もくしろくのよんきし【黙示録の四騎士】
黙示録の四騎士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/20 03:35 UTC 版)
黙示録の四騎士(もくしろくのよんきし)
- 1 黙示録の四騎士とは
- 2 黙示録の四騎士の概要
黙示録の四騎士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/28 06:33 UTC 版)
「スーパーナチュラルのキャラクター」の記事における「黙示録の四騎士」の解説
最終戦争を始める為にルシファーが儀式で呼び出した四体の死神で、ボビー曰く「死神の親玉」。ルシファーが復活すると同時に世に放たれると言われ、全員が別々の「死」を司っており持っている指輪で力を行使し、それぞれの死によって人間を地上から消し去るのが使命。また、彼らの持っている指輪はシーズン終盤で重要になってくる。各騎士は聖書でそれぞれが乗っているとされる馬と同色の車を所有している。 戦争 (war) 演:タイタス・ウェリヴァー 所有する車は1965年製造の赤いフォード・マスタング。 「争いによる死」を司る騎士で外見は四騎士の中でも最も若い風貌をしている。 「争い」を司っており人々の闘争本能を刺激する能力を有しコロラド州のリバー・パスに現れ、自身の力で住民をお互いに悪魔に見えるようにして、まさに戦争さながらに住民に殺し合いをさせていた。 その後は地獄で廃人になっているようだ。 飢饉 (famine) 演:ジェームズ・オーティス 日本語吹き替え:大木民夫 「飢えによる死」を司る騎士。 所有する車は黒いキャデラック・エスカレード(どの製造年のモデルかは不明)。自身は弱りきっているため手下の悪魔に運転させている。 外見は四騎士の中でも最も高齢。弱っているらしく常に車椅子に乗っている。 とある町に出現。人は常に何かに飢えているという心理に付け込み、事故や自殺を起こさせてその死人の魂を喰らっていた。 「飢え」を増大させる能力を有しており、貧困で飢えの対象が得られない場合は飢えに苦しみ発狂させて死亡、また逆に資源豊かな地域では飢えの対象となっている物に死ぬまでのめり込ませる。 基本的に人は全て何かに飢えているため「飢え」の力から逃れることは難しいが、例外として何らかの障害により何をやっても欲求を満たせないなど「飢え」の対象となりえる物になんの満足も得られない、つまり「欲」による「飢え」が無い精神的障害を抱えてる人物に対しては「力」は通用しないようである。 彼が従える手下の悪魔たちは全員が黒スーツにサングラスというボディガードのような服装をしている。 疫病 (pestilence) 演:マット・フリューワー 「病気による死」を司る騎士。 所有している車は薄い(青ざめたような)緑色の1972年型AMC・ホーネット ワゴン 様々な病気やウイルスを操ることができる。老人ホームにて医者になり済まし、多くの入居者を病気で死亡させていた。 ウイルスを始めとする全ての「菌」思うがままに操れるため、戦いはおろか近づくことさえ困難である。 (ただし操れるのは自然に元々存在する「菌」までであり作中に登場するクロアトアン・ウイルスなどの人工的に造られた物をばら撒くには以下のようなことをする必要がある) それと同時に裏では手始めとして北アメリカの人口を根絶やしにするべく、自身の力を用いてA型インフルエンザウイルスを全国にばら撒き、あらかじめ大手の製薬会社に潜入させていた悪魔にクロアトアン・ウイルスをワクチンに偽装させて各地に出荷させようと企んでいた。 死 (death) 演:ジュリアン・リッチングス (Julian Richings) 日本語吹き替え:若本規夫 「終末による死」を司る騎士。 所有する車は白い1959年型モデルのキャデラック 外見は初老の紳士のような風貌で常に冷静に立ち振る舞う。実際は彼の存在が「死」そのものであり彼が有する能力は全ての生命に必ず訪れる終わりの瞬間、つまり寿命による自然死である。その力は他の騎士達と一線を画している。その他三体の騎士が司るのが「死の原因」であってある程度退けることが可能であるのに対して、自身が「死」そのものであり死を退けることが不可能なことから自分自身の存在と力を世界で唯一絶対であると認識している。また、「神」もその力、「死」の例外ではなく、いずれ彼を迎えるのも自身だと語っている。 自身が消滅するのは全ての「生」が絶滅または「不死」の力を手にした時、つまり「生」に対する「死」が必要無くなった時だろうと語る。 当然「不死」が不可能だと言うことも自身を絶対的の物とする確信の裏付けになっている。 能力だけではなく思想も他の三騎士とは異なる考えを持っており、彼らが意図的に能力を酷使して人間を殺しているのに対し、自身の存在が「自然死」であるため無意識のうちに生物が次々に死んでいくことや今まで不死の生物がいなかったこと、そして自分が「生」の誕生以来全ての死に関与して来たことから自分=死を「自然の摂理」と称し、人を選ばずやがて全ての人に降りかかる為自身をこの世で最も平等なものだと明言する。 道端で人が死んでも気にもとめないが、それは死ぬのが当たり前だと分かっているため人がバクテリアが消滅しても気にとめないのと同じことだと言う。 シーズン10の最後に刻印とこの世の始まり、神や大天使達の真実を告げた後、自身の死の鎌でディーンに刺され消滅してしまう。後任にビリーという死神がなる。
※この「黙示録の四騎士」の解説は、「スーパーナチュラルのキャラクター」の解説の一部です。
「黙示録の四騎士」を含む「スーパーナチュラルのキャラクター」の記事については、「スーパーナチュラルのキャラクター」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- 黙示録の四騎士のページへのリンク