凶暴な人格(金髪)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/03 14:50 UTC 版)
「ランチ (ドラゴンボール)」の記事における「凶暴な人格(金髪)」の解説
金髪で一人称は「オレ」。凶暴で荒っぽく、「〜じゃねえか」「〜だぜ」などの伝法な口調。都会の香りが肌に合うと思っている。また、地震が苦手。くしゃみで人格が入れ替わることは自覚している様子だが、青髪(黒髪)時の記憶はない。 初登場の際に警官に名前を知られており、アニメでは200万ゼニーの賞金が懸けられている指名手配犯だった。過去に銀行強盗やハイジャックを何度も行っており、パトロールカーのサイレンを聞くと逃げたくなったり、飛行機に乗るとハイジャックしたくなる癖がある。ピッコロ大魔王編では、ピッコロが警察を廃止して地球を無法地帯にすることを宣言した際、周囲が憤慨している中でただ一人「いいこと言うじゃねえか」と賛同していた。 くしゃみをした瞬間、拳銃や機関銃などを持ち出して乱射を始めることも多く、ウミガメが「レッドリボン軍より怖いかもしれない」と考えたことも。また権威に対する遠慮もなく、第23回天下一武道会観戦時には避難しようとしない神を、天津飯が避難用にあけた穴の中に蹴り落としている。悟空、クリリン、亀仙人もこの人格を恐れ、おとなしい人格のランチがくしゃみをしそうになると慌てて逃げ出していた。 当初は悟空たちにも銃を向けることが多かったが、徐々に打ち解けていき、レッドリボン軍編において亀仙人からダイヤを奪って逃走したのを最後に、悟空たちには危害を加えることはなくなった。その後は荒い言葉ながら悟空や天津飯の身を案じたり、死んだクリリンの蘇生を喜ぶなど、情に厚い面を見せるようになる。周囲もわざとくしゃみさせることを覚え、ブルー将軍配下のレッドリボン軍兵士がカメハウスに襲来し、彼女を人質に取ったときにはウミガメがくしゃみをさせ彼らを撃退したり、第23回天下一武道会ではブルマがくしゃみをさせて彼女に銃を乱射させ、観客たちを威嚇して最前列を確保するのに利用している。 レッドリボン軍兵士を撃退させた際には、鍛えられた体格の成人男性である兵士に対し、武器を一切使わず素手で打ちのめしている。アニメではこの他、自分を捕まえようとした賞金稼ぎを殴り飛ばしたり、パンプットのマネージャーが雇った腕利きのボディーガードを軽く一蹴。脱走してカメハウスに襲撃してきた囚人の1人を殴り倒すといった活躍を見せている。 第22回天下一武道会にて、ワイルドさを理由に天津飯に惚れ込み、同居や文通を申しかけたことも。アニメでは、天津飯の怪我の治療をしていた際、ウーロンにからかわれて顔を赤らめたり、盗んだ金でご馳走を食べさせようとした場面も登場。最終的に結ばれたかどうかは作中で触れられていないが、これについて鳥山明は「いつもすれ違っていて結局会えない」と発言し、後に「1回フラれたけど、しつこく食い下がって結局は一緒にいるんじゃないかな?」と発言している。アニメでは、タンバリンや鶴仙人に対してマシンガンで攻撃する対決シーンが描かれた。
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