幹部及び構成員
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長州金五郎 千葉の鬼州組系・長州会の会長。 新鮮組二代目近藤勇足の命を奪う。手打ちにきた(実際は降伏勧告だが)静也に対し土下座させた上「靴下を舐めろ」と言うなど小さい男。 鬼斬一 芹沢組の突撃隊長。その名の通りおにぎり頭。 鳴戸に重傷を負わせるなど新鮮組を次々と破るが「まぶたの母作戦」で錯乱した芹沢に眉間を打ち抜かれ絶命する。 駒田狛史 胡麻田組の戦闘隊長。 初登場時はただのごますり男だったのだが、連載が進むに連れて戦闘要員に。軍用ライフルM16をもって、新鮮組本家に殴り込みを掛けたこともある。 鳥羽・伏見の戦いで新鮮組が敗走した事で追い討ちをかけるべく殴りこんだが失敗、恥をさらすことを良しとせずに自殺した。 万間正造 天王寺組の若頭。別名「イケイケのいったまんま」と言われる位の武闘派ヤクザで天王寺が最大勢力を誇れるのも彼の存在による所が大きい。 高校時代に憧れていたミヨちゃんを東京の転校生に奪われた事で、東京に激しいコンプレックスを持っている。 秋野と摩り替った龍子を人違いしたまま捕まえ、大量の麻薬を打ってストリップに立たせた上殺してしまう。親分の天王寺が失脚したことで同時に破門されるが単独でも静也の命を狙い続けた。 その後、東京に向かい、憧れのミヨちゃんと再会するも生倉の手引きで静也を狙う。 目玉を串刺しにされたうえ肩を銃で撃たれさらに車で轢かれても生きている脅威の男。最後はMrJによって頭部にナイフをつきたてられて死亡という壮絶な最期を迎える。双子の兄に呉を支配している猛がいる。 万間猛 広島の鬼州組系・南華呉組の組長で万間正造の兄。 正造の不祥事の巻き添えで出世コースから外された。驚異的な生命力を持ち弟に比べ知性も併せ持っている。正造や沢木五代目の仇を討つため鬼州組の先頭に立ち鳴戸を追いつめるが頭部を刺され死亡。 銀次(夜桜銀次) 海腐と共に出所した彼の右腕。通称夜泣きの銀次。ひぃ〜んひぃ〜んという擬音語が登場時に描かれる。 沖田の家族を人質に取り自殺を強いるが最後には、猪首に口の中にバルカン砲を突っ込まれた上で撃ち殺された。口の中に拳銃を隠す事が出来る脅威の能力を持つ。 岡羅異蔵(岡田以蔵) 元々は坂本四代目によって破門された大村鬼次郎の子分だった男で、かつての戦争で対立組織の人間を20人以上殺害。死刑判決を受けて執行されるものの蘇生して看守を殺害。フィリピンに逃げていた。 全身の急所に鉄板を埋め込んでおり、心臓も左右逆で、挙句の果ては15分の呼吸停止に耐える強靭な心肺機能を持っている男。かつては北新地の恐怖と呼ばれておりあの万間正造でさえ避けて通ったと言われていた。 新鮮組との抗争の後静也の妹静子とともに上海に逃げていたが窮地に陥っていたところを龍馬に助けられ、「新蔵」と名前を変えて龍馬の子分になる。 かつての大阪戦争の際に自分のために働きながらあっさり死刑執行書にサインして自分を死に追いやろうとした元法務大臣の法王幻一郎を恨んでいた。後に龍馬とともに法王の住居を襲い殺害、その後、白藤の命令により、静子と共にバベル・ザ・ドバイに時限爆弾工作で成功に収めるが、得たいの知れない組織に追われることを恐れた獅子王の命令により、骨手牛率いる、親衛隊組織に蜂の巣にされ、絶命した。 汚田信長(織田信長) 愛知の鬼州組の汚田グループ代表。普段は知的で冷静を装っているがその正体は女を痛めつけないと性的に感じないサディストの変態。 沢木五代目の事を内心は軽んじている。興奮すると名古屋弁が出てくる。 第二次東京侵攻作戦の折に沢木の頭を背後から打ち抜いて殺害した。海腐の誘導尋問に引っかかり殺害を白状してしまったことでその場で海腐に切り殺された。 値張納堂(水戸納豆) 水戸の鬼州組直系・水戸天狗組・二代目組長。 なかなか構ってくれない静也に愛想を尽かした理江が接近し、自身も理江を愛し、四十八手を尽くして悦ばせていたが、実は幼少の頃から病弱でインポであり、本人はそのことをとても気にしていた。 プリティを乗っ取り、その土地を売却しようと目論んでいたが静也が手を引かせるために新鮮組三代目として水戸に乗り込んできた際に、インポであることを指摘され、静也に復讐するために鬼州組本部に協力を依頼しに行った際に失禁し当時の組長であった沢木にまで愛想を尽かされ、単身、新鮮組に殴り込みをかけた際に生倉、肘方らに全身を蜂の巣にされ、死亡。 これがきっかけで理江は水戸天狗組の三代目となった。 土手正宗(伊達政宗) 会津白虎会傘下・上潮組の組長。 東北の楽堕会を攻めるが若頭の黒田を陥れて楽堕会に殺させたことが知られてしまい、その卑劣さから影虎や組員に愛想を尽かされる。行き場を失い胡麻田に拾われた。胡麻田の死後は全く出てこないため、どうなったのかは不明。 御影倒志 博多の鬼州組直系・抜天会の会長。 九州でも有名な武闘派組織のトップで中州毒針組と対立している。一度静也の男気に惚れ新鮮組の杯を受けるが、鳥羽・伏見の戦いで三次組織を使い捨てにする戦い方に失望し、鬼州組に戻る。 猪口才才志 別府の鬼州組直系・猪口才組の組長。 九州での鬼州組最大組織を束ねる男。新鮮組になびいた抜天会・御影を襲撃し、警告を与える。さらに報復に来た中州毒針組の痛井を捕らえるが、一人で痛井を奪還しに来た静也に下り、生倉の杯を受ける。後に新鮮組の戦況が悪くなると鬼州組に戻った。 中岡豪太郎(中岡慎太郎) 龍馬とは子供の頃からの友人で龍馬に付き合う形で暴走族、極道と龍馬と共に歩んでいる。龍馬にはどこまでもついていきたいと願っているものの、龍馬の出世が著しいため少しさびしい思いをしている。富士の最終決戦において新鮮組の手によって他の組員達と一緒に殺されてしまう。 岩崎与太郎(岩崎弥太郎) 龍馬直属の組員。国立大学の経済学部を首席で卒業した男。 企業を相手にしたシノギに長け、経済面から龍馬を支える。中岡と同様に富士の最終決戦において新鮮組の手によって他の組員達と一緒に殺されてしまう。 火蝶 参念尼組の行動隊長。 海腐と参念尼による胡麻田殺害のからくりに気づいた龍馬によりすべての責任をかぶらされ絶縁処分となる。 氏村二郎 横浜のドン市日一善の死後その息子鉄郎を謀殺し組を乗っ取った氏村泰造の双子の弟。兄の死後は暴利、高取、森勢らと共に龍馬の側近となるが、彼らと違い同時期龍馬に従っていた山野と行動を共にし、アレキサンダーの本部ビル襲撃によって死亡する。 新開 獅子王連合若頭補佐。 木戸荒淫(木戸孝允) 獅子王親衛隊隊長。うずしお軍団を殺害したため龍宝とは険悪であった。いつでも死ねるように女遊びを極めている。 銀座のマフィア抗争で死亡。 朝辰 朝寝会の会長。遊郭に売られた秋野を探しに単身乗り込んできた静也を取り逃がす大失態をしでかす。大幹部が次々と戦死したために器量も意欲も能力もなかったのに選ばれてしまう。誤解がかさなって功労者となり出世するがシシリアマフィアに襲撃され殺された。 真田雪村(真田幸村) 歴史おたくの朝寝会の組員。仲間から小ばかにされていたが大阪城の隠し通路を発見し鳴戸組を発見する。このことで出世し、アレキサンダー戦では総大将代行として大阪で指揮をとる。朝辰が殺されると跡目をつぎシシリアマフィアと戦う。シシリアマフィアの黙示録の四騎士シミッターレに殺害される。
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