミキ、剣持ユキ)であることが言及されている。ミスティーハニー 「ハニーフラッシュ!」のかけ声で葉月聖羅が変身した姿。剣技の実力はキューティーハニーより格上。登場の際の決め台詞は「憎しみと運命の影を抱く女! ミスティーハニー!」。イメージカラーは青。変身すると髪が短くなるハニーとは対照的に、変身すると髪が菫色の短髪から藍色の長髪になる。コスチュームの色は上半身が白、下半身が青で、頸部に黄色の長いリボンを結び付けている。黄色い菱形のピアスをしている。水色のアイシャドウも塗る。手袋と同じ型の膝まであるロングブーツを履いている。漫画版とアニメのコスチュームデザインは一部異なるが、全身に深い青紫色のコスチュームを纏う。なお、「ミスティーハニー」の名前は公募で決定されたものだが、原作ではハニーの七変化の一形態の名前だった。空中元素固定装置 彼女の空中元素固定装置は不完全な失敗作であり、ミスティーハニー以外に自由に変化することは出来ない。漫画版では壊れた聖羅の空中元素固定装置はパンサーゾラの力によって修復されることがある。 シルバーフルーレ ミスティーハニーの武器である剣。ハニーのとは対照的に、柄の中心に水色のダイヤ形の装飾がついている。 ハニーセクシーダイナマイト シルバーフルーレから放つ強力な必殺技。エネルギーを刀身に収束させ、Dの文字のような形をしたエネルギーを複数放つ。エネルギーが当たった相手の身体はゴムのように伸び縮みしたあと爆発する。 ハニーブーメラン(アニメ第19話にのみ登場) ミスティーハニーの牽制技。左の太腿につけている変身チョーカーのダイヤを2本刃付ブーメランに変形させて射撃する。 早見 聖羅(はやみ せいら) 声 - 平松晶子 最終話に登場。ハニーと青児の間に産まれた娘。ゾラとの最終決戦の際にハニーの胎内に宿っており、ゾラと共に消滅しようとしたハニーに生きる力を与える役割を果たす。シスタージルと対戦したキューティーハニーを自身の母親とは知らずに憧れ、「将来はキューティーハニーになる」と発言した。聖羅の指輪がハニーと青児の結婚指輪になった。
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