パンサークロー
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「太陽戦隊サンバルカン」の記事における「パンサークロー」の解説
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パンサークロー
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「キューティーハニー」の記事における「パンサークロー」の解説
世界中の富の独占を目論み、宝石・貴金属や美術品を強奪・収集する世界的犯罪組織。幹部・怪人は全て女性。組織名は「豹の爪」の意。
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パンサークロー(Re:)
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「キューティーハニー」の記事における「パンサークロー(Re:)」の解説
シスター・ジル 声 - 伊倉一恵 パンサークローの女首領。その正体は、如月博士が放棄した究極の生体兵器。不老不死の体を持つ。彼女もIシステムを内蔵されているが、彼女のものは開発中に暴走しており、その影響で無数の傀儡の腕が体から生えている。ハニーの身体をつけ狙う。 執事(しつじ) 声 - 清川元夢 ジルに仕える忠実な執事。殺された如月博士に似た姿をしており、最終決戦の場でハニーを惑わせるが、ハニーを機械呼ばわりしたことで「人間として生きろ」とハニーに諭していた本物との差異を見破られ、討たれた。 パンサークロー四天王 パンサークローの幹部格で、ジルに仕える4人の実力者たち。ブラック、スカーレット、コバルトの3名は『初代』の企画没案におけるパンサークロー配下の名前が採用されている。 なお、本作におけるパンサークローは、幹部格から下位の部下まで、如月博士を産みの親に持ちながら見捨てられたジルが己の孤独を慰めるため、内蔵されたIシステムを使って生み出したものである。ブラック・クロー 声 - 冬馬由美 パンサークロー四天王の一人。黒髪白塗りの左半面が姉で銀髪黒塗りの右半面が弟。剣術の使い手。四天王の中では最強の戦闘力を持つ。実は如月博士を殺した張本人。必殺技はマイクを使って歌い、超音波を手杖を集中して発射する光線技「ブラック・ビーム」と、両腕を剣に変形、腰から上を高速回転させ相手に突進をする技「ブラック・トルネード」。 永井豪がデザインした『マジンガーZ』のあしゅら男爵のオマージュキャラ[要出典]。また、同作品に登場したブロッケン伯爵同様、首と胴体を分離させる描写もある。 スカーレット・クロー 声 - 今野宏美 パンサークロー四天王の一人。和をイメージした朱色の衣装を纏った女性幹部。見た目や声は幼女そのものだが冷酷かつ陰湿な性格の持ち主。街じゅう至る所で無差別破壊を行い、「キューティーハニーこそ迷惑な存在」だという捩じれたイメージを人々に植え付けること(夏子曰く「バカな女の卑怯な屁理屈」)でハニーを追い詰めようとする。 必殺技は傘の前端から放つ赤い破壊光線と、口をメカ状に変形させて、そこから発射する「スカーレット・ビーム」。 コバルト・クロー 声 - 金月真美 パンサークロー四天王の一人。藍色のボンデージ衣裳を纏った昆虫のような姿の女性幹部。その身体には骨格が存在せず、格闘能力が高い。ハニーに歪んだ愛情を向ける。 ゴールド・クロー 声 - 上村典子 パンサークロー四天王の一人。金色の甲冑をまとった女性幹部。肉弾戦が得意な上、身体じゅうに重火器を内蔵している。台詞の中に四文字熟語を混ぜる癖がある。
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パンサークロー
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「キューティーハニー THE LIVE」の記事における「パンサークロー」の解説
「金銭の獲得」を唯一にして至上の目的とする秘密結社である。倫理論や道徳観は勿論、テロリストのような政治的思想や宗教的思想などの主義や思想は持ち合わせていない。彼らは合法・非合法を問わず、金銭利益を追求するために政府機関や医療機関といった様々な形で社会との接点を持ち、あらゆる手段を用いて資金を集め、その正体を知った者は容赦無く暗殺する。 本作品のパンサークローは、美術品などを狙う窃盗テロ集団であった原作や、これまでのリメイク作品とは大きく設定が異なっている。パンサークロー最大の特徴だった「幹部・刺客は女性、あるいは女性人格の男性だけ」という設定は消え、幹部に純粋な男性が存在する。また、幹部たちは全員がドラマ版オリジナルキャラクターで占められ、原作のパンサー・ゾラにあたる首領もおらず、各幹部がそれぞれの意思で動きながら緩やかに繋がる、マフィアのファミリーに近い組織として描かれている。 過去作の戦闘員は、豹のマスク・ソフト帽・全身タイツにジャケットのスタイルで、倒されると泡になって消滅する人造人間という設定が踏襲されてきたが、本作品では一線を画しており、全て一般の人間が改造されたものである(後述)。最終話で日本のパンサークローの幹部が全滅した後は、パンサークローがよりアニメに近い組織に改組されたことをにおわせている。 中条 有次(なかじょう ゆうじ) パンサークロー幹部。組織の人脈を生かして非合法ギャンブルを運営し、富豪相手に人間の命や犯罪行為を題材にした無法な賭けを企画、莫大な利益を得ている。 多重人格者で、基本となる冷静な青年人格中条の他に、無邪気な子供のような人格彦麿、激昂した際に現れる好戦的で凶暴な人格ギザの三者が同居している。ギザは性質上、あまり表には出てこないため、普段の会話では中条と彦麿が交互に現れることが多い。戦闘時は中条の人格の際には片手に鳥の羽根を模した鉤爪が装着され、彦麿は両腕に無数の刃が発生し、ギザは両腕が羽のような状態になるなど人格によって武器の形状や戦闘スタイルが変化する。 第18話でハニーに結婚を迫られたギザが窮地から逃れようとした結果、第四の人格ヒカルが生み出される。ヒカルは女装を好むオカマっぽい人格で、ハニーを「美しく強い女」として羨み、その輝きを得ようと画策する。基本的な戦闘能力こそ他の人格に及ばないものの、ハニーのデータから作り出した空中元素固定装置の試作品により、不完全ながらハニーフラッシュに成功、一時はユキを圧倒する力を見せた。第24話において完全な空中元素固定装置を手に入れるべく、渡と共に復活したユキと戦うも敗北、さらには暴走した渡によって止めを刺されてしまう。最期は濁った水面に映る四人の人格の顔に陶酔し、満足げな笑みを浮かべて絶命する。 デューク 渡(デューク わたり) パンサークロー幹部。フルネームはデューク・清也・アンソニー・渡4世(デューク・せいや・アンソニー・わたり よんせい)。パンサークローの医療部門を取り仕切っており、患者を戦闘員に改造し生体兵器として闇オークションに出品している。 片言の日本語と英語の混在した会話をする。普段は穏やかで常に身だしなみに気を使う紳士的な人物だが、些細なことですぐさま激昂する癖があり、怒ると罵声を上げ、英語で周囲に怒鳴り散らす。劇中では店員の些細なミスに激怒し、店のマネージャーに対して店員をクビにするよう怒鳴りつける姿がしばしば描かれた。身体能力が高く、両足の爪先に仕込んだ刃を使っての華麗な蹴り技で敵を翻弄する。 第16話においてハニーとミキの二人がかりの攻撃から這々の体で逃れたところを自我を失っていたユキと遭遇、なすすべもないままバラバラに惨殺される。その後、遺体を回収した中条の手でサイボーグとして蘇生され、以降は中条の忠実な僕となる。復活後は髭がなくなり、また蘇生手術の後遺症か「春が来た」など断片的な言葉しか話せない。技は多彩になり足技に加え刀や槍を巧みに操るようになったが、扱いとしては何度も登場しては何度もやられるという再生怪人的な役回りとなった。ヒカルと共に復活したユキと戦って致命傷を負った際、頭部を攻撃されたショックで記憶を取り戻して瀕死のヒカルに止めを刺すも、直後に機能停止し死亡した。 烏川 真由美(からすがわ まゆみ) パンサークロー幹部。名門高校「蛤学園」の校長を務めるが、その実態はパンサークローの養成所であり、学園を通じて構成員を育成している。 サディストにしてレズビアンであり、学園ではしばしば女生徒を校長室に連れ込んで逢瀬を楽しんでいる。ハニーたちに対してもあくまで金儲けの道具として狙う他の幹部とは違い、色欲の対象として見ている感がある。特にその中でもミキに対しては強い執着心を見せ、時には敵である彼女に「愛情表現」と称して情報を与えることもあった。戦闘時は生卵を飲み込んで身体を変化させた上で豹のマスクとスーツを着用し、小型の鉤爪と自在に伸びる髪を武器に戦う。物語の終盤、ハニーの願いを聞き入れる形で機能停止したミキを蘇生させる。その際、彼女が平穏な余生を送れるよう偽りの記憶と偽の家族を与えるなど、ミキに単なる色情を超えた純愛を抱いている様が描かれた。しかし自らの過酷な運命を受け入れる道を選んだミキに「偽りの幸せ」と拒絶され、止む無くパンサークローの幹部として立ちはだかるも敗れ、腹部に致命傷を負う。 第24話でハニーの遺骸を回収したミキの頼みで彼女の空中元素固定装置をハニーに移植、ミキの命と引き換えにハニーを蘇生させた。しかし自らの命もまた手術を終えた時点で尽きており、最愛の人であるミキの亡骸とともに湖にボートを漕ぎ出し、静かに湖の中へと姿を消した。 田中 弘美(たなか ひろみ) パンサークロー幹部。田中鮮魚店を経営するごく普通の気のいい主婦だが、その裏で商店街を裏から支配し、自治という名の恐怖政治で税金という名目で不条理な法律によって住民から金を巻き上げている。 まるで内職のような、日常の延長線上としての軽い感覚で殺人や略奪を行い(本人は「これがパンサークローなんだよ」と語っている)、本作品におけるパンサークローを体現している人物と言える。戦闘方法も特異かつユニークで、改造手術を施していると思われる腹部から売り物の冷凍した魚介類を次々に繰り出して武器として用い、さらにいざというときには腹からミサイルを発射して敵を爆破する。策謀に長けており、敵であるハニーたちは勿論のこと、味方である中条たちをも出し抜くこともしばしばである。 ハニーとユキを手中に収めると、ハニーの完全な空中元素固定装置を摘出しユキに移植。自らの僕として従えようとする。一度は完全にユキを洗脳してハニーにけしかけるが、洗脳が解けたユキによって背後から襲われ、作之助と息子に後を託しながら一匹のヒトデを残して消滅した。 田中 作之助(たなか さくのすけ) 田中弘美の亭主。普段はぐうたらで、女房に頭の上がらない恐妻家であるが、戦闘時にはマント替わりに大漁旗を翻し、中国拳法を駆使して渡や中条と渡り合う、侮れない力を持つ。 弘美と違って、肉体改造を施していない生身の人間であり、ぎっくり腰が弱点。二人の間には「健太」という息子がいるらしいが、本編には登場しなかった。 戦闘員 過去作との共通点は豹のマスクのみ。通りすがりの一般人がおもむろにポケットから覆面を取り出して被り、襲い掛かってくるという演出が度々なされ、一見するとギャグのようにも思えるが、「パンサークローは社会のどこにでも潜んでいる」という、本作品ならではの恐怖を表すものでもある。武器として特殊ナイフを携行し、組織に不利益な人間を一瞬の間に殺害・解体して、どこかへ運び去ってしまうという場面が何度か登場した。 第3・4話では、病院を訪れた人間に適当な病名をでっちあげて通院させ、投薬と特殊チップを埋め込むことで、本人も気づかぬうちに徐々に改造・洗脳が進行していくというプロセスが描写されている。
※この「パンサークロー」の解説は、「キューティーハニー THE LIVE」の解説の一部です。
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