幹部格
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「マッシュル -MASHLE-」の記事における「幹部格」の解説
無邪気な淵源(イノセント・ゼロ)<通り名> / お父様(おとうさま)<呼称> 本作の黒幕。同名の闇組織の頭目。初登場は第39話。 セルやドミナの生みの父親であるため、彼らからは「お父様」と呼ばれている。また、マッシュの実父にあたる人物であり、生き別れた実の息子であるマッシュに固執している。 セル・ウォー 闇組織「無邪気な淵源」の一員。アベルの協力者。 有刺鉄線のような茨の冠をつけたボブカットに、目の下の濃いクマが特徴の青年。両眼に角張ったアザが2本。炭素(カーボン)物質を自在に操り、攻防に用いる。神覚者になるべく力を欲したアベルと協力関係を持ち、魔力濃縮液の作成法や3本目の人工のアザの技術などを教えていた。しかし、マッシュらがアベルに挑んだ頃には、既に用済みと判断しており、アベルを殺そうとするが、そこでマッシュとかち合うことになる。「無邪気な淵源」に所属する魔法使いとして圧倒的な強さを見せるが、アベルと共闘したマッシュから顔面に一発を受ける。その直後にマッシュが「お父様が長年探していたモノ」と気づき、撤退する。 その正体は、イノセント・ゼロが死体に自分の血を入れて造ったクローン体であり、ゼロのために命を使うべく生まれてきた人造人間。そのことについて本人は「神(ゼロ)のために命を使えることは史上の誉れ」と捉えている。ゼロの目的(造体禁忌魔法による不老不死の心臓の錬成)を知っており、彼の本当の息子では無いために心臓を育てる器にはなれないことから、魔法が使えない劣等種にあたるマッシュに激しい嫉妬と敵愾心を向けていた。 マッシュに出自の事実を伝えた上で「絶望の中での死」を与えようとしたが、彼の反骨精神と実力によって敗退した。その後、「無邪気な淵源」の本拠地にてドミナから「処罰」を受けた。 ドミナ・ブローライブ 闇組織「無邪気な淵源」の一員。ゼロの実子の1人で、マッシュの実兄の1人にあたる人物。 アザは右側の頬に円を描くように2本の矢印の形をしている。本編開始前からヴァルキス魔学校の生徒(神覚者候補)として潜伏しており、神覚者と同等かそれ以上の力を持つ。生後間もなく「自分自身の命はお父様(ゼロ)のためにある」と悟るほど実父を深く尊敬している。また、赤子の頃に実弟マッシュと対面しており、ゼロからの承認を我が物にしたい思いから、実弟に激しい嫉妬と敵愾心を抱く。そのため、マッシュからは「ファザコン」と痛罵されている。
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幹部格
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師匠(ししょう) 演:阿見201(映画) 声:石橋蓮司(映画デラックス) 身長:262.5cm 体重:198kg 特技:丸太振り 好きなこと:子供と戯れること 嫌いなこと:無益な殺生 抵抗組織(レジスタンス)のリーダー。明と篤の師匠で住職の袈裟を着ており、恐ろしげな仮面を被った大男。明達からは「師匠」、抵抗組織のメンバーからは「お頭(かしら)」、雅からは、「怪力坊主(雑誌掲載時は、「クソ坊主」)」と呼ばれる。篤や明達と数多くの戦いで共闘する。常人をはるかに上回る怪力の持ち主であり、丸太を振り回したり、巨大な岩を持ち上げて数十メートルもの距離まで投げ飛ばしたり、邪鬼の首を素手で引きちぎるなど戦闘力は非常に高い。元々は心優しい住職で、島の子供達の人気者だった。その名残からか元々は同じ島民であった吸血鬼に対しても情は捨てきれず、特に登場初期は「すまぬ」と言い泣きながら戦っていた。後述の人体実験の後遺症により時々発作が起き、大声を上げて暴れ出す為、その際は鎖で繋がれて動けないようにしている。 その正体は古来から彼岸島に生息する吸血鬼一族の生き残りであり、本名は青山 龍ノ介(あおやま りゅうのすけ)。かつて五十嵐率いる旧日本軍の人体実験により捕えられていたが、雅以外で唯一生き残り、五十嵐と協力して雅を冷凍室に封印する。その後は冷凍室の近くに小屋を作り、長い間冷凍室の扉が開けられないように見張っていた。長年の孤独と人体実験の後遺症により衰弱しきっていたが、水を飲んでいた時に後の妻となる少女、井上典子と出会う。出会った当初は自分を化け物と呼び遠巻きにしていたが、人体実験の後遺症により目が人間同様になり牙も埋没し外観が人間と同じになったことを知る。そして彼女の紹介により住職として生活し、やがて村長になる。数年後には彼女と結婚して冷や楓、紅葉の継父となり、しばらく平和に暮らしていた。 しかし、雅の封印が解かれ、村ごと襲撃される。村人を避難させ、自身は雅に挑むも全く歯が立たず、内臓を引き裂かれて致命的なダメージを負う。それでも潜在的な吸血鬼の能力がまだ残っていたためか生き延びるが、ほとんどの村人を守れなかったことに懊悩する。これ以上犠牲者を出さないよう雅に対抗できるだけの力を得るために、吸血鬼の血液を体内に注射し混血種(アマルガム)となるも、身体が巨大化した上に元の吸血鬼そのものに姿に戻ってしまう。その後、吸血鬼としての顔を隠すため、寺に代々伝わる仮面を「死人の面」と称して被り、吸血鬼に対抗するため抵抗組織(レジスタンス)を結成した。 病院の集落制圧後に邪鬼の襲撃に遭い、他の抵抗組織のメンバーと同様に水上の集落に捕らわれる。明の助けにより捕らわれていた抵抗組織のメンバーはすぐに解放されるも、自身は温泉の集落に移動され斧神によって処刑されそうになる。明によって処刑が阻止された後は抵抗組織のメンバーを率いて温泉の集落を制圧し、明と戦っていた斧神に一時手を引くよう提案する。 【最後の47日間】では第二育成所の襲撃作戦の途中に発作が2,3日続いたことで、自分が長くないことを悟り、明に首を斬るよう願う。そして第二育成所にて明達と共に閉じ込められた後、ついに限界が来てしまい邪鬼となり果てる(師匠(邪鬼)も参照)。その後は邪鬼の本能により暴れだし、明達に襲い掛かるも、脱出路で体が詰まって動けなくなった処を明によってダイナマイトを口に放り込まれ爆破される。死んだと思われたが、窮地に立たされている抵抗組織のメンバーの叫びが聞こえる中で意識を取り戻し、精神力で邪鬼の本能を押さえ込みながら地上に駆けつける。チワワ様と含め複数体の邪鬼を倒すも、突然現れた雅に斬首され完全に死亡する。斬られた首は部下により手厚く葬られ、遺品となった仮面は明の手に渡った。 ゲーム未登場。 ドラマでは、冷の両親と妹(紅葉)が人質に捕られている事になっているが、紅葉以外は冷と再会時、すでに犠牲になっており、関連性は不明。 糸目の幹部 本名不明。長髪に糸目が特徴の和服を着た中年男性。主に会議で説明を行っており、参謀を務めている。篤が頭を下げていた様子から、明は最初彼が師匠だと思っていた。 温泉の集落制圧後までは登場していたが、それ以降は登場せず生死不明になっている。
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