行動隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/03 03:31 UTC 版)
日本共産党行動隊は、共産党が街頭宣伝をする際、当局の取り締まりを阻止するために編成した防衛部隊である。1930年1月の拡大中央委員会で決定された。3人1組で一つの単位をなし、2人が行動し1人が見張り役をした。警察官などに見つかったら殺傷するものとされ、各地で警察官殺傷事件が多発した。その武器は日本共産党技術部が調達した。 武器はピストル、短刀、ナイフ、鉄棒、棍棒、竹槍(メーデーノ暴動ノ際)、仕込刀、鑢、目潰灰、などであった。田中清玄によると、機関銃もあり、拳銃はコミンテルン極東ビューロー経由で密輸した、コルト、ロイヤル、モーゼルなど、100丁以上あったという。
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