組織の人間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 14:59 UTC 版)
ボカッシィ 情報屋を営む小柄な男で、語尾に「~ね」を付ける。帽子を脱いだ頭はスキンヘッドで、常に巨漢とリーゼントヘアの男の手下を連れて行動している。情報屋として大成するまでは人の話を盗み聞きするだけの三下だったらしく、その当時を知っているバスカービルとベンケイトを前にした時は、泣きながら命乞いをした。バスカービルとベンケイトに変装した部下たちを使って宿屋に泊まったミンチャオたちの抹殺とエトガンの強奪を画策し、さらに手柄を独り占めするべくダイナマイトで手下たちも宿屋ごと爆殺しようとする。しかし、バスカービルとベンケイトに手下たちを倒された上ダイナマイトの導火線もバスカービルの投げたナイフで先端ごと切断されて失敗し、自身も星座銃に関する噂を吐かされた上で二人にボコボコにされた。その後は、オルタネートの手下になった模様。列車を暴走させた折にミンチャオたちと交戦する部下たちを列車から落とされ、自身も最後尾の客車を切り離すべくオルタネートに渡したダイナマイトの爆発によって列車の屋根から転落する。 ゴーディ オルタネートの父。息子とは違い大柄な筋肉質の男で、金や財宝に対する執着が強い。組織の人間の証として、花嫁衣装のレリーフが刻まれたコインを持っている。 組織からエトガン捜索の命を受けていたが、数年前から鉱山にこもって一人で金を掘り続けていた。その間に、エトガンの指令書と花嫁衣装のコインをオルタネートに持って行かれる。戻って来たオルタネートから事情を聞き、エトガン奪取のためにミンチャオたちを罠にかける。 その強靭な肉体とツルハシを投擲武器に使う戦法、そして服の下に着込んだ黄金製の鎧による高い防御力でミンチャオたちを苦しめるが、フィノが解放した星座銃から放たれた魚座弾を股間に喰らい気絶。フィノに殺害されそうになるが、間一髪でミンチャオに助けられる。だが、最終的には星座銃を狙うブラッシュに殺される。 ブラッシュ 騎兵隊の隊長を務める、早撃ちが自慢のガンマン。フィノとヤギの両親を殺し、同じ組織の人間であるゴーディも殺した極悪非道な男。関西弁で喋る。花嫁衣装のレリーフは銃のグリップに刻まれている。 利用できるものは何でも利用し、邪魔するヤツは容赦なく殺すと豪語。武器も性格も何もかもが正反対なバスカービルとは非常に仲が悪く、記憶喪失になったバスカービルを麻薬漬けにして服従させようとする。 キャバナー・P・スクリプト 常にキセルを手に持つ、羽振りの良い女性。ミンチャオたちを助けたことから一時的に同行するが、その正体は組織の幹部でありボスの右腕。プライドが高く、人の手柄を横取りするなど、自分の手を汚さずに利益を得ようとする一面がある。 しかしフィノの双子座弾によって弾かれた岩を顔に受けて右目を失明してからは、自らの手でミンチャオたちを血祭りにあげるべく、エトガンの焼印を右手に押す。 フーツラ 初老のマジシャン。右手の人差し指に、花嫁衣装のレリーフが刻まれた指輪をはめている。 語尾に「~ショー」を付けるのが口癖。柔和な外見と鮮やかな手品を駆使して、ヤギから星座銃を奪うが、キャバナーの命令によって右手に星座銃の焼印を押すことになる。 ゴシック 組織のボス。普段は姿の見えないほどの闇の中から指令を出し、常に仮面を身に付けている。干支銃と星座銃を探すため、組織の人間にアメリカ中の奇銃を集めさせている。 右手には干支銃と星座銃、両方の焼印が付いているため、どちらの銃も効かない。
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